09 9月

『道』209号 岩井喜代仁さん連載 「都市部らしい施設を目指す 川崎ダルク」

茨城ダルク代表 岩井喜代仁
連載『今日一日を生きる』

「都市部らしい施設を目指す 川崎ダルク」

薬物依存者が社会復帰を目指すリハビリ施設として、薬物依存回復の確立した方法論を持つダルク。
自ら薬物依存症の道を歩みながら、今は仲間の回復のために茨城ダルク代表を務め、各施設責任者を育てる岩井喜代仁さん。

仲間に励まされ、支えられ、許され、受け止められながら、施設長として独り立ちしていく姿は毎回感動です。
ともに苦しむ仲間の絆があるからこそ、人は前に進むことができるのだと教えてくれます。

季刊『道』209号

07 9月

『道』209号 金澤泰子さん連載「香り、風、音 ―― すべての行方を知りたい翔子」

書家 金澤泰子
連載『きょうも、いい日』

「香り、風、音 ―― すべての行方を知りたい翔子」

ダウン症の娘で書家である翔子さんの日々の様子や、母の愛情あるまなざしで綴るエッセイ。
このシリーズでは、翔子さんがお母さまの元を離れて一人暮らしを始め、慣れないながらも少しずつ自立していく様子や、
自ら地域の人たちに溶け込んでいく様子が綴られています。

お母さまの心配をよそに、一人で暮らすという大きな壁をなんなく乗り越えて、力強く、また自分らしく、そして楽しく生きる翔子さんの自然体の姿が生き生きと描かれています。

誰が読んでもポッと心があったかくなる素敵なエッセイ。
毎回掲載される翔子さんの書も本当に素敵です。

一人暮らしを始める前までの翔子さんの様子は、
『あふれる愛 ― 翔子の美しき心 ―』につづられています。
是非こちらも読んでいただきたいです。

『あふれる愛』
季刊『道』209号]

道209号 金澤泰子

05 9月

『道』209号 山元加津子さん連載「図書館は『勇気をくれる場所』」

作家 山元加津子
連載『ありのままの私たち』

「図書館は『勇気をくれる場所』」

今回は図書館の館長さんのお話を書いてくださいました。
以前かっこちゃんのクラスにいた青年が毎日図書館に通っていたのだけど、ある日、突然泣き出して「だめでーす」と言うと。
聞くと、新聞の番号が昨日と今日とでひとつ飛んでいたのだと。
新聞社に問い合わせると本当にひとつ飛んでいて、だけれどもそんな問い合わせは他にひとつもなかった・・・。
青年にとっていつもと同じであることがどれだけ心の安定になっていたかというお話。

そんな青年が大切にしていることを、かっこちゃんも、図書館の人も大切に温かく見守っている。そんな何気ない、でも本当に心あたたまるエピソードが綴られています。

季刊『道』209号
 
   
道209号 山元加津子

 

 

04 9月

『道』209号 野村哲也さん連載「北のカムイ(神々)たち」

写真家 野村哲也
連載『地球を歩く ~知られざる絶景を求めて~』

「北のカムイ(神々)たち」

野村さんのfacebookを見ている人はご存じだと思いますが、野村さんは今年3月に撮影中に足を滑らせ左足を複雑骨折し、入院、手術を経て、ずっとリハビリを続けておられるのですが、
松葉杖となってもその興味、行動力は全く衰えることなく、様々な場所に行っては、訪れた場所の絶景や文化・歴史、動物たちの知られざる素顔などを伝え続けてくれています。

常に全身で感じ、全身で感動を伝えるスタイルが原点にあるからこその、毎回はちきれんばかりの迫力ある写真とエッセイ。
さらに文章には持ち前のおおらかさとユーモアが散りばめられていて、気づけば野村さんの世界にぐいぐい引き込まれてしまいます。
野村さんのエッセイは、動かずして一瞬にして異次元に連れていかれるような、そんな心地よい錯覚を与えてくれます。
自分の足で世界に飛び出し旅するからこそ伝えられる野村さんの世界を、是非たくさんの方に知っていただきたいです。

季刊『道』209号

道209号 野村哲也

02 9月

『道』209号 船橋康貴さん連載「いのちたちが時代の変化を教えている」

一般社団法人ハニーファーム代表 船橋康貴
連載『ミツバチが教えてくれること』

「いのちたちが時代の変化を教えている」

今、世界中で激減するミツバチを守るために活動するハニーさん。
ミツバチがいなくなれば、私たちはこの地球に生きていけない。
ミツバチだけでなく、たくさんの自然界の命が、危機を感じて時代が変わりつつあることを教えてくれているのだと言います。

花の感じが変わって密が採りづらくなり、ミツバチは全体的に調子が悪いのだと。
そんな苦しい環境に彼らを追い込んだ調本人の人間たち。

しかしそばにいけばミツバチたちは全力で目の前の人たちを癒そうとすると言います。

そんな話を聞くと涙が出ます。
ミツバチさん、ごめんなさい。

私たちが知らないミツバチの世界。何が今地球に起こっているか、すべてをつなげて考える姿勢が
求められていると思います。

ハニーさんはミツバチ目線で考え、話ができる人。
ミツバチが伝えようとしていることを謙虚に耳を傾けなければならないと思います。
ハニーさんの二冊の本も是非読んでみてください。

季刊『道』209号

ハニーさんの自伝エッセイ
ねえねえ、ミツバチさん仲良く一緒にどこ行こう

ハニーさんの
ミツバチ目線の生き方提案

道209号 船橋康貴

31 8月

『道』209号 工藤清敏さんインタビュー「自然治癒力を引き出す塩の真実を伝えたい」

自然治癒力を引き出す塩の真実を伝えたい

一般財団法人 自然医学財団/健康回復学研究所 所長
工藤 清敏

 

工藤さんを取材した時、工藤さんの最初の言葉に衝撃を受けました。
それは、塩には5000年の歴史があって、その4900年以上は、命に欠かせないものとして
扱われていたのに、ここ100年でまるで、塩が悪のようになってしまい「減塩」が当たり前に
なってしまった、というのです。

そんな歴史があるなんて。
「減塩」があまりに当たり前になっている今、工藤さんのお話に本当に驚かされました。

塩は私たちが生きていく上で絶対に欠かせない身近なものでありながら、知らないということはこういうことなのだと思い知りました。

ならば少しずつ知っていくしかない。
常識の壁は厚いですが、お塩について知れば知るほど納得することばかり。
「増塩」効果を裏付けるたくさんの方の実践と経験が、それを後押ししています。

やはり真実を伝えたいという人がいて、その情熱があってこそ、
物事は伝わっていくのだと思います。

工藤さんの記事にもたくさんの反響をいただきました。
以下に一部を紹介します。

●塩は血圧が上がり体に良くないと思っていました。塩化ナトリウムという化学物質を日本人は戦後知らず知らずのうちに自然に口にしています。自然の塩をとることでミネラルが満たされ身体に良い影響をおよぼすことまで思ってもみませんでした。それよりも日本人が自然の塩作りの技術をけされるのが現実なのかと感じました。
(東京 造園業 50代 男性)

●「減塩」は身体に良いものだと思っていましたが、工藤さんの記事を読んで考えを改めました。5000年の歴史の中で4900年以上大事にしてきたことと真逆の、誤った情報を平気で信じて生きてしまっていることを恥ずかしく思うとともに、改めていわゆる常識というもの不確かさを感じました。ご先祖様から脈々と受け継がれてきた身体をベースに、人間としての正しい在り方、生き方へ向かっていくことが間違いのない道筋なのだと思います。自然塩では微量ミネラルが飛んでしまう一方、人間が愛情を持って手を入れることで必要なミネラルを残してくれるというお話は、まさにそういった素晴らしい循環が間違いなくあるのだろうな、と印象に残りました。
(東京 不動産業 30代 男性)

●工藤清敏さんの「塩の真実を伝えたい」を拝読し知ることの大切さを改めて感じました。
何気なく摂取していた毎日口にする塩のことを何も知らないまま使っていました。
塩の大切さ、減塩の話、塩の歴史や背景、真実を知ることが大切だと感じます。

知らなかったことを知ることで真剣さが増す、捉え方が変わる、行動実践に繋がる。
何事においても、学ぶ、知ることがどれだけ大切か学び、知るが無ければ真剣にもならない、ただ上辺だけの時間を過ごすことになる。
真剣がなければ次世代に繋げることはできない今回も『道』から、本来の学びとはどういうことなのか本質を知る学びを追求していくことの重要さを感じさせて頂いております。
(奈良 主婦 40代 女性)

季刊『道』209号

道209号 工藤清敏

29 8月

『道』209号 前島由美さん連載「愛の関わりと連携で、輝きを取り戻す子どもたち」

ゆめの森こども園代表 前島由美
連載『愛の関わりと連携で、輝きを取り戻す子どもたち』

「人はどんな状況でも、いつからでも変われる」

ちょうど一年前の206号で、リュウセイ君とお母さんの手記、そして当時の様子を前島先生に紹介いただきました。
前島先生につながる前の、多動で衝動性のあるリュウセイ君と、日々追い詰められているお母さんの状態は本当にたいへんで鬼気迫るものがありましたが、そんなたいへんな状態の二人を大きな愛で包んで受け入れ、息をふきかえすまでに寄り添った前島先生。

そして今号、一年後の二人の様子は、また感動です。

お母さんの自立と成長が、リュウセイ君のさらなる落ち着きと成長につながっている。

人は見守ってくれ人がいるから、一歩前に進める。
大人だって絶対に必要な愛。
その大きな愛、寄り添いの心をおしみなくそそげる前島先生だからこそ、この親子のこの笑顔があると確信しています。本当に深い愛がなければできないことです。

読者の感想をご紹介します!

●リュウセイくんの切り紙の虫たち、素晴らしい作品です。特にクワガタは今にも動き出しそうで、見ていてなんだか懐かしい気持ちになりました。
お子さんの変化とともにお母さんもどんどん変化していかれることが素敵だなと思いました。時機を見てお母さんの自立を促すという先を見据えた的確な判断、そしてなにより、「何があっても受け止める」、「信じ切る」という前島さんの大きな愛に、胸が熱くなりました。
(東京 不動産業 30代 男性)

●リュウセイ君のお母さんのメッセージの中の「私の心の状態がリュウセイに影響する」というお話から、子どもは見守る大人(親がとても大きいと思いますが)からの影響を多大に受けているのだと感じました。そして大人が変わらなければならないという難しい問題が見えてきます。
責任は今、大人にある。しかし、その大人も苦しんでいる。
誰が救ってくれるのか。きっかけをくれるのか。
それは、先代たちから見守るというエネルギーを引き継いできた人たちが存在していて、その人たちが見守り、苦しんでいる大人を救う。そして救われた大人たちがまた苦しむ大人たちを救う。そこからその次の世代である子どもたちにも引き継がれてゆく。そういう循環が世の中を救ってゆく希望になるのだと思いました。
(福岡 男性)

季刊『道』209号
 
 
道209号 前島由美

28 8月

『道』209号 鮎川沙代 さんインタビュー 「『人のために』が力になる 」

絆を生む新しい不動産業に向かって  「人のために」が力になる

不動産会社代表 鮎川 沙代

きゃしゃで柔和なお姿からはとても想像できないバイタリティーをお持ちの方でした。
宣教師になるべく勉強をしていた鮎川さんは30歳の時、東日本震災をきっかけに、被災者のための雇用をつくりたいと 単身佐賀から東京へ。
それだけでもドラマですが、経験もないのに一人不動産業を立ち上げて、次々と仲介業者の常識の覆し、 とにかく困っている人に徹底的に寄り添う経営を実践。

困っている人のために何かをやることが、彼女の原動力になるのだと言います。
「寄り添う」、その心にこれだけのパワーがあることを教えてくれます。

その徹底した活動に、読者から実にたくさんの反響がありました。
以下に紹介します。皆さんの感動が伝わってきます!

●ノビシロハウスの仕組みを読み、「こんな発想があったのか・・」と感嘆しました。高齢者の方達と、ソーシャルワーカーとの日常での関り、そして月一のお茶会をしている画が頭に浮かび、想像できました。仕組みを考えることも大変ですが、実行に移すことは相当なエネルギーを要すると思います。実行に移し、実現させるエネルギーの根源は、鮎川さんの「困っている人の為に、何かをやって喜ばれたら、それが力になんるんです」という言葉にあるのですね。
(福岡 男性)

●鮎川沙代さんの記事を読みまして人間の良心が力になるという事をとても感じました。
まず、お客様である相手への優しさがあり、問題があれば、解決の為に努力する姿勢にとても感動しました。また、東京に出てからの生活を赤裸々に語ったりするところなど飾らず気さくなお姉さんという感じで、とても好感が持てました。
(福島 会社員 40代 男性)

●鮎川沙代氏の記事では、「ビジネスの本来の在り方」を再認識させて頂いた気がします。
鮎川氏の「徹底的にユーザー目線で考える」は商売の基本であって、自分の利益のためだけにビジネスを行うと、ビジネスはいびつなものになり顧客の信用を失い、そこで働く人さえも不幸になる例は枚挙にいとまがありません。しかし、鮎川氏は、ビジネスをやっているという意識すら無かったのではと思えました。ただひたすらに、「困った人を助けたい」との思いから駆け抜けたんだなと感じました。
(東京 会社員 50代 男性)

●鮎川沙代さんの「自分は何をしたら幸福と感じるのか」という問いは、現在疎かにされがちな問いだと思います。
日々の生活の慌ただしさ、お金の問題、誹謗中傷などの様々な喧騒によって、自分の真の幸福は何かを忘れそうになります。ですが、鮎川さんの問いこそ、人生における指針を発見、もしくは再確認するものだと思いました。
(千葉 医療従事者 40代 男性)

●鮎川沙代さんの徹底的に相手に寄り添う、相手の幸福、喜ぶ事しかできない不動産業、というかその姿勢、心に、全ての業種は本来、人を幸せにする為にあるはずで、その人間文明の基本、元の元にある根源であると。それを見失わずに実行実践していけば必ず未来が拓けてくるのだという事をまさに生き様で見せて頂いたと、そのように思いました。今の大企業でも一部の、金持ち、株主しか見ておらず、不正や改ざん、リストラを繰り返し、人に寄り添う、鮎川さんのような心は微塵も感じられません。
鮎川さんのようなすごいエネルギーの根源がやはり感性、心であるという事に、これからの企業、社会の在り方というものを指し示して頂いたのではと思います。
(静岡 農業 40代 男性)

季刊『道』209号

道209号 鮎川沙代

26 8月

『道』209号 天下伺朗・宇城憲治 巻頭対談

宇城憲治巻頭対談
「不思議なことは不思議なままで ――科学を越えて叡智の世界へ」
 
 元ソニー上席常務/天下塾主宰 天下伺朗
 
 
ずっと昔、実家の母がなぜか突然AIBOを買って来て、愛らしいしぐさで動くAIBO君に毎日話しかけては その進化を楽しんでいました。
あのAIBO君に天外さんは「燃える集団」現象を感じながら開発に没頭されたのだと。
日本人のものづくりの土台にある、一途な向上心や信頼感の塊のようなものをこの「燃える集団」に感じてわくわくしました。

その天外さんは、退職後、瞑想や断食をはじめ、科学では説明がつかない様々な実体験をされたと言います。
その体験から天外さんは、今はもう、科学で説明のつかない世界は時代遅れだと語ります。
なぜならば天外さんが提唱する「無分別智」の世界では、境目が一切なくて、あらゆることが融合し、 二元性が溶け込んでしまう世界だから。
つまり「正しい」とか「誤り」の区別がないので、科学では手も足も出ないのだと。

これに対し、同じく目に見えない世界を展開されている宇城先生の世界は、すべてを実証する、やってみせる世界。
不思議なことを不思議なままに、と捉える天外さんと、不思議で目に見えない世界を、自ら形にして実証する宇城先生。

今思うと、お二人の出会いは、本当に奇跡のような出会いだったのだなと思うのです。
こんな貴重な対談は他のどこにも再現されることはないと思います。

季刊『道』209号
 
 
道209号 天外伺朗

10 8月

「前島由美・国光美佳 講演会」が開催されました

去る2021年8月9日(月祝)、東京都 町田市文化交流センターにて前島由美さん、国光美佳さんによる講演会「安心・安全な未来を子どもたちへ 今、大人ができること」が開催されました。

新型コロナによる緊急事態宣言を受け、会場とオンラインの同時開催とし、会場には50名、オンラインも48名の方にご参加いただきました。

前島由美・国光美佳 講演会

 

●第1部 国光美佳さん ご講演

私たちの身体、精神を健やかに保つために必要な微量栄養素「ミネラル」が、現代の食事からは充分に摂ることができない ―― このことによって、どのような問題が起きるのか、また身近な食品に潜む添加物の問題やミネラルが摂れない理由を詳しくお話しいただきました。

さらに、「発達障がい」と診断されたり、感覚過敏に苦しむ子どもたちの症状が、ミネラル補給で改善されていく実践例をご紹介いただくとともに、こうした子どもたちに向精神薬が処方されている実態と、その副作用についてお話しいただきました。

心と身体を元気にするのは化学物質ではなく、天然の出汁やお味噌といった発酵食品や昔ながらの和食であること、さらにミネラルを簡単にアップする方法も教えていただきました。

 

●第2部 前島由美さん ご講演

療育支援施設「ゆめの森こども園」で、「発達障がい」などで生きづらさを抱えている子どもたちを支援してきた前島由美さん。保育士から導かれるように支援施設を立ち上げた経緯や、食による改善を実践していた国光さんとの出会いによって、確実に子どもたちを救える!と確信したこと。そして養蜂家の船橋康貴さんとの出会いからミツバチが絶滅の危機にあることを知り、ミツバチを救うことが子どもたちを救うことにもなると、15分ほどの船橋さんの活動を伝える動画が流されました。

農薬を使わない農業を求め、その作物を給食に使うことで、ミツバチと子どもたちを一気に救うことができるとスタートさせたフーズフォーチルドレン(FFC)の活動と、それに賛同し立ち上がった全国のお母さんたちの思い、草の根で広がっていく様子に、おおいに希望を見出していることが語られました。

最後に、現在前島さんが力を入れている「日本初 寄付型フリースクール」構想について熱く語られました。子どもたちをのびのびと伸ばすために、支援者(教員)の時間をすべて子どもたちに使いたい。そのために、監査のための報告や書類作成が必要な国の補助金などに一切頼らず、完全寄付での運営を目指す ―― このことは、現在の学校教育のあり方への問いかけともなりました。

 

●第3部 質問に応えて

来場者とオンライン参加者から、国光さん、前島さんへの質問を募りました。
行動し、現場をよく知っておられるお二人の回答は、一つひとつが実践的で、他の参加者にとっても有意義なものとなりました。

 

前島由美・国光美佳 講演会

 

前島由美・国光美佳 講演会

 

前島由美・国光美佳 講演会

 

前島由美・国光美佳 講演会

 

前島由美・国光美佳 講演会

 

食のあり方と子どもたちの変化、お二人の取り組みと思い ―― 本講演会を貫いていたのは、地球とすべての生きものにまで及ぶ大きな愛と、賛成・反対をジャッジせず、すべてと調和するあり方でした。
お二人の行動のエネルギーに元気と希望をいただけたことが、感想文からも伺えます。

いくつか抜粋して以下にご紹介いたします。

末尾に、前島さんの活動情報がありますので、ぜひご覧ください。

 

《 【見逃し配信】本講演会のオンライン録画を2021年8月31日まで視聴いただけます (有料)》

 

〈参加者の感想〉

●埼玉 小学5年生 女子
「みつばちを助けよう」
今日はありがとうございました!
為になることがたくさんあって良かったです!
障害のある子どもたちの才能が開花し、特技としてやっていることがすごい!と思いました。
あと、国光先生が言っていた「ミネラル」の入っているみそしるを作って食べたいと思いました。
素敵なお話をありがとうございました。

 

●神奈川 保育園関係者 50代 男性
前島先生のご活動は勇気のある愛のある行動で本当に素晴らしいと思い、新しく作られるフリースクールにも期待しております。ジャッジしない愛のある生き方がすべての世界には必要なのだと思います。応援しております。
国光先生には園の給食でとてもお世話になっております。私が子どもたちにやってあげられることは、都市部でも子どもの育ちをしっかりと保障し、将来につなげてあげることだと思っています。「食」の重要さをこれからも国光先生に伺いながらしっかりと継続して参ります。

 

●埼玉 教員 40代 男性
国光美佳さんの講演はミネラルの大切さを詳しく知ることができました。
学校の生徒で、服薬して活力がなくなっていく子がたくさんいますが、その理由と改善策を知ることができ深く納得しました。
前島由美さんの講演は、「子どもを守る」強さを感じ、大いに刺激をうけました。助成金に頼らず本当に子どもの為になることをやっていくための寄付型フリースクール、すごいと思います。
本だけでは感じることのできなかった感動をいただきました。

 

●東京 主婦 40代
娘が学習障がいで特別支援学級へ行っています。
沖縄の離島から東京町田に越してきて、特支級の多さにも驚きました。学習に関しては、さすが東京はとても手厚く少しずつ学習面での変化が見られてきましたが、自然体験が身近でできないことが残念です。今、親としてできることは引き続き食生活をととのえていくこと、そして、前島さんや国光さんの活動や本の内容等を知ってもらうことだなと感じました。
「戦わない、愛と調和で」心がけていながらも、難しい時もあって葛藤を感じることも日々あります。発達障がいの児童の親とつながりを持っていけたらいいなと思いました。
前島先生、国光先生、今日は素晴らしいお話をありがとうございました!!

 

●群馬 会社真 20代 男性
日々の生活の中で食というものを楽観視していたが、食は身体だけでなく精神にも影響するということがわかった。自然に感謝し、日々の食事に気をつけて次の世代にも伝えていきたいと感じた。

 

●東京 学生 20代 男性
半年ほど前から砂糖・小麦・乳製品・化学調味料等を極力控え、玄米・味噌汁を中心とする食生活に変えたところ、体温は37度近くまで上がり、薬を使わずに花粉症を乗り切ることが出来た。この体験から「食」の大切さに気づき、友人に伝えようとしたがあまり上手く伝えることが出来なかった。今回の講演会で「批判では変わらない」ということを学んだ。精神薬・ワクチン・抗がん剤・添加物・遺伝子組換え・農薬等、様々な問題があるが、それを伝えたところで拒否感から対立が生まれる。前島さん国光さんのような愛、調和による優しい伝え方を参考にしていきたいと思った。

 

●神奈川県 会社員 40代 男性
とても良い話が聞けました。今日は仕事の都合で来れなかった友人のためにも、ここで聞いたことを伝えたい。
発達障害の子供を持つ友人に大きな希望を与えることができます。
良い環境と良い食事が、これからの子供の未来を変えることができると確信しました。ありがとうございます。

 

●東京都 公務員 50代 男性
私は小学校に事務職員として勤務しています。
仕事柄、学校を授業中に飛び出してしまう児童、授業妨害をはたらいたり、暴力をはたらいている場面に出くわし、何度も手助けに向かっています。児童の何かのメッセージではあると思いながら、躾の問題であるとばかり思っていました。近年、農薬が生長期にある児童に悪影響を及ぼしていると知り、今回の講演にも興味を持ちました。
今回、お二方の講話を聞き、食べ物によって(特にミネラル分)、体内の酵素の働きを活発にし、いわゆる体質改善かわかりませんが、正常な働きを取り戻せることに驚きを覚えました。
これからもお二人の活動が益々広がりますことをお祈り申し上げます。

 

●千葉 40代 男性
いつもながらに、お二人のお話は心に響きます。愛と想いあふれる感動的な時間でした。
これからも必要なことをさらに知り、これをより多くの人々と伝えていく取り組み、活動をしていきたいと思います。

 

●東京 市議会議員 50代 男性
本日は国光先生、前島先生のお話をお聞きでき、いつもながら大変勉強させて頂きました。貴重な機会を頂きまして、本当に有難うございます。
八王子の総合センターをできる限り、ミネラル・オーガニックにするように活動を進めてまいります。今後も勉強させて下さいませ!

 

●東京 会社員 30代 男性
〈国光さんの講演〉
お話ありがとうございました。ミネラル不足の解消によって子ども達の様子が劇的に変化することが印象的でした。本来の可能性・生まれながらにもつ人間の変化、成長への意欲・エネルギーは非常に尊いもので、それに制限をかけている原因を取り除くことで、これほど大きく変わるのだ!と。ミネラルを摂り、不要なものを避ける大切さを感じました。

〈前島さんの講演〉
お話ありがとうございました。向精神薬の副作用の大きさに驚きました。しかも、小学生や未就学児にも処方されているのは恐ろしく悲しいことです。「発達障がい」という言葉、枠組みに子どもたちを埋め込んで縛ってしまう世の中は絶対に変だと思います。まずは身近な人に働きかけていきます。様々な気づきをありがとうございます。

●東京 私学職員 50代 男性
講演会ありがとうございました。
昨年の講演会より、ダシ粉、油等を摂るようになって体のバランスが確実に良くなったように思います。自閉的傾向の部下のキレやすく、攻撃的な言動に手をやいていましたが、時の経過とともに、ダシ粉をふりかけ替わりに毎食出したところ、衝撃的な行動が減ったとともに安定的になりました。これからも食に対しての意識を高めていきたいと思います。

 

●東京 自営業 50代 男性
クスリより食、食の大元は農業、幸せの頂点は農家というお話に納得しました。草の根の活動が大きな広がりを見せているという事実を知り、感銘を受けました。お二人の行動力の源泉が、純粋で欲が無い故、広がるのだと。
その広がりの始まりが、出雲という土地からであり、出雲は王朝伝説のある地。出雲の神々の御加護があるように感じました。

ミネラルを含む食品にしろ、発酵食品にしろ、日本人が昔から食べてきたものばかり、煮干し・あご・昆布・味噌・しょう油・納豆など。やはり日本人は、日本古来の食が合っていると思いました。今回も非常に多岐に渡るお話をいただき勉強になると同時に、多くの気づきもいただきました。
前島さんのジャッジしない、批判しない、愛と調和で行動する姿勢は素晴らしいと思いました。

 

●沖縄
みか先生のキングこーちゃんの話。絵がすべてを表していて、子供の感受性と食のすばらしさに感動しました。
ゆみ先生のミツバチのお話に涙がでました。ジャッジしない、愛と調和。
とても大切だと思います。応援しています。お二人ともありがとうございました!

 

●東京 看護助手 50代 女性
今日は貴重なお話が聴けて、とても感謝しております。私は独身ですので子供もいませんが、職場のお母さんに「今、発達障害と診断される子が多い」と聞き、一体どうなってるのか・・・。何が起こっているのかと思い、参加させて頂きました。
そんな現状を知ることだけでなく、希望のある未来に向かっていける話を聞いて、本当によかったです。ありがとうございました。子どもたちのあの顔をみれば、どんなに素晴らしいことなのかわかります。私に何ができるか・・・どんな形で応援していけるか、と考えてます。本当のこと、本物のことは、つながっていくのだな~ということも実感できました。

 

●福岡 会社員 男性
以前より前島先生、国光先生のことは季刊道にて存じ上げておりましたが、zoomではありますが、生でお話をお聞かせ頂いたのは初めてでした。ミネラルを摂ることの大切さと、ミネラルを摂ることで起こる改善例のお話など、字面で読ませて頂くよりも、静かで上品ですが、お二人の熱量が伝わってきました。一人暮らしで、あまり自炊をしてこなかったのですが、国光先生に頂いたアドバイスを参考にして気を付けながら自炊をしてまずは自分自身がしっかりとミネラルを摂って健全な心身を取り戻したいと思います。NPO法人・社会福祉法人や株式会社での運営など、実際に動いて来た方ではないとわからないお話をお聞きし、自分はまだまだ勉強不足であると感じました。少しでも未来ある子どもたちの為になる社会を作っていくことができるように私も動いていきたいと思います。
国光先生のご著書をもっと読んで勉強します。そして前島先生の季刊『道』の連載を読み希望を持つことができる人を増やしていきたいと思います。

 

●神奈川 自営業 50代 男性
充実した楽しい時間になりました。
国光さんの栄養学の話に引き込まれるのは、目の前の子供、取り巻く環境(学校、家族)の、未来の姿が現実として危機感を感じるからだと思いました。
薬で「発達障がい」(個性)を押しつぶそうとする社会に、子供たちの悲鳴が聞こえてきます。
何とかしなければ!と大人として切なく、苦しく、怒りを感じました。

前島さんの、その社会、組織、常識に対して批判(ジャッジ)をしない、遠回りに見えても愛と調和で開かないドアをコツコツと叩き続ける、疲れたら休んでまたノックし続ける。
角度を変えて、時には仲間と一緒に叩き、最後の一人になってもあきらめずに叩き続けるという強さを感じました。

講演会全体が女性らしい笑顔と穏やかな感じでしたが、お二人の抜かりない、隙の無い、子供たちのためには妥協がない雰囲気が印象に残りました。

信念による実践をする個人が輪を広げていく事で、世の中が変わっていく気がいたします。
反発も大きいと思いますが、尊敬と信頼という真心が、組織を包みながら超えていく時代に入ったのだと思いました。

 

●宮城 主婦 60代
素敵な講演会聞かせていただいてありがとうございます。

「食」からすべてがつながっていること、思い出させてもらいました。
30年以上前、母親になった時、子どもたちに安全なものを食べさせたいと思って生協の委員会などでいろいろ勉強させてもらいました。
世の中には安全なものだけが出回っているのではないことを知り、自分で勉強しないといけないとその時思いました。せっかく学んだのに、子どもたちが育ってから、少し忘れていました。つい、楽な方に行ってしまいがちで、、
昨日、大切なことを思い出させてもらいました。
あなたと健康の東城先生にもいろいろまなばせていただいたのですが、頭でわかっていても続けて実践していかないとだめですね。

前島先生が国光先生のご本に出合ったエピソードも、私も同じような体験をしていてやっぱりそういうことがあるのだと思いました。
目には見えないけれど、私たちは見守られているのでしょうね。日本の伝統文化を大切にされていらっしゃることも素敵です。
私も少し前から、日本の職人さんがいなくなってしまうのではないかしらと思っていました。何か必要なものを探していても、昔より品物が安易に作られているように感じていて、使い捨ての商品が多くなってしまったのでしょうね。
良いものを探そうと思うといきなり高級品になってしまって。昔はもう少し身近なものでもキチンと作られていた気がしています。日本の伝統文化には大切なことやいろいろな意味があるのだとこの頃しみじみ思いま
す。

ミツバチのハニーさんや池川昭先生、汐見稔幸先生、EMの比嘉照夫先生、リンゴの木村秋則さん、大切な活動をされていらっしゃる方たちとつながって、さらに子供たち、地球のために活動されていらっしゃるお話をとても興味深く聞かせていただきました。

後、前島先生の「ジャッジをしない! 愛と調和を大切にする!」
この言葉もとても素敵です!
大切に覚えておきたいと思います。ありがとうございました。

 

 

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