30 4月

『道』204号 連載 岩井喜代仁 「今日一日を生きる」

<新潟ダルク>

 

ダルクは薬物依存者が社会復帰を目指すためのリハビリ施設です。
岩井さんは、自ら薬物依存に苦しむなかで、ダルクに出会って救われ、今は茨城ダルクの代表として、たくさんの薬物依存者を救う側として活躍されています。

 

岩井さんには、薬物依存者というだけではなく、
元やくざの組長で、麻薬の密売人もやっていたという経歴があります。

 

本連載では、そんな岩井さんが、自ら回復の道を歩みながら、一人でも多くの仲間の回復を求めて各地にダルクを開設するまでの歩みを語っています。

 

開設されたダルクの施設長(同じく薬物依存者)による手記も紹介されていて、どのようにして薬物依存と向き合い、現在の責任を果たしているかが綴られています。

今号では新潟ダルク開設に至るまでのお話。

 

岩井さんは、どんな時でも、どんなに裏切られても、人を信じ抜く。
その忍耐と愛情が、その人を変えていく原動力になっている。

 

本連載は、そんな岩井さんの
人間 岩井喜代仁 の物語でもあります。

 

[季刊『道』204号]