『道』195号

読者の声| 季刊『道』 195号(2018年冬)  

ものすごい厳しさと奥深さを感じました  東京 造園業 50代 男性


宇城先生と刀匠 松田次秦氏の対談は、実践してきたやってきた方の、鎌倉時代の古刀の再現は無理とされていたところ、松田氏はやってきからこそ偶然にも鎌倉時代の刀の再現ができた。「できるか、できないか」まさしく宇城先生の武術で言うところのできるか、できないかの、できれば分かる実践からの研究はものすごい厳しさと奥深さを感じました。

桃井和馬氏のジャーナリストとして、世界を自分の目で見て体験してきた方のお話は、今、何故、世界で争い があるかを、含蓄ある言葉で語られていて、文化や環境、人種が似てると敵対するなど、巡礼や紛争の地へ行かれ体験されたことで人間は何をしてどうなるかを「知りたい知りたい」からという気持ちから実践されたこ
とが言葉になり、重さを感じました。

香葉村真由美先生のお話しでは、香葉村先生が熱がある子に気づき、「お母さんに迎えに来てもらおう」と言ったところ、「お母さんは仕事が大切、弟が大切で迎えにこない」とその子が言いたかったことを聞き出し、お母さんにそのことを伝え、迎えに来ないはずのお母さんが迎えに来てくれると聞くと「ワーッ」と泣き出し
た。細かい気づきで子供の心も救われ、母親も普段気づかなかったことを気づくきっかっけになっていくのだなぁと身近であることで親近感を感じました。大人は見過ごさずもっと気づかなければならないと感じました。

山元加津子さんと金澤泰子さんの対談では、翔子さんの目には見えないけれど、実際に天候が変わったり、言葉にするのは難しく感じますが、実際何度もありうることが翔子さんの無我の愛がそうさせるのではと、お話しからうかがい知ることができました。

桃井氏の記事 平和への強い思いが伝ってきた   福岡 秘書 60代 女性


写真家ジャーナリストの桃井和馬さんの記事。ご自身の目で世界中の悲惨な状況を写真に収めてきたからこその平和への強い思いが伝ってきた。AIが「地球を守れ」の設定に人間を殺すかもしれないという桃井氏の言葉は大いに納得。傲慢に地球を破壊し続けたつけを後世に残さないよう国や人種を超えて人間の英知を結集させる時なのに、大国のトップは全く真逆を行っているのが怖いと思った。

今後の生き方に影響を与える胸にまっすぐ響く内容         男性


松田次泰刀匠の記事を食い入るように読ませていただきました。「どれだけのことをやってきたか」という言葉が胸にささりました。

ぬるま湯の中で生活している自分に、本質的な命の燃やし方について深く考えさせられた想いです。今後の生き方に影響を与える胸にまっすぐ響く内容でした。有難うございました。

『道』を読む度に人としての魅力、深さとは?を自身に問うきっかけになる  
                        福岡 自営業 40代 女性


『道』の巻頭対談を毎回楽しみにしています。
今回の刀匠松田氏との対談は大変興味深く読ませていただきました。先生が実践され、発信されていることはあらゆる分野に通じ、極めていらっしゃる方ほど即通じ合えるのだなぁ、と思いました。
国宝と重要文化財の違いは「格」と書いてあるのを読んで、宇城先生を初めて遠目にではありましたがお見かけしたときに今までに感じたことのない「品格」を感じたのを思い出しました。
『道』を読む度に人としての魅力、深さとは?を自身に問いかけるきっかけになっていて有り難いです。

再現性 普遍性 客観性        東京 専門学校講師 50代 男性


再現性 普遍性 客観性 本当にすばらしい言葉をこれからしっかり考えて生きていきたいと思っています。

自分のつまらない我を捨てて、まわりと一体化していきたい   
                        鳥取 教員 50代 男性


人間の強さ「調和力」より。
ただ立っている > 頑張るぞ  という事に対して、なるほどと感じました。「頑張るぞ」は頭で考え、「ただ立っている」は周りと調和する事。

調和とは周りと分け隔てなくなる状態。私は頭が先行してしまうので、このような調和できる穏やかな心を持ち続けたいと思います。

「気の根源は心にあり、心は愛につながる」。愛とはすべてを受け入れ、自分と自分の以外のものの隔てを取り除くこと。またそのものに寄り添うこと。

自分のつまらない我を捨てて、まわりと一体化していきたいと思いました。

本物を求めて無から有を生み出したもののみが理解できる世界  
                   神奈川 不動産サービス業 50代 男性


名刀に挑む刀鍛冶の松田先生と宇城先生の対談に、本物を求めて無から有を生み出したもののみが理解できる世界があると感じました。
できるとわかるけど出来ないとわからない。その深さに少しでも近づけるように精進致します。

考えるより行動が先、自分自身も見習うべきだと思いました  
                      埼玉 会社員 40代 男性


刀匠 松田次泰の実践で鎌倉時代の刀を再現したものには宇城先生と通じるものがありました。考えるより行動が先、自分自身も見習うべきだと思います。
とても興味深く読みました。

人として大切なことが、たくさん詰まっていた  茨城 自営業 40代 男性


香葉村真由美先生の記事が、特に心に残りました。子ども達とのエピソードを読み進めるうち、そのコミュニケーションの深さに感動し涙が止まりませんでした。そこには人として大切なことが、たくさん詰まっており、ありがたい学びとなりました。

遠ざける選択ばかりでは感動も成長もない  山口 会社員 40代 男性


桃井和馬さんの言葉、身体で感じる平和というものは生易しいものではない、が印象深いです。遠ざける選択ばかりでは感動も成長もありません。

「できる・実践する」から入るよう自分を変えていきたい 岩手 教員 40代 男性


私自身教員をしておりますが、すべて理詰めで説明することを教育と勘違いしておりました。そして、それをわかりやすく教える教師が良い教師だとも刷り込まされていました。生徒もそれが勉強だと思い込まされています。

理論→実践ではなく、まず、実践することが大切だということを痛感します。もちろん、理論も大切ですが、まずは「できる・実践する」から入るよう自分を変えていきたいと思いました。

毎回いろんなジャンルについて、学ばせていただき、
視野が広がり、励まされます
           熊本 会社員 50代 男性


鎌倉時代の日本刀を、現代によみがえらせた方の対談で、その背景にあるのは、血のにじむような努力と、たった一回の偶然でした。

毎回いろんなジャンルについて、学ばせていただき、視野が広がり、励まされます。

言葉や理屈を超えた世界  東京 会社員 20代 男性


刀匠の松田次泰さんと宇城先生の巻頭対談は非常に迫力ある内容でした。松田さんが刀と本気で向き合い、想像もつかないほどのエネルギーを注いでいらっしゃったことを感じました。

「大切なのはその人がどれだけの事をやってきたかなんです」というメッセージは、テクニックやハウツーでない、まさに自ら工夫し、時間をかけて考えやり抜いた「実」の行動の積み重ねによってのみ本質に近づけることを示してくださっていると思いました。

できるとすべてが見えてくる、というお話はまさにやり抜いた方にしかわからない、言葉や理屈を超えた世界だと思います。

対談が進むにつれ、松田さんと宇城先生が意気投合され、お二人のお話にさらに熱がこもる様子が紙面から伝わってくるようでした。貴重なお話をありがとうございました。

桃井和馬さんの記事では、巡礼での極限の体験を通じて変化してゆく学生のお話が印象的でした。今、日本では学校でも塾でも机上での受験勉強はたくさんしますが、それが現実を生きぬく力にどれほど結びつくか、はなはだ疑問です。

知識はあるが、血肉になっていないということが、まさに今の教育の在り方であり、自分自身にも言えることだと感じます。極限の状態でいかに判断し、生き抜くかという生々しさ、身体ありきの学びこそが未来を創っていくのだと感じます。

自分の頭で考えて行動し、興味関心を持ってさまざまなことを自分で調べていくこと。肉体で体験を通じて学ぶこと。遠くの平和を叫ぶのではなく家族という自身の身近なところで平和を構築する術を持つこと。

自らの足で世界を見てこられた桃井さんのお話は言葉に力があり、自分自身、大事なものが何かをもっともっと考えていかなくてはいけないとはっとさせられました。ありがとうございました。

やってきた人同士のエネルギーの共鳴を感じた  埼玉 海上自衛官 50代 男性


宇城先生と刀匠松田次泰氏の対談では、やってきた人同士のエネルギーの共鳴を感じました。
好きだけでは、飯は食ってはいけないとよく言われますが、好きという気持ちが一番大事だということに改めて気付かされました。
普通こうするだろとか思ってしまう自分なりの狭い了見など捨て、調和しつつ目差していくことが大事だと感じました。
ありがとうございました。

非常に勉強になりました  青森 会社員 40代 男性


刀匠松田次泰さんと宇城先生の対談が印象に残りました。松田さんは鎌倉の刀を現代に再現できたのは偶然と言われてました。

しかし、その偶然が起きるまでの和鉄と洋鉄の学びなどの試行錯誤の時間があったからしっかりとした考え方が出来、結果につながったのではないかと思いました。

行動に対しすぐに結果を求めるというのが主流の現代の考え方では、鎌倉刀には近づかないと思います。非常に勉強になりました。

香葉村先生の記事から読みました  岡山 農業 30代 男性


毎回ですが、今回は特に最新号の『道』が楽しみでした。
いつもは最初のページから順番に読んでいくのですが、今回はまず最初に香葉村真由美先生の記事から読みました。

『子どもたちの光るこえ』も昨年末に読みました。
涙もろい自分ということを差し引いても、読み始めから涙が止まらなくなって、私はこの本を読み終えるまでにどれだけ涙を流すのだろうと思う程感動しました。
特に教師、教育に携わる方に是非とも読んで頂きたいと強く願います。
2017年に読んだ全ての本の中で最も感動した本です。

この本を読んで、私は美智子皇后陛下のお言葉「誰もが弱い自分というものを恥ずかしく思いながら、それでも絶望しないで生きている」
「私はいつも自分の足りない点を、まわりの人々に許していただいてここまで来たのよ」それと、最近知人から教えてもらったブログを思い出しました。そして、今回の道のインタビュー記事でも、本には載っていないエピソードもあり、また違った感動を覚え、勇気を頂きました。
本当に在り難うございます。

生き方に感銘  千葉 会社員 50代 男性


金沢泰子さんと翔子さんの、生き方に感銘しました。

「調和」  大阪 介護福祉士 50代 男性


データだけでは成り立たないことがある。でも実践では繋がってくる。全体との調和が必要になってくる。国宝とじ重要文化財の違いは品格の差。私も品格を持たないと…。
まだまだですね。凄く深いお話でした。「調和」ですね。有難うございました。

巻頭対談を拝読させていただき、感動  千葉 システムエンジニア 30代 男性


松田次泰刀匠と宇城先生の巻頭対談を拝読させていただき、感動しました。
和鉄と洋鉄の違いから、洋鉄で学んだことが和鉄では通用せず裏目に出てしまう。

知識で知ることで自分の中に出来てしまっている枠をどう取り外すかということを教えていただいた気がしました。

登場される皆様の真っ直ぐな想いが自分の心に流れ込んできた  
                       東京 自営業 30代 男性


最新号の『道』を読み、登場される皆様の真っ直ぐな想いが自分の心に流れ込んでくるようでした。そして、自分もあれをしてみたい、こうしたいと次の行動が触発されました。

桃井先生の平和への歩みを知り、口先だけの平和だけではいけないと思いました。自分も順風満帆な中での平和な行動はできると思います。でもそれが極限状態の中ではどうなのか。厳しい状況の中で、周りの人に愛を持って接することができているのか。そういうときこそ自分が試されるのだと思って、今後は心の修養に努めます。

対談の迫力に圧倒されました  東京 会社員 30代 男性


今回の宇城先生と刀匠松田氏との対談の迫力に圧倒されました。それぞれ別々の世界を突き詰め、普通の世界とは一枚隔てたその先の世界を体験してきた者同士にしかその本質は理解できないレベルの対談なのだと感じました。

その中でも松田氏の「先生なら分かると思うんですが、・・・」という言葉には、それまでほとんどの人に通じない世界、想像も出来ないような孤独な世界で戦ってこられた方の言葉の重みと、それを理解できる人に会えたという何とも言えない感情を感じました。

恥ずかしい話、この対談の本当の凄さ、本質の部分というのをまだ全く理解できていないと思います。言葉や理論ではなく、身体と実践で辿り着いた世界を生きている方々の対談、他では出会えないものだと思います。

少しでもその内容から気づきが得られるよう日々精進していきたいと思います。素晴らしい対談をありがとうございます。

人としての生き方について毎回考えさせられます  青森 会社員 40代 男性


船橋康貴氏による連載「ミツバチが教えてくれること」を読ませて頂きますと、つくづく自然を感じるための時間・余裕がない生活を送っていると考えさせられました。

宇城先生による対談はもちろんのこと、『道』に記載されています内容は全て人としての生き方について毎回考えさせられます。
ありがとうございます。

やって来た人の言葉と歴史の重みを感じた  福島 会社員 40代 男性


刀匠 松田次泰さんとの対談、まさにやって来た人の言葉と歴史の重みを感じました。

宇城先生、松田刀匠の魅力に惹きつけられた  東京 教員 40代 男性


古の技の再現は、技の継承と覚悟ある生き方とが調和して生まれ、それは、全てを網羅するほどのパワーがあるように思います。
美しさ、そして魅力が、そのようなところから生まれてくることを改めて感じます。
宇城先生、松田刀匠の魅力に惹きつけられ、いつか自分も、との思いが湧き出てきました。
ありがとうございました。

竹刀と日本刀は決定的に違うという話が印象に  宮城 参議院議員 40代 男性


『道』最新号、宇城先生のお話の16ページ、持田盛二の試合には受けがない、刀筋を通して相手に斬りこんでいく、竹刀と日本刀は決定的に違うという話が印象に残っています。

「理論と実践(現実)はイコールとは限らない」  神奈川 パイロット 50代 男性


巻頭対談の中で、まず「理論と実践(現実)はイコールとは限らない」というお話がありました。そして、その通り現実は流れていきます。理論では説明できない状態のまま現実が事実でもあります。
ところが、ある段階に達したとき、何かができるようになり、そこから見ると理論と実践(現実)がイコールになるというお話でした。

これは、まさに先生が普段言われていること、実践されていることと同じだと感じました。その段階では矛盾が矛盾ではなく調和になり、不可能だと思われたことが現実になると言う事だと思います。

自分たちの中で何かそういう段階に達することができるように、修行をしていくことが成長に繋がるのだと感じました。

他人との比較ではなく自分に向かって修行を積んでいく  
                      大阪 歯科衛生士 50代 女性


刀匠 松田次泰さんとの対談を読んで、本物を追求されている方は「今までは認めてもらうと思って説明していたが、今はその必要を感じない」というお話がありました。宇城先生が「深さを求める」こと、他人との比較ではなく自分に向かって修行を積んでいくことを教えてくださっていることと同じだと感じました。

生き方を導いてくれるような記事が掲載される『道』  千葉 会社員 40代 男性


「イギリスのお城の庭は左右対称で美というものに感覚の違いがある。日本の庭はランダムですが全体的に宇宙観がある。」という松田次泰氏に宇城先生が「美というのは調和でもあり調和というのは全てに対して切れ目が無く合一としてつながっている。ひいては宇宙に包まれているということにもなるんでしょうね。」と話されていました。

日本の感性は伝統として継承されていかなければならないと思うと同時に空手の型の様だと感じ、松田氏と宇城先生が別次元で共鳴されているような感覚を受けました。

宇城先生が空手を通してお話されていることは実生活とつながっています。刃紋を見て心地よいと感じるか不快感を感じるかというお話も人間に置き換えると違った意味が見えてきます。実践を積み重ねてきた刀匠の言葉に重みと迫力を感じました。

桃井和馬さん、香葉村真由美さん等、すばらしい人々を紹介し、生き方を導いてくれるような記事が掲載される『道』という本に出会えたことにあらためて深く感謝いたします。

自分の狭い視野が『道』を読むことで一気に広がっていく  
                  山口 自立支援施設職員 30代 男性


この度の松田刀匠と宇城先生の対談は、私たちには想像もできないくらい高いレベルでのお話だと感じ、この世界には物凄い世界があるんだ!と自分の狭い視野が『道』を読むことで一気に広がっていくのを感じられました。
常に自分に足りないものに気づかせてくれたり、やる気を引き出してくださいます。読むたびに自分の成長を導いてくださることに心から感謝いたしております。

香葉村真由美さんの記事では何度も涙が流れました  大阪 主婦 50代 女性


刀匠松田氏との対談で、巨匠がお二人揃うとこんなに広い分野に話が広がり、なおかつ深いということを感じました。お二人が出会われた喜びが伝わってきました。

日本の刀は機能と美を備えた誇るべき道具だと初めて思いました。

香葉村真由美さんの記事では何度も涙が流れました。自分の子育ての反省や、小学校でもこんな先生がおられるという日本の教育への安心感を味わいました。

どれも宇城先生の学びにつながるものばかり  佐賀 会社役員 50代 女性


刀匠の松田さんの「全体的な調和がないと『美』と感じない」、桃井さんの「肉体的な経験がない人を信じてはいない」というお言葉と、香葉村先生のインタビューが特に心に残っています。どれも宇城先生の学びにつながるものばかりです。子供を叱ることが多いので、ここから改めていこうと思いました。

みんなが影響し合って、プラスの渦巻きを起こしていきたい  女性


香葉村先生のインタビュー記事が、たまたま知人が推薦して送ってくれた香葉村先生の本と1日の差で重なりました。

ボランティアで週1日小学校に行っていますので、子どもたちを活かすも殺すも先生方の力が大きいと実感しています。

『道』で取り上げていただき、とても良かったです。多くの大人に子どもたちの応援団になってもらえたら、と思いました。

親御さんは若く、生活を維持し、生きるのに精一杯。先生方は、仕事量が多く、もれなくこなす為には子どもに向き合う時間を削っている……と見えることもあります。

香葉村先生のような担任に受け持ってもらえたら、日本の子どもたちはどんなに自分を信じて、力を出して行けることでしょう。親御さんも嬉しい。みんなが影響し合って、プラスの渦巻きを起こしていきたいです。

とりあえずは、私のまわりの人に『道』の記事と『子どもたちの光るこえ』の本を読むようすすめています。
これからも良い記事をお願い致します。ありがとうございました。

『道』を通じて香葉村さんのことを知ることができた  茨城 会社員 50代 男性


香葉村真由美さんの記事を読ませていだだきました。
お母さんがいなくなってアル中のお父さんと残されたユウジ君!冬の寒い日、新聞紙に包まって寝ていた姿に涙して、「ユウジあなたのいるところは此処じゃないよ、先生の家においで」香葉村さんの心が先にあり、言葉になる姿に心打たれます。そして、後年再開したユウジが、「僕は僕の人生を諦めませんでした」心が心に通じる。この方は、本気で子供と向き合って生きてこられたんだと、伝わってきます。

『道』を通じて香葉村さんのことを知ることができました、ありがとうございます
私も心ある本物の生き方をしていきます。そして、この道を今日は、市民活動で出会った方々に言葉を添えてお渡ししてきます。

日本刀のお話に圧倒されました  山形 教員 50代 男性


日本刀のお話には圧倒されました。全く未知の領域のお話でしたが、日本刀にすごく興味が出てきました。宇城先生の引き出しの広さ深さも、無限だと感じました。

鉄のお話に関しては「日本史」の授業に関わるものには必須の内容だと思いました。日本刀は、日本の文化や伝統を知ろうとする者にとって、日本の「心」そのものですね。
この日本刀を、人殺しの道具としてしか使わなかった、戦前の日本軍の、(特に将校クラスの)この愚かさは実に哀れだと思いました。そして、その戦争についても、あまりにも無知であり続けようとする、今の日本の状況は本当に罪深いと感じます。

また、教育に関するいくつかのお話も、かなり、頭を「が~ん」とやられた感がありました。子供たちの成長を阻害しているのは、大人なのだと痛感しました。自らを改めることに熱心になる以外にありません。
取材・編集の労に報いるためにも…
ありがとうございました。

香葉村先生のお話、すごく心を打たれました  兵庫 地方公務員 40代 男性


香葉村先生のお話、すごく心を打たれました。宇城先生がつねづねおっしゃっている子供の可能性をそのまま伸ばそうとしていることが、文面からどんどん伝わって来ました。また、写真からは先生方や子供達の愛情が溢れでて、心に自然とその感情が入って来ました。
私事ですが、子供たちへの剣道指導のあり方を今一度見直す良いきっかけとなりました。ありがとうございました。

読んだ後にやる気とパワーを頂いております  奈良 自営業 20代 男性


本物の日本刀を作られている方の言葉には、頭が下がるばかりでした。
自分も気合を入れて仕事を頑張らねばと素直に思いました。

また宇城先生が日本刀にまつまる様々な話や剣豪達人と言われた方達の話に、僕としてはワクワクする世界の内容でした。

凄く学びが多い事は勿論ですが、読んだ後にやる気とパワーを頂いております。有難うございます。

言葉の端々から一つの道を真剣に歩んできた方の深みを感じた  
                       北海道 事務 40代 男性


松田刀匠との対談には引き込まれました。砂鉄の持つ潜在的な性質を日本刀とlいう形にした昔の人の知恵には驚くばかりです。もったいなくて使えない美しい刀を作るという発想など自分にとって目から鱗でしたし、言葉の端々から一つの道を真剣に歩んできた方の深みを感じました。今後何度も読み直して見たいと思います。

宇城先生と松田刀匠の対談、私にとって最高の砥石  和歌山 警備会社役員 40代 男性


宇城先生と松田刀匠の対談、私にとって最高の砥石でした。
自らが如何になまくらであるか痛感しました。ありがとうございました。

たくさんの方々を『道』で教えていただいてます  静岡 競輪選手 40代 男性


『道』の連載にあります金澤泰子さん翔子さん親子のお話には、毎回、自分の親子関係を見直させていただいています。
今では当たり前のように近くにいて自分の機嫌で怒ったり、自分本位で子供は言うことを聞くものいだと自分を押し付けたり考えず行動してしまっていました。
それからこの連載を読ませていただくようになってからあらためて自分がそういう行動をとりそうになった時に金澤さんの言葉がよぎるようにそこで気づかされることがあるようになりました。

金澤さんと山元さんの対談からは子供との関係、自然、地球、人の持っている力を自分が思っているよりも掘り下げてわからせていただき、何気ない日常が当たり前ではなく幸せだと感じさせていただきました。

自分の無知が申し訳ないのですが、たくさんの方々を『道』で教えていただいております。ありがとうございます。

武士と武士との迫力ある対談のよう  静岡 理学療法 50代 男性


刀匠松田次泰氏と宇城先生との対談は、近年の対談でもトップクラスの気と気のぶつかり合いの感じがしました。
武士と武士との迫力ある対談のようでした。実証ありき、やってきたものが紙一重の運を引き寄せる、真剣にやってきた者が偶然の大発見をして、大進化を遂げることができるのだと、お二人の巨匠のお話でよくわかりました。
一途に仕事というか、神様から与えられた人生を精一杯生きている方々の生き様は美しいです。

以前までなかった気づきが得られた  埼玉 金融業 30代 女性


松田次泰さんとの巻頭対談にすごく力が入っているのが伝わってきました。美しいとは何か、人間の力である適応能力について、以前までなかった気づきが得られ大変勉強になりました。ありがとうございました。

綺麗な日本刀に見入ってしまいました  愛知 販売施行 50代 男性


巻頭対談の刀匠 松田次泰さんのページを1枚めくりその次の瞬間、綺麗な日本刀が目に飛び込みました。たとえが悪いかもしれませんが、女性のヌード写真を若いころ見た時の様な、いやまったく違うけれど、じっくりと見入ってしまいました。どの部分を見ても綺麗で美しく、研ぎ澄まされたものが私の様なものにも感じまた。
私は愛知県で、何度か関市に知人がいるため、ある刀匠の刃物祭りにも行ったことがあります。それがあるから見入ってしまったのかそれは分かりませんが、刀匠と先生の対談を通して少しほんの少しだけ刀のことを知りました。

エネルギーをいただきました    愛知 保険業 30代 男性


刀匠 松田次泰さんとの巻頭対談はシビれました。まさにやってきた人、やり続けている人同士にしか分からない波動が、誌面から伝わってきて、エネルギーをいただきました。

平和とはまず家族を幸せにすること    静岡 医学療法士 54歳 男性


今回も素晴らしい対談、インタビューばかりでした。

桃井和馬さんは私と年も近いため興味深く拝読させていただきました。
戦争は資源・水・食糧・土地の4要素の奪い合いで起こることが本当の理由であることに納得しました。
また、平和とはまず家族を幸せにすること。それが平和活動の原点であることが心に突き刺さっています。

守るべき最小単位は家族    埼玉 保育士 50代 男性


今回の『道』の中で、特に心に残ったのは、桃井和馬氏の、守るべき最小単位は家族という言葉です。

家族間での殺人事件をニュースで見ることも多いこの頃。世界中の紛争現場を見てきた氏だからの言葉に重いものを感じ、本当の意味で日本は平和なのかと考えてしまいました。

まず、家族をしっかり守る。そして身近なところから変えていけなければ、真の平和を、つくっていくことはできない。改めて家族を大切にすることを意識していかなければと思いました。

今回の号も本当に内容が濃く、盛沢山の記事ばかり    静岡 30代 男性


巻頭対談は現代の名刀匠の松田氏と不世出の武術家の宇城憲治先生の対談とあってその間にどのような会話が生まれるのか、どのようなやり取りがそこに生まれるのか、非常に楽しみにしておりました。

そこには目には見えない世界、知識では到底辿り着く事のできない世界を知る御二方だからこその会話がありました。松田氏の「知識があり過ぎると理解できない。」の言葉はまさに実践の世界で生きてる方の言葉だと感じました。そして知識で来る人間はその世界を理解できない事。武術の世界で実践を貫く宇城先生もそれにはその現実を純粋に体験するしかない、と仰っています。そのくらい厳しい世界があるという事。宇城先生の仰るよう、知識、化学分析主義ではその純粋さ、謙虚さがまさに無いのだと思いました。

また松田氏が表立って評価されてこなかった理由には昔の優れた文化に胡座をかき、中身のない、真実の追求も放棄してしまっている現代日本の縮図があると感じました。しかし、宇城先生がそれに対して「自分を信じる道を主観性と客観性の主客合一を持って突き進むこと。」と仰っています。これこそが実践を通してこられた言葉そのものだと思いました。

また、ニーズに応える、という事がもっともやってはいけない事、古伝のものは分かり易く、レベルを落してしまってはいけないという事だと思いました。
そして伝統文化というものは、最初は分からなくても段々はまっていくという事。
そしてさらに作っている自分達のレベルを上げていかなくてはならないという事を仰っています。本当に「職人」とはこのような考えをするものだと、何かとても懐かしいような気がしてしまいました。
そのレベルまで到達した日本刀が今、中国、韓国で作られているという事。他のものはコストの問題などから仕方ない部分もあるとは思いますが、日本人の魂までそのようにしてしまうのか。またそれが砂鉄から作る事によってそれが「日本刀」になってしまうという事。それはつまり、先人達が築き上げてきたものが、そうでないものに取って代わってしまうという事です。とても恐ろしい事だと思います。

実際に現代の剣道では真剣から増々離れていっているという現状。真剣ではあり得ない「受け」があり、大学では松田氏が前任者から真剣を持ってこないよう言われたりとまさに本末転倒というか、では何の為に剣を学ぶのか。試合重視の体制では他のスポーツとかわらないのではないか。意味があるのか。本当に疑問ばかりが浮かびます。

対談の最後、宇城先生が「洋鉄の理屈で和鉄を扱うと本物にならない、すべてに当てはまる」と仰っています。本当に様々な事に当てはまる事だと思います。
このような深い世界、レベルでの対談は日本ではおそらくこの季刊『道』でしか読む事ができないと思います。

桃井和馬さんの学生に対するまさに実践教育。凄くシンプルで一番の効果のある事だと思いました。下劣な事ばかり起こる現代でいかに崇高な魂を持って生きる事ができるのか。そしてまず最小単位の「家族」を守っていく事。すべてが重く深く沁み入る言葉ばかりでした。

香葉村さんの子供たちのエピソード、途中で涙が出ました。マイナスの事柄をプラスに逆転させてあげたい、この経験を子供達に味あわせてあげる事。それこそが学校の教師の大命題だと感じます。今の学校を取り巻く環境はすべて大人の責任です。それを今の子供は、という大人に香葉村さんの記事を読んでもらいたい、本当にそう思います。

「気づく、気づかせる」では現代の教育そのものが不安を作り、身心が幼稚なまま大人になってしまうという現状を作り出していると宇城先生が仰っています。まさにその通りだと感じます。そのような幼稚な知識だけの「大人」がトップに立つとどうなるのか。今まさにその国家規模の実験をこの日本で行っている。そう思わずにはおれません。最終的には一番の弱者、子ども達にそのツケが回ります。様々な政策もすべて知識からくるもので本質が見えておらず、また先を見る力も無く、すべてが後手後手に回っていると感じます。
日本人の魂である日本刀が失われ、被爆国でありながら核の傘下を頼り、震災がありながら原発を他国へ売り込む、まさに破滅への一途を歩んでいる日本。
その現状を打破する唯一無二の道、それこそ、この『道』に秘められていると感じます。今回の号も本当に内容が濃く、盛沢山の記事ばかりでした。

何度も読み返し、これからも実践の道しるべにします
                         新潟 教員 30代 男性


刀匠の松田次泰氏と宇城先生の対談から、未だかつてないレベルの高さと迫力を感じました。松田氏の「自分の見せた刀以上にしゃべる必要はない」「あのレベルで話せばいいと思ってる」という言葉が、まさにやってきた人、できる人同士の言い訳のない異次元の世界だと受け止めました。理論と実践を変に合わせようとする(理論の中に実践を入れようとする)から、変な歪みがあちらこちらで出るような気がします。

ともすれば私たちは、自分の作り出した理屈にまわりの人や自然を合わせようとしますが、今ある常識をいじくり回して自分の良いように持って行こうとする、閉塞感が漂う世界だと思います。『道』が示して下さる世界は、できるかできないかの言い訳のない世界であり、実践が可能性をどんどん広げていっていると思います。何度も読み返し、これからも実践の道しるべにします。

誌面から伝わるこのエネルギーに触れ、私の心にも震えが起こります
                         福島 公務員 40代 男性


今号も桁違いのエネルギーに満ちた素晴らしい一冊でした。
家の郵便受けに届いた封筒を開けた瞬間から一気に読み切ってしまいました。

季刊『道』で紹介される実践者の方々の共通性は、人間社会の常識といった次元を超越し、この世界の理(ことわり)に従った行動を起こされていることだと思います。

まさに「実践」ありきで、知識や分析の及ばない「できる」という事実の世界です。それを私のような一般常識依存症の人間は、歴史書の中の偉人や聖人のエピソードのように、またスピリチュアルのようなものに捉えてしまいますが、決してそうではなく、この日本に、この同じ時間を過ごす世界に、実践者の方々は確かに存在し、力強く行動しておられます。

今号の中で、写真家の桃井和馬さんが「あまりにも下劣な事が起きすぎているなかで、いかに崇高な魂を保っていけるのか」とおっしゃっておられましたが、その崇高な魂を持ち、ぶれず、この世界に対する自らの役割を貫いている実践者の生き様は、まさに知識やテクニックといった"How-to"ではない、人はみんな幸せに生きることができるのだ、そうならなければならないのだという、大きな愛に満ちた桁違いのエネルギーを感じさせてくれます。誌面から伝わるこのエネルギーに触れると、人間社会の常識に汚染され、退化してしまった私の心にも震えが起こります。私はこの体験を繰り返して、身体から内面を浄化しなければならないのだと思います。

小学校教師の香葉村真由美さんのインタビューで紹介された子どもたちの素晴らしい感受性は、外部からのインプットがそのまま身体にダイレクトに伝わるからこその反応だと思います。素晴らしいインプットは仲良しや助け合いという調和となり、悲しいインプットは心を閉ざす、自傷といった孤立や破壊になってしまいます。しかし、孤立や破壊の状況に陥っても、子どもたちに素晴らしいインプットを与えれば再生するという事実は、全て親や指導者次第であるということだと思います。しかし、この現代社会においては決して良いインプットを与えられる親や指導者ばかりではなく、その逆のケースが大半です。それは、誰かが作り上げた社会構造という目に見えないシステムが、人の力を奪っているからではないかと感じます。
そのような中で、人の原初的な力、生きる意味に気付いた人間の果たす役割は大きいと思います。気づいた者が行動しなければならない、写真家の桃井さんがおっしゃっておられたように「知らなかった」という無知、無関心はまさに罪だと思います。

7年前、この福島の地で「まさか」を身をもって経験した我々は、知らなかったふりは決してできませんし、多くの方々に心をかけていただき助けられた体験はこの身に深く刻み込まれ、決して忘れることはできません。時間の経過と共に、福島を取り巻く空気も変化してしまいましたが、私は実践者の方々の行動を規範、エネルギーとし、この地で人々を一人でも多く幸せにできるよう行動しようと思いました。そして、いつか、子どもたちに良いインプットを与えられるような指導者になりたいという夢を持ちました。

本当に素晴らしい一冊をありがとうございました。次号も楽しみにしております。