宇城憲治 体験型講習会

「目に見えないエネルギー・気」

2015年5月9日(土) 大阪産業創造館 イベントホール

2015年5月 大阪 宇城憲治 体験型講習会

 

 

去る5月9日、大阪産業創造館にて、人間の潜在能力の開発を展開する・宇城道塾塾長である宇城憲治氏による、参加型体験講習会が開催されました。当日は、大阪からはもとより、福岡、山口、香川などの遠方からの参加者も含め100名の定員を上回る参加者がありました。

例年、舞台形式で行なわれてきた大阪講演ですが、今回は、見る、聞くだけでなく、全員に参加してもらい、自分の身体の変化を実際に体験していただこうということで、人数を限定し全員体験型の講習会となりました。

この日、宇城氏がテーマとしたことは、

●いかに身体が頭脳以上にいろいろな情報を知っているかを知る
●正しい型が、身体を一瞬にして強くすることを知る
●心のあり方で、身体が弱くも強くもなることを知る

そして、普段言葉としてよく使われている「気」は、実は実態あるものであること。現在は頭脳中心になっていて身体の感度が鈍り感じられなくなってしまっているが、様々な方法で自分の身体に気を通したり、宇城氏に気を通されることによって、体重は変わらないのに身体が重くなったり軽くなったり、一瞬にして身体が強くなったり、調和したり、ゼロ化されたりの変化を自分の身体で体験することによって、目に見えなくとも「気」というエネルギーが存在し、確実に作用していることを学んでいきました。

まず行なったのは、正しい答えを言った時は身体が強くなり、間違った答えや嘘を言った時は身体が弱くなるという検証です。身体は心に従うのであり、言葉でいくら表面上とりつくろっても、身体ははっきり答えを出しているのです。

さらに、筋力による腕立てを行なうと、嘘を言った時と同じように身体が弱くなり、身体に気が通る宇城式腕立てをすると復活して元通りになるということも体感しました。

これらはすべて、身体が気の抜けた部分体になっているか、気が通っている統一体になっているかの違いからくる変化ですが、講習会で徹底されたことは、解説や理屈よりも「まずは身体で体感する」ということでした。

その後も、伝統の型で身体の状態が変化したり、心の状態で変化したりするなどの検証をはじめ、宇城氏に気を送られると、自身では気づかなくても、内面の状態が変わっていったり(恐れなくなる、目線が変わり視野が広がる)、細胞の状態が変わっていったり( 身体が柔らかくなる、硬くなる)などの変化も体感していきました。

多くの参加者たちからは、検証のたびに「え~!」や「うそ!」といった感嘆の声があがっていましたが、その変化はまぎれもなく自分の身体に起きたことであり、疑いようがありません。まさにこれが、従来の「教える、学ぶ」のあり方ではない、身体に気づかせ、気づいていくという学び方であるのです。

講習会が進むにつれて、参加者の多くが、自然体で、姿勢を正し、正座をして宇城氏の話に聞き入っていたのがたいへん印象的でした。まさに、身体での気づきが、変化を生み、それが日常にまでつながっていくことを示唆していると思いました。

2015年5月大阪 宇城憲治 体験型講習会講習会が進むについて、参加者が自然体で正座して宇城氏の話に聞き入る様子が印象的であった

 

3時間半におよぶ体験型講習会では、参加者の心が、気という目に見えない力によって次第に解放されていったように感じられました。それは、終了間際の会場の空気が物語っていました。最初の雰囲気とはまったく異なり、会場全体がまさに一体となっていたからです。

頭で分かっても分からなくても身体は答えを出していた ―― この事実が参加者にとり、自らの身体に眠る潜在能力に気づくきっかけとなることと確信しています。

以下に体験講習会の様子を写真でレポートします。参加者の感想も掲載していますのでご覧ください。

 

2015年5月 大阪 宇城憲治 体験型講習会従来の腕立てと、統一体の腕立てによって
身体の強さがどう変化するかを検証した

 

2015年5月 大阪 宇城憲治 体験型講習会気によって、身体が重くなったり軽くなったりする、を体感

 

2015年5月 大阪 宇城憲治 体験型講習会気が通った身体になれば、女性の身体にも乗ることができる

 

2015年5月 大阪 宇城憲治 体験型講習会気を通されると身体は一瞬にして強くなる。竹刀で叩かれてもどうもない

 

2015年5月 大阪 宇城憲治 体験型講習会1対3の腕相撲をやってみせる宇城氏

 

2015年5月 大阪 宇城憲治 体験型講習会宇城氏の一挙手一投足に参加者は真剣に見入っていた

 

2015年5月 大阪 宇城憲治 体験型講習会一人が礼をすることで・・・・

人が礼をすることで・・・・びくともしない集団になる

「一人が変われば周りが変わる」という即、日常に落とし込める体験、検証が次々と行なわれた。

 

2015年5月 大阪 宇城憲治 体験型講習会宇城氏に、触れずに動かされている参加者

 

2015年5月 大阪 宇城憲治 体験型講習会 講習会の締めくくりは、正しい正座やあぐらで、身体が強くなるを体験
写真はあぐらでの検証

 


 

参加者の感想


 

●大阪府 会社員 57歳 男性 MY
不思議でした。本日体験したことをどう活かすか。
活かせたらすごいことだと思いました。

 

●奈良県 教諭 52歳 男性 HS
ずっと実際の身体を通した検証で、変化する体験をさせていただき良かったです。

 

●大阪府 主婦 53歳 女性 MO
あっと言う間に時間がたちました。
新しい発見があり、意外だったこと、気がつかなかったこと、目に見えないものの力を
感じることができて嬉しく思います。ありがとうございました。

 

●兵庫県 自営業 44歳 男性 MN
自分自身どれだけ理解できているかわかりませんが、気づいた点がいろいろありました。目の前が明るくなり、無用な衝突が無意味なことだとあらためて思いました。

 

●大阪 教員 57歳 女性 HY
とても興味深いものでした。「ゼロの力」は前にも見せてもらいましたが、
今日は仕事と結びつけた話や、子供の教育の話など、すごく勉強になりました。
前から欲しかった本も手に入り、最高です。学校で実践します。

 

●大阪 会社員 53歳 男性 TY
たくさんの不思議な体験をさせていただき、面白かったです。
調和の心 ⇒ 周りの人とうまくやる 自分の心を開く 嫌いな人ほど積極的に礼をする。
仕事のポイントを間違える ⇒ 無駄な力(労力)が生まれる。

 

●大阪府 消防士 46歳 男性 IK
身体脳、スピードをもっと知りたいと思いました。

 

●岐阜県 教員 35歳 男性 KK
片手間ということが決して手を抜くということではないということが、すごく心に落ちてきました。仕事でも授業、文学、部活、担任と様々な仕事があります。さらに家庭では夫、父親としての自分、息子としての自分、友人としてのつきあい、仕事仲間とのつきあい。まじめで一生懸命は当たり前。どの場でも真剣に、どんな道でもスピードをあげて同時に走っていく。走らせていく。それこそが、統一体な生き方なのではないかと感じました。

 

●兵庫県 主婦 47歳 女性 MM
力の抜き方の重要な意味が学べました。

 

●兵庫県 学生 13歳 女性 TM
フルートを持つときの持ち方を学んで、それを自分のものにしたいと思います。

 

●兵庫県 整体師 34歳 男性 NK
「片手間」ということがすごく印象的でした。とても勉強になりました。

 

●京都 大学職員 40歳 男性 MM
先生との距離も近くて実際に身体に触れて、体験させてもらって、嬉しかったです。
体験型というのがどこまで体験できるのか。来る前はわからなくて不安だったのですが、満足できました。3時間半が短く感じました。

 

●三重 会社員 47歳 男性 W
宇城先生に直接腕相撲の形で右手を組ませていただきながら、うまくできないのは悔しいですが、自分の何がいけないのかということを教えていただけたと思います。
どうやって自分の殻を破っていくのか。まだまだ目指すところは遠いと感じました。

 

●奈良県 教師 26歳 女性 SS
本日は、本当に多くのことを学ばせていただきました。
仕事の面で困難にぶつかることが多くどうしていいかわからなくなっていましたが、調和の大切さ素晴らしさを感じることができ、今は少し晴れやかな気持ちがしています。
私自身、自分本意になっていたところがあったと反省させていただけて、本日の講演会に来させていただいて良かったです。
明日から本日の学びを活かして、自分や子供の力を引き出すことができるよう、進んでいきたいと感じます。ありがとうございました。

 

●大阪 理学療法士 40歳 男性 NY
とてもすがすがしく感動いたしました。
あらためて毎日を大切に生きる決意をしました。