20 2月

『道』199号 安藤誠 新連載「日常の奇跡」

今号より、197号に登場いただいた写真家・ネイチャーガイドの安藤誠さんの連載が始まりました。

タイトルは『日常の奇跡』。

目に見えないものを見、声なき声を聞くプロフェッショナルとして、私たちが見過ごしている「日常の奇跡」を、一瞬を切り取った写真とともに届けてくださいます。

今号の写真は、キタキツネ。多くの読者が、思わず「あっ」と見入ってしまったと言います。まさに自然の一瞬がそこにありました。

 

 

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18 2月

『道』199号 宇城憲治「気づく、気づかせる」

鳥や魚やクジラや渡り鳥などの自然の動物は、誰に何を教えてもらえなくても、飛び立つ日がわかっていたり、どこで子供を生んだらいいかがわかっていたりします。それは、彼らが自然の一部として、空や海に溶け込んで地球からのメッセージを受け取っていると宇城氏は言います。

それでは人間はどうなのか。

自然の一部であるはずの人間は何に溶け込んだらよいのか。宇城氏は、人間は気流、「気」の中に溶け込んで生きるのが本来の姿であると言います。

人間が本来の姿になって、生まれながらの力を発揮させるためには、鳥や魚と同じように地球のエネルギー、電波を取り込む力を取り戻さなければなりません。そのためには、まずは私たちが、いかに電波を受け取れない身体「死に体」になっているかに気づかなければなりません。今号は、現状の「死に体」から、本来の気の通った「生き体」への道筋がわかりやすく提示されています。

199号 宇城憲治筆者の発する目に見えない力「気」で渦状に動かされる(199号より)

 

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15 2月

『道』199号 金澤泰子 「母さんから、翔子へ」

「今日は翔子にお手紙を書きますね」

連載いただいている金澤泰子さんの今回の記事は、お母様である泰子さんから娘翔子さんへの手紙でした。

独り立ちをした翔子さんに向けて、お母様が思いを綴っておられるのですが、お二人の溢れんばかりの愛情が伝わってきて、一読しただけで目頭が……。

本誌で同じく連載をいただいている「かっこちゃん」こと山元加津子さんからも、

「金澤泰子さんが翔子ちゃんに送られたお手紙の文章に涙が止まりませんでした。翔子ちゃんも泰子ちゃんも人類の宝物だと思いました」

と感想をいただきました。

お二人の歩みは、私たちに「愛」とは何か、「親子とは何か」をしみじみ教えてくださいます。

199号 金澤泰子

 

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13 2月

『道』199号 インタビュー「みんなで愉快に生きる! ここかまどの取り組み」 

「ここかまど」という東京八王子にある福祉事務所を取材させていただきました。「ここかまど」の名前の由来は、楽しいことをドンドン「こころみ」るということと、「カマド」でわかしたお茶をみんなで楽しむからきていると言います。

「ここかまど」では、ここに通う「しょうがい」のある方々を「利用者」とは呼ばずに「従業員」とか「メンバー」と呼び、ともに汗を流して無農薬野菜作りに専念しています。栽培した野菜は給食の食材だけでなく、近隣のレストランにも販売されるなど、健康な野菜の力で新しい自立事業に挑戦しています。

こうした事業に力をそそぐ吉田祐司理事長と樋口秀樹施設長のお二人に、「ここかまど」がスタートしたきっかけや、子どもたちの変化、保護者への働きかけ、そしてこれからの取り組みについてお話しいただきました。そのお話は、大人が気づいて変わることの大切さを教えてくださるものでした。

199号 ここかまど

199号 ここかまど

 

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11 2月

『道』199号 野村哲也「地球を歩く ~知られざる絶景を求めて~」

「地球を遊びつくす」と決め、世界の秘境・絶景を求めて旅をする写真家の野村哲也さん。毎回世界の様々な舞台から、自然や動物・人々の命輝く写真を、愉快なエッセイとともに届けてくれます。

「今度は地球のどこからの発信だろう?」

編集部は毎回わくわくどきどきしながら原稿を待っています。

199号 野村哲也

今号は、前号に続く、北極からの発信<後編>でした。北極を楽しもうと世界中から集まった仲間との時間や、そこで出会ったシロクマの話。雪面をヘッドスライディングしながら滑っている写真は、あまりにも可愛くて、もう言葉も何もいらないくらい。こんな愛嬌溢れるシロクマさんの瞬間を撮れるのは、やっぱりいつも愉快な野村さんだからだなと納得してしまいました。シロクマさんは野村さんがカメラで狙っていることをきっと知っていて、わざわざ頭から滑っていったんじゃないのかな?

抱腹絶倒の野村さんのエッセイはいつも私たちを笑顔にしてくれます。

 

 

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08 2月

『道』199号 浦川治造インタビュー 「アイヌ長老(エカシ) 俺の生きざま」

アイヌの長老の浦川治造さんに取材できるというご縁をいただいた当初、おそらく北海道まで行ってお話を伺うことになるのではないかと思っていたのですが、なんとお話を伺う場所は、北海道千葉県君津市のご自宅で、それも縄文竪穴式住居であると知り、びっくりしてしまいました。

199号 浦川治造

 

興味しんしんで伺った竪穴式住居、本当にありました。住居のなかは、浦川さんの手作りの品が並べられ、住居の真ん中につくられた囲炉裏には火がやさしく焚かれていました。

まず、この場所で縄文竪穴式住居を建てた経緯を、住居の土地を無償で提供した大家さんである斉藤五十二氏にお話をうかがいました。そのお話ひとつからも、ひとなつっこくてやさしくて愛すべき浦川さんの人柄が伝わってきました。

浦川さんは、子どもの頃から家が貧しく小学校二年ですでに一家の働き手として農作業や山仕事など、大人並みに従事してきたと言います。学校に行けなかったことから読み書きもできず、幼少期はもちろん、社会に出てからどれだけ苦労をされたかは想像に難くありません。

しかし浦川さんは、どんな境遇にも決して弱音をはかず、人の二倍、三倍やってきたと言います。そしてどんなことがあっても自分で工夫して切り抜ける。浦川さんは理屈抜きの実力で、自分自身はもちろん、家族や周りの人を守ってこられました。

お話はそんな浦川さんの圧倒的な人間力の魅力にあふれています。そしてその生き様は、アイヌ民族としての誇りだけでなく、本来の人間あり方、生き方を教えてくださるものでした。

 

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06 2月

『道』199号 巻頭対談「量子物理学者と気の実践者が解き明かす人間の潜在力」

199号の巻頭対談に登場いただいたのは、世界的な量子物理学者の権威であり、時空を超えた可能性領域(ワンネス)の世界を語るアミット・ゴスワミ博士です。

ゴスワミ博士は、元オレゴン大学・原子核理論物理学教授で、物質主義から意識をベースとした世界観へのパラダイムシフトを、量子物理学を使って明確に説いたパイオニアとして知られ、その理論は、ディーパック・チョプラをはじめとする世界中のスピリチュアルリーダーたちに影響を与えています。

ゴスワミ博士と宇城憲治氏との縁は、昨年の6月にドイツベルリンで開催された宇城憲治氏の空手セミナーに、たまたま博士の門下生(医学博士)が参加したことがきっかけとなりました。

セミナーで常識ではあり得ない様々な実証を体験したこの門下生から、「宇城先生の実践されていることとまったく同じことを提唱されている先生がいます。是非一度お会いになる機会をつくられたら」という提案があり、セミナー後、門下生は実際にゴスワミ博士に連絡をとり、両氏の縁をつないでくださいました。

 

199巻頭対談_ゴスワミ博士

 

「これまでの科学は、力でエネルギーを加えて変えるというニュートン的な考え方でした。これに対し量子力学の考え方は、相手に対し力を加えるのではなく、相手が変わるように働きかける、説得する、話し合い協力し合うことを選択していくというものです」(ゴスワミ博士)

まさに、筋力ではない、調和という力の存在、対立せずに相手を動かす力、人間の本来の力を体現し、自分だけでなく多くの人に「気」というエネルギーを使って体験させ、気づかせている宇城憲治氏。対談は、実践をまじえての4時間に及び、両氏の根底にある、宇宙のバイタルエネルギー(Vital Energy)と『気』のエネルギーについての洞察が展開されていきました。

両氏の対話は、目の前で起こるエネルギーの解き明かしにとどまらず、今の社会のあり方、人間の成長のあり方や学び方のプロセス、そして変化への導きなど多岐に及ぶもので、生き方への示唆に富むものとなりました。

 

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14 11月

木暮浩明先生 「武で培った人間力」― 198号

最新号『道』198号が発売になりました。

今回のテーマは「生き方が人を育む」です。 [詳細はこちら]

 

今回の「宇城憲治巻頭対談」は、本誌に長く「うつくし、日本」を連載いただいていた合気道家にして伊藤忠商事理事の木暮浩明先生にご登場いただきました。

連載のテーマではいつも、日本の伝統、文化のうつくしさや、日本人としてのあり方、武士道精神を説いてくださいましたが、そのぶれない姿勢・視点がどのように育まれたものかが、宇城先生との対話で明らかになっていきました。

 

198号 木暮浩明

 

木暮先生につながる家系図を掲載させていただきましたが、周りは全員海軍。お父様も海軍軍人で、その教育はスパルタそのもの。通われた学校の教育も今なら問題とされてしまうような厳しさですが、木暮先生は「いい躾だった」と振り返っておられるのが印象的です。

 

厳しさの根底にある愛情ややさしさ。それがきちんとあれば、その厳しさにも感謝が生まれることを、この対談は教えてくれます。

 

また、商社マンとして世界で活躍された木暮先生のお話も興味深いです。
白羽の矢が立ちダボス会議に出席されたときの機転の利いた対応。
語られた体験談のそこここにあふれるユーモア感覚、フェアな視点は、今、日本に一番足りていないものではないでしょうか。

 

198号 木暮浩明

 

両先生ともにお好きだという、山岡鉄舟談義も必見です。

 

木暮先生と宇城先生のやりとりは本当にスカっとして明るいです。
この胸が開かれるような感覚を、ぜひ感じていただけたらと思います。

 

27 9月

緒方孝市監督 広島カープ、リーグ優勝3連覇!

2018年9月26日夜、緒方孝市監督率いる広島東洋カープがリーグ優勝を果たしました。おめでとうございます!

3連覇となった今年は、念願の本拠地広島のマツダスタジアムで決着を迎え、街ぐるみで歓喜に湧く様子から、市民に愛されていることが伝わってきます。

緒方孝市監督は、2年前の2016年、25年ぶりのリーグ優勝を果たされたあとに、季刊『道』191号(2017冬)で「宇城憲治巻頭対談」にご登場いただきました。

201809ogata

 

2001年から宇城先生の実践指導を受け、師とあおぎ、その教えを指針に進んでこられたことが語られました。

対談の一部を抜粋します。

・・・・・・・
【緒方】
「反省して準備する」ですね。勝とうが負けようが、「できたか、できなかったか」が大事なのであって、勝ってもできなかったことがたくさんありましたし、負ければ負けるだけの原因があった。その反省と次への準備、その日々の繰り返しのなかでやってきたのが良かったと思います。

やはり「何がなんでも優勝するぞ」という気持ちだけでは絶対に勝てないし、逆に結果ばかりを思っていた頃は本当に苦しかったです。

知り合いから教えていただいたのですが、「結」つまり「結び」に専念すれば、「果」が生まれるのだと。「果」ばかりに専念したら、「苦」が生まれ、苦しいばかりになると。まさにこの言葉は去年の自分だなと思いました。ですから今年はとにかく結び、自分のやるべきことに専念する。気持ちの向け方がそこだけでした。

実は先生に初めてお会いした時(2001年)に、「あなた、プロなんでしょう」と言われましたよね(笑)。ハンマーで殴られるようにそのことを突き付けられた。

「絶対に負けない」「勝つぞ」という気持ち比べだったら、アマチュアの高校生のほうが強いと思うんですね。プロというのは、それは当たり前のことであって、根性論だけでは結果はついてこない。技術レベルで戦っていかなくてはいけない、と。

【宇城】
そうでしたかね(笑)。「勝つぞ」という気持ちは誰でも持ちますが、それは精神的な根性論であり、プロとしては絶対あってはならないことで、まずは技術力、そしてそれを裏付ける「事理一致」のあり方が大切だと思うんですね。

【緒方】
そのことに気づいたら、自分のなかでバタバタしなくなったんです。相手のベンチの動きを見て、ああ、こういうことをやりたいんだろうなというのが客観的に見えるようになった。ということは、今回自分が見ているように、去年の自分は相手に簡単に見破られていたんじゃないかな、と思ったんです。自分で反省もしているところなのですが。

【宇城】
しかし、すごい成長ですね。

【緒方】
いや、いや。もっともっと結果にこだわらずに、「こういう野球をするんだ」というのを選手一人ひとりに伝えていきたい、チームの力としてもっともっと大きくするために、やらなくてはならないことがたくさんあるな、と思っています。

【宇城】
私は長年エレクトロニクス関係の開発技術者をやってきましたが、その時の信念としての言葉があるのですが、「設計はだいたいよろしいでは困る。実は一滴の水も漏らさぬ緻密さが絶対で、プロはそれを案外苦しまずに実践している。しかし、それ以上に重要なことは、その設計が正しいかどうかを検証する工夫こそ急がねばならない」というものです。

それはまさに製品開発において100点が当たり前であって99点という妥協は許されないということなんですね。完成してこそ商品となるわけですから。

野球も本来は同じだと思うんです。人間対人間の勝負なので、技術力だけでは難しいところがあると思いますが、常にこの打っているあり方が正しいかどうか、それをコンスタントに成績につなげることができているかどうか、その事理一致の法則性を自分なりに見つけ出していくことが大事だと思うんですね。

・・・・・・

 

球団史上初だというリーグ優勝3連覇。

その喜びのインタビューにおいても選手をねぎらい、ファンへの感謝を述べた緒方監督は、
「リーグ優勝は達成しましたが、これがゴールではない。日本一というゴールに向かってまだ戦いは続きます。ご声援をよろしくお願いいたします」と、次を見据えておられました。

日本シリーズも、引き続き応援したいと思います!
健闘をお祈りいたします。

 

道191号

[『道』191号]

 

20 9月

『道』のつながりを感じた日

去る2018年9月13日、次号『道』の取材で北海道釧路郡鶴居村にいらっしゃるネイチャーガイドの安藤誠さんに取材してきました。

 

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ウィルダネス・ロッジ ヒッコリー・ウィンド

 

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安藤誠さんと奥様 忍さん、愛犬キャンディー

 

安藤さんは、鶴居村でウィルダネス・ロッジ ヒッコリー・ウィンドを営み、ライセンスを持ったプロのネイチャーガイドとして活躍しています。
今に至る道、そして大自然と人との関わりについてなど、たっぷりと伺ってきましたので、それは次号『道』198号でのお楽しみ!

ここでお伝えしたいのは、『道』がくれる「つながり」についてです。

 

ヒッコリー・ウィンドには、京都から安藤さんのガイドを受けに来た一組のご夫婦が前日からお泊りでした。

夕食時、屋外のウッドデッキで安藤さんが焼いてくださるバーベキューをいただきながら、お互いに自己紹介、ご夫婦がその日体験したことなどをお話しいただきました。

私たちも、安藤さんのインタビューに来たことや、『道』についてお話しさせていただきました。

食事が終わり、「こういう本なんです」と最新号を1冊お渡しすると、奥様の目が「…?」。

「どこかで見たことがある…」

この時は、はっきりとは思い出されなかったのですが、後日、メールをいただきました。

 

「『道』に出会ったのは、京都駅近くの野城クリニックという歯医者さんだったことが判明。そして、アグネス・チャンさんの表紙であったことが思い出されました。

喫緊の課題である原発、種子法、ネオニコチノイドなどによるミツバチ絶滅の危機、かっこちゃんや金澤翔子さんの顔写真や記事の載ってる冊子に、『こんな本があるのか』と驚きながらも待合室で読み込む時間はなく、また手に取ってみたいと思っていた本でした。

釧路空港から関空の飛行機での帰途にゆっくり頂いた『道』197号を読ませて頂きました。

『ありのままの私たち』の記事の なおくんとかっこちゃんがとても素敵で泣きそうになりました。私は自分のアトピーの身体に対処するのが精一杯で、あまり世の中のお役に立てないなぁと思っていましたが、なおくんの言葉に励まされました。私も『天からもらった仕事は、“私”という仕事をしています』と思って、いま出来ることをしてゆこうと思いました。」

 

奥様は、「この偶然と奇跡に感謝しています」とおっしゃって、定期購読と息子さんへのギフト購読を申し込んでくださいました。

『道』は幸せな本で「『道』を広める運動」という取り組みが読者によって立ち上げられています。購読にさらにプラスして購入し、周りの方々に『道』をプレゼントし紹介くださるという活動を、たくさんの読者がしてくださっています。(『道』を広める運動

野城クリニックさんに置かれていた『道』も、おそらくその中の1冊であったのだと思います。

 

『道』が皆さんの手を渡って旅をし、誰かに出会う。

その「誰か」にこうして出会うことができるなんて、思ってもみませんでした。

 

安藤さんが撮られた素敵な写真が絵葉書になる、年ごとのブックレットがあります。

その1ページ目にかならず書かれている言葉を、まさに実感したのでした。

 

「魂的な出会いに理屈はいらない。
 自然も、人も、出会うべくして出会う。

 オーディナリーミラクル(日常にある奇跡)を感じていれば、
 それらは引き寄せ合ってくるものだから。」

(写真・文 安藤誠『Ordinary Miracle Ⅰ~Ⅷ』より)

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