14 8月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈対談 矢山利彦・宇城憲治〉 「理屈をこねていたら学べない。素直にやるしかない」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年8月14日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇ 【対談】 矢山利彦 バイオレゾナンス医学会理事長/矢山クリニック院長
◆      宇城憲治 UK実践塾代表

【宇城】
気というのはこのように
いろいろな効果があることは間違いないですね。

空手の組手でも相手を無力化させたり、
動けなくしたりする。

動かなくさせることができるということは、
逆に動かすこともできるということでもあるわけです。

そういう気の効力が
身体障害などにも活かせるんですね。

それは気が細胞に働きかけることを
可能にしているからなんですね。
まさに生命体を維持している細胞レベルの話なんです。

たとえば10人ぐらいが列をがっちり組んでいるのを
押しても崩れませんが、その人たちの細胞を
胸側から背中側に移動させると、簡単に倒れる。

僕の気はそういうように
細胞に働きかけができる気なんです。

また気を入れ込むと、その人に合った力が出るようになる。
女性でも男性との腕相撲で勝てたり。

そうすると今の常識の勝ち負けは外の力で
やっているということが分かる。

まさに気は内なるエネルギーを
発動させることができるんですね。

「人間は生まれながらに完成形」というのは自論ですが、
今の常識が後退させている面もあることが分かります。

自転車に1度乗れると一生乗れる。
それが身につくということですが、
子どものほうが大人より身につくのが早いんですね。

【矢山】
僕の理解では、動作はまず大脳の運動野で記憶するわけですが、
ずっと繰り返して練習すると小脳に入る。

小脳に入ると、自然に自転車に乗れるようになるとか、
何かの動きが咄嗟に出るようになる。
いかに速く小脳に入るかということはあるんです。

【宇城】
それが身につくということですよね。

【矢山】
そうですね。
ですから「嘘だろう?」とか「エビデンスは」とか
理屈をこねていたら学べない。

素直にやるしかない。



*  *

人はもともと病気にならないように作られているはずなのに、
なぜ病気になってしまうのか。

「なぜ」を追究し続けた矢山利彦先生は、外科医でありながら、
東洋医学も追究し、健康を妨げる原因が五つに集約されるという
答えに辿り着く。

以来、そうした体の働きを阻害するものを取り除くための研究と
器機の開発に取り組み、さらに歯科と医科を統合した独自の
統合医療を展開している。

人間が持つ生命エネルギーを高めることで治療を目指す矢山先生と、
気によって人間の潜在力の開発に取り組む宇城氏との対談は、
これからの医療や教育のあり方を根本的に問い直すものとなった。

<巻頭対談>
日本人の特性「気の技術」を活かす
— 見えないものを見える形 に—

季刊『道』225号

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13 8月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈森島健男 剣道範士〉 「これが『名人に得意技なし』の本当の意味です」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年8月13日)

本書 紹介動画

◆◇ 今、届けたい言葉 — どう出版の電子書籍より —
◇  16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』

剣道連盟で相打ちというのは、
両方の技が同時で双方有効だった場合のことを言っています。

この判断は人間の機能では判断がむずかしい。
人間の機能のギリギリまで見えるようになるには、
たいへんな審判の技術だという認識が必要です。

剣道の「間」と「間合」というのは、
これは相打ちの問題でもあるし
「間」の問題でもあるんです。

「間」と「間合」というのは
一般では一緒に考えられていますが、
厳格にいうと「間」と「間合」は違うんです。

相手との距離、これを「間合」と言います。

自分が遠くにいけば相手からも遠い。
近づけば相手からも近い。
これが間合い。

「間」というのは相手と構えた時の
すべての状態のことです。

まず構えがある。
攻防の理合い、気合い、技があり、
あとは心の働きがある。

時間空間を含めすべての要件が自分に有利な時に、
「自分から近く、相手から遠い」というのです。
それが「自分の間」。

私も若い頃、大先生に向かっていくと、
技を出す前から口の中が乾いてしまって
肩が固くなったのを覚えています。

それがやっぱり
大先生の「間」ではないですか。

気合いで負けていますから、
あとからいくら技を出しても、技が通用するわけがない。

ある九段の先生と、斉村五郎先生との稽古の時です。
斉村先生はちっとも動じない、しかし
九段の先生が道場の隅まで追い込まれてしまった。

二人は道場の真ん中に戻ってまたやるけど、
またその九段の先生が金縛りにあったように
道場の隅に追い込まれて何もできない。

それが3回続いて
最後にポンと斉村先生が打つ。

名人に得意技なし——

「名人はどんな技でもできる」というふうに
思うかもしれませんが、そうではない。

相手を隅まで追い込む、
そして相手が何もできない状態になる、
だから何でもできる。

これが「名人に得意技なし」の本当の意味です。

日本の剣道にはそういうことがあるんですよ。
それをもういっぺん取り戻さなければいけないのです。



——— 森島健男 剣道範士
「技の剣道から、 心・気の剣道へ 日本人を取り戻すために」

*  *

大正、昭和の厳しい時代に武道修行を積まれてきた、
剣道、弓道、なぎなた界の師範方に、

自らの修行の様子、武道のあり方、指導者としての心得など、
じっくりお話しいただきました。

今求められる社会のリーダーとは。人間をつくるとは。
そのあり方のヒントにつながるインタビュー集です。

本書は電子書籍です。
Kindle、Koboなど電子ブックストアで購入いただけます。

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12 8月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈菅野芳秀 令和の百姓一揆〉 「『生き方』として百姓を選び取った」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年8月12日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇  菅野芳秀 令和の百姓一揆実行委員会代表/大正大学客員教授

幼少期から「お前は跡継ぎになるんだよ」
と言われ続け、頭に刷り込まれて大人になってきた。

その道を素直に歩み続けられたら良かったのだけど、
その道を疑い、それを自分の中で断ち切ろうとした時、
生き方として責任ある回答を持たなければならないと思っていた。

「俺はこういうふうに生きたい」と。

自分に託された“タスキ”の重みを凌駕する別の生き方。
それがあったら百姓にならなくても自分を許せる。

だが「こっちの給料のほうが良さそうだから」
という動機で選ぶのは自分で納得できなかった。
だからその道を見つけるまでが苦しかった。

高校、大学、社会人になっても分からない。
結構思い詰めて考えていたんです。

でもその生き方をめぐる辛い煩悶が、その後、
自分が「こう生きる」と決めてからの力になっている。

苦しさが深かったからこそ、
今日までくることができたと思っています。

(苦しんで苦しんで、自分で決めたからこそ)

そう。
俺は職業として百姓になったんじゃないんだ。
「生き方」として百姓を選び取った。

だからこれまで土方や鉄筋工などの仕事を兼業でやりながら、
百姓として生きてきた。
俺にとっては金になる、ならないなんて、
生きる選択肢としては関係なかった。

(ご著書にもありましたが、村に残る江戸時代に作られた堰は、
村人たちが自分の代だけではなく未来を考えて完成させた
事業だと。菅野さんも未来につなげるために、
いろいろな活動をやってこられました。

減反拒否もその一つだったのかなと)

少しかっこよく言えば「楽しみの先送り」と言ってきたのですが、
今を生きるだけでなく、少しでも子どもたちの時代が良くなるよう、
努力を重ねていく。
そんな生き方をしたいと思ってきた。

減反拒否をした時は、周りの人たちは
「芳秀、気持ちは分かるよ。でもやっぱり農協や役員の人の
言う事を聞かない訳にはいかないよ」と一人またひとりと
去っていくわけね。

行政も、これは後から知った話だが、
俺を「減反拒否の象徴的な人間だから、象徴的に叩け!」と。

1人でも反対者がいればその集落には市の補助金は出さない。
農協やら地域の実力者やらが俺を追い込んでいく。

俺はまだ農業に就いたばかりで弱かったから、
血圧が高くなって入院したんだけど、病室にも3人、4人と
グループで入って来て減反に同意してくれと。

俺は結局孤立し、一人になった。

なかなか刺激的な日々だったし、
村の「強制力」の一端を知った貴重な日々だった。

でも彼らは悪人ではない。
お上が言うことは間違いないはずだから、
わがままな芳秀を納得させなきゃと一生懸命、
与えられた役をこなそうと頑張った「いい人」たちだよ。

でもその“いい人同士”が戦わなきゃならないというのが、
減反政策が持つ苦しさだった。



*  *

「日本の食と農を守ろう」をスローガンに今年3月30日、
東京都内でトラクター30台とともに沿道を含め
約4500人が参加した「令和の百姓一揆」。

同日、全国十数ヵ所でもデモ行進が行なわれた。

その代表を務める菅野芳秀さんは、
25歳で生き方として百姓を選び取って以来、
「逃げなくてもいい村」を築くために、
ボトムアップからの社会変革を目指し、
生ごみを資源として活用する循環事業や地域自給圏構想など、
さまざまな事業を発信、推進してきた。

その菅野さんが今、日本の農業はかつて
歴史上ないほどの危機にあると警鐘を鳴らす。

このままでは日本は食料から破綻し、
他国から食料を分けてもらわなければならなくなる恐れがあると。

今求められるのは、食の問題を農家の問題にせず、農民、消費者
双方が考えていく連携の視点だと菅野さんは語る。

菅野さんの歩んできた道と、
今後への思いについて語ってもらった。

<ロングインタビュー>
日本の食と農を守るために
—“百姓”という生き方を未来へつなぐ —

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08 8月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈戦争体験者からのメッセージ〉 「遊んでいる子供が飛ばされていくのが見えました」

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『命の伝言』紹介動画

◆◇ 今、届けたい言葉 — 電子『命の伝言』より —
◇  谷口稜曄 長崎原爆被災者協議会会長

(谷口さんが被爆した日は、
自転車に乗って郵便の配達をしている時でした。

後ろからいきなり、すさまじい閃光と爆風で
地面に叩きつけられたと言います。
爆心地から1・8キロのところでした)

空襲警報も解除されているのに上空で飛行機の音がしたので、
おかしいなと見上げようとした瞬間、
自転車もろとも4メートル吹っ飛ばされ、道路に叩きつけられました。

近くで遊んでいる子供が飛ばされていくのが見えました。
直径30センチくらいの石が飛んできて
自分に当たると同時に飛んでいきました。

倒れている時は、
「このまま死んでしまうのか」と恐怖にかられました。
だけど、「死んではならない、死ぬものか」と自分を励ましました。

ずっと意識はありました。
途中で顔を上げると、自分が配達して通ってきた家が
全部潰れてしまっていました。

消防自動車の建物もあったのですが、
自動車が入ったまま潰れていました。

一番最後に自分が郵便を配達した家だけが残っていました。
その家は戦後遅くまでそのままの状態で残っていました。

しばらくして起き上がると、左手が肩から手の先まで、
ぼろ布を下げたように皮膚が垂れ下がっていました。
自転車を見ると車体もハンドルも曲がりくねってしまって
使いものにならない状態です。

起き上がって自転車のハンドルにかけていた鞄から
飛び出ている手紙を拾って鞄の中に入れ、
大事な書留などの書類だけは自分のポケットに入れたんです。

見ると、飛ばされた子供は黒焦げになって死んでいて、
もう一人は傷も何も受けていないのに死んでしまっていました。
その時は、痛みもぜんぜん感じず、出血もありませんでした。

そんな状況のなか、とぼとぼと夢遊病者のように、
どこへ行けば安全かと考えながら歩いていきました。

その行ったところが、200メートル離れた
住吉のトンネル工場でした。

トンネルに入って腰を下ろしました。
当時私は背が低く、自転車でも飛び上がりながらでないと
乗れないくらい低かった。

だから手に垂れ下がった皮膚がじゃまなので、
工場の人に皮膚を切ってもらったんです。

子供の頃から火傷には
油がいいんだと聞いていましたから、
そこで機械油でキズを拭いてもらったんです。

しばらくして、そこの工場の人たちは、たぶん、
その工場が標的にされたと思ったのでしょう、
いつまた攻撃されるかわからないから、
ほかの場所に避難しようと言い出した。

その時はもう、立ち上がろうとしても
立つことも歩くこともできなくなっていました。

元気な人に背負われてトンネルの中をずーっと通り抜けて、
山を登って木の陰へ寝かされたんです。



——— 谷口稜曄 長崎原爆被災者協議会会長
「原爆を背負い続け67年
苦しみ憎しみを乗り越えて今こそ核廃絶への思い」

*  *

戦禍を生き抜かれた方々が語る
戦争の理不尽さ、悲惨さ、命の尊さ。

大切な生かされた命だからこそ、
伝えたい思いがある。

季刊『道』で丁寧に聞き取ってきた
貴重な証言インタビュー集です。

今、このような時だからこそ、
受け取っていただきたいメッセージです。

KindleやKoboなど電子書籍販売サイトで
ご購入いただけます。
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販売サイト・内容紹介ページ

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07 8月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈野村哲也 写真家〉 「この地には秘密が隠されている」

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└◆ どう出版メルマガ  (2025年8月7日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇  野村哲也 写真家

タスマニアで最も人気の国立公園と言えば、
やはりクレイドルマウンテンだろう。

島の西部、深いレインフォレストの中に屹立するが、
週の6日は雨!という僕好みの地。

予定通りに国立公園へ向かうと、昨日まで降っていた雨が止み、
風が吹いてきた。

車を飛ばすと雲の隙間から青空が顔を出した。

ビジターセンターから見た、生まれて初めての
クレイドルマウンテン。

標高は1545メートルだが、思っていたよりも
大きく山容はダイナミックだ。

僕にとって地球上の山々は、
神々が創り上げた社=自然の神社。

だから手を合わせて詣でる。

それにしてもどうだろう、この原始的な容姿は……
まるで『ロスト・ワールド』(コナン・ドイル)の舞台で
森から恐竜が歩いてくるような、
または『ジュラシック・パーク』の世界へ迷い込んだかのようだ。

大昔、大陸は一つで繋がっていた。
「ゴンドワナ大陸」という言葉を聞いたことがあるだろうか。

この巨大な大陸は、やがて南米大陸、アフリカ大陸、
オーストラリア大陸へと別れていくが、
そこで生きた植物たちは、命を連綿と繋ぎ、
今もゴンドワナ大陸の生き証人として大切にされている。

タスマニアを旅していると、
ふいに懐かしい気持ちにさせられる。

パタゴニアや南アフリカ、アイスランドや
アラスカのような寒冷地特有のピンと張り詰めた自然は勿論、
植生が似ているのだ。

『世界四大花園を行く』(中公新書)でも書かせてもらったが、
この地には秘密が隠されている。

それがゴンドワナ植物、タスマニアにも
ヤマモガシ科の深紅のワラタが咲き誇るが、
ヤマモガシ科はゴンドワナ大陸から分離し、
それぞれが各大陸で生きながらえたもの。

オーストラリアではバンクシア、南米では
ノトロ、アフリカではプロテアが兄弟関係にあたるのだ。

深い森も同じ、三大陸の南側には必ず
南極ブナの森の原生林がある。

タスマニアのクレイドルマウンテン周辺にも、極ブナの森が。
春には新緑、秋には赤く紅葉する僕の愛する植物たち。
すべてのものは、一つの命で繋がっている。



<連載>
地球を歩く
「タスマニア物語(下)」

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『命の伝言』紹介動画

◆◇ 今、届けたい言葉 — 電子『命の伝言』より —
◇  中沢啓治 『はだしのゲン』作者

僕は、広島の舟入本町というところで生まれ育ったんですが、
そこから約1キロのところに神崎国民学校というのがありまして、
そこに通っていたんです。

8月6日のその時、僕はまさにこの学校の裏門に入るところでした。
あの日、もし僕がいつものように校門をくぐっていたら、
今は生きていないでしょう。

本当に奇跡でした。

その日、校門を入ろうとすると同級生のお母さんが、
後ろから追いかけてきて
「さっき空襲警報のサイレンがあったが、
本校で勉強するのか、寺で勉強するのか」と聞いてきたんです。

当時僕ら低学年は、爆弾攻撃があったら危険だということで、
寺と本校をいったりきたり場所をかえながら勉強していたんです。
それでおばさんは今日はどっちなのかと聞いたわけですね。

僕は先生に聞いてみないとわからんと、
校門の壁に寄りかかりながら答えました。
その1メートル前におばさんが立っていたんです。

8月6日の空は真っ青に晴れ上がっていて、
中国山脈がきれいに見えていました。
そこをB29がすーっと僕らの上空に向かってきたのです。

それを見つけた僕は、あれはB29じゃないか、と。
おばさんも見上げてね、
「ああ、そうだね、B29だね。おかしいね、
空襲警報のサイレンが鳴らないね」って、
ふたりでボーっと空を見上げていたんです。

飛行機雲が後方にずーっと消えていった。
しばらくすると、白を中心にして周りが青白い、
リンが燃え狂ったような色をした、
外輪が赤とオレンジを混ぜたようなすさまじい火の玉が
ばーんと目に入ってきたんです。

その光を見た瞬間から、一切記憶がないのです。
その光だけが網膜に焼き付いています。

気がついて目を開けてみるとあたりは真っ暗なんです。
「あれ、さっき真っ青な空があったのに、
いつの間に夜になったのかな」と思ってね、

それで顔をぐっと上げると、
材木から出た五寸釘が顔に刺さっていて、
ぎぃーって皮膚が裂けて鮮血が流れ出ました。

気が動転していて、起き上がろうとすると、
背中にレンガだの木切れだの破片がたくさん乗っかっている。
学校の塀が斜めになって僕に圧し掛かっていたんですね。

僕は夢中で背中にあるものを跳ね除けて、
塀の下から這い出した。

ふと周りを見ると、目の前にいた同級生のおばさんが、
電車道の反対側まで吹き飛んでいる。
その時の光景がいまだに目に浮かぶんです。

そのおばさんは真っ黒だった。

髪の毛は黒人のように縮れていて、全身真っ黒、
だけど目がぎらって光っていて、僕のほうをじっと見ていた。

1メートルの差で違っていたんですね。
僕は学校の塀があったから熱線を避けることができた。
おばさんは真正面から光をあびて、
爆風とともに吹き飛ばされたんですね。

その時、そのおばさんに呼び止められなかったら、
僕は完全に門をくぐって運動場にまで行っていた。

そこには遮蔽物は何もないですから、
確実に真っ黒焦げになっていたと思います。



——— 中沢啓治 『はだしのゲン』作者
「広島原爆の惨状を生き抜いて 踏まれて育つ麦のように強くあれ」

*  *

戦禍を生き抜かれた方々が語る
戦争の理不尽さ、悲惨さ、命の尊さ。

大切な生かされた命だからこそ、
伝えたい思いがある。

季刊『道』で丁寧に聞き取ってきた
貴重な証言インタビュー集です。

今、このような時だからこそ、
受け取っていただきたいメッセージです。

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05 8月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈佐々木隆 銀河浴写真家〉 「液体の水こそ・・・・」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年8月5日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇  佐々木隆 銀河浴写真家

宇宙誕生時HとHeのみが造られ
次にこれらを集め恒星が登場した

星の内部ではFeまでが、
それより重い元素は星の爆発などで造られる

宇宙に最も多い元素はH
3番目はなんとOという
すぐに水が浮かぶ

他にも後の我々に必要なものが
着々と用意されてきたようにもみえる

今は馴染みのない元素も
未来の我々があるのならその時のためか

地球創生時 宇宙では稀な液体の水がすでに
大量に存在していたという

液体の水こそ
生命の誕生とその後の長い進化を
支えてきたのだ



<連載>
私たちは銀河のなかに生きている
「宇宙が用意した不可思議な水」

季刊『道』225号

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04 8月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈大山修一 総合地球環境学研究所教授〉 「誰とも会話ができないことにショックを受けました」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年8月4日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇  大山修一 総合地球環境学研究所教授

最初に行ったのはザンビアという
旧イギリス領の国で、
英語も通じるということで調査を始めたのですが、

東京都立大学に就職した28歳の時に、
大学に西アフリカの砂漠化の研究をしているグループに
入れてもらったのです。

今もそうなのですが、僕自身はグループで
現地調査をする習慣がなくて、「一人で行動する」
ということでそのグループに入れていただきました。

それで一人でニジェールへ行きました。
2000年の9月でした。

飛び入りのようにして行ったはいいんですが、
フランス語も現地のハウサ語も全然できないので、
誰とも会話ができないことにショックを受けました。

(現地では、英語は通じないのでしょうか)

全く通じないんです。
唯一ホテルのレセプションの男性とは
なんとか片言の会話ができました。

僕が換金したりご飯を食べたりすることにさえも
困っていることをその彼が誰かに話したらしく、
突然、モハマドという男が部屋をノックしてきて、

ナイジェリア訛りの英語で
「お前、困ってるらしいな」と(笑)。

そして「俺が1週間お前と行動して助けてやるから、
1日25ドルを払え」と言うので、
「20ドルにしてくれ」と頼んで、
7日間の予定で調査地を探すことになったんです。

それで市場でまくらやらタンクやらバケツやらを買って
翌々日にモハマドと一緒に乗り合いバスで
調査地探しへ行くことにしたのです。

バス乗り場に8時に行ったのですが、
満員になってから出発するということで、
出発したのは午後の1時でした(笑)。

そして聞いたこともないドゴンドッチという町に着くと、
「ここで降りるぞ」と言われて降りました。

そこからモハマドが少年とロバを連れてきて
ロバに荷物を乗せ、ロバの少年とモハマドと僕の
3人で延々と歩きました。

どこに行くのか分からなかったのですが、
太陽が西へ傾き、南に向かっていることだけは分かった。

砂地で歩きにくい。

そして着いたのが、今調査している
ダンダグンという村でした



*  *

子どもの頃、テレビで干ばつに苦しむ
アフリカ・サヘル地帯の人々のことを知り、
「自分が行って緑化する!」と決めたという大山修一先生。

その思いは大人になっても変わらず、
研究者となってからは20年以上にわたり
ニジェールの荒廃した土地にごみを撒き、緑化活動を続けてきた。

砂漠化した農地に都市のごみを投入することで、
家畜のえさや作物ができていくという
大山先生が考案し実践する循環の仕組みは、

飢えに苦しむ住民はもちろん、長く続いてきた
農耕民と牧畜民との紛争をも防ぐ手立てとなっている。

会見では、ニジェールでの研究活動への思いと、
最近取り組んでいる水を使わないドライ・コンポストの
研究について詳しく伺った。

<ロングインタビュー>
ごみの力で荒野を緑へ
—— 平和への道を築く実践

季刊『道』225号

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04 8月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈対談 矢山利彦・宇城憲治〉 「気の技術を持っているのが我々日本人の特性ではないか」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年8月1日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇ 【対談】 矢山利彦 バイオレゾナンス医学会理事長/矢山クリニック院長
◆      宇城憲治 UK実践塾代表


【矢山】
先生、これが先生のご著書『宇城空手』(どう出版刊)からの学びを
五七五七七の短歌にしたものです。
今日は教えていただきたいことが山ほどあるのです。
先生の著書はオリジナリティの塊ですね。

【宇城】
ありがとうございます。
すべて実践から導き出しているものですから、
参考文献がいらないんです。

【矢山】
それと今日は僕が開発した道具も持ってきました。
これが「気」を見る機械でゼロ・サーチ、
こちらは「気」を出すビーパー(BPA‐U)という機械です。
あとで見ていただきますね。

人間の営みには自分の外にあるものと、
自分の中にあるものがあって、
人間は間違いなく外の営みを進化させてきた。

今は望遠鏡も顕微鏡も建設機械もある。
情報の検索もAIが相当行なえるようになった。

すると人間しかできないことは何だろうかと言うと、
それは内なる営み、つまり“超技術”しかない。

それは機械やコンピュータでは
置き換えができないもの。

僕の考えでは、「気の技術」ではないか
となるわけです。

その気の技術を持っているのが
我々日本人の特性ではないかと思うんです。

宇城先生はそれを武術という形で
体現されて伝えておられる。

もうこの本はバイブルだと思っています。

【宇城】
ドイツの空手の弟子の奥さんが5年前に
ALSを宣告され、余命3年・治療法なしと言われ、
途方に暮れていたので、日本にすぐ来るように言い、

そこで本人が自分でできる呼吸法と
私の遠隔の気による治療法を伝授して帰国させ、
それから4年間、毎月遠隔で気による治療を
してきたのですが、

体重は最初の1年で元に戻り症状の進行はなく、
元気に生活していますね。

【矢山】
それは素晴らしいですね。
ALSというのは電線でたとえれば、
軸索というコードがあって、それが炎症で壊れると
神経を通る電気が漏れるんです。

だから脳からのシグナルが筋肉に行かなくなる。

なぜ炎症が起きるかというのを
このゼロ・サーチで見ると、

金属、電磁波、それからウイルス、歯周病菌、化学物質。

こんなものが少しずつ身体に
溜まっているためだと分かるんです。



*  *

人はもともと病気にならないように作られているはずなのに、
なぜ病気になってしまうのか。

「なぜ」を追究し続けた矢山利彦先生は、外科医でありながら、
東洋医学も追究し、健康を妨げる原因が五つに集約されるという
答えに辿り着く。

以来、そうした体の働きを阻害するものを取り除くための研究と
器機の開発に取り組み、さらに歯科と医科を統合した独自の
統合医療を展開している。

人間が持つ生命エネルギーを高めることで治療を目指す矢山先生と、
気によって人間の潜在力の開発に取り組む宇城氏との対談は、
これからの医療や教育のあり方を根本的に問い直すものとなった。

<巻頭対談>
日本人の特性「気の技術」を活かす
— 見えないものを見える形 に—

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04 8月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈前島由美 ゆめの森こども園代表〉 「私たち大人が真に目覚めなければなりません」

道225号 前島由美┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年7月31日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇  前島由美 ゆめの森こども園代表

(お孫さんが発達障がいと診断されたことから
ゆめの森につながった小林さんの手記を受けて)

「感覚過敏による生きづらさから、
一人でも多くの子どもを救いたい」と活動を広げて来た中で、

小林さんのような子育てを終えた方々も
出雲を訪れてくださり、
明るい人生に向かっていかれる何かのお役に立てて幸せです。

すべては一つに繋がっていて、
元を正すと、どう生きていくかという
「意識」に辿り着きます。

暴れて苦しみ、薬漬けになりながらも
必死に魂で訴えかけてきた
「ギフテッド」の子どもたちに応えるためにも、

私たち大人が真に目覚めなければなりません。

それは一人ひとりが先ずは
自分自身を大切にすること。

世のため人のために生きる前に、
自分を自分で癒し、誰よりも自分の魂を信じ切り、
答えは外にないことを悟ること。

人間の常識では計り知れないことが
宇宙の理には在ります。

言葉では説明出来ないけれど、
天を信じて進み続ければ、必ず未来は
明るく切り拓かれていきます。

小林さんとのご縁は、私にそのことを
伝えていく使命を思い出させてくれました。



<連載>
愛の関わりと連携で、輝きを取り戻す子どもたち
「まずは大人こそが、魂を輝かせて生きる」

季刊『道』225号

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