04 11月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈【対談】紫舟 書家/芸術家 宇城憲治 UK実践塾代表〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2021年11月4日)

『道』210号 紹介動画
https://youtu.be/6L1iq7v3jiI

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇ 【対談】紫舟 書家/芸術家
◆      宇城憲治 UK実践塾代表

【宇城】
事前に紫舟さんの資料を読ませていただいて、
共感するところが多々あり、今日のテーマを
私なりにまとめてきました。

資料に「自分の中にすでに準備されているものとつながり、
インスピレーションになることがある」と書かれていますが、
それよく分かります。

ふつうは1+1が2になりますが、それが
3にも4にも5にもなるそういう出会いがある。

またこうも言われている。
「最近では、発想力やインスピレーション以上に、
制作を次のステップへと導いてくれる存在が
あることに気づくことができた」と。

これは武道の言葉ですが、
「身体は内なる気に応じて動き、
気は心の向かう所に応ずる」。
まさに紫舟さんの場合、これだと思います。

内から勝手に出てくる。
内から出てくるということは、持論ですが、
「非可逆的ステップアップ」が
起きようとしているのだと思うのですね。

もう一つ共感したのは、
「筆で、普段よりも10倍の遅さでゆっくりと
『左はらい』を書き……」というところ。

「10倍の遅さで書く」ということは、
内面が高速度状態になっているということですね。
だから高速度撮影したものは
スローモーションに見える。

外面はゆっくり書いていても、
内面はもの凄い速さになっているということです。
【紫舟】
宇城さんが武道をする時には、
相手はスローモーションに見えるのでしょうか?

【宇城】
見えますね。見えるから相手のいかなる
攻撃パターンであっても入っていくことができるんです。
それは「先」を取っているからなんですね。

つまり相手の打とうとするその気を止めるから、
相手は手が出せない。
だからスローモーションに見える。
というよりストップモーションですかね。

【紫舟】
それは、非常に高い集中状態ということでしょうか。

【宇城】
そうかもしれません。
相手を包み込むという感じですかね。

サーフィンで言えば、私はボードではなく波。
世界チャンピオンクラスがかかってきても
触れることができないとよく言われます。

当然、突きも当たらない。
稽古ではより真剣さを求めて、
素手でなく相手にメリケンサック(鉄製武器)
を着けさせたり、木刀でかからせたりなどしています。



*  *

日本の伝統的な書を、紙だけではなく
彫刻やデジタルなど、様々な形のアートとして
昇華させ世界に発信している紫舟さん。

受賞歴も多数で、なかでも2014年の
フランス国民美術協会展では
「北斎は立体を平面に、紫舟は平面を立体にした」
と称され、日本人初の金賞をダブル受賞し、

翌年同展の「主賓招待アーティスト」に選出されたことは
日本人では横山大観以来の快挙だそうです。

その紫舟さんは今、「個性を捨てる」ことで、
自らの限界を超える境地を目指しています。

気によって人間の生まれながらの潜在力に
気づかせ開花させる指導を行なう宇城氏との対談は、

紫舟さんに自らの身体や作品にあるエネルギーを
体感してもらうことで、
制作を次のステップへ導く存在とは何か、
その目に見えない内なる原動力を模索していくという
臨場感あふれるものとなりました。

<巻頭対談>
個性を手放し、その先の領域へ
― 見えないエネルギーを見える形に ―

季刊『道』210号
https://www.dou-shuppan.com/dou210-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

◆◇ どう出版のイベント
◇  岩井喜代仁 講演会「子供たちを薬物から守るために」

「薬物依存症は治らない。
しかし、回復することはできる」

覚せい剤により薬物依存症となり、
生きることも死ぬこともできない人生のどん底から、
薬物依存回復施設「ダルク」につながり、一転、
薬物依存症からの回復への道を歩んできた岩井喜代仁氏。

30年にわたり薬物依存回復施設を運営し
薬物に苦しむ仲間と共に生きながら、
薬物の恐ろしさを全国に伝え歩いてきました。

「薬物依存症」は決して
遠い対岸の話ではありません。

私たちの身の回りには、想像以上に
多くの薬物乱用の入口があります。

家庭や学校で、子供たちを薬物から守るには
どうしたらよいのか。
そして、もし薬物に出合ってしまったら、
依存症になってしまったらどうしたらいいのか。

延べ5000人の相談に乗ってきた
岩井氏の実践を詳しくお話しいただきます。

また、自らの問題に日々向き合い生き方を
変えていくことで薬物依存からの回復を図る
ダルクの方法論は、すべての人にとっての
進歩・成長のプロセスでもあります。

自分自身の変化と成長を願う方に、
岩井氏の“生き様”に触れてほしいと願っています。

■岩井喜代仁 講演会「子供たちを薬物から守るために」
2021年12月5日(日)9:15~11:30(開場 9:00)
ハートピア京都
参加費:3,000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/202112iwai/

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日本人の真の強さとその心の復活を願って発信する季刊誌です。
理屈抜きに「やってきた」方々の深みある人生や熱い思いが、
読者の皆さまの生きる原動力となることを願っています。

年4回発行
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