04 10月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈【対談】宮崎正志 大阪産業大学野球部監督 宇城憲治 UK実践塾代表〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2024年10月4日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 季刊『道』より―
◇ 【対談】宮崎正志 大阪産業大学野球部監督
◆      宇城憲治 UK実践塾代表

【宇城】
今、宮崎監督の大学野球部員は200名くらいですかね。
全部員に監督の言葉が伝わるのは
信頼関係ができているからだと思います。

監督が試合に勝つことばかりを講じていたら、
試合に出られるほんの一部の部員、そこだけになる。

しかし「気づかせる、気づく」のあり方は、
全体の部員のやりがいになり、一人一人の活力や
スピードが速くなってくる。そこは大事ですね。

【宮崎】
はい。
うまくいく、いかないじゃなくて、
やはりスピードが大事だと思います。

たとえば、梅雨になったら雨が多くなって、
ちょっと気持ちも落ち込み気味になりますが、

そういう時、雨を晴れにはできなくても、
日常の中で自分の行動は変えることはできます。

たとえば提出物を「出しなさい」と言われた日に
合わせて出すのではなく、

いつでも自分のスタート(一歩)は自らの意志で
踏み出せるようにしておく必要がある。

練習となるとメニューがあり、
笛が鳴ってから走る、言われて動く、人と比較する、
競争する、周りの目に捉われることが多くなりがちですが、

自ら動く、自分の感覚でいち早く動き出すことが
大事だと思います。

特に大学生の場合は、就職活動が始まると
それが顕著に出ます。

内定をもらう学生は、動き出しが早い。
人に合わせたり、言われてから動いたり、
頭で分かっていても動きが遅い学生は
決まるのが遅れていきます。

だから走るのも同じで、スタートの手前の自分が
どういう自分であるかが大事だと思います。

それはやはり野球ではなく「日常」の
自分自身のあり方、生き方にあると思います。

【宇城】
それが武術で言えば、
まさに「先を取る」ということですね。

【宮崎】
だから技術が上がるよりも、
やることが早くなった学生は
どんどん変わっていく感じがします。

挨拶にしても自分からサッと自然体でできる。
無意識にゴミを拾う。

理屈ではなくて、身体でできるというのが
すごく大切だと思いますね。




*  *

高校の野球部コーチ、監督を長年務めたのち、
2002年より大阪産業大学野球部コーチ・監督として
20年以上学生指導にかかわってきた宮崎正志氏。

2004年、宇城憲治氏を師と仰いでからは、
スポーツのあり方を根本的に見つめ直し、
勝ち負けではなく、学生たちの成長、真の幸せ、生き方、
そして何より社会に役立つ人材の育成に力を注いできた。

また大学の体育会のあり方も含め、何のために
スポーツ(野球)をやるのか。その意味とは。

今求められる真のスポーツのあり方を、
宮崎監督の実践から具体的に語っていただいた。

<巻頭対談>
気づく、気づかせる指導の実践
スポーツからスポーツ道へ

季刊『道』217号
https://www.dou-shuppan.com/dou217-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

定期購読のお申し込みはこちらです。
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◆◇ 参加申込受付開始
◇  宇城憲治氏のイベント〈12/1 大阪〉〈12/8 東京〉

宇城憲治氏による体験講習会・実践講演会。

対象は、自らの潜在力を体験したい! 方々です。
小学生からご参加いただけます。

宇城氏によって引き出される、
子どもたちの自然体の力。

今の常識ではあり得ないことが
目の前で起こります。

前回の体験講習会の様子です。
【動画あり】
https://www.uk-jj.com/single-post/202406tt

まずは、実際に体験してみてください。
体験から、何かが変わります。

●宇城道塾 体験講習会〈大阪〉
2024年12月1日(日) 13:30~16:30 (開場13:15)
大阪産業創造館 (5F 研修室A・B)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/ok202412/

●宇城道塾 体験講習会〈東京〉
2024年12月8日(日) 13:30~16:30 (開場13:15)
町田市文化交流センター(6F ホール)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/tk202412/

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04 10月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈黒木国昭著 『未来へつなぐ ものづくりの心』〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年10月3日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の本より ―
◇  黒木国昭著 『未来へつなぐ ものづくりの心』

教育の三つ――家庭・地域・学校の
三つの形態が歪んでひずんできている
というところにも手を入れるべきだと思います。

学校で起きている現象だけを
追いかけている。

なぜ原点のもう一歩深めたところに
目がいかないのかと思うのです。

どうしても「今あるものでいい」となる。

現状にさしあたって問題がなければ、
安心してしまうのです。

たとえば私は新しい
二色三色の切子を開発しました。

この切子の状況にしても、
切子というのは「外が一色でなかが透明である」
という常識があった。

その透明である切子には、
江戸や薩摩、チェコなど、世界の切子の
考え方がそこにあった。

逆に言うと、それ以上の疑問を持つと
「おかしい」という意見もあったくらいなのです。

「外が一色でなかが透明、それが切子だよ」
でおさまってしまう。

ですからそれ以上いいものを作りたくても、
プロセスとしてそこまで
思い浮かばなくなってしまっていたのです。

発想の転換をして文化という
巨大な考え方からもの作りを考えていくと、

当然既成の「一色しかない切子の世界」にも、
「一色では文化の表現ができない」
「作家の感性が一色ではどうも表現できない、しきれない」
ということにつながっていくのです。

そうなると
「自分の思い入れを深めていくには
二色三色が必要じゃないか」というように、

もの作りのなかでそれが新しい発見や
アイディアにつながり、

技能もそこに
積み重なっていくということなのです。



黒木国昭著 『未来へつなぐ ものづくりの心』
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02 10月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈木村孝 中国帰国者定着促進友の会 元事務局長 〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年10月2日)

『命の伝言』紹介動画
https://youtu.be/-HjCs5NdDyw

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 電子『命の伝言』より ―
◇  木村孝 中国帰国者定着促進友の会 元事務局長

8月18日だったでしょうか、
新京にソ連軍が進駐してくるというので、
白旗を揚げた関東軍の軍人が飛行場に車で迎えにいきました。

ソ連の飛行機がだーっと入ってきて
飛行場の明け渡しです。

宿舎も明け渡すことになり、
私たちは教官と一緒に出ていきました。

陸軍官舎が一杯あるのですが、その頃にはすでに
全部空っぽになっていました。

町からはまず、日本の軍隊と
その家族が真っ先にいなくなりました。

居留民は置き去りです。

ガリ版刷りの召集令状で集まった人たちが
ビール瓶やサイダー瓶を持って集まり
戦車壕を掘っているというのに、
これは一体どうなっているんだと思いました。

そのうちにソ連軍の本隊が町に入ってきました。

これはいけないと、
陸軍官舎などの空き家に逃げ込んだ。

運の悪いことにソ連の大部隊が
そこで大休止してしまい、ソ連兵が
何かを叫びながらだーっと近づいてきます。

両手を挙げて逃げるのですが、
何を言っているのかわからない。

彼らは私たちに自動小銃を突きつけ、
私たちから少し狙いをはずしてダダダダッと撃つのです。

レンガが飛び散る。

どうも、「腕時計をよこせ」と
言っていることがわかって渡し、
ことなきを得ました。



――― 木村孝 中国帰国者定着促進友の会 元事務局長
「終戦から始まった戦禍 ― 8月9日ソ連侵攻~引き揚げまで ―」

*  *

戦禍を生き抜かれた方々が語る
戦争の理不尽さ、悲惨さ、命の尊さ。

大切な生かされた命だからこそ、
伝えたい思いがある。

季刊『道』で丁寧に聞き取ってきた
貴重な証言インタビュー集です。

今、このような時だからこそ、
受け取っていただきたいメッセージです。

KindleやKoboなど電子書籍販売サイトで
ご購入いただけます。
amazonでは紙本もあります。

販売サイト・内容紹介ページ
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どう出版の電子書籍
https://www.dou-shuppan.com/ebook/

◆◇ 講演会「安藤誠の世界」 〈11/6〉
◇  申込受付中

季刊『道』で毎号、すてきな写真とエッセイを
掲載くださるネイチャーガイド・写真家の安藤誠さん。

2年ぶりの単独講演です!

自然との関わりから、
ガイドとして写真家としてのプロの矜持まで、
「安藤誠の世界」を展開いただきます。

●講演会「安藤誠の世界」
2024年11月6日(水) 19:00~ (開場18:30)
町田市民ホール (第4会議室)
入場料:3000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/241106_ando/

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01 10月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈木村秋則・宇城憲治共著 『農業再生 人間再生』 〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年10月1日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の本より ―
◇  木村秋則・宇城憲治共著 『農業再生 人間再生』

【木村】
今「すみません」がなくなった。

講演や指導する先は農家ばかりでなく、
企業に行くこともあるのですが、

どこの会社に行っても、立派な標語があって、
「素直が大事」みたいなことが書いてあるわけですよ。

でも、「君、ここのところにミスがあるよ」
と指摘されたりすると、

「誰々さんから言われたから、そのようにした」
と答えている。

「やったのは自分だろう!」と
脇で聞いていて思うんです。

口数を多くする必要などないんです。
「すみませんでした」その一言でいいんですね。

それと、
「ありがとう」もなくなってきている。

ただ、自分の世界をつくって
小さな殻に閉じこもっている人が多い。

嬉しい時は、思い切って笑い、
悲しい時は、隠れてでもいいから
大粒の涙を流せばいいと思う。

今は、泣きもしない、笑いもしない、
そんな日本人ができたな、と思うんです。

【宇城】
感情がない。

心がない、心なし
ということになりますね。



―――「第2章 〈対談〉木村秋則・宇城憲治」より

『農業再生 人間再生 ― 大切にしたい目に見えないもの ― 』
https://www.dou-shuppan.com/books/b_saisei/

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30 9月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈庭田杏珠 広島テレビ放送株式会社/「記憶の解凍」〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年9月30日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  庭田杏珠 広島テレビ放送株式会社/「記憶の解凍」

濵井さんとの出会いをきっかけに
他の中島地区出身の方々にもお話を伺うようになりました。

2022年、濵井さんが亡くなる1年前、
中島本町の慰霊祭の時に、この長寿園の花見のお写真の
左から二番目に座っていらっしゃる渡邉義太郎さんの
ご家族にお会いすることができました。

渡邉宣子さんという「義太郎さんが私の義理の父です」
という方がその参列者の中にいらしたのです。

渡邉義太郎さんは指物屋さんで、濵井さんのお父さんと
仲が良かったそうです。

義太郎さんの息子さんの奥様が宣子さんなのですが、
息子さんはすでに亡くなられていて、
義太郎さんも原爆で亡くなられているので、

せめてもの供養にと、妻の宣子さんが
慰霊祭に毎年参加されていたそうです。

50年くらい慰霊祭にいらしていたそうですが、
その2022年の慰霊の時に濵井さんが
カラー化した写真をかかげて
「この中に渡邉さんいらっしゃいますか?」と
聞いてくださったからこそつながったご縁でした。

濵井さんが亡くなる前に最後に
つないでくださったのかなと思っています。

全部の記憶を残すことは難しいけれど、
ひとかけらでも残すことができればという思いで
被爆前のことに焦点を当てています。

それも今の人が想像しやすいように、というよりも
体験者が話しやすいようにというのが一番大きいです。

濵井さんは最初、
「8月5日までのことだったら話せるけれど、
8月6日当日のことは話せないよ」と言われていました。

でも証言の収録を始めた時に、私と他に
同級生も何人かいたのですが、

「一生懸命話を聞いてくれているから自分もしゃべろう」
と言ってくださり、少しずつお話をしてくださったのです。

ですから証言する方の負担にならないように
話を聞いてきました。

やはりお話をされる方に負担をかけるのは違うと思うし、
また「心は痛むけれど伝えなければならないから話します」
というのも違うと思うのです。

やはり自然に「自ら伝えたい」という部分が、
話す人にとっても受け取る側にとっても
大事ではないかと思っています。



*  *

高校生の頃から白黒写真をカラー化することで、
戦争体験者の失われた記憶をより鮮明に掘り起こしていく
「記憶の解凍」に携わる庭田杏珠さんは、
今年大学を卒業したばかりの22歳。

きっかけは原爆投下で全家族を失った
濵井德三さんとの出会いだった。

以来、展覧会、アプリ開発、音楽、映像制作など
様々な方法で、戦争体験者から受け取ったメッセージの
継承に取り組んでいる。

この4月から地元テレビ局に勤める庭田さんに、
これまでの取り組みや、思い、そして未来の若い人が
自分なりの形で体験者の想いを伝えていく大切さなどを
語っていただいた。

<ロングインタビュー>
ここに、ふつうの暮らしや幸せがあった
カラー化写真が呼び起こすもの

季刊『道』221号
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◆◇ 講演会「安藤誠の世界」 〈11/6〉
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●講演会「安藤誠の世界」
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27 9月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈菊野昌宏 独立時計師〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年9月27日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 季刊『道』より―
◇  菊野昌宏 独立時計師

(田中久重はなぜ
万年時計を作ったと思いますか?)

やっぱり純粋に面白いからだと思います。

自慢というか、
「ここまでやっちゃうぞ」みたいな。

「今までの和時計にこんなのなかったでしょう」
というように。
僕には分かるんです。

実用品というレベルではなく、純粋に
もう楽しくてやったんだろうなということが。

だから万年時計は、一個作ったら
二作目は作っていないですから。

万年時計が完全に残っていなくて、資料もなければ、
もしかしたら続かないかもしれないですが、

本体が残っていさえすれば、それを見て
「やりたい」と思う人がこれからもいっぱい出てくるでしょう。

モノづくり好きのDNAみたいなのが
あると思うんです。

最初に服や家を作った人間も
多分最初はやむにやまれず生活に必要だと
苦戦しながら作ったかもしれないですが、

そのうち「あ、俺、狩りをするよりも
こっちのほうが好きだな」と気づく(笑)。

あるいは「こいつは狩りは下手だけど、
槍を作るのは上手いな」という人が
多分いたと思うんです。

縄文時代の人たちだって、あの土器は
絶対楽しんでいますよね。

どう考えても嫌々作っていない(笑)。

多分、田中久重とか私とかは、
そういう人たちの末裔なんです。

どうしても作りたくなっちゃう。
ワクワクして自分で手を使ってやるのが
なんか楽しくて仕方がない。

そういう人というのは一定数はいて、
僕は今後もそういう人を絶滅させるほうが
難しいと思っています。

湧いて出てくる(笑)。



*  *

菊野昌宏さんは精巧な機械式腕時計を設計から組み立てまで、
すべて一人で手掛ける独立時計師だ。
その作品は世界でただ一つの腕時計となる。

所属がわずか34名という独立時計師の世界団体AHCIの
日本人初の正会員でもある。

菊野さんは大半の部品を手作業で作り、組み立てる。
その工程がとにかくワクワク楽しくてたまらないと言う。

その作る楽しさや喜びを、使う人に伝え、
共有してもらうことが大切と語る菊野さんに、

この道に入るきっかけとなった江戸時代の発明家・田中久重の
万年時計のことや、自身の時計作りへの思い、
これからの挑戦について語っていただいた。

<ロングインタビュー>
自分にもできる
時代を越えて受け継がれる手仕事の情熱

季刊『道』216号
https://www.dou-shuppan.com/dou216-lp/

◆◇ 前島由美著『輝きを取り戻す思春期の子どもたち』
◇  発売記念 季刊『道』購読キャンペーン!

『輝きを取り戻す“発達障がい”と呼ばれる子どもたち』に続く
実例集、第2弾
『輝きを取り戻す思春期の子どもたち』が発売となりました。
https://www.dou-shuppan.com/books/yumemori-book-2/

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27 9月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈三上智恵 ジャーナリスト/映画監督〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2024年9月26日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  三上智恵 ジャーナリスト/映画監督

彫刻家の金城実さんが
「闘いのDNAは進化するんじゃ」と言っています。

それこそ薩摩からやられて
何百年前からの抵抗のDNAは、引き継がれるだけじゃなくて
進化していくんだと。

民俗学をやっていると、先人の考え方は理解できなくても、
たとえば迷信だったり、毎年やるお祭りを通して、
ある時ふっと理解できたりする。

民俗学ではよく
人間と神と森、この三つは一体だという
言い方をするのです。

神様がいないとみな森を伐り
自分の好きに使ってしまうけれど、

神の祟りがあるから
自然を開発しないということがある。

お祭りをやるから、大切な浜を
テトラポットで埋めたりしない。

津波も怖いが神様が怒るほうが
怖いということで自然が守られたりする。

森がないと神様みたいな自然に対する
畏敬の念を持たなくなり、
小賢しく偏差値の高い人が指標になっていく。

だからそういう神様みたいな、人間の目に見えない
宇宙の原理のようなものを想定できるのは、
どうにもならない台風であったり、
山や海の素晴らしい自然だったりが存在しているからなんです。

その両方を失ったら本当に
哲学がなくなってしまう。

神と森と人間が三位一体で生き生きと息づいていて、
目に見えない世界がすごく大事にされているということが、
民俗学的に言えば豊かな状態なんです。

沖縄の島々に行くとまだまだたくさんそれが見られるので、
すごいなと思っています。

『戦雲』の中で私が大好きなシーンがあります。

ハーリーという地域対抗の船漕ぎレースの祭りがあって、
与那国島の久部良に住む主人公の漁師のおじいが
「ハーリーの神様は南組にしかいないよ」と、

自分の住む南組が絶対に勝つぞと言うんです。
神さまの音(銅鑼鐘)を南組の近くで聞いたと。

そうかと思えば、「明日の勝負は、今夜遅くに
どこであの鐘の音が聞こえるかだぞ。
北組のほうで鳴るか、中組か。良ーく聞いててごらん」とも言う。

「さっきここ(南)にいるって言ったじゃん」って(笑)。
そういう怪しい話が、生き生きとある。

これが都会だったら、
「さっき言ったことと違う。神様なんているわけない」
と言われちゃって、おじいは、話を引っ込めてしまう。

だけど私はそんな風に大人のする怪しい話に
脅かされて育ったし、半分「本当かも!」
と思っているので、

あんな話を聞いている時はもう
嬉しくてしょうがない(笑)。

本当にこのおじいがいたから、
つらい話になると分かっていても
最後まで映画を作れました。



*  *

軍事要塞化が加速する沖縄の現状を長きにわたって
取材してきた三上智恵監督は、12歳で初めて沖縄に訪れた時、
旧平和祈念資料館の展示資料に衝撃を受け、
この沖縄の歴史的事実を自分が伝えていかなければと思ったという。

アナウンサーとして、現在はフリーのジャーナリスト、映画監督として
ほとんどの本土メディアが伝えてこなかった沖縄の現状を
動画で記録し、抗っても抗っても強行され翻弄されていく、
その絶望でしかない生の記録を、
4本のドキュメンタリー映画にして伝えてきた。

そして今年、6年ぶりに5本目の『戦雲』の制作公開に踏み切った
三上監督。
映画には「戦争を止めるために一緒に走れる人が集まり直してほしい」
という熱い思いを込めた。
これまでに至る軌跡、そして映画制作への思いを語っていただいた。

<ロングインタビュー>
戦争に至る究極の道筋を突き詰めない限り、戦争は止められません
映画(ドキュメンタリー)に平和への思いを託して

季刊『道』221号
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☆ 内容の一部をお読みいただけます。

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◆◇ 『沖縄スパイ戦史』をどう観たか
◇  映画上映会の感想

8月21日に、三上智恵監督の
『沖縄スパイ戦史』の上映会を行ないました。

「事実を知らないことは罪だと思いました」

「一番感じた事は、
戦争を決して起こしてはならないという事です」

「護郷隊の少年兵一人一人に寄り添うように制作された映像に、
戦争の真実を伝える気迫を感じました」

感想からも、得られることがたくさんあります。
こちらで全文をお読みいただけます。
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25 9月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈≪新刊≫ 前島由美著 『輝きを取り戻す思春期の子どもたち』〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2024年9月25日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の本より ―
◇  ≪新刊≫ 前島由美著 『輝きを取り戻す思春期の子どもたち』

思春期の子どもたちの心は自立に向かおうとしますが、
自分でも意識していない深い部分で
寂しさや孤独感を抱えていると、

その寂しさや孤独感を何かで紛らわせたり、
自分を誤魔化そうとし始めます。

逆に幼い頃から親や周囲に丸ごと受け入れられ、
愛された経験を実感として持っていると、

思春期の葛藤を自分の中で解決して
乗り越えていくことが出来るようです。

人は安心感の中でしか
自分に優しい目を向けることは出来ません。

無条件の愛をたくさん与えられ、
全身で感じた経験を子ども時代に持てた子は、
自分を信じることが出来ます。

自分を信じて行動すれば、
人生は自ずと拓けていきます。

心のどこかで不安や孤独を感じている子は、
自分も他者も信じることが出来ず、
無意識に心を閉ざしてしまいます。

そんな子どもたちの心を解きほぐし、
光の方向に向けてあげられるための
大人の関わり方マニュアルはありません。

小手先で表向きだけの関わりは
まったく通用しないのです。

関わる大人がどこまで自身の心をフルに開き、
「必ずこの子を幸せな人生へ導く」という
強い意思と覚悟を持てるかどうかだと思っています。

しかし、私たち大人自身がこの
「無条件の愛」を受けた経験が乏しい場合、

子どもたちの心のサインを見抜き受け止めることが
難しいという実態があり、

実はこのことが子どもたちを導く上で
大きな課題と感じています。



*  *

◎ 最新刊 ◎
前島由美著 『輝きを取り戻す思春期の子どもたち』
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◆◇ 前島由美著『輝きを取り戻す思春期の子どもたち』
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24 9月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年9月24日)

本書 紹介動画
https://youtu.be/BRvxOWwUMpg

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の電子書籍より ―
◇  16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』

私の稽古は男性が多いのです。
私自身が機動隊に平気で行くような人ですから。

戦後、なぎなたができなくなった時代、
武専の先生方は学校指導が無くなり、
京都府警、大阪府警の剣道の先生になられた。

強くなりたかった私は、大阪府警に行って
稽古をさせてくれとお願いしました。

主任教授の越川先生が
「女子は無理や。来るのは構わないけど、
きついから続かへん」とおっしゃる。

「来てもいいんですね、お願いできるんですね」
と言ったら「そんなのあんたの勝手や」と。
それで行き出したんです。

相手をしてもらおうと「お願いします」と行くと
「あとでな」と避けられる。
それでも毎日通いました。

私はいちばん初めに行って
お掃除して座って待っていた。

1ヵ月後「池嶋さん、ちょっとおいで」と。
「よく辛抱したな」とおっしゃる。

「辛抱しても誰も相手をしてくださらないのですよ」
と言いました。

すると、どっちみち女子は一週間続かない、
だから相手してもしようがないからと
皆に言ってあったのだと。

翌日からさあ稽古ができると思ったら、
「おい、脛当てつけろ」とこうです。

1日に7人から8人と地稽古ですよ。
家に帰ると神経が立って寝られないほどでした。

お願いして5人にしてもらいましたが、
夏には汗でなく脂肪が出てくるほどで、
胴衣がまっ茶色になっていました。

そんな稽古を4年ほど続けました。

そうしたら勝手に強くなっていました。
それで選手権がとれたのです。

私は門下生には
出る以上は勝つことを目指しなさいと言います。

出ることが決まったなら、
それだけの練習をしなさいと。

「出ればいいだけの試合と違うよ、
出る以上は命がけだよ」と言うのですが、
今の子は試合が多いから負けても平気なんです。

試合というのはいつでも命のやりとりであり、
うっかりしたらやられるんです。

負けてもいいと思っているなら、
はじめから予選に出るな、あつかましすぎると。

やはり自分は選手だという自覚、
「私が出なければ」という自覚、
仕事や家庭がある中でどうやって両立させていくか、
いかにして時間を出すか、

それもひとつの生き様だと思います。



――― 池嶋和子 なぎなた範士
「深さに向かう稽古が人を育てる」

*  *

大正、昭和の厳しい時代に武道修行を積まれてきた、
剣道、弓道、なぎなた界の師範方に、

自らの修行の様子、武道のあり方、指導者としての心得など、
じっくりお話しいただきました。

今求められる社会のリーダーとは。人間をつくるとは。
そのあり方のヒントにつながるインタビュー集です。

本書は電子書籍です。
Kindle、Koboなど電子ブックストアで購入いただけます。

詳細はこちらです。
https://www.dou-shuppan.com/ebook/bunomichi/

amazonでは【紙本】もあります。
https://www.amazon.co.jp/dp/4910001158/

どう出版の 電子書籍
https://www.dou-shuppan.com/ebook/

◆◇ 前島由美著『輝きを取り戻す思春期の子どもたち』
◇  発売記念 季刊『道』購読キャンペーン!

『輝きを取り戻す“発達障がい”と呼ばれる子どもたち』に続く
実例集、第2弾
『輝きを取り戻す思春期の子どもたち』が発売となりました。
https://www.dou-shuppan.com/books/yumemori-book-2/

すべての子どもたちが本来の輝きを放ち活躍できる社会を目指す
ゆめの森子ども園代表 前島由美氏が、

子どもたちと関わることで見えてきた問題解決への道筋を
1冊にまとめています。

支援施設や学校、幼稚園・保育園の大人が現状を知り
受け止め変わることで、子どもたちの夢と未来を守ることができる。

思春期の子どもとの向き合いに悩んでいるご家族にも、
大きなヒントとなることでしょう。

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20 9月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈田中愛子 マクロビオティック指導家〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年9月20日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 季刊『道』より―
◇  田中愛子 マクロビオティック指導家

難しい病の人を治すのには自分が断食する。

そうすると体の中が全部分かるのね。
断食によって透視ができるようになります。

夜中に寝ていても、相手の人が
どこかに出かけるのが見えるんです。

相手にしたある人は、
お母さんが病院の栄養士という娘さんでした。

お家で待っている娘さんに、
あれやこれやのご馳走を一生懸命お母さんが運ぶ。

そうしたら頭がヘンになって、
食べものを粗末にして、食べ物を投げつけてくる。

こんなに食べ物を粗末にするならと、
一緒に断食するよりほかないと思って、
自分も断食したんです。

そうすると、お腹を空かせた彼女が
夜中に部屋を出て、よその家に入って
小麦粉を舐めていたりするのが見えるのね。

彼女のお部屋に行くと空っぽ。

でも自分が見えている通りに行くと、
台所に入って小麦粉を舐めている彼女を
ちゃんとつかまえられる。

だから彼女を探すのでも、見えているから
あまり大騒ぎしなかった。
断食というのはすごいのですね。

桜沢先生が面白がって、ある時私に
好きな数字を書きなさい、と言う。

すると、隣の部屋で先生が
数字を書いているのが見えるのね。

だから、がまぐちにいくら入っているかとか、
そんなのも見えてしまうの。
泥棒もできるわね(笑)。

ただ、見えていた時ショックだったのは、
今まで見えていた景色が、だんだん透き通ったように
きれいになっていくの。

木や葉っぱが全部、いきいきと生きていて
命のオーラを出しているのが見える。

こんなにきれいな庭だったかしらというくらい、
草もピカピカしている。

だから私たちは自分の目を汚してしまっているから、
本当の美しい世界を見ることができないのね。

本当に、あんなにきれいだと思わなかったです。

それに町を歩いていると、家の中に
病人がいるのが分かる。
だからお手当にその家に入っちゃったりしていました。

でも断食を終え、ふつうに食べたら
透き通ったのがなくなっちゃった。

人間というのは、いかに自分が
きれいにしているかによって
見えてくる世界が違うんです。



*  *

母親の病をきっかけに、10代で世界的な
マクロビオティック創始者・桜沢如一氏に出会い、
戦後間もない頃から、愛弟子として世界各地で
マクロビオティックの普及に尽力してきた田中愛子先生。

食べ物を薬とする食養で多くの人の健康を取り戻す活動は
70年にも及ぶ。

そのあり方は、どこに行くにも、身一つ、
お金も持たず、常にゼロからの出発。
自ら生活を立てながらの、まさに修行の日々だった。

さまざまな病気と向き合ってきた田中先生に、
その修行の日々と、マクロビオティックの魅力について
語っていただいた。

<ロングインタビュー>
命を強くする生き方

季刊『道』191号
https://www.dou-shuppan.com/dou191-lp/

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