29 7月

古賀選手 世界水泳選手権 、見事金メダル獲得!

 季刊『道』で連載頂いているUK実践塾代表・宇城憲治師範のもとUK実践塾セミナーで学ぶ古賀淳也選手が、2009世界水泳選手権 (イタリア・ローマ)、男子100m背泳ぎ決勝において、52秒26の日本新記録で、五輪、世界選手権を通じて初の優勝を果たしました。過去の男子平泳ぎ 北島康介選手に続いて、日本人選手2人目の世界水泳選手権でのゴールドメダリストとなりました。 

 古賀選手は、昨年12月より宇城空手UK実践塾で学んでおり、2月に行なわれた日本短水路選手権において50m背泳の日本新記録を樹立し、続いて4月に行なわれた日本選手権水泳競技大会においては、50mで日本新を打ち出した直後100mにおいても世界歴代第3位に匹敵する52秒87で初優勝を飾りました。そして今回の世界水泳選手権 金メダルへと繋がったその背景には、古賀選手が取材インタビューなどでも答えているように、UK実践塾での宇城師範の指導があります。



大会直前、背泳のスターティングに必要なトレーニング (UK実践塾)

 宇城師範の指導の特長は、現代のスポーツにありがちな筋力トレーニングを主体とした部分的なトレーニングとは全く異なる、気の流れを主体とした統一体トレーニングにあります。その成果は、古賀選手の金メダル獲得の他にも宇城師範が指導を展開する、いたるところで顕れています。



気を流す統一体トレーニングを可能にした革命的指導法 (UK実践塾)

 メジャーリーグ田口壮選手やソフトバンクの小久保裕紀選手、S級競輪選手などのプロアスリートをはじめ、京都大学アメリカンフットボール部、柔道選手、高校野球などを指導している宇城師範の革命的指導法。その根本は、気を流す統一体トレーニングを可能にし、人間誰にも備わっている潜在能力を引き出しています。
 これによって選手たちは、内面から自身を変革していきます。それが競技技術のみでなく人間性のレベルアップに繋がっており、それこそが大切なのだという宇城師の教えがある、と選手たちは皆、語っています。

 「部分ではなく、全体を見る」
部分がそれぞれベストであっても全体がそれによってベストであるとは限らない、と宇城師範は言います。これは、現代の政治・医療・教育・食、すべての問題と共通しているのではないでしょうか。
 武術空手家、居合道、そしてエレクトロニクス分野の技術者、一部上場企業の経営者として活躍してこられた宇城師範が、スポーツ選手の指導もし、成果へと導いている。このことは、宇城師範の革命的指導法「気の開発メソッド指導」が、人間の根本原理であり、その原理原則があるからこそ万人に応用が利くということの証ではないでしょうか。

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宇城憲治師範 最新刊『気の開発メソッド 中級編』

03 7月

岩井・宇城 特別講演会・第二回「人間と生き様」開催さる

 去る6月28日、京都教育文化センターにおいて季刊『道』主催による茨城ダルク代表の岩井喜代仁氏とUK実践塾代表・宇城憲治師範との特別講演会・第二回「人間と生き様」が開催されました。
 両氏の、半端でない「やってきた」生き様からくる迫力に、満席の400名の来場者は、大きな感動と衝撃につつまれた一日となりました。



 岩井氏は、元日本有数の麻薬密売人であり、元やくざの組長です。自身も麻薬依存に17年間苦しみ、組長を首になるほどのめりこみ、その壮絶な麻薬との格闘の日々は、平凡な日々を送る私たちにはまさに想像を絶するものでありました。



 その岩井氏は、45歳のときに麻薬依存者を助けるダルクと出合い、一転使う側から救う側に生まれ変わります。現在までに岩井氏によって救われた子供たちは3000名余り。

 岩井氏が語る「人間再生工場からの旅立ち」のお話は、会場の誰もに、麻薬の怖さと悲惨さと、現状を理解しない国の遅さを浮き彫りにするものでありました。

*      *      *

 一方心道流空手道八段、全日本剣道連盟居合道七段であり、仕事においても長年エレクトロニクス分野の第一線で、開発者としてまた企業のトップとして歩んでこられた宇城憲治師範の講演は、言い訳を許さない厳しい武道とビジネスの現場で培った、人とは異なる時間の速さからくるエネルギーに満ち溢れていました。

 そのエネルギーは、人間に内在する本来の力をいやおうなしに引き出します。この日は、実演に先立ち、水泳選手や柔道選手への指導、京大アメフト部の取り組み、NYでの空手指導など、舞台では伝えきれない師範の活動内容を、ビデオ上映で紹介していきました。

 続く師範の講演では、実際に展開している、「気」をつかった潜在能力の開発メソッドの一端を、来場者にも体験してもらうという形で、すすめられていきました。



 宇城師範の展開する気が従来の気とその本質をまったく異にするのは、自身が不可と思われるようなことを一瞬にして可とするだけでなく、他人にも同じことを瞬時に体験させることができる、という点です。

 しかもそれは一対一ではなく、一対複数、100人でも、200人でも同じことができるというものです。この日は、会場を埋めた400名に対し、身体に気が通るとどう変化するか、さまざまな実演を通して体験してもらう実践が行なわれ、会場からは、なぜ、どうして?不思議だ、などの声がしきりにあがっておりました。

 宇城師範の気の指導は、その驚き、不思議さを超えて、自身の潜在能力を謙虚に認めることにつながるもの。師範は、潜在能力を発揮するためには「無」になること。つまり透明になること。透明になるとは、欲を捨てること。それは自分との戦いである。そうした戦いが日常における真剣さを生み、自己犠牲にむかわせる。その謙虚さがひいては潜在能力を引き出す土台につながっていく。裏づけのある実演のあとだけに、宇城師範の一言一言が、来場者の内省をうながしているようでした。
 本講演会のミニレポートは次号161号(7月20日発行)にて、詳しい特集は162号(10月20日発行)にて掲載いたします。



休憩時間にサイン会も行なわれました

 なお、宇城憲治師範が繰り広げる気の指導法は、ますます多くの教育関係者やスポーツ関係者、一般企業などで注目を浴びています。多くの要望にこたえた形で今夏、宇城師範の気の指導を科学的に検証するDVDが発売の予定です(全2巻)。ただいま予約を受け付けています。ご予約、詳細は、以下まで。

 [第1巻]人間の潜在能力・気(その1)
 [第2巻]人間の潜在能力・気(その2)

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