19 1月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈野口勲 野口のタネ・野口種苗研究所〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年1月18日)

◆◇ 今、届けたい言葉  ― 季刊『道』より―
◇  野口勲 野口のタネ・野口種苗研究所
(種子法が廃止されても、
仕組み自体は変わらないということですか)

それは消費者が求めない限り変わらないと思います。
今の消費者が望むのは、形がよくて安いものですから。

これまではJAと都道府県が抱え込んでいて
選択肢がありませんでしたが、
種子法を廃止することで、昔ながらの自家採種した種籾が
その土地で命を育み、育った穀物が地域で食べられるようになる。

要するに消費者の選択肢が増えればいいんです。

少しくらい高くても消費者が選択して
安心な食べ物を得られる社会をつくること、
それがこれから一番大事なことだと思うのです。

あとはもう個人の選択です。
そういう命をつなげる食べ物を自分で選んで食べ、

そして子供にも食べさせれば、
僕は出生率も上がると思っているのです。

聞いた話では、いま17人に一人が
体外受精、人工授精で生まれているそうです。

いかに精子が弱くなっているかということですよね。
それは、食べ物との関係もあると思います。

埼玉県の富士見市で年に2回ほど僕を講演に呼んで、
自家採種で自然農法をやる学校を
すすめている人たちがいるのですが、

懇親会の時に、大きなおなかの若奥さんが
僕のところにやって来て、

「おかげさまで結婚して8年間
子どもができなかったのですが、できましたよ」
と言うんですね。

聞くと、ご主人がオクラが大好きで、
いつもオクラをスーパーで買って食べさせていたそうですが、

僕の話を聞いて、オクラも雄性不稔F1だと知って、
自家採種して自然農法でつくったオクラを
食べさせるようにしたんだそうです。

そうしたら、8年間できなかった子供が
できたのだということでした。

それで、すぐそばにそのオクラの生産者がいたので、
「この人あんたのつくったオクラを食べたら
子供ができたって言っているぞ」と言ったら、
「うん、これで6人目です」と(笑)。

そういう話はたくさんあるんですね。
ただ、それを証明する科学者はいないし、
研究する人がいないんです。

*  *

日本の野菜の危機を訴えた『タネが危ない』の著者で
野口のタネ店主・野口勲氏に会見取材したのが
2年前の186号。

その反響は大きく、読者からは
「普段食べている野菜の現状を知り衝撃を受けた」
「野菜の根源であるタネが危機的状況にあることを
多くの人に知ってもらいたい」など、多くの声が寄せられた。

昔ながらのタネを守り続け、現在も幅広く講演や著書で
F1種子の危険性を訴え続けている野口氏に、
あらためてお話を伺った。

<ロングインタビュー>
子孫を残せるタネを守り続けるために
私たちができること

季刊『道』197号
https://www.dou-shuppan.com/dou197-lp/

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