24 3月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈【対談】佐藤芳之 ケニア・ナッツ・カンパニー創業者 宇城憲治 UK実践塾代表〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年2月23日)

『道』215号 紹介動画
https://youtu.be/T8NzyNNOy1M

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇ 【対談】佐藤芳之 ケニア・ナッツ・カンパニー創業者
◆      宇城憲治 UK実践塾代表

【宇城】
さっきのコーラの話ですが、日本であれば、
「そんな話、誰が信じるか」と言って、みんな飲むでしょうね。

ところが、その呪術者は、気も使えているのだと思います。
気は現実化する力がありますから。

【佐藤】
そういうことか!
そういう人が伝統的に部落で尊敬されている。
何か村に問題があるとその人が呼ばれていくのです。

たとえば、アフリカの寓話ですが、ある村で夜中に
ドーンと大きい音がしたので、何が落ちたのかと
若者たちが見に行った。

何か破片があるか探したけど何もない。
けれどこんな大きな穴が村の郊外にある。

その時村の長老が言うには、
「若い衆、分からないのか。これは天から穴が
落ちてきたのじゃ!」と。それが答えだった。

物ではなくて、穴が落ちてきたのだと。
それでみんな「そうか」と納得して怯えがなくなり、
そこをまたきれいに畑にしたんです。

そういうように答えの発想が違う。

普通だったら特別調査団を作って調べにくる。
その中で多分「穴が落ちてきた」という発想は
科学者にはないだろうと思います。

「ああそうか穴が落ちてきたんだ」という彼らの発想で
いろんなことを見ると、戦争とか紛争のこととかが
みな分かってしまう。
イコールそれが解決策になる。

いろいろ考えずにそういうものだと暮らしていく。

そういう気とかいうものもアフリカあたりで
生き延びていくエネルギーになるのではと思うのです。

【宇城】
地球が丸いということは今では当たり前ですが、
それを最初に証明してみせたのは、
紀元前4世紀の古代ギリシャのアリストテレスで、
なぜ丸いということに気づいたのか。

それは遠くからくる船の船体が水平線の下に隠れているのに、
近づくにつれてどんどん帆が見えてくる様子からや、
星の定点観測や月食を通して地球が
丸いのではないかということに気づいた。

現在は知識としては知っているのですが、
見出す力はそういうように、
すでに紀元前の時代の人にはあった。

それはものすごいインスピレーションが
あったからなんでしょうね。

【佐藤】
情と理という、
「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される、
とかくに人の世は住みにくい」という漱石の言葉がありますが、

理と情のコンビネーションが大事なのに、
今は「理」ばかりになってしまっていますよね。

【宇城】
その通りですね。

武術の言葉に「事理一致」という教えがあるのですが、
事は所作手足の動き技、理は心の働き、真理。

これが一致した時に、力が出るのです。

それと、たとえば、手を机に置いてください。
その手は簡単に第三者に引っ張られてしまいますが、
机をなでてください。

すると手が机にくっつくでしょう。
逆に叩くと離れる。

また、相手の肩に手を置いてなでると
引っ張られても離れなくなるほど強くなる。

力で押さえると弱いけど、やさしくなでると強い。
本当の強さはこれなんですよ。

これが気なんです。

だから仲良くすると強くなるんですよ。

【佐藤】
本当ですね(笑)。
これで紛争解決。
これがあれば解決することがいっぱいありますね。

先生はもう大変な役割を担ってますよ。
首脳会談でこれを是非やってくださいよ。
すぐ平和になりますよ(笑)。

世直し、人直しの時がこの10年だと思います。



*  *

8年前に本誌に登場いただいた佐藤芳之さんは
現在83歳。

通常定年とされる年齢をはるかに超えて、
世界を舞台に現役で活躍。
さらに今後10年を見据えたビジネスプランがあるのだという。

23歳の時、単身アフリカに行き、数々の事業に挑戦し、
35歳の時に起こしたケニア・ナッツ・カンパニー事業を
成功させて以来、

利益を目的とせず、常に新しい産業を興しては、
アフリカ各地の人の雇用や若い人材の育成にエネルギーを
注ぎ続けてきた。

その原動力は、「常に発展途上でい続けたい」という思い。

同じく「定年とは死ぬ時」を信条に
未来の子供たちのために活躍する宇城氏と、
日本を元気にするヒントを大いに語り合っていただいた。

<巻頭対談>
未完成こそ原動力
自分の伸びしろを信じ続けて60年
アフリカでの新たなビジネスへの挑戦

季刊『道』215号
https://www.dou-shuppan.com/dou215-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

◆◇ 季刊『道』交流イベント
◇  2023年11月23(木・祝) 一ツ橋ホール

未来の希望である子どもたちに何を残せるのか。
また希望ある未来を構築するために、私たちにできることは何か。

一人ひとりがつながること(絆)で
発信(行動)できることがある。

そのような想いの人たちの交流の場として、
イベントを開催いたします。

季刊『道』ご登場者・連載者が一堂に会し、
鼎談・対談・講演で世の中に大切なメッセージを
発信してくださいます。

詳細・お申し込みはこちらです。
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季刊『道』は
日本人の真の強さとその心の復活を願って発信する季刊誌です。
理屈抜きに「やってきた」方々の深みある人生や熱い思いが、
読者の皆さまの生きる原動力となることを願っています。

年4回発行
年間購読料: 5,000円(税込・送料無料)

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