読者の声| 季刊『道』 203号(2020年冬)  

裏表紙が美しい写真   大分 公務員 50代 男性

まずカッショイさんの表紙が眼が鋭く躍動感溢れるものでした。
冒頭の宇城先生とカッショイさんの対談、お互いが高い意識レベルでのお話だと感じました。武術空手と乗馬アーチェリーの共通するもの「統一体」であり、スポーツ空手と武術空手が大きく違う内容も改めて知ることができました。

国光美佳さんの記事では、ミネラルが心の成長にいかに大事か初めてわかりました。向精神薬やその副作用を初めて知ることができましたが、テレビで発達障がいを取り上げるならば薬関係の状況も合わせて公開するべきではないかと思いました。

白鳥哲さんの記事について、実体験を通じての「意識が肉体に出る。すべては意識が作っている」ということが宇城先生の「内面の力」と重なりました。
また、EMについては自分の仕事の中で、EM菌が畜産汚物悪臭を消せるなど優れた効果があるという情報を知っていたのですが、あまりマスコミで広まらないなと感じていました。この記事を読んで、その理由に「まさか!」と驚きました。我々人間や動物、そして地球に良いものは広めてもらいたいし、『蘇生Ⅱ』を観たいと思いました。

最後に、裏表紙が美しい写真でした。一般人はハート形に見えることに気付けません。記事にあるように、自ら選択してとる行動で生まれる奇跡の一期一会が「今日もよかった!」と言えるように心がけたいと思います!

「自分に何ができるのか」を考えさせられます   東京 会社員 50代 男性

カッシャイ氏の写真に引き込まれてしまいました。特にその眼です。弓で狙いをつける鋭い眼、馬上から犬を見つめる慈しみの眼宇城先生との対談中の写真でしょうか、なんとも言えない深さを湛えた穏やかな眼などカッシャイ氏のお人柄というか、民族の魂と伝統を受け継ぎ、さらに昇華させ続ける人だけが持つ眼なのだなと感じました。

氏の額から眉間にかけて深く刻まれた縦皺にも、強い意志を感じさせます。宇城先生とお二人で並んだ写真では、氏が先生の肩を抱くようにされ「兄弟のようだ」とのコメントにもあるように、お互いに敬意を払われている様子がありありと伝わって来ました。

『道』を拝読させて頂いていると、いかに世の中が偽りの情報で溢れ返り、いかに作為された価値観に、私たちが踊らされているのかを実感します。そして、そのバーチャルの世界の中で、いかに苦しめられているかと。特に子ども達がその危険に晒されていることに危機感を感じます。

製薬会社や食品会社がスポンサーのマスコミでは、向精神薬や食品添加物の危険性について報道することは絶対にあり得ません。
正しい情報や真実は、もはやマイノリティであり、草の根の活動でそれを伝えるしかなく『道』に登場される方々の活動に敬意を抱くとともに、「自分に何ができるのか」を考えさせられます。

カッシャイ.ラヨシュさんの生き様に感銘   愛知 大学准教授 50代 女性


カッシャイ.ラヨシュさんの自国の文化を守り自然の中に自然と共に生きていく姿に感銘しました。

食も行動も丁寧に大切に生活していくに従い便利なインスタントの出汁や食事に美味しさを感じなくなってきたり、乱暴な音にも体が反応するようになってきました。
不自然から自然へ生活全般を意識していこうと思いました。

知っていることと体験することと雲泥の違いがある   静岡 理学療法士 50代 男性


白鳥 晢さんのインタビューで、知っていることと体験することと雲泥の違いがあるというお話がとても印象に残っています。
宇城先生がよくお話をされることと同じで、評論家ではいけない。机上の理論ではいけない。まず、行動して経験をした中で身に付けていくことが、まさしく身体で知るということです。

今の世の中、知識があるものが幅をきかせ、行動を起こしているものが叩かれる傾向であると感じます。皆、失敗を恐れるからますます行動しない。失敗したものを皆で袋叩きにする傾向です。

私はその風潮に流されないために宇城先生に学び、『道』を読んで、行動を起こしている方々の珠玉の言霊を身体に刻みつけて行きます。

ミネラルの重要性を改めて実感   石川 スポーツトレーナー 50代 男性


国光美佳さんのインタビューを拝読させていただきミネラルの重要性を改めて実感いたしました。

私も指導の現場の中で子供達には食事・栄養の重要性をお伝えしているので特にミネラル(マグネシウム)の摂取には意識を高めていただいております。
加工食品、食品添加物、農薬が氾濫している現代社会に必要不可欠な栄養素は私もミネラルだと実感しております。

大人が気付かない限り子供達には将来負の遺産を残すだけだと思います。

読ませていただいているだけでエネルギーをいただきました   京都 教員 30代 男性


カッシャイ氏と先生の対談は、読ませていただいているだけでエネルギーをいただきました。
集中という言葉の深さ。実際に体現されるからこそ出てくるものだと。
何事も言葉でいい表すことは簡単ですが、実践することは、その方の生き様あってこそ。身体先にありき。という先生の教えと一致するところだと感じました。

「多点を同時に意識する」     東京 会社員 50代 男性


カッシャイさんの巻頭対談で「多点を同時に意識する」は、まさに私たちが道塾で教えていただいていることそのものだと感じました。

大学時代にライフル射撃部に所属していましたが(大学の監督)、多くを意識すると集中できなかったり、結果に結びつかなくなってしまうことが多々ありました。
「多点を同時に意識する」ところまで、昇華させるための普段の稽古(「練習」ではなく)が欠かせないと感じました。

国光さんのお話から、食が生きることと密接につながっていることを学びました     北海道 事務職 40代 男性


カッシャイ氏が体現する乗馬アーチェリーの技術はスポーツの次元を超えており、また自給自足的な生活や動物と心が通い合った様子など、人間が持つ可能性の大きさと本来あるべき姿がここにあると感じました。

また、国光さんのお話からは、食が生きることと密接につながっていることを学びました。さらには国光さんの行動が周囲に少しずつ理解され広がる様子を知り、心強く感じました。薬の使用、環境汚染、原発事故等、白鳥監督の記事にあるようにビジネス優先による正当化がまかり通る中で、見返りを求めずにただ地球と生物のために活動する方々が登場する『道』には元気付けられます。

幸せになりたいという思いは生物皆一緒だと思いますが、人間はその方法が分からずに混乱し、富を得ることでそれが達成できると勘違いをして、エネルギーを乱用しているのが現状ではないかと思います。
人間は地球と1つであり、時間的には現在が未来に繋がっていることを皆が理解すれば、正しい方向にエネルギーが向かうのではないか、そのような希望を感じる内容でした。次号も楽しみにしております。

カッシャイ氏は武士のようだと感じました    埼玉 自衛官 50代 男性


乗馬アーチェリーにおいて統一体になっているカッシャイ氏を見て、大変驚き、そして武士のようだと感じました。
宇城先生とカッシャイ氏お二人が高いレベルで共鳴しているのが誌面上でも十分に伝わってきました。凄すぎて言葉がありません。
次の対談大変楽しみです。ありがとうございました。

お言葉の端々から感じられる深さに心が震えました    兵庫 音楽家 70代 女性


202号巻頭対談の横綱白鵬関との対談、そして今号でのハンガリー騎射の名手カッシャイさんとの対談を拝読し、お二人のそれぞれの群を抜いた、他の追従を許さないという技の修得に至る取り組み方、その精神面の根底と技を磨くべく鍛錬の道を拝読させて頂き、そのお言葉の端々から感じられる深さに心が震えました。

そして今までもそうでしたが、その卓越した方々全てと対談なさる、壮絶な生き様を身を持って私達に示してくださいます宇城先生とのお話の通じ方というか、一言で相手を理解なさりその先まで見えていらっしゃり、内容がどんどん深くなる対談に言葉もございませんでした。

また、「食で子供達の心を健康に幸せに導くことが出来る」と提唱実践なさっていらっしゃる国光美佳さん、その他、様々な素晴らしい取り組み方を実践なさっていらっしゃる方々の記事を、これはアスペルガーの娘さんを持つあの方に、この記事はあの方に!読ませて差し上げたいと、どんどん紹介して参りたいと思う内容が毎回ございます。

何時も素晴らしい生き方を拝読するに付け、残りの人生の方が少なくなりました自分は「社会に対して何か出来るか、どう生き抜く事が出来るかなぁ?」と考える毎日です。 
何時も感動と自己反省と共に読ませていただいております。素晴らしい記事を毎回有難うございます!

たどる道は違っても、たどり着かれた“境地“は同じ    奈良 教員 50代 男性


巻頭対談のカッシャイ・ラヨシュ氏。誌面から乗馬アーチェリー演武の見事な様子が伝わってきました。
そして、その演武を御覧になられた宇城先生の…「まさに私の武術の本質となっている“同時性多次元の動き”と全く同じです。~[中略]~カッシャイさんの身体はまさに、この統一体、同時性多次元の状態であるのだなと思いました(p.9~p.10)」という御言葉。
たどる道は違っても、たどり着かれた“境地“は同じなのだなと思いました。

それゆえ、大変印象深かったのが、カッシャイ氏の「今日、皆さんが建物の中に入られた時、脱いだ靴はすべて外向きに揃えてありましたが、二足だけが違いました。それでその場のパワーが崩れました。気が変わりました(p.15)」いう言葉でした。

カッシャイ氏も宇城先生と同じように、その場のエネルギーを体感されている。そういう方が世界にもいらっしゃり、人類の未来を憂い、自らの道を歩んでおられる。
有り難く、頼もしい事だと思うと同時に、私も、そういった方々の、その歩みに並歩したいと思いました。

『道』の内容に元気をもらい、
ゆっくりでも歩き続けることができています  
  千葉 医療関係 40代 男性


巻頭のカッシャイ氏と宇城師範の対談は、まさに「伝統文化の継承者」という両氏のレベルの高い話に引き込まれて、一気に読んでしまいました。馬に乗りつつ弓を引き、そしてさらに的に当てるという高度な複合動作の実践と、そしてそれを言い表す「ウスポントシターシュ」という言葉が存在するマジャルの文化が、カッシャイ氏に集約されているように感じました。馬と調和してなされる武技と、自然にも調和しての食と生活に、心身を醸成させるためのヒントをいただいたように思います。

国光美佳先生の見せてくださったこーちゃんの絵。こーちゃんの内面が怖いくらい表れていて驚きました。まだ幼い子供がつらいときの絵を描くことに心が痛むとともに、劇的な改善に希望を見いだせました。何気ない日に3度の食事が、心も身体も作っていることを今一度考えさせられました。

「ありのままの私たち」では、逆転現象を見た気がしました。日本語の「もったいない」という言葉のニュアンスは独特で、他言語にはないものだと聞いたことがあります。でも、イギリスを始めとした他国にも、確実に「もったいない」の実践があるように思いました。逆に「もったいない」という言葉のある日本には、その言葉の実践がどこまであるのかと疑念を抱いてしまいました。

ダルクの辻本施設長の話に、「母が危篤だと岩井さんに嘘をつき、騙してお金をもらった」など、「自分が悪いことをした」と素直に言えることに敬服しました。今、社会では、嘘をついても騙しても、それがバレても決して認めない人が増えたように思います。健常者とされる人が嘘をつき、薬物使用者が素直になれるとは、いったいどちらが病気なのだろうかと思ってしまいました。

白鳥哲監督の俳優修業時代も大変興味深いものでした。「牡丹灯籠」の中の「へーい」という一言にダメ出しを何度も受けたことに、演技に情熱を注ぐ人たちの真髄を見た気がします。たった一言からでも、魂の底から出る言霊か、口先だけの言葉なのか、人間は読み取ってしまうものなのだなぁと感嘆しました。

ハニーさんの号泣は、紙面でも思いが伝わる気がし、思わず涙が出ました。この今の環境については、大人はすべて共犯者であり、子供にその結果を押し付けるわけにはいかないと強く思いました。国光美佳先生の話でも、子供への向精神薬が増加しているという恐ろしいデータがありましたが、これも大人の事情を子供に押し付けた結果だと思います。子供たちのために、わずかでもより良い世界を作る努力をしたいと思います。

その他の記事や編集後記に至るまで、毎号楽しく読ませていただいています。日常に負けそうになるときも、『道』の内容に元気をもらい、ゆっくりでも歩き続けることができています。これからも人生の指針となる記事に期待しています。

カッシャイ氏のような武人がハンガリーにおられたことに驚き  福島 公務員 男性


高いエネルギーあふれた素晴らしい一冊をありがとうございました。
今号は「人の生きる意味は何か」を深く考えさせられました。

まず、カッシャイ氏のような武人がハンガリーにおられたことに驚きました。
精神性、スポーツや武術に対する考え方、そこに存在する理合、そして生き方。
宇城塾長のご指導と重なるところがあまりにも多く、実践者の方々は共通して、この世界の理に通じているのだと思いました。

目に見えない「理」という言葉を使うと、スピリチュアルなイメージを持たれることが多いと思いますが、この世界の仕組みを科学は5%しか解明していないという事実を見れば、わからない世界の方が95%とはるかに多いわけで、この95%の世界にアクセスするのには、科学ではなく、現代では不要とされてきている「古の文化」の方が高い次元のチャンネルを持っていると感じます。

それは祈りや歌、踊り、美術、工芸、武道など、様々な形で現代に残っていますが、それらのほとんどは「なぜそれが存在したのか」という本質を失い、ただ現代的なニーズにマッチした別な何物かに変貌しているように感じます。

カッシャイ氏も宇城塾長も孤高の武人であり、その極めた術から生み出された感性や思考を、人がより良く生きるための標とされています。それこそ、古から引き継がれた伝統を今に活かすことであり、このエネルギーが低下した現代社会にこそ必要なものだと思います。

この世界の状況が悪化の一途をたどっているのは誰でも感じていることだと思います。
そしてその原因が人間自身であることも。

それを止めるためにAIが出した結論「人類滅亡」が答えなのかといえば、まさにその通りなのですが、人には考える力、感じる力、そして伝える力があると思います。

言葉や知識、ましてやインターネットのような技術で伝えるのではなく、次元の高い古来の文化を通して人に伝える、その力を感じた人は、それはいったい何かを考える。これが人の変化となり、個々がより良く生きることに繋がっていく。そして、個々の変化が周囲に伝わることにより、全体の変化に繋がっていくと信じています。

現代の教育やマスメディアは、本来、人に備わっていた、伝えること、感じること、考えることのスキルを劣化させ、人と人との繋がりを分断し、世界の悪化に拍車をかけています。

そんな現実の中で、失望せず、自分なりの実践を貫いて生きていくにはエネルギーが必要です。
そのエネルギーは『道』で紹介される実践者に方々の生きざまからいただいております。

いつかは自分自身がエネルギーを周囲に与えられるようになりたいと思います。
素晴らしい一冊をありがとうございました。
次号も楽しみにしています。

現代に生きる為の指針になる本  静岡 農業 男性


今回の号もあっという間に読み終えてしまいました。
読み終えて、「はー」と何というか、凄いものを見てしまった時のような心持ちになってしまいました。
同時に、自分の胸の中に、何かエネルギーが入ったような気がして、視界がクリアーになったような感覚になりました。

まず、表紙を見た時に、なんとも言えない格好良さ、とでも言うのでしょうか。カッシャイさんの鋭い眼光、昔の日本の侍もこのような感じだったのではと思いました。
ページをめくって見開きのカッシャイさんの写真。。。本当に絵になる、格好良い、まさに格好良いとはこういう事だと。ハンガリーの古代騎馬民族の魂を受け継いでいるカッシャイさんにはその歴史の積み重ねからくるオーラが満ち溢れていると思いました。その空気の重厚さ、このような方はなかなか現代にはいないのではと思いました。

宇城先生との対談、まさに歴史と歴史、伝統と伝統を超えて、現代という時代をどのように生きていけばいいのか、が語られており、お二人の発する言葉に、その実践、魂が宿り文章を読んでいても、ある種の心地良さのようなものを感じ、それでいて、身の引き締まる様な対話の数々。宇城先生の「自然を冒涜し、支配することに慣れてしまっている」というお言葉がまさに現代人の過ちを一言で言い表されていると感じます。

カッシャイさんの本物の肉は生きたまま味付けがされている、最近の子供はゴミみたいなものを食べている、というお話がありますが、日本などまさに、身体に害のある添加物や農薬まみれのものばかりです。
カッシャイさんは自給自足のオーガニックの小麦を育てられていて、宇城先生も子供時代は自給自足で育っていた事、本当に共通点が対談から見て取れ、お二方の生き方の共通項から、今の自分や、現代に生きる人達がどのように生きていけばいいのかを学ぶ事ができます。

野生のカラスも、そこに住む動物達のすべてファミリーだというカッシャイさん。その空間全てが良いエネルギーで包まれていると感じます。宇城先生が今の東京はバラバラでバーチャル、本来は自然と人間が調和していく街づくり国づくりが本来の姿、と仰っていますが、カッシャイさんの場所がまさに聖地、それだと感じます。

カッシャイさんが「今消えゆく古代日本文化が映し出されている」と宇城先生の印象を語られています。また兄弟のようだとも。それだけ長く深い、世界を持った人間が今の地球上から失われているという事かもしれません。

イレッシュさんの記事では「自分で体験している世界のほうが真実である」、というお言葉。まさに世界一周という実践を通して様々な経験をされているから、その言葉にも本当に重みがあります。
また経験から「自分の人生を信頼できるようになった」「人生を信頼するとは良い事も悪い事もそれは必ず意味があり、それは自分の為にあると思えるという事」というお言葉が強く心に残ります。それもやはり、経験、実践を通した所から出てくる謙虚さ、や素直さ、なのだと思います。

国光さんのお話ではコンビニや冷凍食品はミネラルが足りていないという事、子供に対する向精神薬の量が多く、国連からも警告されている事など、この国はまさに子供達を守る事が出来ていない、経済の、金もうけの為に、子供達が犠牲になっている現状に、強い怒りが込み上げてきます。

子供が「地球を汚すものを何故使っているの」という言葉。自分の無力さを突きつけられます。白鳥さんのお話でも、金融資本、奪い合う経済システムについて触れられていますが、人より利益を得たいという一部の欲望の犠牲に、まさにこの国の子供達が晒されているのだと思います。

もっと言えば、そのような欲深い人達も心が弱く、怯えがそうさせているのだと思います。そのようにならない為の生き方、そしてそのような人達をも救う事のできる生き方、それを今回の『道』では伝えていると思います。

白鳥さんの「利権を乗り越えた人達の活動」。微生物には利権という概念はもちろんありません。ただ、微生物にとって当たり前の活動をしているのだと思います。それが放射能を解決していく。。地球に対する微生物のような人間は何が足らないのでしょうか。これは今回の『道』に掲載された方々の記事を読めば、自然と心に浮かぶような気がします。

ハニーさんがオーストラリアで泣き崩れてしまった件は、自分も涙が出そうになりました。「僕達大人は君たちが好きを生きられない社会をつくってしまった」。この言葉を世界の指導者に聞かせてやりたいです。貴方達は一体何を守るつもりなのかと。科学者が弟子入りしたり、男の子が「全て伝わりましたから」と言ってくれたりと、確実に、ハニーさんの気持ちが、変化を生み出しています。この話を読ませて頂いた自分の心も、確実に読む前とは違う変化を起こしています。

金澤泰子さんは、翔子さんが何かに守られているとしか思えない、と仰います。それは望みを全部諦めたからだと。この一言にも何か人生に置いて、とても大きなものがあるように思います。

「気づく、気づかせる」ではAIは人類が幸せになる為の答えを持っていない、という言葉に、今まさに起こっているAIに対する論争をバッサリと切られたような気がしました。AIは過去のビッグデータの集積からしか答えを出せません。未来を感じる事はできません。しかし、人間は「先」を見る事が出来ます。AIに頼る事は人間を信頼しない、人間の可能性を捨てる事だと思います。一度や二度、何度も失敗したらAI的には可能性が無い、となると思いますが、何度も失敗し、打ちのめされても、それでも立ち上がり前を向いて、進み、道を切り拓く人間もいます。ダルクや、この『道』に登場された方々はまさにそのような人間なのではないでしょうか。

AIは過去からのデータで答えを出しますが、希望を、心の繋がりを生み出す事は出来ません。岩井さんのように、人生のどん底にいる仲間と共に歩きその人の人生に、希望を取り戻す事も、できません。

「日本は気の国としての地球を護っていく力を持った民族」。
「江戸時代は地に足をつけた人間が世の中を引っ張っていった」。
「今の現実を変えないといけないという真実」。
どの言葉も、深く噛み締めながら、飲み込むようにして読んでしまいました。

心の取材ノート、金子兜太さんのお話では本当に戦争の姿を知らない、まさにバーチャルの世界に生きる人間が、戦争、という事を肯定するのだと。金子さんの吐き出すように言われたという様子に、それを感じます。

今回の『道』も本当に様々なエネルギーが内包されていて、まさに現代に生きる為の指針になる本だと感じます。このエネルギーのある本、恐らく自分にエネルギーが無ければ、受け止める事が出来ずに遠ざけてしまうと思います。そのエネルギーを余す事なく、受け止め、そして自らも変化、成長の出来る人間になりたい。
『道』を読むに相応しい読者、人間に、なりたい。そう思います。