28 4月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈村上優 ペシャワール会会長〉 「大学の時から中村哲先生は名前の通った方でした」

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└◆ どう出版メルマガ  (2025年4月28日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇  村上優 国際NGOペシャワール会会長/PMS総院長

(お忙しい中お時間をいただきありがとうございます)

よろしくお願いします。
実は僕は茨城ダルク(薬物依存症回復施設)の
岩井喜代仁さんをよく知っているんです。

僕は精神科の医者ですし、ダルクのサポートをずいぶんしてきたし、
彼の親分の近藤恒夫さんとも付き合いがありました。

もう20年以上のお付き合いです。
それでこの取材を引き受けようと思ったんです(笑)。

(そうでしたか。ありがたいご縁に感謝です。
今日は中村哲先生のことはもちろんですが、
現在村上先生が会長として率いるペシャワール会の
活動につきましても伺いたいと思ってまいりました。

村上先生は中村先生の大学の2年後輩だと伺いました)

中村先生は在学中に1年休学しているので、
実質的には1年違いです。
大学の時から中村先生は結構名前の通った方でした。

僕の兄は中村先生とは九大の医学部の同級生なんです。
当時は親しいというわけではありませんでしたが、
兄を通して知っていて、

当時は「村上」と言われるより、
「まさるくん」と呼ばれていました。
中村先生は当時から「てっちゃん」と呼ばれていましたね。

そんな中村先生と親しく付き合うようになったのは、
国立肥前療養所(現国立病院機構肥前精神医療センター)に
1年後輩として入ってからでした。

(一緒に山に行かれたと伺いました)

それは1978年に中村先生がヒンズークシュ山脈の
ティリチ・ミールという山(最高峰で7708m)に
登山隊付きの医者として行って、

その時に彼自身いろいろ思うところがあり、その翌年に、
その時の登山隊の隊長と中村先生がまた行くことになって、
「一緒に行かないか」と誘われて行ったのが
翌年の1979年でした。

その時ペシャワールから国境を越えてアフガニスタンに
入る予定だったのですが、ちょうど1979年に
ソ連が侵入してくるという話になって国境が閉鎖されるという。

実は現地の人は普通に移動していたのですが、
当時は、国境が閉鎖されたら通れないと思っていたので、
ギルギットというもうひとつ別のルートから入っていき、

寝泊まりをしながら共に1ヵ月ほど過ごしました。



*  *

干ばつと戦乱で荒廃したアフガニスタンで
貧困と飢餓に苦しむ人々を、医師の枠を越え、
命を支える井戸や堰、用水路の建設を進め、
その復興支援に力を尽くしてきた中村哲氏。

氏が凶弾に倒れて今年で5年になる。

その中村氏を50年近くにわたり、もっとも身近な
相談役として支えてきた村上優先生は、
中村氏亡きあともペシャワール会会長として、
現地での事業を支え続けている。

中村氏との出会いや氏の人となり、また困難があっても
常にぶれずに信念を貫き通したその活動の原動力など、
多岐にわたって語っていただいた。

<ロングインタビュー>
中村哲の心と事業を未来へ ——
希望の灯をともし続ける

季刊『道』224号

季刊『道』224号


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※次項もご覧ください!

◆◇ 季刊『道』に関わる映画を観る
◇  『荒野に希望の灯をともす』〈6/11〉

季刊『道』224号でペシャワール会会長 村上優先生が
語ってくださった、
中村哲医師のドキュメンタリー映画
『荒野に希望の灯をともす』の上映会を行ないます。

アフガニスタンとパキスタンで35年に渡り、
病や貧困に苦しむ人々に寄り添い続けた、医師・中村哲。

戦火の中で病を治し、井戸を掘り、用水路を建設した。

なぜ医者が井戸を掘り、用水路を建設したのか?
そして中村は何を考え、何を目指したのか?

村上優先生のインタビューで語られた
中村医師のエピソードとともに、
ご覧いただければと思います。

お申し込み、ご来場をお待ちしております。

●『荒野に希望の灯をともす』上映会
2025年6月11日(水)
19:20〜21:00(受付開始18:50)
町田市民ホール(第4会議室)

入場料:
事前申し込み 1,200円

[当日]
季刊『道』購読者 1,200円
一般 初回特別価格 1,200円
一般 1,800円

詳細・お申し込み

映画上映会|2025年6月11日 『荒野に希望の灯をともす』


電話 042−748−2423

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季刊『道』は
日本人の真の強さとその心の復活を願って発信する季刊誌です。
理屈抜きに「やってきた」方々の深みある人生や熱い思いが、
読者の皆さまの生きる原動力となることを願っています。

年4回発行
年間購読料: 5,000円(税込・送料無料)

お申込みは、お電話(042-748-2423)
またはホームページからお願いします。
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