27 10月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈安部朱美 人形作家〉 「みんながつながっている。その想いを人形に語らせたい」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年10月27日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇  安部朱美 人形作家

(人形作家の安部様のことは、224号で取材させていただいた
安来市加納美術館名誉館長の加納佳世子さんから伺いました。

今日は、まさに今、安部さんのお作品の展覧会が
開催されている加納美術館での会場でお話を伺うことができ光栄です。

安部さんは加納名誉館長のお父様である
加納莞蕾(かんらい)さんの活動に感動されたと伺っています。

ここに展示されている母子像は、フィリピンの
エルピディオ・キリノ大統領のご家族にさし上げた
お作品と同じモチーフのものですね)

キリノ大統領はご自分の家族を戦時中に
日本兵によって殺害されましたが、それでも戦後、
日本人戦犯捕虜の恩赦を決断していますね。

そのことに対する感動で、私はこの像
「平和への祈り——アリシアと3人の愛児たち」を作ったのです。

この像では2歳のフエちゃんを
お母さんのアリシアが抱いています。

もうフエちゃんは天使になっているから
いくらでも自由に飛べるのですが、どうして抱かれているかと言うと、

アリシアはフエちゃんを抱いて逃げているところを銃殺され、
フエちゃんはころんころんところがって泣いていたところを、
放り投げられて銃剣で突き刺されて殺されているんです。

まさに狂気というか、
それが戦争なのでしょうが……。

それで、フエちゃんはもう自由に飛べるのだけれど、
あえてこの像ではお母さんの腕の中に抱かれるようにしたのです。

天使になって天国にのぼる途中で
地球を見ながら平和を願っている像なのです。

キリノ大統領は稀有な大統領でした。

国の指導者だったからこそ、国のために家族を殺されながらも、
そういう決断をされたのだと思います。

今はそういうことを決断できる人が
政治の世界にいないですよね。

地球は私たちと運命共同体だと思うのです。
なのに、自分の国だけ、自分だけという人が
いろいろなところで台頭している。

そうではなく、みんながつながっているのに。
その想いを人形に語らせたいと思っているのです。

ここに「莞蕾の願い」という莞蕾さんの言葉と
「愛」という書が展示されていますが、私は深い感動を得たのです。

キリノ大統領が日本人戦犯を赦して、
日本に帰したことで日本とフィリピンが
行き来できるようになった。

今フィリピンの日本人学校にも
何百人の生徒さんが通っている。

それも莞蕾さんとキリノ大統領のおかげです。
簡単にできることではない。
今そんなことができる人がいません。

こういう歴史を日本の政治家に知ってほしいし、
こういう話こそ、子どもたちに伝えてほしいと願うのです。



*  *

ちゃぶ台を囲んだ家族団らん、
赤子にお乳を含ませる母を囲む幼い兄弟たち、
ちゃんばらごっこ、ベーゴマ、まりつき、馬とび、
元気いっぱい遊ぶ子どもたちを見守る
おばあちゃん、おじいちゃん、近所の人たち。

安部朱美さんが手掛ける人形には、
「昭和」という時代が育んできた人への思いやりや、
人と人との絆、あたたかな温もりがにじみ出る。

31歳で独自に創作を始めて43年、
安部さんがこれまで制作した人形は800体以上になるという。

今年は昭和100年、また戦後80年という節目の年。

長年昭和をテーマに活動してきた安部さん。
制作にあたっては、創り過ぎず、語り過ぎず、余白をつくり、
観てくださる方の思いで人形を完成させてほしいと語る。
これまでの出会いや人形制作へ込める思いを語っていただいた。

<ロングインタビュー>
思いやり・絆・人とのぬくもりを
人形に込めて

季刊『道』226号

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2025年11月5日(水) 19:00〜 (開場18:30)
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24 10月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈谷津賢二『荒野に希望の灯をともす』監督〉 「中村先生の記録が残ったことは、本当にやってよかった」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年10月24日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇  谷津賢二『荒野に希望の灯をともす』監督/報道カメラマン

(津監督所属の「日本電波ニュース社」は元NHK出身メンバーが
立ち上げた会社だと伺いました)

創業者の柳澤恭雄は戦前から戦後までNHKの報道部に所属し、
報道記者制度を立ち上げた人間なんです。

会社設立の少し後、ベトナム戦争が始まりましたが、
報道は南ベトナムからのものに限られていました。

北ベトナムはどうなっているのかを取材すべきだという考えで、
日本人として初めてホーチミンにインタビューし、
支局を置かせてほしいと直談判して許可をもらい、
西側の映像メディアとして唯一北ベトナムから
ベトナム戦争を取材したのです。

そのフィルムがアメリカのABC、CBS、NBCや
イギリスのBBCなどに行き、
米軍によるハノイの一般市民へ無差別空爆の映像が世に出た。

研究者の間では、それでベトナム戦争反対の機運が
高まったと言われています。

(歴史ある会社なのですね)

そうですね。
NHKや大手のテレビ局新聞社には
志ある能力の高い記者がたくさんいますが、
組織が大きいとどうしても不自由な面があります。

そういう中で社員23人しかいないうちのような会社は、
あまりしがらみがない状態で現場に行けるというのがあります。

だからこそ中村先生の記録を残せたという気がするのです。
我々のような会社は企画書をテレビ局に持ち込み、
採択されて初めて予算が付いて取材に行けるのですが、

中村先生がいらした地帯は外務省の海外安全情報では
真っ赤のレベル4の危険地帯で、
今の日本ではどこの局もなかなか採択ができない。

自前のお金で現地に行くのはものすごく大変だったのですが、
プロデューサーが中村先生のことを取材すべきだと
根回しをしてくれて、それで25回も取材に行けているのです。

それと一人の人物を20年以上取材するというの
は、ドキュメンタリーの世界でも非常に稀だと思うんです。

そういう長期の取材を歯を食いしばってやったものが、
1000時間という記録になり映画となって
中村先生の記録が残ったことは、本当にやってよかったなと思うんです。

ドキュメンタリーの世界だと1万人が見たら「ヒット」と言われる中で、
6月末の集計で15万人を超える方が見てくださっていて、
異例の数字だと言われているのですが、

これは謙遜でもなんでもなく、あの映画の良し悪し、出来不出来は
もう超えてしまっているなという気がするんです。

皆さんに中村医師の姿を見たい、声を聞きたい、
思索や行動に触れたいという思いがあるからこそ、
少しずつ広がっていったのではないかなと思うんです。



*  *

アフガニスタンで人道支援を行ない
6年前に凶弾に倒れた中村哲医師を、亡くなるまで取材を続け、
その活動記録を劇場版『荒野に希望の灯をともす』として公開した
谷津賢二監督。

映画は2022年の初上映以来
15万を超える人が鑑賞したという。

谷津監督は中村医師がなぜあれほどまでに現地の人を慈しみ、
また敬愛されたのか、その問いの答えを見つけるために、
21年間中村医師の背中を追い、
1000時間以上の映像を撮り続けた。

会見では、中村医師から学びとった
カメラマンとしてのあり方や、
中村医師の信念、目指したもの、人となり、
そこから見えてくる普遍の人間愛などを語っていただいた。

<ロングインタビュー>
人は愛するに足り、真心は信ずるに足る
— 医師・中村哲を見つめ続けた21年 —

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23 10月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈対談 岩井喜代仁・宇城憲治〉 「ダルクという名前がブランド化している」

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└◆ どう出版メルマガ  (2025年10月23日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇ 【対談】 岩井喜代仁 茨城ダルク代表
◆      宇城憲治 UK実践塾代表

【岩井】
先生との対談もこれがおそらく最後だと思うので、
話しておきたいことがあります。

3年前に日本ダルク創設者の近藤恒夫が亡くなって、
彼からいろいろ引き継いで、そして今度自分が
世代交代で茨城ダルクを後継に手渡すことになったんだけど、

これがすごく難しくてまいっちゃったんです。
なんでこんなに苦しむのかなって。

先生は、前の会社のトップを降りる時に、
引き継ぐ人に「仕事を取られる」という感覚はなかったですか。

【宇城】
それはぜんぜんなかったですね(笑)。

【岩井】
そこがやっぱり違う(笑)。

俺は、ずっと病んでいる奴らと一緒にいたじゃないですか。
任せると目の前のことが全部次の施設長に移っていって、
手が抜けてくる。

すぐそこに仕事が見えているのに、
相談がこっちに来ない寂しさ……それで2ヵ月間、
鬱になっちゃった(笑)。

若い奴に譲った時から「好きにしろ」と言って
仕事の面では一切口を出していない。

ただ、お金だけは胴体の一番大事なところだから
渡していないんです。

最初俺は「近藤恒夫」をやれないから
近藤がやっていた役割を「降りる」と言ったんだ。

岩井喜代仁という個人を
活かしてやるのだったらいいと。

そしたら65ヵ所あるダルクのうち30ヵ所から
「親父なんとかしろよ」と言ってきたから、
まぁいいかと引き受けることにしたんです。

財産の相続と違って人間関係の相続は
至難の技なんです。

いろいろ問題があるなかで
取りあえずダルク全体の
「40周年フォーラム」(2025年10月)をやり、
そこで今度は岩井がトップであることを示していく。
そうしないといろいろ難しい。

もう一つ生まれた問題が、これまでダルクは
当事者(薬物依存者本人)活動だった。

つまりダルクを作って活動するのは依存者本人。
にもかかわらず、今、ダルクの中で一般人が
長になっている施設が2つあるんです。

NPO法人だと定年があって、
当事者が定年で降りた時に一般の人が長になった。

ダルクは「当事者活動」ということになっているのに、
なぜそういうことになっているのか。

それで北海道と九州にある施設に話をしに行きました。
すると「今、下に育ってきている“当事者”がいるから、
これが育ったら継がせたい」という。
「それなら分かる」と。

ただ65ヵ所あるダルクというのは
一つの団体ではないんですよ。

ダルクという名前のもとに、
同じ回復プログラムを、同じ「当事者活動」という形で
やっているだけであって、全部が独立採算制なんです。

それを取りまとめる何かが必要なのか、
という話なんです。

実は近藤が亡くなった途端に、20ヵ所から
「ダルクの名前を使わせろ」という依頼がきたんです。

ダルクという名前がブランド化している。

それは全部貧困ビジネスなんですよ。
依頼してくる団体はアルコールや薬物依存を扱いたい。

それは刑務所から出てくる人たちを引き取ると
「緊急準備法務制度」があって、国の金が出るからです。

昔に比べると厚生労働省の
ダルクの扱いは変わったのです。

国が依存症を「病気だ」と認めて、
「治療する」という形にしたのは7年前、
たしか前回先生と対談した後でしたね。

【宇城】
そうそう。
それくらいでした。

【岩井】
以前と違い、今はダルクに来る人たちには
「生活保護をかけろ」という圧力が厚労省からかかっているので、
「ダルクです」といけば生活保護がかけられる。

昔みたいに「ダルクなんて胡散臭い」みたいな
言われ方はしなくなった。

そりゃそうですよ、
今は3000人もダルクの中で生きているわけですから。



*  *

元やくざ組長、覚せい剤の密売人、そして自らも
薬物依存にのたうち回った過去を持つ岩井喜代仁さん。

いま岩井さんは、オーバードーズや性の問題に追い込まれた
10代・20代の若者たちの親から相談を受けていると言う。

さらに岩井さんは、年老いて行き場をなくしたダルクの仲間や、
アルコール依存症などで家族に見放されたり刑務所を出された
高齢者を引き取り、最期まで面倒を見る覚悟を自らの
生き様とするという。

若者から高齢者まで、社会からこぼれ落ちた命に
全力で寄り添う岩井さんの姿に、現代が抱える深い闇と、
私たちが今どう行動すべきかの指針が浮かび上がる。

これまで2回の対談をはじめ交流を深めてきた
宇城憲治氏と本音で語り合っていただいた。

<巻頭対談>
闇の世界から見えた日本の未来
— 今、誰かが立ち上がる時 —

季刊『道』226号

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小学生からご参加いただけます。

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2025年11月30日(日) 13:30〜16:30 (開場13:15)
NLC新御堂ビル 6階貸会議室(601号室)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み

イベント|2025年11月30日〈大阪〉 宇城憲治《親子塾》

●宇城憲治《親子塾》宇城道塾体験講習会〈東京〉
2025年12月20日(土) 13:30〜16:30 (開場13:15)
町田市文化交流センター(5F けやき)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み

イベント|2025年12月20日〈東京〉 宇城憲治《親子塾》

これまでの開催レポ—トです。
https://www.uk-jj.com/single-post/20250527
https://www.uk-jj.com/single-post/20250701

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22 10月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈最新号『道』226号〉 受け入れ、寄り添う心

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◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇  10月号 発売いたしました


テーマ 「受け入れ、寄り添う心」

誰かを受け入れ、誰かに寄り添う ——
その心が、私たちをもう一度つなぎ、前へ進ませてくれる。

どんなに厳しい状況の中でも、
人は人を受け入れ、寄り添うことで立ち上がる力を取り戻す。

戦争や災害、社会の不安や理不尽を越えて生きるそんな人々の姿は、
私たちに行動の勇気と希望を与えてくれる。

読む人の心にも、静かな勇気が灯る一冊です。

*  *

●巻頭対談

闇の世界から見えた日本の未来
— 今、誰かが立ち上がる時 —

バイオレゾナンス医学会 理事長
茨城ダルク代表 【岩井 喜代仁】

VS UK実践塾代表 【宇城 憲治】

『ダルクのトップをやりながら日本の状態を考えると、
何かが違うとずっと思っていた。
やっぱり誰かが何かをしなければいけない時代になっている。

今まで一緒に生活してきた子たちが旅立つか、
何か形が変わればその時を見届ければいいと思って俺は
茨城ダルクをやってきた。

でも最終的に自分が生きる問題と、その子たちが生きていって
最終で到達するところはどこなんだと考えた時に、
墓が必要なんだと思ったんだ』(岩井)

●ロングインタビュー1

人は愛するに足り、真心は信ずるに足る
— 医師・中村哲を見つめ続けた21年 —

『荒野に希望の灯をともす』監督/報道カメラマン 【谷津 賢二】

『その場にいた私は、
カメラマンとしてあるまじきことなんですが、
肩にあるカメラを下に下ろし
その様子を自分の目で見ていたいと思うほど、

中村先生と山の民の間には目には見えない、
カメラにも映らない、お互いがお互いを敬愛し合う
慈しみ合うような、強くてあたたかい
絆みたいなものを感じたんです。

世の中には厳然としてカメラに映らないものがあって、
その映らないもののほうに大切なことがあるのだ
ということを強烈に感じたのです』

●ロングインタビュー2

思いやり・絆・人とのぬくもりを人形に込めて

人形作家 【安部 朱美】

『今20代30代の自死や孤独死がすごく増えてきました。
そういうことを考えた時に、
やっぱり人と人とのつながりや関わりが
希薄になってしまったからなのだなと。

だからただ「懐かしい」ということではなくて、
人形がそういうことを考える
一つのきっかけになればいいなと思っているのです』

●連 載

・日常の奇跡
「エゾリスのお昼寝」
写真家・ネイチャーガイド 【安藤誠】

・愛の関わりと連携で、輝きを取り戻す子どもたち
「揺るがない愛と安心の中で子どもは伸びる」
ゆめの森こども園代表 【前島由美】

・私たちは銀河のなかに生きている
「文字を持たなかった人々」
銀河浴写真家 【佐々木隆】

・地球を歩く 〜 知られざる絶景を求めて〜
「南米最古のロックアート」
写真家 【野村哲也】

・ありのままの私たち
「人それぞれのアンテナと挑戦」
作家 【山元加津子】

・きょうも、いい日
「翔子と暮らす街で」
書家 【金澤泰子】

・今日一日を生きる
「ダルクの次世代を担う若者たち 〈堺ダルク〉」
茨城ダルク代表 【岩井喜代仁】

・気づく、気づかせる
「人間の可能性と進化
— なぜ、我々は進展しながら自滅に向かうのか —」
UK実践塾代表 【宇城憲治】

・変化・成長の肖像 — 宇城道塾の学び —
「道塾の学びが人生の助けになる」
作家・スポーツライター 【小林信也】

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21 10月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈大沢万治 弓道範士〉 「爆発が起きるというのです」

┌┐
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本書 紹介動画

◆◇ 今、届けたい言葉 — どう出版の電子書籍より —
◇  16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』

(阿波先生から)
上体は柔らかにしろと言われました。
筋肉をがちっと構えて力むんではなく、柔らかく。

そして右手の力で引くのではなく、
「左手で押し開く」という印象を持てと。

これは、これだけは守れと言われた
基本のひとつです。

もうひとつは気合い。

気を大事にしなきゃいけないと。
ここ(腕)だけで頑張るんでなくて、
気力の充実を高める。

気力が充実すると放れていくんだと。

離すんじゃない、放れていく、
爆発が起きるというのです。

だから「何事も、一動作、一呼吸だよ」と。
引いて放すまでの一呼吸です。

途中で息をついで
フカフカしていたんじゃ爆発しないんです。
こう爆発を起こせと。

こういうこともやって見せてくれたことがある。

呼吸を、ふぅ——————と
胸でなく腹式呼吸でやると、
吐くんだけれども丹田にたまってくる。

吐き切って吐く息がなくなったと思っても、
これだけ長い爆発が起きるんだと。

そこまでいかないと、
放すたびにいろいろなイタズラが出てくる。

「引く」のではなしに、
胸を開くのです。

阿波先生に
「息はどのへんで止まるんですか」と
聞いた人がいましたが、

「息は止まるけれども丹田への圧は
放れるまで加わっているんだ」

と言っていました。



——— 大沢万治 弓道範士
「阿波研造範士の教え 正しきを求めて」

*  *

大正、昭和の厳しい時代に武道修行を積まれてきた、
剣道、弓道、なぎなた界の師範方に、

自らの修行の様子、武道のあり方、指導者としての心得など、
じっくりお話しいただきました。

今求められる社会のリーダーとは。人間をつくるとは。
そのあり方のヒントにつながるインタビュー集です。

本書は電子書籍です。
Kindle、Koboなど電子ブックストアで購入いただけます。

詳細はこちらです。

電子書籍|〈季刊 道 シリーズ〉人間をつくる 武の道、武の心

amazonでは【紙本】もあります。

どう出版の 電子書籍

電子書籍(Kindle他)

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◇  宇城憲治氏のイベント〈11/30 大阪〉〈12/20 東京〉

宇城憲治氏による《親子塾》。

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小学生からご参加いただけます。

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今の常識ではあり得ないことが
目の前で起こります。

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2025年11月30日(日) 13:30〜16:30 (開場13:15)
NLC新御堂ビル 6階貸会議室(601号室)
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イベント|2025年11月30日〈大阪〉 宇城憲治《親子塾》

●宇城憲治《親子塾》宇城道塾体験講習会〈東京〉
2025年12月20日(土) 13:30〜16:30 (開場13:15)
町田市文化交流センター(5F けやき)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

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イベント|2025年12月20日〈東京〉 宇城憲治《親子塾》

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20 10月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈対談 肥田舜太郎・宇城憲治〉 「今、わかっていることからすべてを考えようとするから、永久にわからない」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年10月20日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — どう出版の本より—
◇  宇城憲治対談集『大河にコップ一杯の水』
◆  肥田舜太郎 医師

【宇城】
私は長年技術開発にたずさわってきて、
特に電源開発を専門としてきました。

電源開発では二つの重大な責任を負います。

一つは感電死など人命にかかわること。
二つ目はショートによって起こる火災で財産を失うことです。

それだけにミスをすると大変なことになる。

もちろん少しのミスでも多大な迷惑をかけると同時に
会社も大損失です。

だから常に間違いが出ないように
技術はもちろん製造も一生懸命になるわけです。

ところが今回の福島原発事故とその経緯を見ていると、
核を扱っていることに対する真剣さというよりも、
そこに向かう心が非常に欠けているような気がするのですが、
先生、その点についてはどうでしょうか。

【肥田】
そうなんですね。
核兵器は日本にはないし、アメリカが持っていて、
日本政府はそのアメリカと安保条約を結んで、
この核兵器で日本の安全を守ってもらうと言っている。

だから日本の国の恩人であるアメリカの悪口を言うのは
よくないというのが、これまでの日本政府の方針なのですよね。
そういうことが根本にある。

外から受ける放射線の被害をいくら研究しても、
体内に入ってからの被害の模様は
未だにわからないんです。

この点において、
未だに肝心の医学は66年前のままで、

その水準が放射能というものが存在する
今の社会のレベルに届いていない。
考え方がね。

だから理解するには、今までの医学を全部捨てて、
別の医学から見ないとわからないんです。

今、わかっていることから
すべてを考えようとするから、
永久にわからないんです。

——— 肥田舜太郎 医師
「この命を守り抜く 被爆医師 66年の戦い」

*  *

スピードある水であれば、
どんな大きな川にも呑み込まれず、
ずっと流れていける——

季刊『道』の巻頭対談で宇城憲治氏が引き出す、
実践する方々の生き方。

それぞれ活躍の世界は異なっていても、
中途半端ではない生き方を貫いた方々の、
身体を通した言葉。

その思いは 人を奮いたたせ、
さらなる勇気、希望を与えてくれます。

『大河にコップ一杯の水』 全3巻

書籍|宇城憲治対談集 大河にコップ一杯の水 全3巻

◆◇ 参加申込受付中
◇  宇城憲治氏のイベント〈11/30 大阪〉〈12/20 東京〉

宇城憲治氏による《親子塾》。

対象は、自らの潜在力を体験したい! 方々です。
小学生からご参加いただけます。

宇城氏によって引き出される、
子どもたちの自然体の力。

今の常識ではあり得ないことが
目の前で起こります。

そこから何に気づき、何を学ぶか。
まずは体験してみてください。

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17 10月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈広田奈津子 映画監督〉 「私たちは恐れなくていいものを常に恐れて…」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年10月17日)

☆ 末尾に広田監督のイベント案内 ☆

◆◇ 今、届けたい言葉 — 季刊『道』より—
◇  広田奈津子 映画監督

シャナナ大統領に
「平和のために何ができますか」と問うた時、

東ティモールの問題を一人でも多くの人に伝えてくださいとか、
今建国したばかりだから援助が欲しいとか、

そういう答えが来るかなと思っていましたが、
まずは「あなたの社会を良くしてください」と。

アレックスも他の方々も
同じことを言ってくれました。

地獄を見たアレックスが何を伝えたいかというと、

「あなたを取り戻してください。
あなたがやるべき、魂が約束したような仕事を
恐れずにやってください」という事でした。

ひるがえせば、
私たちは恐れなくていいものを常に恐れて、
やらなくてもいい仕事を、何か言い訳をつけながら
魂が本来求めているものに蓋をして、

先生が言ったから、
親が求めたからと本来ではないものをやっている。

アレックスが言う、命がワクワクすることは、
私たちの人生に必要不可欠なことであり、
同時に世界に必要不可欠なことでもあります。

何かを恐れて蓋をして、
自分の内側から湧き起こるものを無視していく時に、
世界にも自分にも無関心になる。

それが悲劇を繰り返している。

私はこの映画で
「困難が見えても大丈夫だと行動できる勇気」を、
アレックスたちから得てもらえたらいいなと思っています。



*  *

「ねぇ仲間たち、ねぇ大人たち、
僕らの過ちを大地は知っているよ」

広田奈津子さんが23歳で初めて東ティモールに行った時、
素敵なメロディーに乗って聞こえてきたのが、
ある青年によるこの歌だった。

インドネシアから主権を取り戻すまでの24年間、
あらゆる攻撃・拷問にさらされ国民の3人に1人は
亡くなるという苦難を経た人々が言う「過ち」とは?

この歌が耳から離れなくなった広田さんは、その後
何度も現地を訪れ、人々と共に暮らし、
少しずつ言葉の本当の意味に触れていった。

深い悲しみを抱きながらも、誰かを排除するのではなく
「私とあなたは同じ」と伝えながら、明るくたくましく
生きる東ティモールの人々の姿を描きたいと映画制作を決意する。

広田さんの東ティモールの人々との出会いや想い、
現地の人や映画製作から得た様々な
「生きる」エネルギーについて語っていただいた。

<ロングインタビュー>
大丈夫! 湧き上がるものを信じて生きる
東ティモールの人たちが教えてくれたこと

季刊『道』222号

季刊『道』222号

☆☆ 広田監督のイベント案内 ☆☆

『カンタ!ティモール』監督 広田奈津子さんより、
すてきなイベントのご案内をいただきました。

「グレートジャーニー」で知られる探検家 関野吉晴さんとの
「上映会&二人の監督対談」。

関野さんにも2018年、『道』196号にご登場いただいています。

映画2本とお二人のトークイベントというたいへん豪華なイベントです!
2025年11月2日(日) まそび舎(名古屋市中村区)
https://peatix.com/event/4599919

◆◇ 講演会「安藤誠の世界」 〈11/5〉
◇  申込受付中

「自然はごまかさないし、嘘がない。
だから本物に触れ、ぶれない感性を磨く。

日々変わっていく世界を生き抜く力は、
大自然の変わらぬ営みにこそあるのだ」

季刊『道』で毎号、すてきな写真とエッセイを掲載くださる
ネイチャーガイド・写真家の安藤誠さん。

自然との関わりから、
ガイドとして写真家としてのプロの矜持まで、
「安藤誠の世界」を展開いただきます。

●講演会「安藤誠の世界」
2025年11月5日(水) 19:00〜 (開場18:30)
町田市民ホール (第4会議室)
入場料:3000円

詳細・お申し込み

イベント|安藤誠の世界 2025年11月5日

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16 10月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈大山修一 総合地球環境学研究所教授〉 「飢えがすべての問題の根源である」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2025年10月16日)

◆◇ 今、届けたい言葉 — 最新号『道』より—
◇  大山修一 総合地球環境学研究所教授

食料がなくても、子どもは増えていく。
2010年ぐらいになると「ボコ・ハラム」というテロ集団が
この社会に登場してきます。

ボコ・ハラムは、ジャーナリストを受け入れない謎の集団、
社会を恐怖におとし入れる最悪の集団のように言われています。

一説によると、ボコはブック(本)からきていて、
ハラムは罪という意味なので、
「ボコ・ハラム」は「教育は罪だ」つまり
「西洋教育は罪だ」という意味になります。

アフリカのニジェールの場合には35歳以下の世代は
小学校に通っているので、ちょっとは読み書きができるのですが、
40代以上になると小学校がなかったので読み書きができない人が多い。

一方で出世コースに乗っていく連中がいて、
貧富の差がものすごく大きいんです。

ボコ・ハラムは、そういう貧富の差があるがゆえに、
若者たちが苦しい目にあっているということで、
ボコ・ハラムのグループに入る時は、

「社会を作ってきたシンボルの父親の喉を切れ」
と言われていた時期がありました。

若者たちは言うんです。
親父は無責任だって。

親父の世代でも食えなかったのに、
2人、3人の嫁さんに子どもを産ませて
息子だけでも10人以上いる。

土地を分割しようにも1/10になるじゃないかと。
そう言ってすごく怒っているんです。

ボコ・ハラムの活動が活発だったのは2010年から
2015年までなんですが、村の連中もその考え方に共感し始めて、
それがちょうど僕がごみを撒き始めた頃でした。

そのターゲットはいつか僕になるだろうと
覚悟していたんです。

そういう中でも活動を続けてこれたのは、
僕もある意味、ある種の信念とパワーを
持っているのかもしれません(笑)。

でも、僕もその若者たちに言ったんです。
「お前たちはどうやねん」って。

現地では一人の男性に嫁さんはだいたい2人いるんですが、
「お前も2人の嫁さんがいて、子どもが10人以上いるじゃないか」って。

「明日は我が身やぞ」って言うと、
ほんまにみんなシーンってなります(笑)。

僕がSNSなどでいっさい発信をしないのは、
発信すると「大山というのはニジェールでは
俺らと同じ貧しい生活をしているが、
日本では全然違うじゃないか」となる。

日本のごく普通の生活、お茶を飲んでいるだけでも
嫉妬、怒りの対象となり得る。

ハウサ語のことわざで
「ニュンワ・ギダン・マサラ」というのがあって、
「ニュンワ」は空腹、
「ギダン」は家、
「マサラ」が問題という意味で、

つまり「飢えがすべての問題の根源である」
ということなのですが、僕はこれを解決しない限り、
この地域でのテロはなくならないということを
肝に銘じたんです。



*  *

子どもの頃、テレビで干ばつに苦しむ
アフリカ・サヘル地帯の人々のことを知り、
「自分が行って緑化する!」と決めたという大山修一先生。

その思いは大人になっても変わらず、
研究者となってからは20年以上にわたり
ニジェールの荒廃した土地にごみを撒き、緑化活動を続けてきた。

砂漠化した農地に都市のごみを投入することで、
家畜のえさや作物ができていくという
大山先生が考案し実践する循環の仕組みは、

飢えに苦しむ住民はもちろん、長く続いてきた
農耕民と牧畜民との紛争をも防ぐ手立てとなっている。

会見では、ニジェールでの研究活動への思いと、
最近取り組んでいる水を使わないドライ・コンポストの
研究について詳しく伺った。

<ロングインタビュー>
ごみの力で荒野を緑へ
—— 平和への道を築く実践

季刊『道』225号

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15 10月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈戦争体験者からのメッセージ〉 「毎日毎日新宿の西口へ行って演説をした」

┌┐
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『命の伝言』紹介動画

◆◇ 今、届けたい言葉 — 電子『命の伝言』より —
◇  園田天光光 日本初女性代議士 元外相夫人

上野駅で見てきたこと、
「餓死しては相すまん、せっかく生き残った者で
手をつないで生きることを考えていこう」
という話をまたそこでしたのよ。

ただそれだけのことなの。
そうしたら聴衆の中の誰かが
「今日はこのくらいにして明日またここへ来て
相談しようじゃないか」と言うの。

みんなが「そうだ、そうだ、そうしよう!」
ということになった。

その時に「ああ、喋れば聞いてくれる人がいる」
という自信が出たのね。
勇気が出たのね。

(みなさんのモヤモヤを
先生が代わりに吐き出されたのでしょうね)

やっぱりみんな胸に思っていたことは同じなんでしょうね。
翌日は、「こっちも名前を言わないし、向こうも名前を
聞かなかったから、今日またいるかどうかわからないけど、
まあ、約束したんだから行ってみよう」ということで出かけて行ったらね、

向こうは向こうで「どこの女の子だか名前も聞かなかった。来るかなあ」
って言って待っていてくれた。

私がのこのこ出かけていったら「ああ、来た、来た!」って。
こっちは「いた、いた」って(笑)。

そこでまた「今日は最初から上に上がって喋ってくれ」って
言われたので喋っていると、下に紙と鉛筆が回っている。

「いったい何してんだろう」と思って話が終わってから聞いたら
「今喋っている人の言うことに賛成の人はここへ名前と住所と
電話番号を書きなさい」と。

なんのことない、同志の名簿作りが始まっていたのね。
頼んだわけでもないのに。

結局その1日で840人の名前が取れました。

それに力を得て毎日毎日新宿の西口へ行って演説をした。
毎日千人近い同志が増えてくれて、たちまち一万人になっちゃった。

それで「名簿ばかり集めていたってしょうがない。何か実行しよう」
って言ったら「安い食べ物が欲しい」という声が一番多かった。

それで名簿を見てみんな片っ端からお互いに電話をかけ始めた。

「お宅は何しているお家ですか」と聞くと
「勤め人です」という家もあれば
「商人です」という家もあり、
なかには「農家です」というお家が何人かあった。

それで「みんな今安い野菜が欲しいんです、
お宅の村でなんとかなりませんか」と言うと

「わかりました、安い野菜をいっぱいかき集めておきますから
取りに来てください」と。

でも「取りに行くって言ったって両方の手でさげたって、
たかが知れている」と困っていたら
「親戚の家にトラックが焼け残っているはずだよ」という人がいた。

しかしガソリンがない。

今度は片方の人が「いやあ、うちの親戚がガソリンを持ってるよー」って。
「僕はトラックの運転免許持っています!」という人も出てきたの。

それで一台のトラックが動くようになる。
そうしたらその頃まだ仕事がないから
「僕はトラックの上乗りしてあげますよ」って言う人が何人も出てきて、

それで何人かトラックに乗って飯能の手前の農家に取りに行った。
そしてあとの人が電話をかけて
「何月何日何時ごろ安い野菜が新宿の西口へ着く、
必要ならいらっしゃい」と伝えた。

そうしたら山積みしてきた野菜が30分とかからないうちに
全部はけちゃった。

なんのことない、生活協同組合の
はしりみたいなことをやっていたの。

——— 園田天光光 日本初女性代議士 元外相夫人
「やり抜く意志が肚をつくる」

*  *

戦禍を生き抜かれた方々が語る
戦争の理不尽さ、悲惨さ、命の尊さ。

大切な生かされた命だからこそ、
伝えたい思いがある。

季刊『道』で丁寧に聞き取ってきた
貴重な証言インタビュー集です。

今、このような時だからこそ、
受け取っていただきたいメッセージです。

KindleやKoboなど電子書籍販売サイトで
ご購入いただけます。
amazonでは紙本もあります。

販売サイト・内容紹介ページ

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14 10月

【どう出版 メルマガ】  今、届けたい言葉 〈安藤誠 ネイチャーガイド・写真家〉 「それは我々人間の子育てとなんら変わりない世界」

┌┐
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本書 紹介動画

◆◇ 今、届けたい言葉 — どう出版の本より —
◇  安藤誠著 『原野から』


クマの魅力は一度に書ききれないほどあるのだが、
なんと言ってもその魅力は人間が武器を持っても
1対1では確実に勝てない圧倒的な強さと、

母グマと子グマや兄弟間に代表される
愛情の深さだろう。

椋鳩十氏のツキノワグマの物語には、
我が子を守るために考えられない高さの滝から
飛び込む話がある。

またシートン動物記の『灰色グマのワーブの一生』の
灰色グマの物語は有名だ。

私自身もヒグマの観察から何度も
胸を打たれるようなシーンに遭遇している。

知床で出会ったヒグマの3兄弟は、
小さい一番下の弟が母グマに遅れると、
大きい一番上の兄がちゃんと止まって
弟がついてくるまで待っていた。

母親が先に行ってしまってもだ。

また、母グマが森の木の下や海岸の岩場で、
愛おしそうに我が子を優しく舐めているシーンや、
捕獲が難しい状況でも決して諦めずに
横で待つ我が子のために何度も川に飛び込んで
サケを捕まえようとする姿など。

苦労してやっと獲ったサケを
ただちに我が子のもとに届けるその姿に、
母グマの純粋さや愛情深さを感じ、
今、思い出しても胸がじーんとする。

それは我々人間の子育てと
なんら変わりない世界でもある。

いやむしろクマたちの正直さや真面目さは、
我々が見習わなければならないところではないだろうか。

クマの人身事故や畜産や農作物などの
被害だけを取り上げて、彼らの世界については
何も情報を出さず、理解しないのは残念に思う。

フランスの「ザ・ベアー」という映画は、
日本では「子熊物語」として紹介された
クマの目線と立場で捉えた非常に珍しい映画だが、
子供はもちろん大人にも見てもらいたい映画のひとつだ。

昨今のテレビや映画は、クマとの事故や事件を描くことで、
クマに対する人の悪いマイナスな感覚や価値観を
増幅させるようなものが主流だが、
そんななか、心から共感できた映画でもある。

そもそもクマや樹木や植物も含めた
人間以外の生き物たちにも生きる権利や生活があることや、

それらの命を時にはいただいて
我々は生きているという感謝の気持ちや感覚を、
今一度、取り戻さなくてはならないと思う。



——— 第4章「安藤誠の世界 エッセイ集」より

安藤誠著『原野から』

書籍|安藤誠著 原野から ― Philosophy from the Wilderness ―

◆◇ 講演会「安藤誠の世界」 〈11/5〉
◇  申込受付中

「自然はごまかさないし、嘘がない。
だから本物に触れ、ぶれない感性を磨く。

日々変わっていく世界を生き抜く力は、
大自然の変わらぬ営みにこそあるのだ」

季刊『道』で毎号、すてきな写真とエッセイを掲載くださる
ネイチャーガイド・写真家の安藤誠さん。

自然との関わりから、
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「安藤誠の世界」を展開いただきます。

●講演会「安藤誠の世界」
2025年11月5日(水) 19:00〜 (開場18:30)
町田市民ホール (第4会議室)
入場料:3000円

詳細・お申し込み

イベント|安藤誠の世界 2025年11月5日

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