15 7月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈無着成恭 教育者・僧侶〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2022年7月15日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 季刊『道』より―
◇  無着成恭 教育者・僧侶

私の著作『おっぱい教育論』では
そういうことを書いているんです。

「知識というのはいったい何か」という根本問題ですよ。

林セツ子さんという乳揉みの日本一の名人が北九州にいて、
『おっぱい教育論』のことがあったので、林さんに
乳首の穴の数についてぜひ聞きたいと言いましたら、

「無着先生、それは個人差があるけど、だいたい20個だよ」
と教えてくれたんです。

21個や22個ある人もいるし、乳腺が詰まっていて
18しか出ない人もいるけど、平均すると20個だと。
今日あなたたち初めて知った?(笑)。

―― はい(笑)。でも乳首の穴の疑問とか、
そういう質問は学校で聞けないから、
子どもは電話相談室で聞いたのでしょうね。

そう。だけど、そういう質問がだんだんなくなってきた。
そういう質問がこなけりゃ、俺は面白くないわけです。

「あー、来たぞ、来たぞ」っていうような
質問がこないとね(笑)。

TBSから、子どもの番組をつくりたいけど、
どういう番組がいいでしょうと相談がきた。

だから、「子どもから質問を受ける番組をつくろうよ」
と提案したら、俺が代表みたいになっちゃった。

答えられない質問ばかりだったんだけど、
その時に「いや~子どもってすごいや」と思ったんですね。

「乳首の穴が何個」なんて質問がくると
僕なんか嬉しくなっちゃって、ぱーーっと手をあげて、
「その質問、俺にくれ!」と(笑)。

答えられないものには「だめだめ!」とか(笑)。
いや、楽しかったですよ。

それでも結局当てられて、分からないと
「それじゃ、来週までに」とか言っていた。

―― はい、子どもからとんでもない質問が来ると、
無着先生が「宿題だ。明日答える!」と言われて、
それが好きでした(笑)。

そうでしょう。だって専門家だって
答えられない質問あるからね(笑)。

―― 「宇宙人は何食べているの?」という質問に、
先生は「もちろん、宇宙食でしょう」って(笑)。
「かかしはどうして一本足なの?」の質問には、
「一本足でなければかかしじゃないでしょう」って(笑)。

だって、足が二本あったら逃げていくからね(笑)。
そういうダジャレは即座に思いつきますよ(笑)。

だから「赤ちゃんのヘソの緒の中を流れている血は
お母さんの血ですか、赤ちゃんの血ですか」という質問も、

「お母さんの血に決まっているじゃないか」というのが
日本人のほとんどの答えですが、だったら

赤ちゃんとお母さんの血液型が
全く一緒じゃないといけないでしょ。

そこから違う。
違うということはどういうことか。

そういうことを分からせることが
教育の原点にないといけないわけですよ。

教育とは、「今日行く」、
明日では遅すぎるんです。

少なくとも小学6年生、初潮がくる寸前くらいまでに、
こういうことを教えておかないと、
日本人は駄目になるんじゃないかと私は思いますね。



*  *

敗戦によって教育のあり方が激変するなかで、
僧侶でありながら教職に就いた無着成恭氏。

赴任した貧しい山村の子どもたちを前に、
自分でより良い生活を切り拓いていくための
「ほんものの教育」をと願って活用したのが、
綴り方(作文)だった。

『山びこ学校』にまとめられた子どもたちの
ひたむきで克明な生活記録は読む人の胸を打ち、
戦後教育に大きな影響を与えた。

子どもの自発性を引き出し好奇心を育てる姿勢は、
ラジオ「全国こども電話相談室」を生み、

レギュラー回答者として33年間、子どもたちの
素朴かつ本質的な質問に向き合ってきた。

常に人間をつくるとはどういうことかを
自らに問い実践する無着氏に、今の教育について伺った。

<ロングインタビュー>
人間をつくるとは、真の教育とは
子どもの「なぜ?」に向き合って70年、私の実践教育

【189】 2016夏
https://www.dou-shuppan.com/dou189-lp/

無着成恭著『おっぱい教育論』
https://www.dou-shuppan.com/books/oppai/

◆◇ 宇城憲治 実践講演会・体験講習会
◇  〈8/11 京都〉〈9/19 東京〉

「子どもたちに、体験塾を通して
自分達に眠る潜在力を体験してもらい、
元気になってもらいたい」

子どもが希望を持てない日本。

こんな(↓)体験をした子どもたちは、
目を輝かせます。
https://youtu.be/VwwvFB3Yxpk

子どものエネルギーを実感すれば、
大人も元気になります。

親子でふるってご参加ください!

●実践講演会〈京都〉
2022年8月11日(木祝) 12:30~16:00 (開場12:00)
ハートピア京都
参加費: 大人 4000円/学生(高校生まで)2000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/kk202208/

●宇城道塾 体験講習会〈東京〉
2022年9月19日(月祝) 14:00~17:30 (開場13:30)
町田市文化交流センター(5F けやき)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/tk202209/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
季刊『道』は
日本人の真の強さとその心の復活を願って発信する季刊誌です。
理屈抜きに「やってきた」方々の深みある人生や熱い思いが、
読者の皆さまの生きる原動力となることを願っています。

年4回発行
年間購読料: 5,000円(税込・送料無料)

お申込みは、お電話(042-748-2423)
またはホームページからお願いします。
http://www.dou-shop.com/hpgen/HPB/entries/8.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

☆ どう出版Facebookページ
http://www.facebook.com/doushuppan

☆ ブログ 記事紹介
https://www.dou-shuppan.com/category/blog/

※このメルマガは、季刊『道』(どう)編集部が発行する、
日常の活力となる「元気」をお届けするメルマガです。
週1~3回配信しています。

※本メルマガは どう出版ショッピングサイトをご利用くださった方と
ご希望いただいた方にお送りしております。

※本メルマガの配信停止、アドレス変更は
以下のページでお手続きください。

○ 登録・解除ページ
https://qyo.y-ml.com/form_if.cgi?id=dou_mm

○ アドレス変更
https://qyo.y-ml.com/form_if.cgi?id=dou_mm&modify=1

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

-文武に学び未来を拓く- 季刊誌 “道(どう)”
http://www.dou-shuppan.com/
===============================================
どう出版へのお問い合わせ(フォーム)
http://www.dou-shuppan.com/inquery/
—————————————
TEL 042(748)2423
FAX 042(748)2421 (24時間)
===============================================