19 2月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈対談 野村哲也・宇城憲治〉 「考えるな、感じろ」

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└◆ どう出版メルマガ  (2026年2月19日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇ 【対談】 野村哲也 写真家
◆      宇城憲治 UK実践塾代表

【野村】
本当に今の日本人は頭でっかちになっているので、
なんでまず感じないのかなと。

感じて楽しければ、学べばいいと思うのです。

初体験って、自分にとっては一生に一度しかない体験なので、
それを最初から誰かの体験談を追随したりして
バイアスをかけてしまうのは、すごくもったいない。

【宇城】
その通りだと思うね。
僕がいつも言っているのは、「考えるな、感じろ」と。

「悪いことするな」と子どもに言っても
実際やる子が出てくるが、
熱い鉄板に触らせたら、二度と触ることはない(笑)。

だから「知」の入り口を身体にすることが大事だと。
「実践が先」というのはそういうことだと思うね。

野村君の知床ツアーでは、
「先に資料を読むな」でしたね(笑)。

【野村】
はい。
僕の旅程表は「世界で一番不親切」と言われています(笑)。
ほとんど何も書かない。

ただ「僕が一番好きな場所へ行きます」とか
「海に出ます」とかだけで。

【宇城】
そのほうが新鮮でワクワクするし、
実際に楽しかったしね。
それに窮屈さが全くなかった。

戦時中、中国の砂漠に日本の兵隊が入って、
水がなくて喉がカラカラだった。

その時に隊長が「この先に梅の林がある」と言ったら、
人間は不思議なもので、生唾が出たと(笑)。
それで救われた。

だから「知の入り口を身体にした人」は
知識も知恵に変えられると思うんですよ。
考えるのでは遅い。

また心臓は自分で動かすことも止めることもできない。
それこそ自動操縦で、身体は95%くらいが自動操縦、
頭の知識で動かせるのは5%ぐらいしかない。



*  *

10歳で初めての一人旅を経験し、18歳までには
日本の47都道府県への旅を終え、以来世界を舞台に
国連加盟国193ヵ国中159ヵ国に足を踏み入れ、
時に移住もしながら、写真家として、またツアーガイドとして、
自らの活動の幅を広げてきた野村哲也さん。

「まずは体験する。やってみる。
そして楽しければ学べばいい!」

知識ではなく身体で自ら課題を見つけ、自分で答えを出していく。
“体験”のエネルギーこそが、人としての広がりや深さとなる。

2025年10月、野村さん企画のツアーに初参加した宇城氏。

旅を介してのお二人のお話は、AI時代に突入するからこそ、
人と人が感化され、互いにエネルギーを高めていく場の必要性を
浮き彫りにするものとなった。

<巻頭対談>
見たい、知りたい、感じたい!
— 湧き出るエネルギーは信頼となり、世界を広げる —