06 6月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈高坂勝 SOSA Project代表〉 「脱・経済成長と人口減少を希望として捉え・・・」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年6月6日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — 季刊『道』より—
◇  高坂勝 NPO法人SOSA Project代表

(そういう機会があれば、
米作りや大豆作りを体験してみたいと
思う人もいるでしょうね)

米作りは年間で20日ほど作業すれば
家族が食べる分くらい作れちゃうんです。

週休二日の企業なら年間で120日くらいの
お休みがあるでしょうから、そのうち20日だけ
自然に触れて汗を流し心身をリフレッシュしながら
米も一年分作れちゃう。

畔に大豆を植えておけば、少し草刈りする程度で
秋に枝豆として食べ、冬に大豆として収穫し、
正月過ぎに味噌や醤油として仕込めば、
米と主要な調味料が自給できる。

天然発酵の味噌や醤油は腸内細菌を活発化して
健康や美容に最適である上に、
放射能防御にも感染病防御にもなるのですから、
こんなありがたいことはありません。

7、8年前に、ある人から大手ゼネコン内の
有志のイベントで

「20〜30年後の未来の健康×都市という
シンポジムに一参加者として、スパイのように潜入し、
かき回してほしい」

というミッションを与えられたことがありました(笑)。

集まっていたゼネコンの大企業の
優秀な社員たちから出てくる未来ビジョンが
「みんなが笑顔の」とか「緑あふれる都市」
「お年寄りに優しい」でした。

そんな小学生でも答えられるような
見方しかできないのかと愕然としました。

それでこれは“喝”を入れなきゃと思って(笑)、
私が話す出番が到来した時に、
口調穏やかに短く伝えたのです。

現状の延長の未来では都市も健康も、
それどころか人類も取り返しがつかなくなる、
だとしたら建設業は何をしていけばいいのか、と。

人口が減り、空き家や空きビルが増えること
が確実な都市において、

これからも経済成長目指して更にハコモノを作り続けたら、
誰が考えたって結論が見えませんか?

未だに国や地方自治体がお金を出して
再開発の名のもとにタワーマンションを作ったり
商業施設を作っている。

有限の資源を無駄に使い、それは住宅としてでなく
投資対象になる。

いずれ人口は減り、空き家が増え、
ゴーストタウンになり犯罪が増える。

そんな未来が見えませんか?

だからそうではない未来を
示さないとだめだと。

ではもし脱・経済成長と人口減少を
希望として捉えて都市を再構築したら、
どんなに素敵な未来になるか、
イメージを物語のように語りました。

会場にいた戦略のない企業戦士たちは
呆気にとられたようでした。

その後のワークショップは、私が提案した内容に
修正されたそうです。



*  *

「ダウンシフト」という言葉がある。
それは、経済成長主義から降りて
自分が望む幸せと安心の価値に戻り、自立して
人と分かち合うことで充足を得るという生き方。

坂勝さんはまさにその先駆け的存在だ。

ひたすら成長を目指した企業戦士時代の
苦しい体験を経て、坂さんが辿りついたのが、

必要以上に稼がず、食べ物を自給しながら
自分の時間を生きるライフスタイル。

坂さんは現在、SOSA Projectを運営し、
千葉県匝瑳市で米と大豆を自給しながら、
半農半Xを求める人や匝瑳市に移住してくる人たちをサポート。

多くの人に成長路線とは異なる、
新しい生き方を提唱している。

坂さんの今に至る活動や今後の展望を伺った。

<ロングインタビュー>
成長路線を降り、人間本来の豊かな暮らしへ
減速する生き方の提案

【211号】 2022冬

季刊『道』211号

◆◇ 季刊『道』に関わる映画を観る
◇  『荒野に希望の灯をともす』〈6/11〉

アフガニスタンとパキスタンで35年に渡り、
病や貧困に苦しむ人々に寄り添い続けた、医師・中村哲。

戦火の中で病を治し、井戸を掘り、用水路を建設した。

なぜ医者が井戸を掘り、用水路を建設したのか?
そして中村は何を考え、何を目指したのか?

村上優先生のインタビューで語られた
中村医師のエピソードとともに、
映画もご覧いただければと思います。

お申し込み、ご来場をお待ちしております。

●『荒野に希望の灯をともす』上映会
2025年6月11日(水)
19:20〜21:00(受付開始18:50)
町田市民ホール(第4会議室)

入場料:
事前申し込み 1,200円

[当日]
季刊『道』購読者 1,200円
一般 初回特別価格 1,200円
一般 1,800円

詳細・お申し込み

映画上映会|2025年6月11日 『荒野に希望の灯をともす』


電話 042−748−2423

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季刊『道』は
日本人の真の強さとその心の復活を願って発信する季刊誌です。
理屈抜きに「やってきた」方々の深みある人生や熱い思いが、
読者の皆さまの生きる原動力となることを願っています。

年4回発行
年間購読料: 5,000円(税込・送料無料)

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05 6月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈加納佳世子 加納美術館名誉館長〉 「私の罪は万死に値する」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年6月5日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇  加納佳世子 安来市加納美術館名誉館長

(終戦で郷里に戻ってこられて、海軍の要請で
人事部のお仕事をされるようになり、
そこで莞蕾さんが嘆願の活動をされるきっかけとなった
大きな出会いがあったと)

はい。
海軍のちょっとした調査の任務で
元海軍少将の古瀬貴季さんと出会います。

彼の夫人が布部出身で彼も布部に帰っていたのです。
古瀬さんはフィリピンで特攻隊の司令官でした。

お会いすると、
「あの戦争は誤りであった。未来ある若い人に
これが正しい道だと言って死に追いやった。

今このことが日本国民に十分に反省され
改めなければならない。私の罪は万死に値する」

と言われたので、びっくりした。

自分も絵を描くなかで、もやもやと考えてはいたけれども、
古瀬さんのその言葉に莞蕾は衝撃を受けるわけです。

肩書きがものを言うものではないとは言いますが、
やはり「戦争は間違っていた」と兵隊さんが言うよりも、
トップの人がそれを言い、
「自分は死刑に値する」などと言われたら、響きますよね。

古瀬さんには10月にお会いして、
その次に会ったのが翌年の1月でした。

フィリピンでの裁判が始まり、古瀬さんは出頭を決心され、
フィリピン行きの切符を用意してほしいと莞蕾に頼んだのです。

それで荒島駅にお送りしたのが昭和21年でした。

昭和24年になって古瀬さんがマニラの裁判に立たれ、
自らを有罪と主張して死刑の判決が出たことが
村にも伝わってきました。

それで多くの人から
「加納さん、あの立派な古瀬さんを
助けることができんのか」と相談されて、

莞蕾自身も
「あの人は生かさなければならない」と思ったわけです。



*  *

加納莞蕾(かんらい)は、島根県出身の画家。
戦時中は従軍画家として中国山西省に渡る。

戦後は元海軍少将との出会いがきっかけとなって
フィリピンの日本人戦犯の赦免嘆願活動を開始、
当時の大統領キリノ氏らに300通を超える手紙を4年間出し続けた。

キリノ大統領は自らの妻子や親族を日本軍に殺されながらも、
次世代に「憎しみの連鎖」を残さないという信念のもと、
100名以上に及ぶ日本人戦犯釈放を決断した。

莞蕾は大統領の「赦し難きを赦す」思いを
自らの課題として向き合うことが平和のスタートだとし、
73歳で亡くなるまで多くの人に大統領の思いを伝え続けた。

幼い頃から身近に接してきた莞蕾の四女で
現加納美術館名誉館長の加納佳世子氏に
莞蕾の生き方、人となり、さらに、佳世子氏自身が
次世代に伝えたい莞蕾の思いについて語っていただいた。

<ロングインタビュー>
憎しみの連鎖を断ち、平和を築く種子をつくる
— 加納莞蕾の生き方に学ぶ —

季刊『道』224号

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◆◇ 季刊『道』に関わる映画を観る
◇  『荒野に希望の灯をともす』〈6/11〉

アフガニスタンとパキスタンで35年に渡り、
病や貧困に苦しむ人々に寄り添い続けた、医師・中村哲。

戦火の中で病を治し、井戸を掘り、用水路を建設した。

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『道』224号、村上優先生のインタビューで語られた
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04 6月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈対談 アルフォンス・デーケン・宇城憲治〉 「良いことのためには勇気を出して戦わなければならない」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年6月4日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — どう出版の本より—
◇  宇城憲治対談集『大河にコップ一杯の水』
◆  アルフォンス・デーケン 上智大学名誉教授

【宇城】
先生の本、『よく生き よく笑い よき死と出会う』
を読ませていただき、非常に武術に見る考えと
同じであると感じました。

それは武術がまさに生と死の中から生まれたものであるので、
当然と言えるのかもしれません。

ぜひ今日は、先生のご専門の死生学について、
いろいろお聞かせいただければと思っています。

【デーケン】
私は、宇城先生の『空手と気』を拝見しながら、
いろいろな共通点があると感じました。

「進歩、成長とは変化することであり、
変化とは深さを知ることである。
深さを知るとは謙虚になることである」など、
非常に共感できる文章が多いのです。

そして先生は「出会い」の大切さを書かれています。

私も「出会い」という言葉がとても好きです。
「出会い」には、狭い自己の殻から出て、
心を開いて相手に出会うという意味があるからです。

それからもうひとつ、私は上智大学で
「死の哲学」を教える時にはいつも「出る杭になれ」と、
ちょっとふつうではないことを学生たちに話していました(笑)。

そうしましたら『空手と気』の140ページに
「打たれる杭になれ」と先生が書かれている、
拝見した時はびっくりしました。

私はキリスト教の考えから、
神様からいただいた才能を開発してほしいと願っていますが、
独特な能力を開発しようとすれば、
やはり出る杭になることが多い。

そして実際打たれることもある。

先生のお考えでは、打たれることもプラスになると。
これには感激しましたね(笑)。

【宇城】
ありがとうございます。

ところでデーケン先生は、幼少の頃、
祖国ドイツにおいて、一家をあげて命懸けの反ナチ運動、
さらに四歳の妹さんの死に直面したことが、
ご自身の人生を決定づける考えを持つにいたったこと。

また聖書を繰り返し読む中で
生きることの奥深さを知り、自分が成長していった。

そのような中で、先生は日本に一九七〇年代に来日され、
上智大学で「死生学」を提唱されました。

ところが日本の場合、死に対する考えが
意外とタブー視されるところがあって、
まだ癌の告知など、直接本人になかなかできない状況にあります。

そこでデーケン先生の著書にもあった「死」を
乗り越えるための大切なヒントについて、
ぜひお聞かせいただければと思います。

【デーケン】
今おっしゃったように、私が子供の時に強く影響を受けた出来事は、
命を懸けた父の反ナチ運動です。

それは非常に危険な活動で、
私はその手伝いで朝から晩まで反ナチ文書を
タイプしなければならなかった。

父は、見つかれば射殺されると言いました。

この時に「命を懸けることがある」ということ、
「良いことのためには勇気を出して戦わなければならない」
ことを学び、深い影響を受けました。



——— アルフォンス・デーケン 上智大学名誉教授
「潜在能力を開発し、よりよく生きる」

*  *

スピードある水であれば、
どんな大きな川にも呑み込まれず、
ずっと流れていける——

季刊『道』の巻頭対談で宇城憲治氏が引き出す、
実践する方々の生き方。

それぞれ活躍の世界は異なっていても、
中途半端ではない生き方を貫いた方々の、
身体を通した言葉。

その思いは 人を奮いたたせ、
さらなる勇気、希望を与えてくれます。

『大河にコップ一杯の水』 全3巻

書籍|宇城憲治対談集 大河にコップ一杯の水 全3巻

◆◇ 参加申込受付中
◇  宇城憲治氏のイベント〈6/29 東京〉

先日、大阪の体験講習会が開催されました。
体験者の感想・写真レポートをご覧ください。
https://www.uk-jj.com/single-post/20250527

宇城氏によって引き出される、
子どもたちの自然体の力。

今の常識ではあり得ないことが
目の前で起こります。

まずは、実際に体験してみてください。
体験から、何かが変わります。

●宇城道塾 体験講習会〈東京〉
2025年6月29日(日) 13:30〜16:30 (開場13:15)
町田市文化交流センター(6F ホール)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み

イベント|2025年6月29日〈東京〉 宇城憲治 体験講習会

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03 6月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈木村秋則・宇城憲治〉 「みんなのために走ったら、広い道になる」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年6月3日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — どう出版の本より —
◇  木村秋則・宇城憲治共著 『農業再生 人間再生』

【木村】
「自分は死ぬまで百姓」という思いがあるならば、
百姓であることをもっと活かす道があるんじゃないか
と思っているんです。

【宇城】
そういう意味で、このリンゴの成功というのは
大きいことですね。

すでに木村さんがされた実績は
日本を動かす力があるのですから。
感謝ですね。

【木村】
はい。
今朝も、「おまえたちは世界一のリンゴの木だよ」って、
私言ったの。
はずかしいんだけど(笑)。

【宇城】
今だって、リンゴはこの会話を
聞いているのでしょうね。

【木村】
聞いてる、聞いてる(笑)。
身障者の人たちのために、町ぐるみで
協力していこうという話もしているんです。

手のほどこしようがない耕作放棄地に
施設の子たちが来て種を蒔く。

町がそれに協力して、たとえば草刈りなど、
車椅子ではできないことを応援するなどして、
みんなが一体になってやったら、
素晴らしいんじゃないかなって。

来年から始まりますよ〜(笑)。

【宇城】
いいですねえ。

【木村】
道ですよ。
「どう」と言うけど、道だよな。

本当に道というのは、なんぼでもあるけれども、
自分が欲に走ったら、細い道を行くと思う。

欲のためでなく、みんなのために走ったら、
広い道になると思うんだ。

大勢の人が歩くから。

そんな道を残していきたいなと思って。

【宇城】
木村さんにはその大きな道しるべを
すでにつくっていただいている。

本当に私たちにとり大きな財産だと思います。



———「第2章 〈対談〉農業再生と人間再生への道」より

『農業再生 人間再生 — 大切にしたい目に見えないもの — 』

書籍|農業再生 人間再生 ― 大切にしたい目に見えないもの ― ~ 木村秋則・宇城憲治 共著

◆◇ 参加申込受付中
◇  宇城憲治氏のイベント〈6/29 東京〉

宇城氏によって引き出される、
子どもたちの自然体の力。

知らなかった、自分自身に眠る
統一体の力。

今の常識ではあり得ないことが
目の前で起こります。

まずは、実際に体験してみてください。
体験から、何かが変わります。

●宇城道塾 体験講習会〈東京〉
2025年6月29日(日) 13:30〜16:30 (開場13:15)
町田市文化交流センター(6F ホール)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み

イベント|2025年6月29日〈東京〉 宇城憲治 体験講習会

これまでの開催レポ—トです。【動画あり】
https://www.uk-jj.com/single-post/20241213
https://www.uk-jj.com/single-post/20250127

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02 6月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈岩井喜代仁 茨城ダルク代表 〉 「薬物依存回復を支える次の世代を育てていく」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年6月2日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇  岩井喜代仁 茨城ダルク代表

3年前に日本ダルク創設者の近藤恒夫が亡くなって
私が理事長を継いでからは、

私自身が作った施設以外の
若い施設長の手記もここで紹介してきました。

彼らをこうした場に出してやりたかったのは、
読者の皆さんに彼らが実は
“社会”の役に立っているということを
知ってもらいたかったからです。

ダルクで薬物依存から回復し社会に戻る以外にも、
“ダルクという社会”で彼ら若い施設長やスタッフが
自分たちの経験に基づいて、
薬物を使って傷んでいる人たちのケアにあたっている。

各ダルクで、そういう子たちが
成長していきています。

現社会では残念ながら
薬物問題は減っていません。

その中で薬物依存回復を支える
次の世代を育てていこうという時に、

私たち古い世代は、彼らがどう育っているかということよりも、
「育ってきている」こと自体をきちんと認めてやることが、
今後のダルクを守っていくことになるのだと思います。



*  *

本連載では毎号、薬物依存回復者あるいはその家族の手記を
掲載しています。

そこに記される薬物依存症との向き合い、
自分自身との向き合いは、
誰もが持たなければならない姿勢だと気づかされます。

<連載>
今日一日を生きる
「ダルクの次世代を担う若者たち」

季刊『道』224号

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30 5月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈村上優 ペシャワール会会長〉 「人間の良心を集めて 困難を乗り越えていく」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年5月30日)

中村哲医師のドキュメンタリー映画
上映会を開催します〈6/11〉 2項目めをご覧ください。

◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇  村上優 国際NGOペシャワール会会長/PMS総院長

(ヴィクトール・フランクルは
ナチスの強制収容所での体験を『夜と霧』に著した精神科医ですが、
中村先生もずいぶん影響を受けられたと伺いました)

フランクルは僕らの時代のバイブルでした。
フランクルの『それでも人生にイエスと言う』など、
すごく心動かされた世代で、彼もそうでした。

だけど彼が一番影響を受けたのは内村鑑三だったと思います。

アフガニスタンに来る若い連中に
「必ず読んで来い」と言っていたのは、
内村鑑三の『後世への最大遺物』という本でした。

他に米に関する『日本の米』(富山和子)という本なども。

(中村先生は宮沢賢治の童話の『セロ弾きのゴーシュ』の
主人公に自分をたとえるなど、宮沢賢治にも
ずいぶん傾倒されていたようですね)

そうですね。僕から見ると、
中村哲を通して宮沢賢治が透けて見えるくらい、
二人はよく似ています。

これは僕の妄想ですが、
宮沢賢治は37歳で亡くなっていますが
中村先生はこの事業を37歳から始めている。

だから中村先生が宮沢賢治を
引き継いだような気がするのです。

(この本〈『思索と行動』上下〉に何度も出てきますが、
何かあっても、必ず絶望したりせず、
「あらゆる立場を越えた人間の良心を集めて
困難を乗り越えていく」といった表現があり、
とても印象に残りました)

良心だよね。
彼の神の概念はすごく広いのです。

彼はキリスト教徒ですが
活動はイスラム教徒と一緒にやっている。

人にはそれぞれが信じる神が心の中にいて、
彼の場合、それがキリスト教だっただけの話であり、
それは内側の問題だから、彼はそれを外に全然出さなかった。

儒教にも詳しい。
そこはやはり子供の頃からおばあさんの
玉井マンさんや父親に論語をしっかり叩き込まれているので、
論語の言葉が結構出てきます。

聖書も旧約から新約から全部読んで、
ちゃんと神学を自分のものにしている。

そういう意味での知性がすごい。
だけど「人間がすべてではない」と。

だから「良心」という言葉が
素直に出てくるのではないでしょうか。

そういう意味で彼は本当に宮沢賢治に似ている。
宮沢賢治は仏教徒ですが、キリスト教にも
ずいぶん傾倒していた時期があった。

それで宮沢賢治に
惹かれるのもあるのではないでしょうか。



*  *

干ばつと戦乱で荒廃したアフガニスタンで
貧困と飢餓に苦しむ人々を、医師の枠を越え、
命を支える井戸や堰、用水路の建設を進め、
その復興支援に力を尽くしてきた中村哲氏。

氏が凶弾に倒れて今年で5年になる。

その中村氏を50年近くにわたり、もっとも身近な
相談役として支えてきた村上優先生は、
中村氏亡きあともペシャワール会会長として、
現地での事業を支え続けている。

中村氏との出会いや氏の人となり、また困難があっても
常にぶれずに信念を貫き通したその活動の原動力など、
多岐にわたって語っていただいた。

<ロングインタビュー>
中村哲の心と事業を未来へ ——
希望の灯をともし続ける

季刊『道』224号

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◆◇ 季刊『道』に関わる映画を観る
◇  『荒野に希望の灯をともす』〈6/11〉

アフガニスタンとパキスタンで35年に渡り、
病や貧困に苦しむ人々に寄り添い続けた、医師・中村哲。

戦火の中で病を治し、井戸を掘り、用水路を建設した。

なぜ医者が井戸を掘り、用水路を建設したのか?
そして中村は何を考え、何を目指したのか?

『道』224号、村上優先生のインタビューで語られた
中村医師のエピソードとともに、
ご覧ください。

お申し込み、ご来場をお待ちしております。

●『荒野に希望の灯をともす』上映会
2025年6月11日(水)
19:20〜21:00(受付開始18:50)
町田市民ホール(第4会議室)

入場料:
事前申し込み 1,200円

[当日]
季刊『道』購読者 1,200円
一般 初回特別価格 1,200円
一般 1,800円

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29 5月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈金澤泰子 書家〉 「この喫茶店の場でも翔子は天才だ」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年5月29日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇  金澤泰子 書家

まだまだお客様をお呼びするのは
無理だと思いつつの見切発車の開店であったけれど、

奇跡的にお客様が沢山いらして下さり、
問題も起きずに大成功を遂げている。

この喫茶店の場でも翔子は天才だ。

突然なのに翔子は
完璧なウエイトレスになっている。

お茶運びも一度も失敗せず、
オーダー取りもリハーサルなしできちっとこなしている。

それはそれは驚くほどの輝きで
周りを魅了して働いている。

あの千人余りの観客の前で、広い舞台で一人で揮毫し、
踊って会場を沸かせた翔子が、

突然小さな店で一人ひとりに丁寧に
ニコニコとお茶を運ぶ仕事に転換させられても、
楽しそうにルンルンで溌剌と使命感に満ちて働いている。

この職場を得て幾つかの僥倖があった。
楽しく喜びの中で規則正しい生活のリズムができてきた。

書道生活での地方回りの二十年間は
朝五時に叩き起こされたり
夜中に帰宅したりと超不規則であったので、

夜中の三時頃まで寝られなかったり、
朝は十二時くらいまで寝ていたりと
荒れていた生活から抜け出して今、
自律神経が正常に動き始めている。

今、早朝に起きて髪をポニーテールに結って
シュシュをつけて娘らしい身支度ができるようになった。

書道をしながら翔子が一人暮らしの間に
身についてしまった服装は、
迷彩柄で茶色か黒のくすんだ洋服と汚いジーパンばかり。
街で会うと恥ずかしかった。

それなのに、喫茶店での今のスタイルは
ガラリと変わり、綺麗な色の服を着て可愛くなった。

エプロンもその日に合わせて着こなしている。
翔子がこんなに綺麗な色彩感覚を持っていたのも
新発見である。



*  *

自らの“終活”で
翔子さんの生きる道を切り替えた金澤さん。

翔子さんは母の予想を超え、
今回も華麗に転身しているようです。

<連載>
きょうも、いい日
「翔子の天職 — 喫茶店開店で見えてきたもの」

季刊『道』224号

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28 5月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈松尾綾子 なぎなた範士〉 「それで真心が通じればいいんですよ」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年5月28日)

本書 紹介動画

◆◇ 今、届けたい言葉 — どう出版の電子書籍より —
◇  16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』

自分の身を犠牲にして
相手を引き立ててやるというふうにして、
はじめてその子が生きてくる。

そういうふうな指導を今の人が、
どれだけしているかと思うんですよ。

「この子を育ててやろう」
と思ったらそれをやらんと、
ほんとうの気合のかかった人間性は出てこない。

心でひっぱっていかなければ。

今は、自分は口で言うたら
生徒は動くと思う先生が多くなってきた。

そういう、頭で勉強して
「ここはこうや」とする先生が審判したら、
入ってもいないのに、手をあげてみたりする。

目が見える審判と見てもわからない審判もおるし、
それだけ達してない審判もおる。

むずかしいところですけど
しかしやはり一生懸命観る、
それで真心が通じればいいんですよ。

私心を越えてね。

やはり今のなぎなたはスポーツ化して
競技になりかけている。

しかし、はじめて古流のありがたさが
理解されてきたような感じなのです。

古流を習いたいと最近になって
指導者が言っております。

古流には自分を磨く心構えと技がある。

試合は魂と魂のぶつかり合いである。

魂を磨くことが勝利につながる道であると
察しているような気がして、
私はうれしく思っております。



——— 松尾綾子 なぎなた範士
「わが身を修める なぎなたへの道」

*  *

大正、昭和の厳しい時代に武道修行を積まれてきた、
剣道、弓道、なぎなた界の師範方に、

自らの修行の様子、武道のあり方、指導者としての心得など、
じっくりお話しいただきました。

今求められる社会のリーダーとは。人間をつくるとは。
そのあり方のヒントにつながるインタビュー集です。

本書は電子書籍です。
Kindle、Koboなど電子ブックストアで購入いただけます。

詳細はこちらです。

電子書籍|〈季刊 道 シリーズ〉人間をつくる 武の道、武の心

amazonでは【紙本】もあります。

どう出版の 電子書籍

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◆◇ 参加申込受付中
◇  宇城憲治氏のイベント〈6/29 東京〉

宇城憲治氏による体験講習会・実践講演会。

対象は、自らの潜在力を体験したい! 方々です。
小学生からご参加いただけます。

宇城氏によって引き出される、
子どもたちの自然体の力。

今の常識ではあり得ないことが
目の前で起こります。

まずは、実際に体験してみてください。
体験から、何かが変わります。

●宇城道塾 体験講習会〈東京〉
2025年6月29日(日) 13:30〜16:30 (開場13:15)
町田市文化交流センター(6F ホール)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み

イベント|2025年6月29日〈東京〉 宇城憲治 体験講習会

これまでの開催レポ—トです。【動画あり】
https://www.uk-jj.com/single-post/20241213
https://www.uk-jj.com/single-post/20250127

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27 5月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈対談 納谷幸喜・宇城憲治〉 「厳しく指導することが一つの礼なんです」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年5月27日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — どう出版の本より—
◇  宇城憲治対談集『大河にコップ一杯の水』
◆  納谷幸喜 第48代横綱 大鵬

 

【宇城】
相撲界の厳しいしきたりの中で躾を身につけていく、
それを一般の人が見れば非常に感じるものがあるし、
憧れもある。

私たちの小学校、中学校の頃は、
秋の十五夜になると相撲大会があって、
製材所におが屑をもらいに行って、
それで土俵を作ったりしました。

それを大人から子供まで村全体が
盛り上がってやっていましたね。

日本のどこでも見られた風景だと思いますが。

【納谷】
昔はやっぱり相撲はどこの村でもやっていました。
私も相撲社会に入ってもう五十一年、十六歳から入って今、
六十七歳ですからね。

それで、今度この相撲博物館の館長に任命された。
やっぱり私は死ぬまで勉強だな、と。

博物館の館長になった以上は、
問われた時に答えられないとならない。

ただ漠然と「相撲」ではなく、神様の時代から
何千年も続いているわけですから。

武器を持たないで堂々とやるというところに
いいところがあるわけですからね。

それが相撲の、礼に始まって礼に終わる。
礼節はあるけどその代わりものすごく厳しい。

相手をなんとか良くしてやりたいと思うから、
厳しく指導することが一つの礼なんです。

そういうことがみんな含まれているわけですよ。

私は自分の子供でも、女の子でしたが
厳しく育てました。

結婚させるにしてもやっぱり旦那だけじゃなくて、
そのお父さん、お母さんが、

「ああ、いい嫁さんが来てくれた」と
喜んでもらえるようにね。

今の子供はなんにもできない子に育っちゃっているよ。
だから今、五十代の親が一番悪い。

戦後に苦労をしているから、自分の子供には
苦労をさせたくないと甘やかした。

それが今、大人になり親になって
一番子供に甘いですよ。

今は細かい金型とかを作る職人がいないでしょう。
みんな中国など向こうに持っていってやっている。

【宇城】
そうなのですよね。
私も会社を経営していたからよくわかるのですが、
多くの会社がコスト競争力を上げるため、
賃金の安い中国に生産の場を移した結果、

今では日本の専門技術とも言える職人的な技術さえ
中国に移管しつつあり、ますます「ものづくり日本」の姿は
消えつつありますね。



——— 納谷幸喜 第48代横綱 大鵬
「『もう一丁!』 その厳しさが育てる越える」

*  *

スピードある水であれば、
どんな大きな川にも呑み込まれず、
ずっと流れていける——

季刊『道』の巻頭対談で宇城憲治氏が引き出す、
実践する方々の生き方。

それぞれ活躍の世界は異なっていても、
中途半端ではない生き方を貫いた方々の、
身体を通した言葉。

その思いは 人を奮いたたせ、
さらなる勇気、希望を与えてくれます。

『大河にコップ一杯の水』 全3巻

書籍|宇城憲治対談集 大河にコップ一杯の水 全3巻

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目の前で起こります。

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2025年6月29日(日) 13:30〜16:30 (開場13:15)
町田市文化交流センター(6F ホール)
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26 5月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈山元加津子 作家〉 「花はどこで考えるんだろう」

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◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇  山元加津子 作家

美しい四季の移り変わりの中にいると、
いつも、詩がとても上手で自然を言葉にしていた
大ちゃんこと原田大助くんと過ごした時間を思い出します。

大ちゃんは私が勤務していた
養護学校の生徒さんでした。

その養護学校は
自然に囲まれたところにありました。

雑木林の中に建っていて、
海を感じることができる場所にあります。

近くには、冬になるとたくさんの渡り鳥が
冬を過ごすためにやってくる湿地帯があります。

それから天気のよい日には
遠くに白山を眺めることができます。

大ちゃんとは三年間一緒でした。

最初はお互いに「次の時間は美術室に行くよ」
「大ちゃんの好きな食物はなあに」といった、
とりたててむずかしくないような会話ですら
なかなかつじつまが合わずにいたのに、

それがうそのようにだんだんと
何でも話し合えるようになりました。

素らしい自然の中にいたこともあって、
私たちは、花や鳥や海や雪や、
時には宇宙や自然の不思議についても
話をすることがありました。

「ねえ、大ちゃん。
どうして花は春が来たってわかるのかな。
私は頭で暖かくなってきたとか考えるけど、
花はどこで考えるんだろう」

「ねえ、あんなところにこぶしの木あったっけ。
咲くまでぜんぜん気がつかなかったな。
夏になったらまた、こぶしの木だということ
忘れちゃうんだろうか」



*  *

山元さんの問いかけに
大ちゃんは応え、気づきをくれます。

<連載>
ありのままの私たち
「待ち遠しい春——すべてが心を持っている」

季刊『道』224号

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◆◇ 季刊『道』に関わる映画を観る
◇  『荒野に希望の灯をともす』〈6/11〉

季刊『道』224号でペシャワール会会長 村上優先生が
語ってくださった、
中村哲医師のドキュメンタリー映画
『荒野に希望の灯をともす』の上映会を行ないます。

アフガニスタンとパキスタンで35年に渡り、
病や貧困に苦しむ人々に寄り添い続けた、医師・中村哲。

戦火の中で病を治し、井戸を掘り、用水路を建設した。

なぜ医者が井戸を掘り、用水路を建設したのか?
そして中村は何を考え、何を目指したのか?

村上優先生のインタビューで語られた
中村医師のエピソードとともに、
ご覧いただければと思います。

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