【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈菅野芳秀 令和の百姓一揆〉 「実ははじめから俺は一人じゃなかった」
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└◆ どう出版メルマガ (2025年8月26日)
◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇ 菅野芳秀 令和の百姓一揆実行委員会代表/大正大学客員教授
(次に菅野さんは地域のヘリコプターによる
農薬の空中散布を止める活動をされていますね)
最初、一人で減農薬を始めたんだ。
基本は「殺菌、殺虫剤ゼロ、初期除草剤一回のみ使用」のコメ作り。
周りの農家からは「そんなの無理だ」と言われたけど、
「空中散布をしないでやってみる。とにかく見ていて欲しい」と言い、
一人で農法を周囲に公開して、減農薬の実験田をやった。
やがて集落みんなでやりたいと思っていたからね。
空中散布のエリアに一点だけ散布しないことになっても、
そこに周りの農薬が飛んできたから実験田が成功したんだ
と言われないように、散布される農薬が届かない場所を見つけてやったのです。
一人の実験田を3年やったが、実ははじめから俺は一人じゃなかった。
東京のタマ生協(現パルシステム)も応援してくれた。
その力もあって、3年経ってから、
農協も実験田に参加した。
さらに、いろいろな経緯があるのだけど
「芳秀君がそういう米作りをするならば、
そこのエリアは空中散布の対象外として、農薬が飛ばないようにするよ」
と農協が言ってくれて、
かつ、空中散布をしない人が一つの団地になるように、
同調者を増やすサポートもしてくれた。
実験は7年くらい続いたかな。
やがて農協と農家、それにタマ生協の交流が深まり、
生協から組合員が来たり、こっちからも農協青年部や婦人部が
東京のタマ生協を訪ねて行ったり……合成洗剤不使用の交流が始まったり……。
そうやって道が太くなっていったところで、
生協から「今までやってきたことがどう成果を上げているか。
今後、この交流をどのように続けていくか」を巡っての
公開確認委員会が設定された。
農協にしてみたら生協が来るのは嬉しさ反面、怖さもあるわけです。
東京から30人ぐらい来たかな。
公開確認会が始まると、生協から「空中散布はどうするつもりですか?」
……と、焦点はそこだった。
事前に「芳秀君、その話になったら上手くかわしてくれ」
と言われていましたが、「この質問に答えるのは私ではありません」と言っていた。
農協の責任者が答えるべきだと。
その確認会の直前に、3市5町が合併してできた
「山形おきたま農協」の初代組合長が
「私がお答えします。空中散布を止めます」と宣言したんです。
合併する前の800戸の組合長では
到底そういう判断は下せなかったと思う。
やはり彼はそれなりの人物でした。
3市5町は山形県の1/4のエリアだった。
そこを拠点にまず山形県全部で空中散布が止まり、
そこを皮切りに東日本全体で止まり、全国で止まっていった。
だから減反拒否から始まる孤立の行きつく先は、
まずは農薬部門で言えば、
「日本を変えた」んだと思っているんだけどね(笑)。
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「日本の食と農を守ろう」をスローガンに今年3月30日、
東京都内でトラクター30台とともに沿道を含め
約4500人が参加した「令和の百姓一揆」。
同日、全国十数ヵ所でもデモ行進が行なわれた。
その代表を務める菅野芳秀さんは、
25歳で生き方として百姓を選び取って以来、
「逃げなくてもいい村」を築くために、
ボトムアップからの社会変革を目指し、
生ごみを資源として活用する循環事業や地域自給圏構想など、
さまざまな事業を発信、推進してきた。
その菅野さんが今、日本の農業はかつて
歴史上ないほどの危機にあると警鐘を鳴らす。
このままでは日本は食料から破綻し、
他国から食料を分けてもらわなければならなくなる恐れがあると。
今求められるのは、食の問題を農家の問題にせず、農民、消費者
双方が考えていく連携の視点だと菅野さんは語る。
菅野さんの歩んできた道と、
今後への思いについて語ってもらった。
<ロングインタビュー>
日本の食と農を守るために
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