09 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈廣瀬満雄 無添加パン職人〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2021年6月9日)

『道』208号 動画
https://youtu.be/wpyB9ROFpkk

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇ 廣瀬満雄 無添加パン職人

今でこそ「無添加」ということが
さかんに言われていますが、

その「無添加ブーム」には
恐ろしいものがあるんです。

50年前に厚生省が許可した添加物は
300種類にも満たなかったのですが、
今では1700種類です。

それと巧妙に添加物を隠す。

最近では「発酵風味料」と表示されていますが、
これは乳酸菌に化学薬品を使って処理したもので、
乳酸菌とはほど遠く、ただ乳酸菌のイメージを
利用しているにすぎません。

また無添加と言っても、防腐剤が入っていない、
着色料を使っていない、というだけで
「無添加」と言ったりする。

お寿司にしたって、そもそも
防腐剤や着色料が入ってないのが
当たり前じゃないかと思うのですが。

私は自分のパンには添加物は
一切使用しません。

ここで年2回無添加パンのセミナーを
行なうのですが、まずセミナーにいらした方を
私の粉倉庫や製品の倉庫にお連れして、

「あなた方がこれはおかしいというものが
あったら教えてください」と言って
全部お見せしているのです。

それくらい私は、無添加というものに対して、
一つの規範を持ってやっております。

私は、「パンは無添加で当たり前」という
父親の教えを、そのまま踏襲してきて
結果的に良かったということなのですが、

ただ私はパンに対して
非常にまじめでいたいと思うんですね。

*  *

山梨県富士川町で「無添加ベーカリー・デッセム」を
営む廣瀬満雄さん。

「無添加パンが当たり前」という父の教えを踏襲し、
食の不正がはびこるなか、無添加、自然酵母、
国産小麦を貫いて、安心で安全なパンを作り続け、
最盛期には開いた店が7店舗となるほどの人気店となった。

2011年の東日本大震災による原発事故をきっかけに、
無添加を貫くことができないと、
育ててきた店を次々に縮小、閉店。

2017年に新天地を山梨に移し、自分の納得する
「安心安全な無添加パン」を、会員制という形で、
応援してくれる人たちに届けている。

「無添加パンが当たり前となる日がくるのが夢」
と語る廣瀬さんに、今に至る道のり、思いを聞きました。

<インタビュー>
パンは無添加が当たり前
夢に向かって貫く職人魂

季刊『道』208号
https://www.dou-shuppan.com/dou208-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

◆◇ どう出版のイベント
◇  申込受付開始!

どう出版では、
季刊『道』に連載いただいている方々の
講演会を企画しています。

人間の可能性を引き出し、
体験させてくれる宇城憲治氏

子どもたちを守る食と愛の関わりを説く
前島由美氏と国光美佳氏

自然を捉える確かな目で
人間のあり方を問う安藤誠氏

どの方も、いつも魂のこもったご講演をしてくださいます。
感じること、知ることで
新しいひらめきを得られることでしょう。

コロナ対策を整えております。
たくさんのご参加をお待ちしております。

■ 宇城憲治『稽古照今』出版記念 気の実証・講演会
2021年7月31日(土) 13:30~16:30 (開場 13:10)
町田市文化交流センター(5Fけやき)
入場料: 4,000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/ushiro_20210731/

■ 宇城憲治 実践講演会
2021年8月22日(日) 12:30~16:00 (開場 12:00)
京都府立総合社会福祉会館 ハートピア京都
入場料:
大人(大学生含む)1人 4,000円
学生(高校生まで)1人 2,000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/kk202108/

■ 前島由美・国光美佳 講演会
「安心・安全な未来を子どもたちへ 今、大人ができること」
2021年8月9日(月祝)12:30~16:30 (開場 12:10)
町田市文化交流センター(6F ホール)
入場料:3,000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/20210809_mae_kuni/

■ 安藤誠 講演会
「日常の奇跡」
2021年11月3日(水祝)13:30~16:30(開場 13:10)
町田市文化交流センター(5F けやき)
入場料:3,000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/211103_ando/

※いずれも、「新規」に季刊『道』の
定期購読をお申し込みいただくと、
入場料の割り引きがあります。
詳しくは各詳細ページをご覧ください。

『道』最新号 紹介動画
https://youtu.be/wpyB9ROFpkk

定期購読のお申し込み
http://www.dou-shuppan.com/teiki-2/

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08 6月

理論と実践をどうしたら研鑽できるか

・・・・・
前に進むためには、そこにしっかりとした根拠がなければならない。その根拠というのは、やはり理論と実践に尽きると思います。

では、その理論と実践をどうしたら研鑽できるか。
私の場合はそれが武術・武道だった。

相対的な競技空手では学べない、絶対的な技の修得を必要とする武術のプロセスが仕事で自信になった。
それがなければ自分の進歩もなかったし、自分自身の進歩がなければ、仕事もうまくいくはずがありません。
・・・・・

 
 
『宇城空手』に収録されている、宇城氏へのインタビューは、21年前のもので、当時宇城氏は50歳、エレクトロニクスの技術者として国内外で活躍していた頃です。
インタビューの内容は、武術の真髄についてですが、武術にとどまらず仕事、生き方につながっていること、そこに武術を修行する意味があることが示されています。
 
 
『武術の実践哲学 宇城空手』
https://www.dou-shuppan.com/books/ushirokarate/

7/31 『稽古照今』出版記念 気の実証・講演会〈東京〉
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8/22 実践講演会〈京都〉
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武術の実践哲学 宇城空手

07 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈宇城憲治語録集〈二〉 『稽古照今』〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2021年6月7日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の本より ―
◇  宇城憲治語録集〈二〉 『稽古照今』

◎ 自分の時間を生き切る

何が本質かを知らずただ努力するだけでは
利用され、騙されるだけ。

賢くならなければならない。
そのためには勉強しなければならない。

一に勉強、二に勉強、三に勉強……。

自分の命、人生、二度と通れない「時間」を
生き切るのだ。

その生き様はまた、次に引き継がれる
不滅の魂となる。

(二、時 間 より)

宇城憲治語録集〈二〉『稽古照今 ― 古を稽え、今に照らす ― 』
https://www.dou-shuppan.com/books/ando01/

★動画 宇城憲治の生き様 「44歳 居合演武」
https://youtu.be/R_On2WOAzmw

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05 6月

「未来に残さなければならない輝き」 安藤誠著『日常の奇跡』

「濁りのない無垢な野生の輝き。この瞳のすばらしさはそう簡単には表現できない。
北海道の悠久の時を刻んだ最も価値ある光であり、未来に残さなければならない輝きだ。この輝きが弱まったり、なくなったりしてしまった時を想像してみてほしい。これを守ることは優先順位どころの話ではなく則、絶対のことなのだ」
(『日常の奇跡』カバー写真説明より)

 

幼いころから誰に教えられたわけでもなく、クマに畏敬の念を持っていた安藤さん。

今マスコミの報道によって、クマが人や里を襲う野獣としておそれられていることについて、マスコミの報道の偏りがその悲劇を招いていると言います。

人間とちがってクマには反論する機会は与えられず、クマは一方的に悪者扱いをされてしまいますが、そうなった原因は人間社会のあり方にあるということ。
そのことを安藤さんは『日常の奇跡』で人間とクマの悲劇の歴史背景も含め、わかりやすく綴ってくださいます。

安藤さんのクマへの愛、自然へのあふれる思いが綴られた本書を是非多くの方に読んでいただきたいと思います。

 

安藤誠著 『日常の奇跡』
https://www.dou-shuppan.com/books/ando01/

★2021年11月3日(水祝) 安藤誠 講演会
https://www.dou-shuppan.com/event/211103_ando/

 

安藤誠著「日常の奇跡」

03 6月

正のエネルギーを生み出す根源

以下は、『宇城空手』の著者 宇城憲治氏によるあとがきの一節です。

『宇城空手は』20年前に書かれた三冊の本をひとつにまとめたものですが、
そこには、過去と現在のつながりに全く迷いがなく、ぶれないものが一貫してあったことが示されています。
人生に、生き方につながる修行のあり方を教えられます。

・・・・
この二十年間の「事理一致」の稽古と、無から有を生じるエネルギー「気」によって見えてきたもの、その究極は「調和する」ということです。それはまさに今ある現在社会の主流とも言うべき「対立」とは真反対の構図です。「対立」の根源には「自分さえ良ければ」という欲があり、それがあらゆる不幸の要因となっています。一方、調和という寄り添う心や、思いやりは絆を生み、幸せの源泉として大きな正のエネルギーを生み出します。

それこそが「幸福の法則」です。目に見えない未知のエネルギーには、正と負の両方が存在しています。この幸福の法則の実践には、正のエネルギーを生み出していくことが必要であり、そのためには「他尊自信」の精神と実践を通して地球との絆をより強くしていかねばなりません。そうしなければならないことを私たちの身体はすでに知っているのです。まだそのことに気づいていないだけです。

また、この正のエネルギーを生み出す根源は「重力」にあるということです。重力は宇宙の根源でもありますが、大事なことは、今よりさらに強い調和力を生み出す重力を得るために、今の四次元から、その先にある五次元へパラダイムシフトすることです。そしてそこに向かう道筋と具体的な実践方法を本書は総括しています。

・・・・

武道をやっていない方々にも、生き方の書として手に取ってもらいたいと願っています。

 

『武術の実践哲学 宇城空手』
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7/31 気の実証・講演会〈東京〉
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8/22 実践講演会〈京都〉
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武術の実践哲学 宇城空手

02 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈【対談】名嘉睦稔 版画家宇城憲治 UK実践塾代表〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2021年6月2日)

『道』208号 動画
https://youtu.be/wpyB9ROFpkk

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇ 【対談】名嘉睦稔 版画家
◆      宇城憲治 UK実践塾代表

【名嘉】
昨今のスポーツ空手の世界大会の組手を見ていると、
顔を打ってはいけないので、みんな胴を打つ。

それは頭は危険だし、防具もつけていない
からだと思いますが、体力勝負のようになっていますね。

しかし、そこには一撃必殺などの
武術の要素などが見られなくなっているように
思うのですね。

先生が『道』でも繰り返しおっしゃっているように、
真剣であれば、ちょっと触れただけで命にかかわる。

そういう危険性をはらんだ中で、命をかけて
相手を制していく。

それが武術の肝要なところなんだと。

そのためには心が大事である、
というふうになっていくわけですよね。

【宇城】
今は武道そのものが競技武道になっていますから、
あえて私は「武術」と言っているのですが、
武術の原点はやはり江戸時代の真剣勝負の
あり方ですね。

競技空手は、「はじめ! やめ! 判定!」ですが、
刀だったら、やればどちらかが傷つき、
命に関わるわけで、できれば戦う前にけりをつけたい。

ですから勝ち方においても
「打って勝つは下の勝ちなり、
勝って打つは中の勝ちなり、
戦わずして勝つは上の勝ちなり」という
言葉が残っていますが、

この最後の「戦わずして勝つ」の術技を
可能にするのが「気」なんです。

気は細胞と会話できるので、細胞の時間、
すなわち100万分の1秒のスピードで
先を取ることができるんですね。

【名嘉】
「細胞で会話する」というのは非常に興味深いことですね。

【宇城】
それは簡単に示すことができます。

机に手を置いてください。
それを他の人が手前に引っ張ると、
簡単に手が引かれてしまいますね。

そこに気を通すと、手が机にくっつく。

【名嘉】
強くなりました。

【宇城】
これは意識してできるものではありません。
「気はどうしたら使えるようになりますか」と
よく聞かれるのですが、

自転車に乗るのに、筋トレも教科書もいりませんね。
こけることの繰り返しで身体が勝手に覚える。
それと同じです。

【名嘉】
転びながら細胞が覚えると。
つまり身体が覚えると。

*  *

沖縄の島・伊是名で生まれた名嘉睦稔さん。
その版画制作は実にダイナミック。

始まりは静かな祈り。
しかし一端制作が始まると、目にも止まらぬ速さで
一気に彫り上げる。

自分で描いている感覚はなく、
絵が独自に生まれてくるのだという。

そこに繰り広げられるのは、森、動物、風、
植物、海……限りない自然への愛と
郷土愛にあふれる睦稔さんの世界。

その睦稔さんの魂の世界を、
人間のエネルギー「気」という観点から、
広く、深く、突き詰めていく異色の対談。

<巻頭対談>
時空を超えた気と木の世界
― 無意識が生み出す人間の潜在力 ―

季刊『道』208号
https://www.dou-shuppan.com/dou208-lp/
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02 6月

≪受付開始≫ 宇城憲治〈京都〉実践講演会 8/22

人間に眠る潜在力に気づかせ、それを開花させる指導を全国で展開する、
宇城憲治氏の実践講演会(体験型)です。

 

―― 眠っている潜在力の開発 ――

宇城憲治〈京都〉実践講演会

大人が変われば、子供は伸びる!

 

2021年8月22日(日)
京都府立総合社会福祉会館 ハートピア京都

参加費
大人(大学生含む)1人 4,000円
学生(高校生まで)1人 2,000円

[詳細・お申し込み]

 

01 6月

実践哲学を後世に残す

以下は、『宇城空手』発刊にあたってです。
なぜこの本を発刊したのかの思いを綴っています。

■ 発刊にあたって

本書は、『武道の原点』(二〇〇〇年)、『武術空手の知と実践』(二〇〇一年)、『武術空手への道』(二〇〇三年)の三冊を再編集の上、一つにまとめ、著者の宇城憲治氏に加筆、推敲いただいたものです。

すでに『武道の原点』発刊から二十年の歳月が経っていますが、実は、『武道の原点』には、当時弊社が発行していた季刊誌『合気ニュース』(季刊『道』の前身)に掲載された一九九三年の記事も含まれているので、正確には二〇〇〇年よりさらに七年も前の発信だったことになります。

この三冊は発売当初から、あらゆる流儀・会派の空手道修業者のみでなく、他武道の修業者や、武道経験のない一般の方々にも熱心に読まれてきました。

それは、その内容には、一流儀・会派の内容にとどまらず、本来の武術とは何か、師とは何か、修業とは何か、すなわちその本質が、実践をベースにした理論で展開されているだけでなく、企業のトップとして、またエレクトロニクス分野における最先端の技術者として、第一線で活躍してきた氏の、幅広い経験と視野からくる、日常のあり方、人としてのあり方、リーダーとしてのあり方、ひいては人間どう生きるべきかにつながる「実践哲学」が貫かれていたからです。 本書で展開されている、稽古のフィードバックシステムや上達の非可逆プロセスなどのコンセプトは、長年電源開発にたずさわってきた技術者としての氏の誠実な姿勢からくる独自のものです。それは、とくに電源設計においては、感電は人の死につながるということで「人命の保障」、さらに電源のショートは火災につながるということで「財産の保障」、この二つの憲章を片時も忘れてはならないというなかで、「絶対に不良品は出さない。事故を起こしてはならない」という氏の信念が確固としてありました。

それゆえに、ただ伝統を受け継ぐだけでなく、常に自らをあらゆる角度で検証し、昔で言えば生か死かの次元で、今で言えば、いいかげんは許さない、絶対に関わった人を衛るのだという厳しさ、その姿勢を貫いている。驚くのは、そうした覚悟で実践し、また発信されてきた内容は、年月を経た今でも強いメッセージを放ち、全くぶれていないということです。

そうした宇城氏の実践哲学を末永く後世に残していきたいという強い思いとともに、ますます厳しい時代に突入する今の日本において、ぶれずに逃げずに、自分の人生を堂々と生きるための指南書として、一人でも多くの方に読んでいただきたいと願い、本書発刊に至りました。
本書が多くの方々の今を生き抜く原動力になることを願ってやみません。

『武術の実践哲学 宇城空手』
https://www.dou-shuppan.com/books/ushirokarate/

7/31 講演会〈東京〉
https://www.dou-shuppan.com/books/keiko/

武術の実践哲学 宇城空手