20 10月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈相良育弥 茅葺き職人 〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年10月19日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 季刊『道』より―
◇  相良育弥 茅葺き職人

(現在、相良さんは茅葺きの修復だけでなく、
茅葺きを守っていくために様々な活動をされているのですね)

そうなんです。
大工さんとかは子供でも知っているけど、

茅葺き職人という仕事は、子どもたちの
「なりたい職業」の選択肢の候補にそもそもあがっていないので、
知ってもらうための活動はずっとやっています。

ワークショップを開いたり、
こういう取材を受けるのもそうです。

積極的に屋根から下りて
話をするみたいな感じですね。

たとえばワークショップで茅刈りをしたり、
みんなで小屋を作るというのもあります。
実際の現場に来てもらうなどいろいろです。

茅葺きに関することなら
なんでも知ってもらうというのが一番ですね。

そうやって
「こんなところに茅葺きがあったんや」とか
「茅をみんなで刈りましょう」とか、

ちょっと「自分ごと」にする
ソケットを作ったりするわけです。

大真面目に茅葺き屋根だけを葺いていると
茅葺きがなくなってしまうんですよ。

1棟直している間に
どこかで2棟潰れている。

知ってもらわないと、なくなるのが止められない。

ですから、
「知ってもらってなくならないようにする」ことこそ、
現代の茅葺き職人の業だと僕は思います。



*  *

20代の頃、宮沢賢治の『農民芸術概論』を読み、
生活自体が芸術でありそれが美しく尊いという言葉に、
自然の風景に溶け込む実践者になりたいと、
百の業を持つ「百姓」を目指した相良育弥氏。

茅葺き職人の道を選んだのは、
「植物を刈って、葺いて、使い終わったら土に還せる」
茅葺きの世界が、まさに百姓の業でできていると知ったからという。

その茅葺きの道に入って17年。
年々、茅葺き民家が少なくなっていく現状に
ただ修繕しているだけでは守れないと、

積極的に茅葺きのことを知ってもらう活動や、
茅葺きのあらたな魅力やアートとしての可能性を
伝え続ける相良氏に、茅葺きへの思いと、
これからの取り組みについて語っていただいた。

<ロングインタビュー>
時代を越えて響き合う
茅葺きの魅力を伝え続ける

季刊『道』216号
https://www.dou-shuppan.com/dou216-lp/

◆◇ ご案内 季刊『道』交流イベント
◇  2023年11月23(木・祝) 一ツ橋ホール

岩井喜代仁氏と対談
【書家 金澤泰子氏のメッセージ】

『道』を読むと皆さん素晴らしくて、
その方たちと一堂に会せるなんて非常にうれしいですね。
夢のようなお話だと思います

(ダウン症の)翔子を育ててきて
いろいろなことがあったなかで、

サムシング・グレートはもちろんですが、その先にある
何か不思議なこの世に満ちている力みたいなものを感じるんですね。

そういうものを……神と言ってしまいましょうか。
その神の光みたいなのが見たくて知りたくて、
ずっとそんなことばかり考えて『道』を読んでいますと、

そういうことのヒントがたくさんあって、
皆さんやはりそちらを求めているし、分かっているし、
知っているんだなと思うことがあります。

(岩井さんに事前に)お会いして、誌面の写真を見て
もっと怖い感じの方かなと思っていたのですが、
とても紳士的で安心しました。とても優しくして。

11月の対談本番は楽しいと思います。
期待しています。

私も頑張ろうと思います。

*  *

ご登壇者からの熱いメッセージ!
https://www.youtube.com/@DOUaikinews/shorts

季刊『道』の読者と
連載、ご登場者の交流イベント。

一人ひとりがつながること(絆)で
発信(行動)できることがある。

そのような想いの人たちの交流の場です。
どなたでも参加できます!

◎ 詳細・お申し込みはこちらです。
https://www.dou-shuppan.com/dou-special-event20231123/

↑ ↑ << 登壇者インタビュー動画(ロングバージョン) >>

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未来を拓く 季刊『道』の連載者と読者の集い
― 子どもたちの未来を守るために、いま私たちができること ―

2023年11月23日(木・祝)
東京・一ツ橋ホール

<登壇者> (敬称略)
宇城憲治/岩井喜代仁/金澤泰子/山元加津子/佐々木隆/野村哲也
工藤清敏/前島由美/安藤誠/野中ともよ/増川いづみ
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季刊『道』は
日本人の真の強さとその心の復活を願って発信する季刊誌です。
理屈抜きに「やってきた」方々の深みある人生や熱い思いが、
読者の皆さまの生きる原動力となることを願っています。

年4回発行
年間購読料: 5,000円(税込・送料無料)

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