27 10月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈カール・ベンクス 建築デザイナー〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年10月26日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  カール・ベンクス 建築デザイナー

(実は昨年、ベルリンのサムライミュージアムに行ったのですが、
後日、そのミュージアムのリニューアルを
カールさんが手伝われたと知り、ご縁がつながっていたことを
とても嬉しく思いました)

そうですか。
あれは3年前のコロナでつらい時期でしたね。
大工さん二人と設計士を連れて行きました。

館内では能舞台と茶室を手掛けたのですが、
日本で仮組まで準備してからドイツに持って行きました。
現地で組み立てるのにひと月くらいかかったでしょうか。
甲冑のコレクションも侍の歴史もすばらしいものでしたね。

(カールさんは今、日本の古民家を再生する仕事をされていますが、
そもそもカールさんが日本文化に興味を持たれたのは、
絵描きでいらしたお父様の影響だったそうですね)

そうです。
父は私が生まれる2ヵ月前に戦争で亡くなりました。
父は日本の大ファンでした。

日本に行ったことはなかったのですが、絵描きだったので、
日本の文化や日本独特のデザインに興味があったのです。

ブルーノ・タウト(ドイツ人建築家1880~1938)の影響も
あったようですし、浮世絵も家に何枚かありました。

印籠とか日本に関するいろいろなものが家にあったのです。
あのゴッホも日本の浮世絵版画のコレクションを
たくさん持っていましたよね。

日本文化は、ロンドンの万博(1851年)やパリ万博(1900年)などで、
昔の瀬戸物などが紹介されて、当時の資産家たちが多く
コレクションしていました。

父だけではなくヨーロッパの美術関係の人たちはみな
日本の特殊な文化、デザインに興味があって、
いろいろな本を読んでいました。

ですから私は子供の頃に、父が遺したものを見たり
母から父の話を聞いたりして、
日本はおもしろいなと思っていたんです。

それで私は12歳から柔道を始めました。
東西冷戦前から柔道と柔術はヨーロッパで学んでいました。



*  *

ドイツでヨーロッパに日本の建築を移築する仕事を
手掛けていた建築デザイナーのカール・ベンクスさんが、
偶然仕事で訪れた新潟の竹所に魅了され、
日本に移り住んだのが今から30年前のこと。

古い建物を大事にするドイツ文化で育ったカールさんは、
昔ながらの古民家が壊され捨てられていく日本の現状に
驚き残念に感じていたという。

自宅用に買い取った古民家の再生をきっかけに、
日本各地で60軒以上の古民家再生を手掛けてきたカールさんに、
今に至る歩みと、日本の古民家の魅力や日本文化の価値について
語っていただいた。

<ロングインタビュー>
古きを活かし、新たな価値へ
ドイツ人建築デザイナーが気づかせる
再生古民家の魅力と豊かな暮らし

季刊『道』218号
https://www.dou-shuppan.com/dou218-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

定期購読のお申し込みはこちらです。
http://www.dou-shuppan.com/teiki-2/

◆◇ 季刊『道』 実践者の生き方に学ぶ講演イベント
◇  2023年11月23(木・祝) 一ツ橋ホール

未来の希望である子どもたちに何を残せるのか。
また希望ある未来を構築するために、
私たちにできることは何か ――

一人ひとりがつながること(絆)で
発信(行動)できることがある。

そのような想いの人たちの交流の場として、
イベントを開催いたします。

季刊『道』ご登場者・連載者が一堂に会し、
鼎談・対談・講演で世の中に大切なメッセージを
発信してくださいます。

(登壇者 敬称略)
武術家で気による潜在力の開発 ―― 宇城憲治
薬物依存者を救う元ヤクザ組長 ―― 岩井喜代仁
ダウン症の娘を書家に育てた ―― 金澤泰子
作家で元特別支援学校教諭 ―― 山元加津子
銀河浴写真家 ―― 佐々木隆
世界を舞台に活躍する写真家 ―― 野村哲也
ネイチャーガイドで写真家 ―― 安藤誠
知られざる塩の真実を伝える ―― 工藤清敏
バイオ電子工学博士 ―― 増川いづみ
発達障がいの子どもたちを救う ―― 前島由美
ジャーナリストで元ニュースキャスター ―― 野中ともよ

・安藤氏、野村氏、佐々木氏の3氏には、
それぞれの写真の世界のスライドショーと写真談義を鼎談で

・前島氏、山元氏には、障害をもった子どもたちをいかに
守っていくか その実践を対談で

・金澤氏、岩井氏には、
子どもの自立に何が必要かを対談で

・工藤氏には
知られざる塩の真実を単独講演で

・宇城氏、野中氏、増川氏には
希望ある未来をつくる「気」の世界を、鼎談と実践で

季刊『道』が旨としている
「実践者の生き方に学ぶ」
「行動のエネルギーをいただく」
を、リアルに体験し交流いただきたいです!

ご登壇者も、当日を楽しみにしてくださっています。
下記リンクから動画をご覧ください。

皆様とともに、
学びを深め、エネルギーを湧かせる
一日となることを願っております。

お申し込みをお待ちしております。

■ 実践者の生き方に学ぶ講演イベント
■ ― 子どもたちの未来を守るために、いま私たちができること ―
未来を拓く 季刊『道』の連載者と読者の集い

2023年11月23日(木・祝) 11:30~16:00
一ツ橋ホール(東京都千代田区一ツ橋)

イベントの詳細・お申し込みはこちらです。
https://www.dou-shuppan.com/dou-special-event20231123/
↑ ↑ ご登壇者の動画メッセージ(ロングバージョン)もあります!

ご登壇者メッセージ(ショートバージョン)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLtLGkc2i8T3__6UqUk6pjNtnbYM_aMI5D

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季刊『道』は
日本人の真の強さとその心の復活を願って発信する季刊誌です。
理屈抜きに「やってきた」方々の深みある人生や熱い思いが、
読者の皆さまの生きる原動力となることを願っています。

年4回発行
年間購読料: 5,000円(税込・送料無料)

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