28 8月

沖縄戦の語り部 山里和枝さんに取材しました

「どうしても笑顔になれないんです。
 笑顔になろうと思うと、
 目の前で即死した4人の方のことが
 浮かぶのです。」

太平洋戦争末期、アメリカ軍上陸にともない、
熾烈な戦闘が繰り広げられた沖縄。
「沖縄戦」を19歳で経験した山里和枝さんは、戦争の悲惨さを若者に伝える語り部として、ご高齢の今も「轟(とどろき)の壕」に足を運びます。

「絶対に捕虜にはなるな」
という風潮のなか、
「絶対に生きるんだぞ。最後は白旗を揚げて、絶対に友軍と行動をともにするな」
という島田叡(あきら)知事の言葉を胸に、誰もが死んでおかしくない状況のなか「生かされた」という思いや、話を聞く学生たちに「今度戦があった場合、絶対に軍に協力するな、逃げなさい!」と必ず伝えるという山里さんの思いを、語っていただきました。

山里さんのインタビューは、次号『道』174号(10月発行)に掲載予定です。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【季刊『道』最新号】
 ⇒ [173号 詳細]  [季刊『道』173号 読者の声]

[『道』は定期購読でお読みいただく季刊誌です]