29 8月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈対談 坂本スミ子・宇城憲治〉 「歯を取らないことには、あの物語にならなかった」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年8月29日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — どう出版の本より—
◇  宇城憲治対談集『大河にコップ一杯の水』
◆  坂本スミ子 歌手・女優・聖母幼愛園園長

【坂本】
『道』はいい本ですね。
一気に読ませていただきました。

【宇城】
ありがとうございます。
今日は坂本スミ子さんの元気をもらいに来ました。

私は昔から、坂本スミ子さんの大ファンで
「たそがれの御堂筋」や「夜が明けて」とかの
オリジナル曲をよく聴きました。

もともとラテンが大好きで、あとで知ったのですが、
トリオ・ロス・パンチョスの初来日公演に共演されて、
ラテン歌手としてデビューを飾られたそうなんですね。

トリオ・ロス・パンチョスの歌はもちろん、
特にレキトンギターの音色が好きだったんですよ。

【坂本】
ラテンが好きだなんて嬉しいですね!
私もラテンを愛していますから。

【宇城】
坂本さんの出演していらしたNHK番組、
「夢で逢いましょう」もよく見ていました。

それと、今も感激し脳に焼きついているのが
映画『楢山節考』の辰平の母親・おりん役の坂本さんです。

息子・辰平役の緒方拳さんがおりんさんをおんぶして、
山に登っていくシーンとか、
役に成り切るために自ら歯を折った話とか。

あとでそれを聞いてさらに感激したんです。
役者でも根性が違うなと。

自分の歯を抜いてまで役に命をかける。

そういう坂本さんの覚悟に比べて、
おまえたちの修行は甘い!って
空手の連中にはよく話をしているんです。

命をかけるというのはこういうことなんだと。

【坂本】
酔っぱらってどこからか落ちて歯が欠けたって
同じことだから、それなら、この映画にかけて、
歯を取ったほうがいいのと違うかな、って思っただけなんですよ。

歯は親からもらったものですが、
歯を取らないことには、あの物語にならなかったわけですね。

歯を黒く塗って抜けたように見せたりする方法もありますけど、
この物語だけはそうはいかなかった。

監督から言われる前に、自分で歯医者さんに行き、
抜いてもらいました。

【宇城】
そのことにものすごく感動しましてね。
そして、その映画がカンヌ映画祭では
グランプリを受賞されたんですよね。

【坂本】
あの“おりん”というお母さんが、
私のところにおりてきてくださった。

だから私は演技なんか何もしていません。
ほとんどセリフもしゃべっていませんよ。

ただ、存在感みたいな、
女の生き方が、ドン!ってあるみたいな……。

子供が怪我をしたら草を噛んで貼ってやるとか、
春になったらヤマメを捕りに行くとか、
決められたことを自然に添って、
厳しい寒いところで確実に生きるために
毎年毎年繰り返している。

そして70歳を迎えた。
そういう人生を生きてきたおりんさんなのです。

厳しい人生を70歳まで生きたら、
子供を生かすために、自分がいなくなれば、
食べ口が減って子供たちに食べさせられると、村の掟に従う。

そういう厳しい世界だから
映画になるんですけどね。

【宇城】
緒方拳さんが“おっかあ”を背負っていくシーンは
今でも強烈に覚えています。

真に迫って感動的でしたね。

——— 坂本スミ子 歌手・女優・聖母幼愛園園長
「歌がくれた幸せ 子供は神様からの贈りもの」

*  *

スピードある水であれば、
どんな大きな川にも呑み込まれず、
ずっと流れていける——

季刊『道』の巻頭対談で宇城憲治氏が引き出す、
実践する方々の生き方。

それぞれ活躍の世界は異なっていても、
中途半端ではない生き方を貫いた方々の、
身体を通した言葉。

その思いは 人を奮いたたせ、
さらなる勇気、希望を与えてくれます。

『大河にコップ一杯の水』 全3巻

書籍|宇城憲治対談集 大河にコップ一杯の水 全3巻

◆◇ 参加申込受付中
◇  宇城憲治氏のイベント〈11/30 大阪〉〈12/20 東京〉

宇城憲治氏による《親子塾》。

対象は、自らの潜在力を体験したい! 方々です。
小学生からご参加いただけます。

宇城氏によって引き出される、
子どもたちの自然体の力。

今の常識ではあり得ないことが
目の前で起こります。

そこから何に気づき、何を学ぶか。
まずは体験してみてください。

●宇城憲治《親子塾》宇城道塾体験講習会〈大阪〉
2025年11月30日(日) 13:30〜16:30 (開場13:15)
NLC新御堂ビル 6階貸会議室(601号室)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み

イベント|2025年11月30日〈大阪〉 宇城憲治《親子塾》

●宇城憲治《親子塾》宇城道塾体験講習会〈東京〉
2025年12月20日(土) 13:30〜16:30 (開場13:15)
町田市文化交流センター(5F けやき)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み

イベント|2025年12月20日〈東京〉 宇城憲治《親子塾》

これまでの開催レポ—トです。
https://www.uk-jj.com/single-post/20250527
https://www.uk-jj.com/single-post/20250701

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28 8月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈大山修一 総合地球環境学研究所教授〉 「『よく来たな、大山にはザルミがある』」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年8月28日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇  大山修一 総合地球環境学研究所教授

(お一人で一から調査の段取りをされたわけですね)

そうなんです。
それから1週間その村にモハマドと二人で住むことになったんです。

肌の白い人はバトゥレと呼ばれ珍しく、たくさんの村人が集まってきて、
最初は「こんな村に何しに来たのか?」と驚いていたのですが、
農業のこととか、食べ物のこととか、土地のことをいろいろ質問しました。

この時のことが僕のその後の活動に関わってくるのですが、
ハウサ語で「道」のことを「ハニャ」と言い、
「道の口」つまり「道の入り口」のことを「ビダンハニャ」と言います。

自分で言うのも恥ずかしいのですが、
それが現在の活動につながる「道の入り口」だったんです。

「勇気」のことを、ハウサ語でザルミというのですが、
村人たちが過去をふり返って
「よく来たな、大山にはザルミがある」と。

言葉も分からないのに村に来て住み着いて
—— 村長さんのところに居候したのですが ——
いろいろなことを質問してノートに書き続けた。

「それは勇気がないとできないことだよ」
というふうに言ってくれます。

僕は当時、7年間アフリカに通っていたのですが、
現地で見るものすべてがそれまで通っているザンビアと
あまりにも違いすぎて、

モハマドに「1日につき50ドルを出すから4日間延長させて」
と頼んだのですが、「嫌だ、もう帰る」と言われてしまいました(笑)。

彼がいないと言葉が分からず、
その時は彼と一緒にニアメに戻り、その後一人で
サハラ砂漠を旅行して、日本に帰りました。

その時は9月で雨季の終わりでした。
牧畜民はサハラ砂漠のなかにいて、
ラクダやヤギを連れて遊牧していました。

面白い旅だったんですが、灼熱のなか水あたりで下痢になり、
砂漠のなかでバスがパンクしたりしてたいへんでした。

バスが砂漠のなかを走っている時には
窓を開けてはいけないんです。

クーラーがないと暑い時は窓を開けたくなるんですが、
熱風が吹きつけるから閉めろと。

その旅行で思ったのは、サハラ砂漠のなかで
水がないところではさすがに僕は生活ができないなと。

それでサハラ砂漠ではなく、南のサヘルという地域で
調査をすることにしました。



*  *

子どもの頃、テレビで干ばつに苦しむ
アフリカ・サヘル地帯の人々のことを知り、
「自分が行って緑化する!」と決めたという大山修一先生。

その思いは大人になっても変わらず、
研究者となってからは20年以上にわたり
ニジェールの荒廃した土地にごみを撒き、緑化活動を続けてきた。

砂漠化した農地に都市のごみを投入することで、
家畜のえさや作物ができていくという
大山先生が考案し実践する循環の仕組みは、

飢えに苦しむ住民はもちろん、長く続いてきた
農耕民と牧畜民との紛争をも防ぐ手立てとなっている。

会見では、ニジェールでの研究活動への思いと、
最近取り組んでいる水を使わないドライ・コンポストの
研究について詳しく伺った。

<ロングインタビュー>
ごみの力で荒野を緑へ
—— 平和への道を築く実践

季刊『道』225号

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—— 自ら気づき、変化・成長を目指す——

今、多くの人が自分の能力に限界を感じたり、
周りから評価を得られないなど、
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「自らの潜在力に気づき、開花させ、
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宇城道塾では、様々な身体検証を繰り返すなかで、
気の通った身体がもたらす桁違いな力を体験、
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【大阪】
2025年11月6日 (木) 19:00〜
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【仙台】
2025年11月15日(土) 13:00〜
ショーケー本館ビル 4F 会議室

【東京】
2025年11月25日(火) 19:00〜
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■受講費
一人 3,000円

■講 師
道塾受講歴15年以上の上級者2〜3名

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27 8月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈児嶋 克 剣道範士/居合道範士〉 「『ああ来たか、よう来たね』とぱっと相手を迎えるんです」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年8月27日)

本書 紹介動画

◆◇ 今、届けたい言葉 — どう出版の電子書籍より —
◇  16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』

たとえば剣道でいえば、
懸待一致というのもあるんですね。

懸かるなかに待つ、待つなかに懸かる、
その間。

それには仲良くしていないと駄目なんですね。

けん玉と一緒ですよ。
同調と反発が一緒になっているんですね。
それでぱっと玉が乗るわけです。

禅の世界では「即」となるんです。
「来たらば即ち迎え」でしょう。
「ああ来たか、よう来たね」とぱっと相手を迎えるんです。

「ああ変なのが来たな」では
「即」ではないんです。

それともうひとつ、「合一」というのがある。
これはたとえばアクセルとブレーキです。

走るという行為はアクセルとブレーキがあって、
それぞれの次元を高めていくと良い車ができるんです。

つまりアクセルだけではなくブレーキが良くないと、
この二つが「合一」していないと駄目ということ。

ロボット工学でも物理、科学も最近は
そう言うようになってきましたね、
今までは「分ける」ということをやってきたけれど、
これからはそれを「合わせる」ことをしなければならない。

そうしないとこれからますます現在社会で失敗が起きる。
産業、経済、法律、宗教……すべての世界で、
そういう「合わせる」「一に対する観念」をもたないと
世の中うまくいかないと思います。

喧嘩になるから。

対立は良くないですね。
剣道の真髄はそこにあるんですよ。



——— 児嶋 克 剣道範士/居合道範士
「相手を迎えて一つになる」

*  *

大正、昭和の厳しい時代に武道修行を積まれてきた、
剣道、弓道、なぎなた界の師範方に、

自らの修行の様子、武道のあり方、指導者としての心得など、
じっくりお話しいただきました。

今求められる社会のリーダーとは。人間をつくるとは。
そのあり方のヒントにつながるインタビュー集です。

本書は電子書籍です。
Kindle、Koboなど電子ブックストアで購入いただけます。

詳細はこちらです。

電子書籍|〈季刊 道 シリーズ〉人間をつくる 武の道、武の心

amazonでは【紙本】もあります。

どう出版の 電子書籍

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【大阪】
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26 8月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈菅野芳秀 令和の百姓一揆〉 「実ははじめから俺は一人じゃなかった」

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◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇  菅野芳秀 令和の百姓一揆実行委員会代表/大正大学客員教授

(次に菅野さんは地域のヘリコプターによる
農薬の空中散布を止める活動をされていますね)

最初、一人で減農薬を始めたんだ。
基本は「殺菌、殺虫剤ゼロ、初期除草剤一回のみ使用」のコメ作り。

周りの農家からは「そんなの無理だ」と言われたけど、
「空中散布をしないでやってみる。とにかく見ていて欲しい」と言い、
一人で農法を周囲に公開して、減農薬の実験田をやった。

やがて集落みんなでやりたいと思っていたからね。

空中散布のエリアに一点だけ散布しないことになっても、
そこに周りの農薬が飛んできたから実験田が成功したんだ
と言われないように、散布される農薬が届かない場所を見つけてやったのです。

一人の実験田を3年やったが、実ははじめから俺は一人じゃなかった。
東京のタマ生協(現パルシステム)も応援してくれた。

その力もあって、3年経ってから、
農協も実験田に参加した。

さらに、いろいろな経緯があるのだけど
「芳秀君がそういう米作りをするならば、
そこのエリアは空中散布の対象外として、農薬が飛ばないようにするよ」
と農協が言ってくれて、

かつ、空中散布をしない人が一つの団地になるように、
同調者を増やすサポートもしてくれた。
実験は7年くらい続いたかな。

やがて農協と農家、それにタマ生協の交流が深まり、
生協から組合員が来たり、こっちからも農協青年部や婦人部が
東京のタマ生協を訪ねて行ったり……合成洗剤不使用の交流が始まったり……。

そうやって道が太くなっていったところで、
生協から「今までやってきたことがどう成果を上げているか。
今後、この交流をどのように続けていくか」を巡っての
公開確認委員会が設定された。

農協にしてみたら生協が来るのは嬉しさ反面、怖さもあるわけです。

東京から30人ぐらい来たかな。
公開確認会が始まると、生協から「空中散布はどうするつもりですか?」
……と、焦点はそこだった。

事前に「芳秀君、その話になったら上手くかわしてくれ」
と言われていましたが、「この質問に答えるのは私ではありません」と言っていた。
農協の責任者が答えるべきだと。

その確認会の直前に、3市5町が合併してできた
「山形おきたま農協」の初代組合長が
「私がお答えします。空中散布を止めます」と宣言したんです。

合併する前の800戸の組合長では
到底そういう判断は下せなかったと思う。
やはり彼はそれなりの人物でした。

3市5町は山形県の1/4のエリアだった。
そこを拠点にまず山形県全部で空中散布が止まり、
そこを皮切りに東日本全体で止まり、全国で止まっていった。

だから減反拒否から始まる孤立の行きつく先は、
まずは農薬部門で言えば、
「日本を変えた」んだと思っているんだけどね(笑)。



*  *

「日本の食と農を守ろう」をスローガンに今年3月30日、
東京都内でトラクター30台とともに沿道を含め
約4500人が参加した「令和の百姓一揆」。

同日、全国十数ヵ所でもデモ行進が行なわれた。

その代表を務める菅野芳秀さんは、
25歳で生き方として百姓を選び取って以来、
「逃げなくてもいい村」を築くために、
ボトムアップからの社会変革を目指し、
生ごみを資源として活用する循環事業や地域自給圏構想など、
さまざまな事業を発信、推進してきた。

その菅野さんが今、日本の農業はかつて
歴史上ないほどの危機にあると警鐘を鳴らす。

このままでは日本は食料から破綻し、
他国から食料を分けてもらわなければならなくなる恐れがあると。

今求められるのは、食の問題を農家の問題にせず、農民、消費者
双方が考えていく連携の視点だと菅野さんは語る。

菅野さんの歩んできた道と、
今後への思いについて語ってもらった。

<ロングインタビュー>
日本の食と農を守るために
—“百姓”という生き方を未来へつなぐ —

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25 8月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈小林信也 作家・スポーツライター〉 「全然違う力が 自分の中から湧き上がる」

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◇  小林信也 作家・スポーツライター

連載第2回は新里賢さん。

東京道塾生として学ぶ新里さんは、
大学野球の選手時代から宇城先生に指導を仰ぎ、
プロ野球に6年間在籍。

スカウトを2年務めた後、ソニー生命保険に転職し、
ビジネスの道を歩んでいる。

その間ずっと、道塾で学び続けている。

私は新里さんが大学生のころから一緒に宇城塾で学び、
プロ入り後マンツーマンで指導を受ける現場にも同行した縁がある。

+   +

新里賢が初めて宇城先生の指導を受けたのは2001年、
法政大学2年の初夏。
すでに法大野球部捕手としてリーグ戦に出場していた。

新里が振り返る。

「母校・浪速高校の小林敬一良監督から、
『すごい先生が来るから』と誘われて帰省中に訪ねたのが最初です。

宇城先生の動きや技に触れて、〈自分がそれまで認識していた力とは
違う力がある〉ことを知らされました。
ライトを照らす、バットの握り方、宇城先生のご指導で全然違う力が
自分の中から湧き上がるのが実感できました。

グラウンドでのご指導の後、宇城先生と小林監督の夕食に
ご一緒させていただきました。

その時、宇城先生から『キミは眼がいい』と言われて、
携帯電話の番号を手書きした名刺をいただきました。
『何かあったらいつでも電話してこい』と。
その時の名刺は、いまも額に入れてあります。

でもまだその時は半信半疑というか、
当時野球界ではイチロー選手が取り組んでいた〈初動負荷理論〉なども
流行っていたので、並行して色々やっていました」

それからまもなく、東京で毎月〈東京宇城塾〉が始まり、
新里もできるだけ参加した。

3年生からは捕手としてレギュラーを獲得、
4年時には主将を務め、2003年秋のドラフト会議で
近鉄バッファローズから5位指名を受けて入団した。



*  *

<新連載>
変化・成長の肖像 — 宇城道塾の学び —
「教えてもらっているのは生き方そのもの」

季刊『道』225号

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今、多くの人が自分の能力に限界を感じたり、
周りから評価を得られないなど、
行き詰まりや生き辛さを抱えています。

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宇城道塾では、様々な身体検証を繰り返すなかで、
気の通った身体がもたらす桁違いな力を体験、
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他に類のない体験型セミナーです。

東京・大阪・仙台・名古屋・岡山・熊本で開催、
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宇城憲治塾長の著書『気の開発メソッド 初級編』の内容を中心に
さまざまな検証を行ない、自らのなかに眠るエネルギーを
体感していただきます。

■日程と会場

【大阪】
2025年11月6日 (木) 19:00〜
大阪産業創造館 5F 研修室C

【仙台】
2025年11月15日(土) 13:00〜
ショーケー本館ビル 4F 会議室

【東京】
2025年11月25日(火) 19:00〜
町田市民ホール 会議室3

■受講費
一人 3,000円

■講 師
道塾受講歴15年以上の上級者2〜3名

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年4回発行
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22 8月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈広田奈津子 映画監督〉 「自分の体とあぜ道の境目がどこか分からない」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年8月22日)

※ 末尾に「カンタ!ティモール」上映会案内があります。

◆◇ 今、届けたい言葉 — 季刊『道』より—
◇  広田奈津子 映画監督

(ティモールの人たちにとって、
言葉でなく「伝わる」というのが当たり前なのですね。
そうした姿を含め、いろいろなことを教えてくれる
映画だなと思います)

そうですね。
私もティモールに行くと、全然思い通りにならないんです。

人と待ち合わせても、アレックスとかは28時間後に
「よう!」とか言って現われる(笑)。

「えー、昨日何にも仕事が進まなかったんですけど〜」と(笑)。

朝、「取材に行ってきます」と家を出て、
そこのあぜ道に座っている牛とおじさんが、
夕方に帰ってくると同じ場所に同じ形で座っている。

もうどっちが牛でどっちがおじさんか分からないくらい、
完璧に座っている(笑)。

ふと、「私にはあれはできないな」と。
一緒に座ってもそわそわしちゃう。

あと何日しか滞在できないなとか、
いろいろ考えてしまう。

(時間感覚が全然違うんですね)

全然違うんです。
でも一回一緒に座ってみた時に、
ふと自分の体があぜ道に溶け込んだような瞬間があったんです。

自分の体とあぜ道の境目がどこか分からないくらい。
それが心地よかった。

これだったら自分に落とされる爆弾も、
隣に咲いている花に落とされる爆弾も、
全く同じ意味になっていくのかなと。

長老たちが繰り返し言っている
「お前の内側はお前の外側だ」と
「相手は自分と同じなんだ」が分かるというか。

大人も子どもも、一日の中にふんだんに
ぼーっとする時間があって、
この安心感があるのだなと。



*  *

「ねぇ仲間たち、ねぇ大人たち、
僕らの過ちを大地は知っているよ」

広田奈津子さんが23歳で初めて東ティモールに行った時、
素敵なメロディーに乗って聞こえてきたのが、
ある青年によるこの歌だった。

インドネシアから主権を取り戻すまでの24年間、
あらゆる攻撃・拷問にさらされ国民の3人に1人は
亡くなるという苦難を経た人々が言う「過ち」とは?

この歌が耳から離れなくなった広田さんは、その後
何度も現地を訪れ、人々と共に暮らし、
少しずつ言葉の本当の意味に触れていった。

深い悲しみを抱きながらも、誰かを排除するのではなく
「私とあなたは同じ」と伝えながら、明るくたくましく
生きる東ティモールの人々の姿を描きたいと映画制作を決意する。

広田さんの東ティモールの人々との出会いや想い、
現地の人や映画製作から得た様々な
「生きる」エネルギーについて語っていただいた。

<ロングインタビュー>
大丈夫! 湧き上がるものを信じて生きる
東ティモールの人たちが教えてくれたこと

季刊『道』222号

季刊『道』222号

◆◇ 『カンタ!ティモール』上映会
◇  8月31日(日) 東京・練馬区

『道』購読者による『カンタ!ティモール』上映会が
【東京・練馬区】で開催されます。

昨年11月に、どう出版で開催した
『カンタ!ティモール』上映会では、
映画をご覧になった方々から熱い感想をいただきました。

自分たちの自由と平和な暮らしを守るとはどういうことか。
そのために「私」は何ができるのか。

大切なメッセージがたくさんつまった映画です。

一人でも多くの人に観ていただきたいです。
ぜひ、足をお運びください。

●『カンタ!ティモール』上映会【東京】
2025年8月31日(日)
時間:開場 18:00 / 開演 18:30
会場:練馬区立区民・産業プラザ「3階ココネリホール」
東京都練馬区練馬1-17-1,※西武池袋線・都営大江戸線「練馬駅」中央北口すぐ
https://www.nerima-idc.or.jp/plaza/coconeri/

主催:東京実践塾
参加費:1,500円(税込)
※戦争でのセンシティブな描写が含まれるため、
中学生以上の参加とさせていただきます。

お申込み
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21 8月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈対談 矢山利彦・宇城憲治〉 「知識が邪魔するんですね」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年8月21日)
 
 
◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇ 【対談】 矢山利彦 バイオレゾナンス医学会理事長/矢山クリニック院長
◆      宇城憲治 UK実践塾代表
 
 
【矢山】
先生のご経歴を見ると、会社を経営されていた、
それは左脳の世界なんですよね。
 
同時に右脳の世界では座波仁吉先生について
空手の深いところを修行された。
 
両方やると左右の脳が共振する。
僕はこれが人間が持っている力を出す
根本だろうと思っているんです。
 
しかも右脳を鍛えるのに真剣を扱われている。
普通の空手とはレベルが違うんです。
 
 
【宇城】
左右の脳の共振なんですね。
 
西田幾太郎という哲学者が「純粋経験」ということを
言われたのですが、夕日を見て思わず
「きれいだな」というもの。
 
ところが「赤く染まってるから、きれいだな」は後付けで、
意識する前の無意識段階で感じる
その純粋なところで目覚めることだと。
 
知識が邪魔するんですね。
 
 
【矢山】
今僕はバイオレゾナンス医学を教えていますが、
一番教えにくいのが医者なんです。
 
頭の構造が知識を検索する使い方になっている。
知識の検索は今はもうAIロボット君のほうが上なんですよ。
 
じゃあ今から何をするかというと、
さっき言ったように気の能力を呼び覚ますこと、
これしかないだろうと。
 
それで僕は、なんとかそのことを
皆に分からせたいと思って、
このゼロ・サーチという器機を作ったのです。
 
特許も取りました。
 
これを使うと人間の感受性が
十万倍から百万倍に上がるのです。
 
これで体を見ると、中がどうなっているかが分かるので、
治療ができるのです。
 
 
【宇城】
まさに目に見えない現象を
具体的に目に見える形にするとは素晴らしいことですね。
 
目に見えないことを今の人はなかなか信用しないですね。
自転車に乗るにはどうしたらいいんですか、
というハウツーを求める質問をするのと同じですよね。
 
人間の潜在力を発揮させるためには
意識に働きかけるハウツーではできないんですね。
 ・
 ・
 ・
 ・
 
 *  *
 
人はもともと病気にならないように作られているはずなのに、
なぜ病気になってしまうのか。
 
「なぜ」を追究し続けた矢山利彦先生は、外科医でありながら、
東洋医学も追究し、健康を妨げる原因が五つに集約されるという
答えに辿り着く。
 
以来、そうした体の働きを阻害するものを取り除くための研究と
器機の開発に取り組み、さらに歯科と医科を統合した独自の
統合医療を展開している。
 
人間が持つ生命エネルギーを高めることで治療を目指す矢山先生と、
気によって人間の潜在力の開発に取り組む宇城氏との対談は、
これからの医療や教育のあり方を根本的に問い直すものとなった。
 
 
<巻頭対談>
日本人の特性「気の技術」を活かす
— 見えないものを見える形に—
 
 
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20 8月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈戦争体験者からのメッセージ〉 「戦争なんてどんな形であれ、ろくなものではない」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年8月20日)

『命の伝言』紹介動画

◆◇ 今、届けたい言葉 — 電子『命の伝言』より —
◇  金子兜太 元海軍主計大尉 俳人

(先生は終戦後も捕虜としてトラック島に
残られたのですね)

はい。
当時私は26歳でしたが、
女房持ちや家族持ちは全部帰らせて、
20代前半の独身連中を捕虜として残らせた。

私はそういう意見の一人だったから、
自分が逃げてはいかんと思って志望して残ったんです。

そして翌年の11月に
最後の駆逐艦で帰ってきたのですが、

戦時中や捕虜になってからつくった句を
持って帰ろうと思っても士官将校の検閲は厳しい。
そこで考えたのがアメリカが配給してくれる石鹸です。

アメリカは捕虜の待遇がとても良くて、
いい石鹸やたばこもどんどん配給してくれた。

食べ物も良くてね、ベーコンもたくさんくれた。
ベーコンの食べ過ぎで死んだやつまでいたからね。

その配給された石鹸を見た時、
こんな石鹸を使っているやつらと戦争したって
勝ち目はないな、と思ったのを今でも覚えていますけどね。

その石鹸に穴を開けて、
ぴらぴらの紙に句を小さく書いて、
それを穴ぼこに詰め込んで持って帰った。

それで検閲を免れ、それを内地で発表したんです。
その中に先ほどの魚雷の句もあったんです。

これが、私が戦場における
生き死にの体験です。

ですから、トラック島での戦場全体の生活が、
私を反戦という思いに引きずり込んでいったという事ではなく、
お話ししたような、部分的な大きなショッキングな
体験を通して、だんだんと
戦争は悪であるという思いが出てきたんです。

結論はしかし、
戦争なんてどんな形であれ、ろくなものではないということ。
それは間違いない。



——— 金子兜太 元海軍主計大尉 俳人
「信念のままに伝え続ける 反戦の思い」

*  *

戦禍を生き抜かれた方々が語る
戦争の理不尽さ、悲惨さ、命の尊さ。

大切な生かされた命だからこそ、
伝えたい思いがある。

季刊『道』で丁寧に聞き取ってきた
貴重な証言インタビュー集です。

今、このような時だからこそ、
受け取っていただきたいメッセージです。

KindleやKoboなど電子書籍販売サイトで
ご購入いただけます。
amazonでは紙本もあります。

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19 8月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈金澤泰子 書家〉 「翔子は命が仕組まれる、その初期において魔法にかかった」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年8月19日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇  金澤泰子 書家

散歩中に豊穣に咲くみごとな花を見て、
翔子が「魔法がかかっているね」と言う。

「違うよ、翔ちゃん、魔法じゃないよ。
小さな種の中にきちっと仕組まれていて、
その仕組みをちゃんと守って、芽を出して咲いて種を作り、
そして枯れる。

自分は枯れて種になってからもちゃんと地について、
子孫が繁栄するように整理されているの。
初めの種の中に実に精密にきちっと
間違いなく仕組まれているのよ。

そしてそれを繰り返し何十万年も
生命を保ってきているのだよ。凄いね」

でも翔子は命が仕組まれる、
その初期において魔法にかかったのだ。

生物の基本の染色体のできる段階で魔法にかかり、
皆より一個多い染色体を授かり、
その後もその一個多い原型通りに生きているのだ。

翔子こそ千人に一人、
その原型の刻に魔法にかかったのだ。

健常な染色体からすれば狂いのある仕組みなのに、
でも平気で、翔子はその違いに気がつくこともなく、
ダウン症という原型にのっとり確かに生きている。

魔法にかかった分、大変な事もあるけれど、
良い事も沢山ある。

この「千人に一人」も宇宙的な大きな仕組みの中での
出来事なのだろう。

だから翔子の命にもその使命が
仕組まれているだろう。



*  *

<連載>
きょうも、いい日
「翔子にかけられた魔法」

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