05 8月

前島由美・国光美佳 プレ講演会が開催されました

2020年11月に開催する「前島由美・国光美佳 講演会」に先立ち、本イベントに協力いただく宇城教師塾のメンバーを対象に、前島氏・国光氏によるプレ講演会が、8月1日(土)ハートピア京都にて開催されました。

 

 

国光美佳氏講演

 

前島由美氏講演

 

参加者の多くは学校教員で、両氏の著書や季刊『道』を読み込み、事前に勉強されて参加。
コロナ禍の影響で、急遽参加できない方も多くあったなか、40人の教員が、両氏のお話に耳を傾けました。

学校で過ごしづらかったり、登校できない子どもたちに対して、前島氏・国光氏がどのように関わり、子どもたちが救われていったか。
実践と、確立された方法は、苦しさを抱えた子どもに日々向き合っている教員の先生方の、大きな希望となりました。

[ 2020年11月3日 前島由美・国光美佳 講演会 詳細・申込]

 

以下、受講者の感想です。

 

< 42歳・男性 奈良 公立・高等学校 >

先日は、お忙しい中講演していただきありがとうございました。両先生のお話を聞きながらクラスの生徒、クラブの生徒、兄の顔が浮かんできました。

二歳年上の兄が統合失調症です。二ヶ月ほど前から一人暮らしを始めました。大学生ぐらいから発症し、入院や警察沙汰、当然仕事も長続きせず今に至ります。父、母、私でサポートしています。今回は母と共に出席させていただきました。本人に対して、サポート出来ることは少なくて、丁寧に話を聞いてあげることぐらいです。以前、前島先生の著書を読ませていただいてすぐに、天然だしを兄へ送りました。それ以来、兄への食に対するサポートは途絶えていましたが、今回母と共に拝聴出来たので、次のステップへのきっかけとなりました。ありがとうございました。

中学校での煮干しのエピソードやスポーツドリンクのお話など、著書を読んだだけでは知ることが出来なかった実践を聞くことができて自分も試してみたくなりました。

先生方がおっしゃっていたように、現場では対処療法にとどまり、実践的な解決に向けての研修、勉強会を皆無です。私たちが聞いた先日の話は希望です。しかし、生徒のお母さんがたにとっては、これはもっと強い希望の光だと思います。

やってみたくなる、行動したくなる、両先生のお話を聞いてそう思いました。先生方の想いが目の前の子どもたち、保護者の方に伝わるように私が行動しなければならないと思いましたし、伝えたい!!と自然に感じました。先生方に実践の報告が出来ればと思います。貴重な講演ありがとうございました。

 

< 30歳・男性 京都 公立・中学校 >

前島先生、国光先生この度はお忙しい中、また遠いところからありがとうございました。今の日本では、利便性を重視されることが多く、そのニーズに応える企業があり、昔では大事にされていた、物を大切にすることが疎かになっています。

食に対しても、利便性や価格などに大きく影響され、昔ながらの食生活も疎かになってきていることに気付くことができました。

特に、教育現場では、特別に支援が必要な生徒が昔に比べ、多く取り上げられているようにも思います。

教育の方向性が変わったこともあるとは思いますが、食事の変化の影響も少なからずあるということを学ぶことができました。成長期にある、生徒たちには特に影響が大きいこと。食生活を変えることにより、生徒が落ち着き安定しているという、実践を知ることができたのは非常に有意義なお話を聞くことができました。今日の話を多くの家庭に知っていただけるよう微力ではありますが広めていきたいと思います。

本日はありがとうございました。

 

< 29歳・女性 奈良 公立・高等学校 >

国光美佳 先生、前島由美 先生、お忙しい中、また新型コロナウイルス第2波による自粛の世情にも関わらず、開催いただき、ありがとうございました。

私は、奈良県の公立高校に勤め、現在2年生の担任をしています。入学式が終わった後、4人のお母さんが我が子の「特性」について、話をしてくださいました。目の前の生徒たちは、こだわり、過敏、散漫、暴言、低学力など、様々な事に悩み、苦しんでいました。昨年の県内研修では、特別支援教育の研修を選びましたが、実践に繋がらずにいました。生徒の生い立ち、家庭環境を知り、保護者との関係を築きながらも、「特性」の強い生徒にどう生きる力を身につけてやれるのか、日々、求めていました。そんな時、季刊誌「道」でお二人のご活動を知り、著書を拝読し、まさに目の前の生徒たちに希望があるのだと確信しました。

講演を拝聴し、著書を読み終えた時同様、涙を堪えていました。「本人にも、保護者にも話ができる!実践できる!」と漲り、感動いたしました。現代の社会の仕組みでは、お金も手間もかかる事に理解は進まないかもしれません。ですが、モニターのお子さん、お母さん方がやられていたように、まずは一食から、一日から、という長い目が必要だと思います。本当にお金と手間をかけて、守るべきは何なのか。=身体 だと私は思います。食べる物でのみ、身体は構成されています。その事を忘れてはいけないのです。ご家庭での継続的な実践・協力が重要ですが、まずは自分の身体から、身近な同僚から、ジワジワ広めます。広めてみせます!まずは買い物で成分表示を見るところから。

スポーツドリンクのお話を聞いて、私は小さい頃から飲み続け、まさに「中毒」になっていました。現在の体に不調が出ていることが、腑に落ちました。学校の運動部顧問の先生方と共有します。

多大なエネルギーと希望に触れられた、幸せなお時間をありがとうございました。

 

< 37歳・男性 奈良 公立・高等学校 >

お忙しい中、また大変な状況の中ご講演頂きありがとうございました。

まず、最初に感じさせて頂いたのは、両先生方の明るさやエネルギーです。志を持たれており、人への深い思いで行動にされているからではないかと感じています。子ども達が私たちに多くのことを気づかせてくれている存在であること。身を張って知らせてくれている子どもたちをほったらかしにはできない。無駄にはできないというお言葉が、頭から離れません。改めて、自らが子ども達との関わりが薄っぺらく、浅いものだったと痛感しています。何事も“知らない怖さ”・・・。特に今回の講演は、それを感じさせて頂きました。発達障害の治療薬の副作用。恥ずかしながら私は、多少の副作用は想像出来ましたが、目を伏せたくなるような項目がずっしりとあることは知りませんでした。親はその副作用は分かっているのだと思いますし、並べられた副作用の内容が恐ろしいことも分かっておられるのだと思います。ただ日々の生活の中で、我が子がその薬を飲むことで目の前の変化を感じることができる。その一瞬の変化にさえ救われた状況になるのだと思います。我々が現場の研修会で学ぶ子どもの対処の方法も、それを実践すれば目の前の状況は悪化しません。治療薬もしかり、対処方法もしかり、それ以外の選択肢を知らないでいるのだと思います。つまりそれしか選べないということです。だからこそ今回のご講演で、新たに子どもを、親を、教師を救う方法を学ばせていただけたと感じています。まさに希望です。その方法も特別なことではなく、人間らしく、日本の伝統を重んじ、本来の形に戻す。

流行や私利私欲などに振り回されず、大切な事・大事なことが、大切な人・大事な人へ次から次へと繋がっていく。時間はかかるが草の根でじっくりと、かつこれからの子ども達、日本、地球のために速やかに行動に移す。

実践の第一歩として、先生が仰っていました“自分”に対し取り組んでいきたいと思います。

講演での子どもの笑顔、手紙、涙が止まりませんでした。涙の理由はなんなのか自分でもわかりません。親目線なのか、苦しんでいた子ども達への思慕なのか、自分が何もできていない情けなさなのか・・・全てかもしれません。間違いないのは、自然と心が揺さぶられていたということです。なぜかこの理由もわからない気持ちを大切したいと感じています。多くの関わりの中で、自らの実践の中ではっきりしてくるように感じています。

これからも引き続き、先生方から学ばせて頂きたく存じます。よろしくお願い致します。貴重なお話、お時間頂きましたこと御礼申し上げます。

ありがとうございました。

 

< 58歳・男性 京都 私立 中学校高等学校 >

様々な化学物質・食品添加物・農薬・除草剤・電磁波など、人類が快適に過ごせるように作り上げてきたものが、地球上の環境を悪化し、人類にたいへんな悪影響を与えています。ここ数年の学校現場における子供たちの変わりように驚きを隠せません。小学校において支援児童が多くいて、授業が成り立たない事が数多く報告されています。それを落ち着かせるために薬を与える。なんと恐ろしいことでしょうか。本日の講演を聴き、更に強く思いました。ただ、両先生方の実践をうかがい、それは改善することができるのだということも教えていただきました。これからの課題は、そのことをどう広めていくか、自分にできることは何なのか、です。まず、自己の実践、そして、自分の周りの人たちに伝えることをしていこうと思います。一人でも多くの人がこの事実を認識し、改善していくことを願います。

前島由美先生・国光美佳先生、本日はたいへん貴重な実践を聞かせていただき、まことにありがとうございました。

 

< 37歳・男性 京都 私立・中学校高等学校 >

この度は、ご多忙の中、私たち教師のために素晴らしい講演会を実施していただきありがとうございました。

5月の実施が延期となり、この日を待ちわびておりました。当日が近づくに連れてコロナウィルスが拡大してきていましたが、講演会を終えた今、この日に講演会を実施して本当によかったと心から思いました。このような時だからこそ必要だったと。

今回の講演会では、「知らないことの怖さ。知ることの怖さ。」両方を感じました。まず、国光先生の食事とミネラルのお話を通して、どこに真実があるのかこれまで勉強不足で自分、家族、生徒に対して何も伝えることができていなかった。教師として何をしていたのだろうと思うと同時に「知らないこと」から自分への情けなさと「知らない」ということがいかに怖いかというのを学びました。その一方で、日本という国の食文化の素晴らしさを再認識することができました。

次に前島先生からは、みつばち、薬の現状、子どもと保護者の関わりなど、これからの日本・地球・宇宙がどのようになっていくのか。「知ること」でこちらの覚悟を試されているような気持ちになりました。「知った上で、あなたは何をしますか。」と。講演中は、本当に家族、生徒、そして自分自身。これまでの人生で起こったことなどがずっと頭に浮かんできました。「何かしなくては。ということより、何かしたい。」という思いでした。では、今の自分に何ができるのか。単純に今できることは、ホンモノを伝える。広げる。知ってもらう。それしかない。多くの人を宇城先生、前島先生、国光先生につなげる。そのために、自分は、自分自身の日頃の立ち居振る舞い。仕事の取り組み方が問われてくる。そのことを肝に銘じて前に進んでいきます。

今回の講演会に立命館宇治から6名参加させていただきました。この内容を同僚と一緒に話を聞くことができ、職場でも早速話題となりました。前島先生がしきりにおっしゃっていた「草の根で」というところで私自身も行動していきます。

 

< 33歳・男性 三重 公立・高等学校 >

このような社会情勢の中、前島由美先生、国光美佳先生の想いのつまったお話をお聞かせいただきありがとうございました。また、見えないところで心のこもったご準備をいただいた先生方、たくさんのお心遣いに感謝申し上げます。誠にありがとうございます。

現在の危機的な状況を知っていただくために広げ、繋げようとされる前島先生、国光先生のお姿を拝見し、自分自身が学び、身につけ、実践行動することが子どもたちの力を発揮することにつながっていくことを学ばせていただきました。

現代食が危ないという気付き。コンビニ食、水煮の食材、人口甘味料など人間が便利さや欲を求めた結果、自分達を危険な目にさらしているということ。横着な行いが人を弱くするという事実。自分の身体を作る食事に心を込めるということは当たり前なのに当たり前になっていない自分。身を持って感じさせていただきました。

自分の身近なところにはアスペルガー症候群、ADHD、自閉症、吃音の診断を受け個別の支援計画が立てられている生徒がたくさんいます。この生徒達は自分自身と向き合い、折り合いをつけて生きています。この生徒達にとっての境界を自分は理解できていませんが、本当に立派に生きています。この生徒達から教えられることは本当に多いのですが、今度は自分がこの生徒達に写し、よりよい循環ができるように精進をしていきたいと存じます。

この度は貴重な学びをいただきありがとうございました。

 

< 49歳・男性 兵庫 公立・高等学校 

貴重なお話ありがとうございました。

お二人のご著書を拝読し、自分の勤める高校でもミネラルレシピや食育を取り入れたいと参加しました。勤務校には、発達障害と診断されていたり、診断されないまでも、グレーゾーンの生徒がたくさんいるように思われます。しかし、勤務校でのその生徒たちに対してのアプローチは、専ら言葉によるものです。言葉でのアプローチは、生徒の成長に有効でないだけでなく、時に生徒を傷つけ、なぶるようなものになり勝ちです。講演を聞かせて頂いて、「食」からのアプローチは大いに期待できると確信しました。また、講演前は、「生徒の保護者にはどうやったら伝えられるだろうか」「他の教員は理解してくれるだろうか」と難しく考えていましたが、講演を聞いて、気持ちが軽くなりました。

学校ぐるみで、とか、食のことだから保護者にアプローチを、とか大げさに考えず、身近な生徒から始めたいと思います。現在はクラス担任ではないので、クラスに煮干しを持ち込むのは無理ですが、顧問をしている部活動から取り入れていこうと思います。早速、粉末だしを購入しました。何より、まず自分と家族からです。

 

< 39歳・男性 京都 公立・中学校 >

コロナで外出等もという中、本当に実りのある講演会ありがとうございました。講演会を聞きながら何人もの生徒の顔が浮かんできました。今まででしたら、対処的にであるとか、この生徒はこう接してということで終わっていたと思います。しかし、今日の映像の中に登場した女の子の「私のように苦しんでいる人を救ってあげて」という言葉と、あの笑顔が今でも忘れられません。不思議なもので、帰りの車の中で一緒に行った同僚の先生の妹もそんな状況にあり、帰って母親と今日の話をできて本当に良かったと、もっと早く出会いたかったということや、学校の現場でも昨日「死ね」などキレる生徒と遭遇しました。今までとは違う気持ちが自分の中に生まれてきて、今までとは違った関わる自分がいました。しょうがないじゃなく、どうにかしたい。どうにかできるという希望がそこには、あったように思います。
最後に仰っていた、今日学んだ「ミネラルの大切さ」についての広め方、家族の方の食へのプライドを大切にしながら、また、そこに踏み込んでいくことのできる自分自身の人間力と信頼関係を築いて行くこと、これを同時並行でやっていきたい。そうすることで、間違った治療である薬に依存して最悪の結果を回避することだけでなく、あんなに素敵な笑顔に私自身も出会いたいと思いました。今回は本当に素晴らしい学びをありがとうございました。今後とも宜しくお願いします。

 

< 56歳・男性 大阪 公立・中学校  >

国光美佳先生。先日は京都へ講演に御越し頂き,誠に有り難う御座いました。

2月に開催されました町田市での講演会でも、感じた事ですが、前島先生、そして国光先生を初め、映像で紹介されていました船橋さん方は、実践ありきの「心あり」の方々だと思います。そして、その実践には清々しい程に「我欲」がないと、御見受け致しました。

「無私」という言葉が浮かんできます。

最初、国光先生に御講演頂きました。町田市での講演会の後に『食べなきゃ、危険!』を読ませて頂きましたが、やはり、著者の国光先生から直接御話しを伺うと、より分かりやすかったです。発達障害は精神疾患というより代謝障害←代謝には酵素が必要←酵素が働くにはミネラルが必要…と、なぜ、ミネラルが必要なのか、その理論的な側面を御話し頂けました。そして、代謝を阻害する有害物質を避けるという事。

随分前から、精製された白砂糖は体に良くないと聞き、黒砂糖を使っていますが、それでも、ついつい市販のケーキや甘いものが欲しくなり、食べてしまいます。自分の課題です(苦笑)。

そして、休憩の後の前島先生の御講演。前の講演会でも印象に残ったのですが…。開口一番。「私は、発達障害の子供たちは、自らの身を傷付け乍らも、この地球を助けに来たのだと確信している!」という御言葉と「ジャッジはしない!」という御言葉。随分以前に、季刊『道』(2015年4月春号No.184)の記事にも出ておられた、産科医の池川明先生の著書『~胎内記憶でわかった~子どももママも幸せになる子育て』の中にも、同じような記載があります。別々の方から、同じような内容の御話しを御聞きしたので、印象に残ったわけですが、前島先生がそのように思われるようになられた経緯を、もう少し詳しく御聞き出来る機会があれば有り難いです。そして、「ジャッジはしない!」という御言葉。この言葉も、最近、他の方からも聞きます。その心も御聞きしたいです。

それにしても…。向精神薬に記載されている副作用の内容とその副作用の発症率の恐ろしさ。副作用として、“死への誘い”もあるだなんて、心が重くなります。やはり、前島先生、国光先生がおっしゃるように、向精神薬を使うのではなく、安全な食を基本として取り組む必要が急務であると思いました。

最後の質問のコーナーでは(私は,思い浮かばなかったのですが(笑)、スポーツドリンクの事や保護者との対応で留意する点、そして、校種がいろいろとある中で、特に御自分の勤務されている高校生について質問されていました。そのように質問して頂くと…。「なるほど、そういった事も御訊きしたかったな」と、質問された方々に気付かせて頂けましたし、前島先生、国光先生がそれぞれの質問に対して、きちんと回答を御持ちで、丁寧に御答え頂いているのを拝見させて頂き、真の実践を積み重ねてこられた方々だと、改めて感じました。

また、11月の講演会で御目にかかれますことを楽しみにしております。
誠に有り難う御座いました。

弥栄(いやさか)。

 

< 29歳・男性 奈良 公立・中学校 >

この度はお忙しい中、またコロナ禍という大変な状況の中、貴重な講演有難うございました。

両先生のお話を聴かせていただいている中、夏場にかけて食欲が低下している生徒や、小さな困難があるとすぐに挫けてしまい集中力が低下してしまう生徒など、様々な生徒の顔が頭に浮かび、「すぐにでも今日の内容を伝えたい。」という気持ちにあふれていました。また同時に、「これ程までの内容を、的確に生徒に伝えられるのだろうか」と不安感も広がりました。しかしながら、折角このような機会を設けていただき、素晴らしい世界と出会うことができたので、自分なりにももっと知識を増やし、自信をもって生徒やその保護者につなぐことができるよう、行動に移していきたいと思います。部活動で早速生徒にスポーツドリンクの危険性について話をしたところ、生徒の目は輝いており、次の日から早速ファーストステップである、水で薄めて摂取する行程に入ってくれていました。この調子を続けていき、皆でよい方向に向かっていきたいと思います。

この度は本当に有難うございました。

 

< 24歳・男性 奈良 公立高等学校 >

この度は、貴重なお話をしていただき、ありがとうございました。発達障害を持っている生徒の支援は、私が考える中でも最も難しい問題の一つです。話の中にもあったように、学校での指導は対症療法が多く、根本的な原因にアプローチすることは出来ていません。そのような指導しか出来ていない中で、「食育」を通して発達障害の原因に直接アプローチする話を聞かせていただき、今後の学校や子供たちに希望の光が差し込んだような気がしました。

著書には詳しく書かれていなかった、水煮食品の問題や保護者との関わりの中で大切なことなど、まさに私が気になっていたことを聞かせていただきました。著書を読ませていただき、私自身、食生活を見直しているところですが、昼食はスーパーやコンビニの弁当を買うことがほとんどです。しかし、それらの原材料を確認してみると、確認したすべての弁当にリン酸塩やpH調整剤などと記載されていました。今まで、コンビニの弁当は身体には良くないとの認識はありましたが、スーパーの弁当は安全だと思っていました。しかし改めて確認すると、その認識も間違っていました。それを食べ続けていたら、知らないうちに身体がボロボロになっていたとは、考えたくもない未来です。

そうは言っても私には自分で弁当を作る余裕はなく、分かっていながらもコンビニやスーパーの弁当を食べてしまうのが正直なところです。発達障害で苦しむ家庭も、そのような葛藤に苛まれ、悩んでいるかもしれません。しかし、いきなり食生活をガラッと変えるのでは無く、まずは今までのごはんにだし粉をかけるだけという簡単な方法から始めるのでも良いという話を聞き、意外と簡単だなと思いました。これなら、困っている家庭にも勧めやすく、ハードルは低くなったと感じました。

講演の中で一番衝撃を受けたのが、向精神薬の副作用の話です。副作用の発現率の高さ、副作用に死亡や自殺などがあること、正直怖くなりました。別の苦しみが生まれているだけです。食生活を改善して身体を変えていかなければ、その苦しみからは解放されません。その苦しみにもがいている気持ちが、学校や家庭での問題行動に表れているのかもしれません。子供たちは、暴れたくて暴れているのではありません。今回、その苦しみから助け出せる知識や力、勇気を前島先生と国光先生からいただきました。まずは、自分自身の食生活を変えること。それらを子供たちや困っている保護者に伝えること。自分が変わり、それを周りにも伝えられるようになりたいと思います。

この度は、前島先生や国光先生から大きなパワーをいただきました。

本当にありがとうございました。

 

< 25歳・男性 奈良 公立・中学校 >

先日は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。やはり今回の話の中で一番驚いたのは、向精神薬による副作用の実態です。コンサータの服用による副作用が8割以上あることを初めて知りました。どの薬にも副作用があることはわかっているつもりでも、発症する可能性はかなり低いだろうと思っていました。しかし、今回のお話を聞いて、薬によっては副作用の影響を考えないといけないと改めて考えさせられました。子どもたちが飲むものなので、飲ませるべきか飲ませないべきかを大人が判断しないといけないと思います。

今回の講演を聞き、改めて食への関心が高まりました。次回の11月の講演も楽しみにしています。ありがとうございました。

 

< 40歳・男性 兵庫 私立・高等学校 >

コロナ禍の中、京都までお越しくださいまして誠にありがとうございました。

先生方の講演をお聞きして、生徒への愛、子供たちが変わっていく姿に感動して涙が浮かびました。実践されてこられたことを中心にお話ししてくださいましたので、内容も素晴らしく、他では聞けないお話しでしたし、説得力も違いました。そして私にパワーや希望を与えて下さいました。

自分の子供の顔、生徒の顔が浮かびながら話を聞かせていただいていました。これだけ素晴らしい実践をどのように周囲へアプローチしていくことができるのか?良いことなのは100%わかっているだけにどのように実践させていくべきなのか?とずっと考えていました。

学校では障害のある生徒もいます。また、診断は出ていませんが明らかにグレーゾーンの生徒もいます。その生徒にどう接していくのか。障害を理由に甘やかさせてはいけないのではないか?将来困るだろうから、みんなと同じように指導してあげないといけないのではないか?ただのサボり、ズボラなだけではないか?様々な場面があり毎度毎度困っています。きつく叱ってきたこともあります。最近の授業でもマイペースな生徒がいて指導したばかりでした。しかし先生はこの子たちが私たちの希望だと仰っていました。感動しました。自分が恥ずかしかったです。その視点で彼らとは接していませんでした。その生徒にも申し訳ない気持ちが出てきました。

様々な実践例をお話ししていただきヒントを多くいただきました。まずは自分から。そして家族、学校へと私も実践していきたいと思います。11月の講演会も楽しみにしています。ありがとうございました。

 

< 32歳・男性 奈良 公立・高等学校 >

新型コロナウイルスの感染拡大の渦中、日程を調整いただき、ご講演いただき、ありがとうございました。

私の息子が発達障害ではないかと保育所から言われ、思い悩んでいるときに、お二人のご著書を紹介いただき、拝読いたしました。悩んでいたことを忘れるほど心が晴れる感じがいたしましたし、今でも心のよりどころとさせていただいています。今回のお二人のご講演を心待ちにしていました。

講演冒頭、教員に向けて話すことを楽しみにしていたというお言葉から、教員としての使命を考えながらお話を伺いました。現代食とそれにまつわる地球環境の問題点や、ミネラルの重要性に関する理解が深まりました。また、ひとりひとりが輝く持続可能な社会の実現に向けてのお二人の壮大な構想と熱意と行動力に感服いたしました。同時に、すぐに実践したい、伝えたいという思いに駆られました。

さっそく週明けに三者懇談会がありましたので、生活リズムが崩れていたり、体調を崩しやすい生徒とその保護者に対して、今回お聞きしたことをお伝えしています。

家庭でもミネラルの実践が加速しました。みそ汁や小魚を食べると息子も小さな成長を反応良く多くの場面で見せてくれます。ミネラルの重要性を息子が教えてくれています。

目の前の子どもたちが苦しまないために、輝くために今自分ができること、すべきことがあると感じました。まず家族で実践し、生徒や保護者に伝えることで広げていきたいと思います。ありがとうございました。

 

< 女性 奈良 公立・養護学校 >

このたびはお忙しい中、貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

先生方が子どもたちのため、社会のために活動され、その活動が確かに広がっていることに感動すると同時に、先生方のエネルギーに深く敬意を表さずにはおれません。

私は養護学校の教員として働いております。講演の中で、「発達障害の子どもたちは、私たちに伝えるため、天から降りてきてくれた」とのお話がありました。本当にその通りだと感じました。養護学校の子どもたちは、その存在そのものが、「障害の有無にかかわらず、私たちは、どう生きるのか」「どんな社会をつくっていくのか」と問いかけているように感じています。

私は二人の子どもの母親でもあり、長男が自閉症スペクトラムと診断されています。先生方の著書を拝読し、家庭でもミネラルの実践を始めました。もともと偏食やこだわりはあまりない長男ですが、ミネラルをとることで、少しずつ変化していく姿を実感できています。「妹に大事な人形を1分間だけ貸してあげることができた」「私の呼びかけにすぐに返事するようになった」そんな小さなことですが、ミネラルが長男に届いている様子がイメージできて、喜びを感じます。同時に、長男の存在が私を成長させてくれていることに感謝を忘れてはいけないと、講演をお聞きして改めて思いました。

私が学校で接している保護者の方々の毎日の葛藤は、ときとして想像を絶するものです。寝ない、食べない、何時間も泣き続け、物を壊す、周りの人にけがをさせる…そんな子どもから24時間365日逃げられないと感じている保護者に対し、短ければ1年の付き合いの私が、「わかりますよ、お母さん、大変ですね」と簡単には言えないと感じることが多くあります。心も体も疲れ果て精神科の先生に相談し、薬が増えていく子どももいます。ゆめの森こども園で薬を卒業した子どもたちは、私たちの希望です。

先生方の講演をお聞きして、まず自分がすべきことは、事実を知り、できるところから実践していくことだと感じました。そして、保護者や周囲の方に、「この人の言うことなら、少しは耳を傾けてみようか」と思ってもらえる自分になっていけるよう、丁寧に生きていかなければならないと思いました。

本当にありがとうございました。

 

< 42歳・男性  奈良 公立・中学校 >

前島由美先生。国光美佳先生。コロナ禍の中、お忙しい中、講演をして頂き、本当にありがとうございました。

先生の子どもたちの実践の話を聞きながら、感動をしていました。また、今まで教えていた子どもたちや学校の子どもたちの顔が浮かんできて、早く知っていれば、子どもたちも苦しまずに済んだのではないかと後悔をしていました。実際に薬を飲んでいる子どもたちは多く、病院から処方されているため、なかなかそれを止めることができず、しかも症状がましにならなければ、薬が増えていく子どもたちが多いように感じます。全て対処療法が処置の仕方でしかなく、根本的な解決に至っていないように感じていました。

私自身も食に対する興味は以前からあり、水や塩について自分自身で本を読んだり、調べたりをしながら、実践してきました。先生が食品の成分表を見て、説明できないカタカナのものは食べたらいけないと話されていたように、それを気にすると本当に食べるものがないなと思っていました。身体のことを考えると、食べることで健康になるのが普通だと思いますが、食べてはいけないものが多いのは本当に異常なことだと思います。ミネラルを摂ることは本当に難しいと思うのですが、先生の話に出汁の粉を使って、かける、混ぜるところから始めるという話は実践をされてきたから出来るお話だなと思っていました。簡単なところから始めることができるのは、子どもたちにも保護者の方にも伝えやすく、勧めやすいと思いました。

先生方の話は大きな希望であり、自分自身も取り組んでみたいと思いました。自分自身でも実践し、体験することで子どもたちや保護者の方々に伝えていけるのではないかと思っています。

発達障害で苦しんでいる子どもたちは、学校にもたくさんいます。ぜひ、保護者の方々に伝え、先生方のお話を伝えていきたいと思います。

貴重な講演を聞かせていただき、本当に有難うございました。

 

< 34歳・女性 奈良 公立・中学校  >

先日は、お忙しい中、貴重なお話を聴かせてくださり有難うございました。また、新型コロナの流行にともない、開催が困難な中、ご準備していただいたみなさまにも感謝申し上げます。

お話を聴きながら、いろんな人の顔が思い浮かびました。座談会後、顔が思い浮かんだ人たちに配るため、“魔法の粉”の材料を手に入れるため、買い物に行きました。普段粉状のだしを使用しないため、お店の乾物コーナーをうろうろとしましたが、思いのほか無添加の商品が少ないことに驚き、選ぶのに苦労いたしました。無添加よりも添加物入り商品の方が安く、使い勝手の良いものばかりです。速さ・安さ・便利さ多くの人が求めた結果が、そのお店のラインナップにつながっていることを改めて実感しました。

両先生方のお話を聴き、先生方は、その子自身を見て、栄養だけではなくその子たちに合ったもの(愛情)を与えていらっしゃるように感じました。味覚が形成される幼児期・児童期の子どもたちに、養蜂などの体験を通じて食べる意欲をくすぶり、「食べることは楽しい!」という楽しい嗜好学習を積み上げていらっしゃる。本当に素晴らしい取り組みだと感動いたしました。同時に、本来、各家庭でおこなわれていた食を通じて伝えられてきた感謝の心や食文化、社会性などが、家庭外で担う必要が出てきていることに、危機感と寂しさを感じています。

私は、幸い、未来を担う多くの子どもたちと関わり、指導できる立場にあります。この世から添加物を今すぐなくすことや、全国の給食を一気に変えることは私一人ではできませんが、まずは自分、そして目の前にいる人たちから少しずつ。

新型コロナウイルスも同様なのかもしれませんが、すべてを拒否して守りに入るのではなく、解毒そして何より良い判断・選択で未来をつくっていける仲間を増やし、周りを巻き込んで良い方向に進んでいけるよう、先生方にならって、“草の根から”取り組んでいきたいです。先生方との出会いに感謝いたします。

ありがとうございました。

 

< 42歳・女性 奈良 外語学院  >

この度は貴重なお時間、学びの機会を頂き有難うございました。

前島先生、国光先生のご著書、季刊誌「道」での先生方のお話を拝読しておりましたが、本を読んでいるだけでは部分的に考えてしまったり、自分の範囲内でしか考えないので、やはり実際にお目にかかりお話を伺う、行動に移すことの大切さを感じました。食生活の乱れが自然、人類の存続にまで影響し、繋がっていることを気付かせて頂き、自分で学ぶ、知る、気付くことの大切さを改めて感じました。

養蜂家の舟橋さんのご活動のDVDを拝見し、ミツバチと世のお母さんたちの姿には、置かれている環境や立場に共通するところがあると感じました。毎日自分の役目をコツコツ絶え間なく働き続け、止まることのないミツバチと母親。そして、何も悪くないミツバチとお母さんたちが潰され、苦しんでいる状況。彼らを潰し苦しめているのは、彼らの周囲を取り巻く様々な人間のエゴの強さであると感じます。ミツバチも母親も絶滅したら人類は滅亡する。だからこそ、自然、生態系、人間、すべてが調和しなければならないと感じます。様々な人間のエゴによって、苦しむ必要のない自然、生き物、人間が潰され、今を活き活きと過ごせていないのは許されないことです。だからこそ、今が人間にとって最後の変化の時であると気付いている者たちが行動し、様々な状況、環境、心境にある人たちにも、大切なことに気付くきっかけや、心開いてもいいと思うきっかけ、自分が変わるきっかけに繋がるような機会や環境をつくっていくべきだと感じます。

食生活を変え、環境を変え、自分が変わるというのは人によっては大変なことでもあります。なかなか動きだせない、変えられない、変える気がない、様々です。よって、気付いた者が、自分自身が変わり、勉強し学び続けるしかないと感じます。

絶え間なく働き続けるお母さん。周りの助けもなく、頼れる人もいない、仕事、食事だけではない終わりのない家事、子どもたちとの関わりが山のようにある毎日。一人で抱え込むしかない状況にあるお母さんたちをさらに周囲の人たちが、周囲のエゴが潰していく。そして、お母さんたちも潰れてしまう。

何十人の子どもを見ながら、やるべきことも山積み、早朝から遅くまで子どもたちと過ごす保育士の方々。暴れる子、教室を飛び出す子、大きな声で叫ぶ子、給食をぐちゃぐちゃに混ぜて手で食べる子、そんな状況が毎日何十回とあちこちで起こる日々で

余裕がなく、言うことを聞かない子どもに怒鳴り、暴れている子には力尽くで対応してしまう。こんな日々に疲れて自分も子どもも潰れてしまう。悪循環です。

皆それぞれの余裕のない環境の中で過ごしています。そして余裕のない中、自分から学ぶ機会がなかったり、チャンスを逃したり、変わろうとする気がなかったり。そんな中でも、周りに助けられ、自分が潰れてしまう前に立ち上がれたり、潰れそうになっても這い上がってくるエネルギーがある人は、まだチャンスはある。しかし、そうでない人たちにこそ、その悪循環の闇から抜け出し、良い方向に変わっていくことのできる環境や場所、機会をつくっていくことが必要であると感じます。

食生活の乱れを整え、ミネラルの大切さを知り、自分の身体で体感し自信を持つ体験、このようなことが自分自身にも子どもにもエネルギーを与えてくれるということを、気付ける場所や機会をその人たちの手に渡すことが必要です。

それぞれの家庭環境や、園、学校にはそれぞれのやり方、歴史、エゴがある。しかし、どんな環境であろうと、歴史であろうと、犠牲になっているのはいつも、いつの時代も子どもたちです。大人の欲で、子どもに指導する者のエゴで、子どもたちが潰されてしまうのは間違っている。だから気付いた者が、行動に移して、変えていかなければなりません。それを伝えるには、丁寧さも必要であると感じます。対立ではなく。なぜなら、自然と人間と生かされている者すべてと調和するために行動していくのですから。そして、信頼関係に繋がる日々の自分自身の在り方も大切であると感じます。

宇城道塾で学ばせて頂き、「道」で前島先生、国光先生のお話を読ませて頂き、今こうして繋がらせて頂いていることに感謝致しております。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

 

< 男性 京都 公立・中学校 >

講演会に参加させていただきありがとうございました。私自身、多動で注意欠陥の傾向があるので、その日にさっそくゴマと魚粉を購入して、毎日食べるものにふりかけて食べております。食べ物が体や心を作るという言葉の意味を深く考える日々です。

私は中学校の社会科の教員として授業づくりを日々頑張っています。とくにSDGsや持続可能な開発の視点から教科や授業、教育活動全般を捉え直して、日々の実践に取り組んでいます。現在は第二学年で地理を教えています。日本の地形や自然・気候をふまえて、都市の過密や田舎の過疎、農林水産業や工業、サービス業の在り方について考える単元がありました。「もののけ姫」や「平成狸合戦ぽんぽこ」などの映画を視聴もしながら、自然と人間の共生について考え、地域や地球、人々が「持続可能」に生きていくにはどうすれば良いかという問いを立てながら学習しました。子どもたちの気づきでは、日本は一部の都市に人口が集中して、田舎では「地方消滅」が起こる。食材や資源の多くを海外に依存しているのに、地元の資源には目もくれない。地元商店街は衰退し、大型スーパーやコンビニなどの「安い早い商品」が売れていく。そういった現実に目を向け、どのように自分たちは未来を作っていけばよいかを考えています。

今回の講演は、私自身のSDGsや持続可能な開発の視点での教材開発について、強度を高める内容でした。資本主義や環境問題、平和や戦争の問題など様々な問題を社会科の授業の中で提起していますが、何より子どもたちが当事者性をもって学ぶのは自分自身の体や心のことだと思います。自分たちの体や心の健康のためにも、「持続可能な開発」を進めていくことは重要であるということを、社会科の授業の中でも折に触れて伝え、一緒に考えていきたいです。

「今」を生きる子どもたちにとっても、「未来」をつくる子どもたちにとっても、必要な学習であることを子ども自身が実感できれば、より素晴らしい実践になると考えています。

貴重な講演を本当にありがとうございました。

 

< 男性 京都 公立・中学校 >

お忙しい中、またこのような情勢の中講演していただきありがとうございました。

食という能動的なアプローチはとても新鮮で、それでいてすとんと腑に落ちるように受け入れられました。

自分の妹は通常学級に通ってはいましたが、自閉症スペクトラムの診断を受けています。それが原因でいじめられ、中学校には通えませんでした。卒業し、高校生になってからは環境が変わったこともあり、元気に通えていますが、今でも地元の友人はほとんどいません。今思い返すと、偏食だったり、ほかの原因はあるにせよ、全然ご飯を食べない日もありました。もしあの時に知っていたならば、彼女はもっと生きやすかったのかもしれないと少し後悔しています。しかし、彼女と同じような状況の子供は学校にたくさんいることでしょう。その子たちが少しでも生きやすくなるようにしっかり伝えたいと思います。そのためにもまずは自分で実践してみたいと思います。

貴重な講演ありがとうございました。

 

< 29歳・男性 奈良 公立・高等学校 >

先日8月1日にお二方の先生の座談会に参加させていただきました。私自身このような場に足を運ばせていただくのは初めてでした。同じ職場の先生から「君も子供が生まれたし、育児の参考にしてみないか」というお誘いをいただいたのがきっかけでした。当日までに本を借りて一読した上で参加をさせていただきました。

当日、ホールに入り、話を聞いているとお二方の優しい温もりとパワーに圧倒されました。お話を聞いているときにさまざまなことを感じ、涙をこらえるのが正直に必死でした。その理由としましては、両親への感謝と申し訳なさということです。話の中にもありましたが、発達障害と呼ばれる一種の「脳内アレルギー」でたくさんの親子が苦しんでいて、自分自身が思ってもいない言動を取ってしまい、他者を傷つけてしまったり、自分自身の殻に閉じこもってしまったりする子がたくさんいます。私自身も幼少期を考えると、話の中の例にもあったような行動を取り、周りに迷惑をかけてしまうことが多々ありました。その度に特に両親には非常に迷惑をかけていたということを改めて感じておりました。

話は少し変わりますが、私は幼い頃より「ぜんそく」という病気を患っております。ひどい時には入退院を何度も繰り返しておりました。原因は身体のアレルギーだと言われておりました。病院の医師に相談すると「食べ物の好き嫌いをせずに立派な体を作れば治る」という風に言われておりました。私の生まれた家では農作物や米などを出来るだけ無農薬で作っておりました。母親も色んなことを調べて栄養十分の食事を考えて料理するものの、当時の私は非常に好き嫌いが激しく、偏食が絶えなかったです。その間は、病気もよくなることがなく、あの手この手を使って私のことを何とか守ろうとしてくれていました。運動面についても医師は反対しておりましたが、スイミングやサッカーなども身体を強くするには必要だということで習わせてくれました。また、「アイススケートが心肺機能を強化するにはとても良い」という話を聞いて、わざわざ習わせてくれたりもしました。年齢も重ねていくうちに好き嫌いも少しずつ減った今では、喘息の発作が出ることもほとんどなくなりました。このことが自分自身の病気や特性とどこまで深く関わっているのかはわかりません。今、自分自身が親になるという立場になってようやく小さい頃には受け止めきれなかった親の愛情を感じることができている次第です。このような話を先生方の話を聞く中で感じておりました。

感想の中身に戻りますが、時代の変化とともに起こる食料問題というのがメインテーマであったと思います。現代食は「早くて、安くて、便利」という冷凍食品やコンビニ弁当が多く存在しています。非常に美味しくて低コストで私自身も食しております。目の前の高校生の生徒たちを見ていても、手作りの料理を家族みんなで囲んで食べるという一昔前では当たり前であったことがほとんどなくなっており、親からは朝昼夜とお金だけを渡されて、「自分で好きな物を食べなさい」という親も多くなってきたのではないかと思います。その背景には親の夜勤の増加等さまざまな社会の変化もあると思います。話の中にもありましたが、ファーストフードやコンビニ弁当、冷凍食品などは手作りで作る料理に比べると保存料や入っている栄養分についても比較してみると体には悪く、栄養価が低いことも科学的に証明されているので、出来るだけ取らないことに越したことはないのは間違いないです。しかし、私自身も全く取るなと言われますと生きていくことが出来ないですし、怖くて食事をとることが出来ません。ですので、このようなことをきちんと理解した上で上手く現代食とも共存していくことが必要であると思います。今、目の前にいている生徒たちは将来、親になっていきます。今でもとても美味しい離乳食等が缶詰等で販売されています。勉強不足で確実ではないですが、子供の味覚は小学校3年生ぐらいには確立するのではないかと思います。食べ物の本来の味をわからずに味はおいしいですが、身体を弱くさせてしまう現代食しか食べたことがない人が増えることになっていくのではないかと危機を感じます。現代食と医療技術の発展では、もろい身体で長生きをしなければいけないという恐怖があるように思いました。

講演を聞いて、何事にもメリット・デメリットは必ずありますし、そのことをきちんと理解した上でまずは自分と自分の家族から出来る範囲で現代食との共存をしていきたいと思います。次にこの先の未来の大人である生徒たちに、保健の授業において食育やホームルームを通じて可能な限り伝えていきたいと思っています。課題としましては、やはりこの食育についてもそうですが、経済的なゆとりや生活の余裕がなければなかなか取り掛かりにくい課題ではあると思います。

今回、このような機会を頂けて幸いに思っております。本当にありがとうございました。自分の生い立ち等長々と書いてしまい申し訳ないです。自分自身、自ら足を運んで学びに行くことからすぐに逃げてしまうことも多いですが、今回のことをきっかけに自ら学ぶという姿勢を大切にしていきたいと思います。

 

< 55歳 奈良 公立・高等学校 >

ご縁をいただきまして、またこの度はたくさんのご恩を感じさせていただき、心から感謝申し上げます。

<独り言  ここから>
「そうやり方、そういういうパターン、そんなタイプ」これで終わり。「レベル、深さ」を見抜けないのは何故?忙しい、私にも事情、現実、都合があるからの【私】で終始する。狭い価値観にとらわれ、自分とも現実とも向き合える時空も気力も術もなく、疲弊していくのは何故?何故、そのようになったのか

全ては「学校教育のつけ」。「心なし」だから。

心とは身体、細胞。そこを育てず、改善せずして進歩・成長、変化はあり得ない。

頭からの学び。比較と競争の価値観。優劣と分断・対立を煽る雰囲気。

優先順位の筆頭が自分。無論、他人でもない。自他だということは身体が出来ていてこそ感じられること。

身体で学び、実学として身につけ、答えを求めず深めていくこと。このことを先ずは自分から。繋がろうではない。一人一人の実践、情熱、生き様が、自然と繋がっていたとなるよう、そんな教育、そんな学び。生産性がなくても食える、学びオタクのおめでたいプライドだけが高い自分。言われたら拗ねる。そのくせ言い訳だけは一人前。自己中心の結論ありきのつじつま合わせに奔走する日々。知名度・肩書き(=低レベルの人たち向けの看板・名刺の一行)に弱いくせに、無意識下では「それが全て。一番。」と頭で信じ込んでいる。もう病だ。実力もなく、勉強もせず、自他を助けも活かしもできない。そんな教員はいらない。無意識下は子ども達に目も心も向いていない。そしてそんな自分にしてしまう、自ら成り下がる学校という組織、仕組みは、もがいても叫んでも変えられない。我々庶民が未だにこの現状を自ら望んでいるから。哀れだ。気がつけば手遅れ。もう遅いか・・・。

しかし自分と自分の生き様は、生かされている間、活かされているうちは、今からでもいつでも変えることが出来る。生かされている間にしか変われない。今だからこそ変われる。こんな自分でも。

絶望的な自他を、希望をもって救っていく。お互い様。そんな自他だからこそ、共に自他を育てていく。自他共にだからこそ育つ。手はある。今回、その「手」を見た。

何をしていいのかわからないという自己中心的な自分。そんな無意識下にある「自分さえ良ければ」から、「自分が変われば」へ。

一人革命がある。何があっても自分。自己に返していくこと。「よ~し。やるぞ」。
<独り言  ここまで>

国光先生、前島先生、行動・実践するエネルギーをうつしていただきまして、与えていただきまして、誠にありがとうございます。引き続き、何卒よろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。

 

[ 2020年11月3日 前島由美・国光美佳 講演会 詳細・申込]

04 8月

『道』205号 インタビュー 吉田俊道 菌ちゃんふぁーむ園主

<土づくりは人づくり
 元気野菜の畑で育てよう 子供の感性と未来>

今回16ページにわたるロングインタビューにご登場いただいたのは、自然の微生物を活用されている有機野菜農家で、菌ちゃんふぁーむ園主の吉田俊道さんです。

“菌ちゃん先生”の愛称で知られる吉田さんが展開する有機野菜農法は、まずは元気な土作りが土台。

「元気な土」とは、吉田さんが「菌ちゃん」と親しみを込めて呼ぶ、微生物が多い土のこと。

有機物が十分に分解された、微生物が豊富にいる発酵した土では、微生物と野菜がしっかりつながるので、微生物のパワー(菌ちゃんパワー)が野菜に伝わり、より生命力あふれる野菜が育つのだそうです。

この微生物を活用する農法には二つあって、一つは生ごみを発酵させて使う農法と、もう一つは草を使う農法です。

いずれも化学肥料も農薬も除草剤も一切使わないという、安全で画期的な農法です。

吉田さんはしかし、ただ、農業をやっているのではなく、こうした安全で健康な野菜作りを、保育園や幼稚園、小学校といった

 

子供たちに積極的に教え、自然の循環を体験させることを活動の主軸にされています。

 

未来をつくる、未来を救うのは子供たち。

自然に、命に、「ありがたいなー」という気持ちをはぐくんであげることが大事なのだと!

その心が世界を変える、と吉田さんは言います。

ユニークで心温まる吉田さんの活動は、このコロナ禍において、私たち大人がどうあるべきかを改めて振りかえる機会をくださっていると思います。

 

[季刊『道』205号]

03 8月

『道』205号 巻頭対談 野村哲也・宇城憲治 

<時空を超える人間のエネルギー
  ―「気」でひもとく、古代の不思議と偶然の必然 ―>

今回の巻頭対談では、本誌で『地球を歩く』を連載いただいている写真家の野村哲也さんにご登場いただきました。

野村さんには、『道』179号で一度会見インタビューをさせていただいていますが、ご両親の育て方がとてもユニークで、野村家には10歳になったら必ず一人旅にでなければならないという法律があり、野村さんは10歳から一人旅を始め、18歳までに47都道府県すべてを旅してまわったそうです。

野村さんはその後、世界で旅するようになり、いまや、南米や極地など世界150以上の国々に被写体を求め、世界を舞台に活躍されています。
秘境や絶景を求めて世界をかけめぐってきた野村さんのその感性は、本当に鋭く、細やかで、温かく、そして何より、愛に満ちあふれています。

そんな野村さんは、今回宇城先生と対談するにあたり、ある質問を用意されていました。それが本文中に詳しく語られている、写真を撮る際の不思議な体験についてです。
とくに南米に行き出してから、様々な偶然や奇跡を体験するようになったそうですが、たとえば、カメラを構える野村さんと自然の境界線が消え、無意識のなかで写真を撮るご自身がいるのだそうで、そういう時は、必ず、これまでにないような珠玉の写真が撮れているのだと。

気の世界を探求し自分自身はもちろん、第三者にもその世界を示すことができる宇城氏は、「そこには気の法則性があり、すべてと調和融合を可能にする気のエネルギーは、心が差となって起こる」と語っていますが、野村さんのスピードある感性で宇城氏の気の世界がぐいぐい引き出されていく様には、思わず引き込まれていくものがあります。
対談では、そうした野村さんの不思議体験についてや、世界の古代遺跡の不思議について、そしてその先にある、人間のパワーについて、縦横に語り合っていただきました。

 

道205号 巻頭対談

対談は、様々な気の実証を、野村さんが体験していきながら行なわれました

[季刊『道』205号]

19 6月

武術空手 宇城憲治氏との出会い その2

プラニンは、『合気ニュース』時代、たくさんの合気道イベントを企画しました。

日本では、植芝盛平翁の直弟子を一堂に集めた『友好演武会』を4回にわたって開催。
海外でも合気道の大規模イベント「AIKI EXPO」を3度にわたって行ないました。

合気道の異なる流儀・会派からはもとより、合気道に関連した武道、あるいは合気道に必要だと判断した武術・武道の指導者を集めてセミナースタイルで指導してもらうというイベントでした。

組織を尊重する日本人には、このような発想のイベント開催はなかなか難しいところがありますが、プラニンには、盛平翁のことであればでも知りたい、合気道のためになることであればどんなことでも知りたい、話を聞きたいという姿勢が常にありました。

それがどんなに合気道にとって辛辣な内容であろうと、プラニンのきちんと話を聞く姿勢に変わりはありませんでした。

だからこそ、プラニンは、どんな組織のトップにも受け入れられ、話を聞くことができたのであろうと思います。
今更ながら、プラニンの器の広さを思います。

そのプラニンが、宇城憲治氏のことについて語った忘れられない言葉があります。
それは、

「私はこれまで取材だけでなく、多くの日本の男性、とくにビジネスマンに会ってきたけれども、正直、みんなどこか少し上から目線というか横柄な感じがあった。
しかし、宇城先生ほど、私の話にきちんと耳を傾け謙虚に聞いてくれた人はいなかった」

というものでした。

たしか、宇城氏の本の出版記念イベントの翌日のことだったと思いますが、宇城氏がプラニンのユニークなものの考え方に大変興味をもたれ、わざわざ時間をとってプラニンの話を聞きに来てくださったことがありました。

特別に借りた会議室に二人で向き合い、宇城氏がペンとノートを持ってプラニンの話に聞き入っていた光景が思い出されます。

今回、どう出版で発刊する宇城氏の空手書
『空手談義 型は美しく技は心で ― 座波仁吉・宇城憲治 ― 座談録』
では、プラニンが、座波・宇城両氏に直接インタビューしています。
(1993年~2000年の3回にわたり)

座波氏・宇城氏 座談会

左から、プラニン、宇城氏、座波氏

 

琉球手の歴史とその流れについてはもとより、合気道に通じる投げ技について、武道がどうあるべきか、師弟間についてなど、プラニンならではの視点から様々な質問をしています。

日本人ではしないような質問もたくさんあって、そこから引き出された内容も大変貴重です。

宇城氏は本書の「あとがき」で、

「……座波先生は武道研究家であったスタンレー・プラニン氏の客観的で鋭い問いかけに、噛み砕くように答えられていたのですが、先生を見るスタンレー氏のまなざしが信頼と尊敬に変わっていった姿に、流儀・流派、国境を越えて、まさに他尊自信を見た感じがしました」

と述べておられ、
宇城氏自身、プラニンに対し大変な信頼を寄せてくださっていたことがわかります。

流儀・会派にかかわらず、真の武術を求める方々には必ず大きな学びとなる2冊です。

是非ご一読ください。

 

現在予約受付中です。6月末発売。

『武術の実践哲学 宇城空手』
A5判上製 284頁  定価(本体2,800円+税)

『空手談義 型は美しく技は心で ― 座波仁吉・宇城憲治 ― 座談録』
A5判上製 口絵16頁/本文182頁  定価(本体2,200円+税)

18 6月

武術空手 宇城憲治氏との出会い その1

どう出版のサイトの下のほうにある「どう出版の歩み」をお読みになったことがありますでしょうか。

そこにあるように、私たちの前身は、合気道の専門誌『合気ニュース』を発刊する出版社兼研究機関でした。

ユニークだったのは、その研究機関の創設者がアメリカ人(スタンレー・プラニン)であったこと、また専門誌が日英対訳版で出されていたこと、さらに出版活動だけでなく、合気道や開祖の直弟子に関するイベントを、日本国内のみでなく海外でも数多く開催していたということです。

プラニンはとにかく、好奇心旺盛で、フットワークも軽く、「これ!」と思ったら、迷わず行動に移す人でした。

盛平開祖のことを何でも知りたいと思っていたプラニンは、開祖の弟子、あるいは深くかかわった方がいると聞くと、すぐに飛んでいって話を聞いていました。

プラニンはまた合気道に関する様々な課題についても、自身の考えを『合気ニュース』誌上で「論説」という形で発信することも度たびでした。

とくにプラニンが合気道の「課題」の一つとして挙げていたのが、合気道稽古における「攻撃」の甘さ、そこから生まれる「なれあいの稽古」でした。

演武では、受けと取りに暗黙の了解のようなものがあって、実際に技がきかなくても受け身を取るという「きまり」がある、と常々プラニンはそのあり方や稽古法に疑問を呈していました。

そんなある日、プラニンは、そうした稽古の解決法を考えるきっかけとなる人物と出会います。それが武術空手家 宇城憲治氏でした。

さっそく宇城氏在住の大阪に飛んでいって、宇城氏の話を聞き、技を直接体験したプラニンは、その圧倒的な武術のレベルの高さとともに、空手の究極を「敵をつくらない」とする、合気道にまさに共通するその理念に、いたく感激します。

以下は宇城氏に初めて取材した時のプラニンの手記です。
(季刊『合気ニュース』94号掲載 1992年8月取材)

 

合気道家が見る空手 ―― 取材を終えて

スタンレー・プラニン 

 宇城氏のようなトップレベルの空手家の前に立つと、私のような合気道家はただただ目を見張り、謙虚な気持ちになる。まず、驚いたのは宇城氏の突きと蹴りのものすごい速さだ。卓越した空手家と立ち合うのは、テレビで空手競技やボクシングの試合を見るのとはわけがちがう。

 宇城氏と同レベルの速さとタイミングを持つ攻撃に、まともに反撃するのは不可能だ。つまり、攻撃の始まりから終わりまで、こちら側がそれと認識できる時間的、物理的余裕を全く与えないのである。これに対する唯一の方法は、相手の攻撃の起こりを充分予測して、自分のほうから先に動く、ということだろう。しかし合気道開祖・植芝盛平翁がよくお話しになり、演武などで見せたこのような神技的次元の“勘”というものは、たいていの合気道家にはまだまだ達し得ないレベルなのである。

 合気道家がこうしたスピードを持つ攻撃に、実際に対処し得るかどうかという論議はさておき、ここではっきりわかっていることは、こうした空手稽古などに比べて、現在の合気道稽古がかなりスローペースに行なわれる傾向にあり、この現状を考えると、合気道家がまともに太刀打ちできるとは考えられないということだ。トップクラスの空手家やボクサーが仕掛けるようなパワフルで素早い攻撃に、普段のんびりと稽古を行なっている者が、どうして突然対処できるようになろうか。

 現実的に言えば、実戦での合気道の効用性に対する私たちの期待度を縮小せざるを得ないのではないか。でなければ、そうした速い、パワフルな攻撃に対する稽古を今後取り入れていくなど、稽古方法を考えていかなくてはならないだろう。(もちろん安全性ということもこれまで通り忘れてはならないが)

宇城憲治先生 合気道家がそのような方法で稽古をしていくには、まず、今は全くお粗末ともいえる攻撃方法を基本から学ぶことが必要となるであろう。とすると、合気道稽古に基本的な蹴りや突きの練習を組み込むということになる。空手やボクシングのような格闘技を合気道稽古に取り入れること自体、おそらく意見の分かれるところであろうし、多くの反対もあろう。しかし、他にどんな良い方法があるだろうか。合気道稽古における弱弱しい非現実的な攻撃が合気道の一番の弱点であるし、それがまた批判の最たる原因となっているのであるのだから。

 周知のごとく、現在行なわれている合気道稽古は、いわゆる“紳士協定”に基づくものである。このためわれわれは比較的単純でゆっくりとした攻撃を仕掛けるし、辛抱強く技がかかるのを待って投げられたりもする。こうした方法は確かに初心者に対してや、また安全のためには必要なことだろう。がしかし、上級の者はもっとレベルの高い攻撃や不意の攻撃などに対する練習を積むようにして、常に向上をめざすべきである。

 

プラニンは、この宇城氏との出会い以降、合気道専門誌『合気ニュース』に、宇城氏の武術論を連載することを決意します。その連載の内容がのちに宇城氏の空手書『武道の原点』『武術空手の知と実践』『武術空手への道』を生み出す土台となっていきました。

この度、どう出版で発刊する宇城氏の空手書2冊

『武術の実践哲学 宇城空手』
『空手談義 座波仁吉・宇城憲治 座談録』は、

上記の本を一つにまとめ、宇城氏によるさらなる追加・推敲を加えた宇城空手の決定版です。
武道の流儀、会派にかかわらず、真の武術を求める方々には必ず大きな学びとなることでしょう。

現在予約受付中、6月末発売です。

『武術の実践哲学 宇城空手』
『空手談義 型は美しく技は心で ― 座波仁吉・宇城憲治 ― 座談録』

02 5月

『道』204号 連載 船橋康貴 「ミツバチが教えてくれること」

 

<手作りで生まれた「清里みんなの学校」>

 

前回203号で「八ヶ岳に腰を据えて」と書かれていたハニーさんこと船橋康貴さん。

とうとう、小さなグリーンスクール「清里みんなの学校」を立ち上げました!

 

この新型コロナの影響で休校になった子どもたちのために、学びの場をつくろうと、知恵と技術を持った人たちが自然に集まり、たった1日、数時間で出来あがったのだそうです。

 

タネまきと普段からの深い思いがあるから、こうして叶うんだなぁと思いました。

 

みんなの学校の今の様子と、これからの展望をつづっていただきました。
これはちょっとワクワクします!

 

[季刊『道』204号]

 

02 5月

『道』204号 連載 佐々木隆 「私たちは銀河のなかに生きている」

 

<地球と太陽の芸術>

 

毎号、人間の営みと壮大な銀河を1枚の写真におさめ、大自然と地球時間から眺めた人類への問いかけを詩文にしてくださる佐々木隆さん。

 

今回は、カナダ・ホワイトホース付近で撮られたというオーロラです。

渦のように光が巻くオーロラと、
カーテンがひるがえっているかのようなオーロラ。

オーロラ発現の仕組みを詩に織り交ぜながら、壮大な地球ショーを届けてくださいました。

 

[季刊『道』204号]

 

01 5月

『道』204号 連載 安藤誠 「日常の奇跡」

<Wildlife Photographer Of The Year 2020>

 

『道』の裏表紙で、
毎号、日常にある奇跡を一枚の写真で綴ってくださるのが写真家でアウトドアガイドの安藤誠さんです。

 

今回の写真は、まさに、その奇跡の瞬間!がなんとも言えない迫力で伝わってきます!
これは、文章ではどうにも伝えられません。

 

この写真は、
ネイチャーフォト世界コンテストの最高峰である
イギリスの「ワイルドライフフォトグラファーオブザイヤー2020」に見事入選したそうです!

 

その喜びを安藤さんは
『道』の読者と分かち合ってくださいました。

 

それがまた嬉しい「奇跡」でした。

 

[季刊『道』204号]

 

01 5月

『道』204号 連載 山元加津子 「ありのままの私たち」

<相手の心は自分の鏡>

 

かっこちゃんこと、山元加津子さんは、長年特別支援学校(養護学校)の先生をやっておられました。

 

かっこちゃんは
たくさんの養護学校の子供たちと出会うなかで、子どもたちが心を閉ざしているようでも、決して外見やその時々の様子からはわからない、豊かな心、感情があることをたくさん体験してきたそうです。

 

今回の記事では、
そんな養護学校時代に出会った「大ちゃん」との心あたたまるエピソードをつづってくださっています。

 

添えられた素敵な写真も、かっこちゃんが撮ってくださったものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[季刊『道』204号]

30 4月

『道』204号 連載 岩井喜代仁 「今日一日を生きる」

<新潟ダルク>

 

ダルクは薬物依存者が社会復帰を目指すためのリハビリ施設です。
岩井さんは、自ら薬物依存に苦しむなかで、ダルクに出会って救われ、今は茨城ダルクの代表として、たくさんの薬物依存者を救う側として活躍されています。

 

岩井さんには、薬物依存者というだけではなく、
元やくざの組長で、麻薬の密売人もやっていたという経歴があります。

 

本連載では、そんな岩井さんが、自ら回復の道を歩みながら、一人でも多くの仲間の回復を求めて各地にダルクを開設するまでの歩みを語っています。

 

開設されたダルクの施設長(同じく薬物依存者)による手記も紹介されていて、どのようにして薬物依存と向き合い、現在の責任を果たしているかが綴られています。

今号では新潟ダルク開設に至るまでのお話。

 

岩井さんは、どんな時でも、どんなに裏切られても、人を信じ抜く。
その忍耐と愛情が、その人を変えていく原動力になっている。

 

本連載は、そんな岩井さんの
人間 岩井喜代仁 の物語でもあります。

 

[季刊『道』204号]