03 11月

『道』206号インタビュー ルダシングワ真美 「ルワンダの日本人義肢装具士」

<義足に夢をのせて 夫ガテラとルワンダに生きる>

ルダシングワ真美さんは、民族間の対立から大虐殺が起こったルワンダで、手足を奪われた人たちのために20年以上義足を作り続けている日本人義肢装具士です。

数々の民族対立で死と隣り合わせの中を生き延びてきた夫ガテラ・ルダシングワ氏と設立したルワンダの義肢工房で、これまで1万人以上の人に義足や義手を無償で提供してきたと言います。

そこまでに至る真美さんの歩みは、一人の女性として、日本人としてまさに「あっぱれ」としか言いようがないもの。

さらに、今年2月、周辺が洪水で浸水する危険があるとの理由で、ルワンダ政府によりすべての施設が強制撤去されるという「まさか」を体験した真美さん。

一からの資金集めのための来日も、コロナ禍で講演がほとんど中止というさらなる苦境に立たされました。

しかし真美さんは、めげず、くじけず、前向きで、ほんとうに明るかった。
渦中にある真美さんの勇気と活動の原動力を聞きました。

本文の最後にお話しいただいた工房再興の資金集めのためのクラウドファンディングも始まっています。
現在達成率87%!
ガテラさんと真美さんの夢を、かなえてさしあげたいです!
[READYFOR ルワンダの義肢製作所が強制撤去!再建に向けて立ち上がれ!]

 

[季刊『道』206号]