27 7月

アグネスさんの「子育て実践技」― 197号

最新号『道』197号が発売になりました。

今回のテーマは「次世代へ命をつなぐ」です。 [詳細はこちら]

 

特別インタビューで登場いただいた歌手のアグネス・チャンさんには、

子育てのことや教育についてのことをお話しいただきました。

 

道197号 特別インタビュー アグネス・チャン

道197号 特別インタビュー アグネス・チャン 道197号 特別インタビュー アグネス・チャン

 

ご存知のようにアグネスさんは、3人の息子さんを、歌手としてのお仕事はもちろんのこと、自ら大学で学びながら、さらには世界各地で危機にさらされている子どもたちの現状を日本ユニセフ協会大使として世界へ訴えるお仕事などもされながら、育てあげられました。

その子育ては、徹底的に子どもの身になってその気持ちに寄り添い、大人都合を無理強いしない。
自らのさらなる成長のためには、スタンフォード大学院に進んで教育学を学び、仕事は仕事で徹底的にこなす。

女性として、母として、仕事人としての生き方は、とてもエネルギッシュで魅力的です。

何しろ3人の息子さんを育てたので、子育ての「実践技」はたくさん身に付けたそうで、

「なるほど、そうやって対応したら子どもだって納得するよね」

というような“技”がたくさんあり、感心いたしました。

 

そんなアグネスさんが危惧するのが、現在の日本の閉塞感、停滞感です。

アグネスさんは、日本人のいいところは、自分の好きなことを一生懸命手抜きなしでやるところだそうです。そうした、「自分の最高を目指してやる姿勢」「魂」こそが日本をつくってきたのだと。

そういうものが今失われつつある日本を大変危惧されていました。

 

今の日本の教育は、あらかじめ敷いたレールに子どもたちを乗せる教育になっています。国際基準からしたら、英語教育しかり、相当な遅れをとっているのが今の日本。

世界で羽ばたける人材の育成に、今何が必要なのか。

従来型の教育法の課題点など、今回徹底してアグネスさんの魅力を引き出してくださった宇城憲治氏と語り合っていただきました。まさに、次世代へ人材をつなぐ、命をつなぐための対話がくりひろげられました。

 

子育て中の方々には必見のインタビューです!

 

[道197号]

17 7月

〈入荷しました〉養蜂家・船橋康貴著『自伝エッセイ & 生き方提案』

養蜂家・船橋康貴さんの新刊書2冊が入荷となりました。
ご予約いただいた方に、本日から発送開始です。

ハニーさんの新刊入荷

 

8月5日(日)まで、2冊セットのご注文で送料(270円)を無料とさせていただいています。
【内容詳細・ご注文はこちらです】

 

船橋さんから近況を教えていただきました。

この連日の猛暑で、ミツバチのロウでできた巣が溶けて崩れ落ち、下敷きにされてミツバチたちが死んでいるそうです。

ミツバチが生きられない、命をつないでいけないということは、

ミツバチだけでなく、私たちにとっても、たいへんな問題なのです。
私たちの食べものの70%は、ミツバチが受粉することでできています。

ですから、

「ミツバチ絶滅の危機は、人類滅亡の危機」
大きな問題ではありますが、船橋さんは、「解決は簡単」と言います。

その方法とは、
「私たち一人ひとりの意識が変わること」
一人ひとりが

現実を見つめて、気づき、
暮らしを見直して、生き方を変える。
それが、
この危機を乗り越える一番の近道なのです。
この2冊の本、

船橋さんのこれまでの活動を綴った「自伝エッセイ」と、
ミツバチのメッセージを受け取った船橋さんの「生き方提案」は、

私たちの置かれた現状を知り、気づき、暮らし方を少しでも変えていく
きっかけとなることでしょう。

●『ハニーさんの自伝エッセイ
   ねえねえ、ミツバチさん 仲良く一緒にどこ行こう』

ある日突然、社長を辞めて養蜂家に転身!
地球・人類の危機を救おうと奮闘するハニーさんを
助け導くのは、いつもミツバチたち。

パリ・オペラ座に飛び込んだり、ディズニーと交渉したり。
壮絶、驚きのハニーさんの半生記を綴っていただきました。

●『ハニーさんの ミツバチ目線の生き方提案』

ミツバチの世話をすることで見えてきた
新しい社会のデザインをハニーさんが提案しています。

「人の意識が変わったら、世の中は簡単に変わる」
社会問題も、地球規模の問題も、他人事にしないことで、
私たちはきっと幸せになれる。

 

以上2冊とも、それぞれ定価 1,512円(税込)

★期間限定で、2冊同時にご注文いただいた場合、
送料270円を無料とさせていただきます。(2018.8.5まで)
【内容詳細・ご注文はこちらです】

[本書出版の経緯]

 

船橋さん主演ドキュメンタリー映画が今月公開されます。
ミツバチと船橋さんの環境保護活動を軸に、私たち、そして地球のこれからを考えるきっかけになります。
(監督 岩崎靖子/配給 ハートオブミラクル)
【ドキュメンタリー映画「みつばちと地球とわたし」】

 

02 7月

≪ 緊急出版 ≫ 船橋康貴さんの本、2冊同時発売です

養蜂家・環境活動家の船橋康貴さんに、季刊『道』にて「ミツバチ目線で問い直す私たちの生き方」というテーマで連載をしていただいていましたが、

 

「伝えるスピードを上げたい」という船橋さんの希望を受け、急遽「新しい社会デザインの提案」として1冊の本にまとめ上げました。

 

さらにもう1冊、船橋さんのこれまでの活動を綴った「自伝エッセイ」とともに、弊社としては異例の、2冊同時発売です。

ハニーさんの自伝エッセイ ハニーさんの 生き方提案

昨年末、船橋さんから「あちらこちらから、『急いで』というメッセージを受け取るのです」とご連絡をいただき、「連載だと時間がかかりすぎると感じます」という、切実な想いを受け取りました。

 

明けて1月。

 

名古屋のハニーファームを訪問し、船橋さんからじっくりと「なぜ急ぎたいか」という、船橋さんの身に起こる様々な出来事をお話しいただきました。

 

船橋さんが急ぎたい気持ちがよく分かりましたし、私たちが置かれている状況 ―― 肌身で感じる季節のおかしさや、様々な地球環境の危機、人々の心の余裕のなさ ―― に照らしてみて、私たちも同じ気持ちになりました。

 

船橋さんは養蜂と同時に全国各地での講演活動など多忙を極めていますし、私たちにしても『道』やほかの本との同時進行ですから、出版の決断にはそれなりの覚悟が必要でした。
でも、「やる」か「やらない」かは、即答えが出ました。
あとは、「どうやりきるか」だけ(笑)

 

おかげさまで、
『ハニーさんの自伝エッセイ ねえねえ、ミツバチさん仲良く一緒にどこ行こう』
『ハニーさんの  ミツバチ目線の生き方提案』
2冊同時発売をお知らせすることができます。

 

『自伝エッセイ』は、船橋さんの生い立ちから、ミツバチとともに暮らし、地球環境活動、ミツバチ保護の道に入るまでと、これまでの活動の経緯を、

 

『生き方提案』は、船橋さんがミツバチと暮らすことで湧き上がってきた「新しい社会デザインの提案」を、項目ごとに綴っていただきました。
内容詳細はこちらでご覧いただけます。
【ハニーさんの 自伝エッセイ&生き方提案】

 

7月17日には入荷予定です。
2冊同時にご予約いただけましたら、送料を無料とさせていただきます。
(2018.8.5まで)

 

今月末には船橋さんの主演ドキュメンタリー映画『みつばちと地球とわたし』が公開されます。(詳しくはこちら

 

船橋さんの生き方や願いを、この映画や本で受け取った人々が、

 

ミツバチをはじめ、小さな生きものたちを想い、自分自身を想い、少しずつでも生き方を見直し、生活や心をより豊かにすることができたら……
素晴らしいことだと思います。

29 6月

固定種栽培、はじめました

今日は『道』7月号(No.197)の締め切り日です。

 

が、あまりに煮詰まってしまって、いずれお知らせしたいなぁと思っていたことを、今やることにしました(泣笑)

 

7月号には、固定種のみをあつかうタネ屋、野口のタネの野口勲さんに、
189号につづき2度目のご登場をしていただきます。

本当は、私たちが食べる野菜が農薬・化学肥料どころかタネから心配なことになっていることを連載で!・・・と思っていたのですが、
それぞれの問題を切り離して伝えることは、たいへん困難であると判明。

再びのロングインタビューでお届けします。

 

野口さんが分かりやすく伝えてくださる問題はあまりに大きいですが、
一番の解決策を、野口さんは
「各家庭で固定種を栽培し、タネをつないでいくこと」とおっしゃいました。

 

そうか。

ならばやってみよう! と、

編集部でプランターでの固定種栽培、はじめました。

 

DSC_0304 固定種のキュウリ「相模半白胡瓜」と、プチトマトのタネを購入

 

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DSC_0389こちら本日の様子。左キュウリ、右プチトマト

ウチでちゃんと実がなって、タネがとれたら、ハードルがどーんと下がりますよね(笑)