道205号

205号 (2020夏)

テーマ 「真理は命の中に  感謝して生きる」


2020年7月27日発売

 

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読者の声 

  巻頭対談

時空を超える人間のエネルギー
「気」でひもとく、古代の不思議と偶然の必然

写真家  野村哲也

VS UK実践塾代表 宇城憲治

道205号 巻頭対談 野村哲也 道205号 巻頭対談 野村哲也 道205号 巻頭対談 野村哲也

10代、20代の頃は、
写真家というのはひたすらシャッターチャンスを
待たなければいけないと思い込んでいました。

でも30代、40代になり、
僕にとって最良の状態、必要なものを見せてくれるのが
「自然」なのだと教わりました。

 

10歳から一人旅を始めた野村哲也さんは、高校時代から山岳風景や野生動物を撮るようになり、今や南米や極地など、150ヵ国以上の国々に被写体を求め、世界を舞台に活躍する。

とくに南米に行き出してからは、様々な偶然や奇跡を体験するようになったという野村さん。それはカメラを構える野村さんと自然との境界線が消え、無意識の中でこれまでにないような珠玉の写真が生まれるというもの。

気の世界を探求し、自分自身はもちろん、第三者にもその世界を示すことができる宇城氏は、「そこには気の法則性があり、すべてと調和融合を可能にする気のエネルギーは、心が差となって起こる。それが真理であるから」と語る。

対談では、宇宙の産物である人間の身体の不思議とともに、インカ文化に見る古代遺跡のパワーを土台に、あらためて人間とは何か、そのあるべき姿について語り合っていただいた。

  ロングインタビュー

土づくりは人づくり
元気野菜の畑で育てよう子供の感性と未来

NPO法人「大地といのちの会」理事長 菌ちゃんふぁーむ 園主  吉田俊道

  


大人には理屈でわかるように説明をしていますが、
本当の「ありがたいなぁ」と思える感性を育てるには、
やっぱり幼児期が一番いいんです。
これが世界を変える一番の早道かなと思っています。

「この写真の子たち、ブロッコリーを見る目が違うでしょう? どうしてこういう顔になったかというと、自分で育てたからです。もう、食べたくてしょうがない。そういう体験をした子供たちが大人になったら、地球に対するイメージが変わりますよ。地球が自分のお母さんという感じになりますからね」

吉田さんが展開する有機野菜農法は、まずは元気な土作りが土台だ。元気な土とは、吉田さんが「菌ちゃん」と親しみを込めて呼ぶ微生物が多い土のこと。有機物が十分に分解された、微生物が豊富にいる発酵した土では、微生物と野菜がしっかりつながるので、微生物のパワー(菌ちゃんパワー)が野菜に伝わり、より生命力あふれる野菜が育つ。

吉田さんは、そうした安全で健康な野菜作りを通し、病原菌も害虫も草もモグラも人間の敵などではなく、すべてに役割があり、そして自然界の命が循環しているということに気づけたという。

「自然界は本当に共生していた!」

コロナウイルスに怯え、ますます食の危機が叫ばれる現代社会において、本来の循環を身体で理解し、地球とつながる感性を持つ子供たちを育てたいと話す吉田さんに、その活動の熱い思いを聞いた。

  連 載

◆ゆめの森こども園代表 前島由美
連載『愛の関わりと連携で、輝きを取り戻す子どもたち』

「お母さんの笑顔で歯車が回り出す」

療育支援施設「ゆめの森こども園」で、生き辛さを抱えている子どもたちに向き合う前島由美さん。愛情いっぱいの関わりと、親御さんや学校・地域と丁寧に連携によって本来の輝きを取り戻していく子どもたちの実例を紹介していきます。

◆写真家・ネイチャーガイド 安藤誠 連載『日常の奇跡』

「変わらない営み」

ネイチャーガイドとして自然と向き合う安藤氏。
目に見えないものを見、声なき声を聞くプロフェッショナルとして、私たちが見過ごしている「日常の奇跡」を、一瞬を切り取った写真とともに届けます。

◆一般社団法人ハニーファーム代表 船橋康貴 連載『ミツバチが教えてくれること』

「森の命たちが教えるコロナ後の生き方」

ミツバチ絶滅の危機は人類滅亡の危機
私たちが生きていくための環境維持に欠かせないミツバチの存在を伝え、守ろうと東奔西走する船橋氏。
その活動の「今」を伝える。

道205号 佐々木隆

◆銀河浴写真家 佐々木隆 連載『私たちは銀河のなかに生きている』

「銀河につながるフランツヨセフ氷河」

生かされていることに気づけば、人生はもっと豊かになる。
銀河を舞台に生命の息吹を写しとる、佐々木隆氏の銀河浴写真。

道205号 野村哲也

◆写真家 野村哲也 連載『地球を歩く ~知られざる絶景を求めて~』

「邂逅の旅(カナダ・ハイダグアイ)」

世界に飛び出し旅するからこそ見える、日本のこと、自分自身のこと。
秘境と絶景を求めて 150ヵ国以上を旅してきた写真家 野村哲也氏の連載。

◆作家 山元加津子 連載『ありのままの私たち』

「たいへんな今だからこそ、できること」

人と違っていても、障がいがあっても、人はみな素晴らしい力を持っている。
植物も動物も人間も、みんなでひとつの命を一緒に生きている――。
長く特別支援学校で子供たちと接してきた山元加津子さんが伝える、生きる上で大切なこと。

◆金澤泰子 連載『きょうも、いい日』

「コロナ禍で発揮された『翔子の障害』の核心」

ダウン症の書家として活躍し、また生活面でも独り立ちをはじめた娘、翔子さん。その成長の日々を、母金澤泰子氏が綴ります。
母娘の絆に、胸が熱くなります。

 

岩井喜代仁 連載

◆茨城ダルク代表 岩井喜代仁 連載『今日一日を生きる』

「自由の中で生きる ―― 茨城ダルクの今」

薬物依存者が社会復帰を目指すリハビリ施設として、薬物依存回復の確立した方法論を持つダルク。まだまだ課題はあるものの、行政との連携も進み、認知度も高くなった。それは、全国にダルクの数が増えたことも大きく影響しているだろう。
ダルクと出合って27年、自らも薬物依存回復の道を歩みながら、一人でも多くの仲間の回復を求めて各地にダルクを開設してきた岩井喜代仁氏に、各施設の開設と現在に至る道のりを聞くとともに、施設責任者の手記を紹介する。

道205号 気づく気づかせる

◆宇城憲治 連載『気づく気づかせる』

「未知の正と負のエネルギー ― どう共存するか ―」

 最先端のエレクトロニクス技術者として、さらには企業のトップとして活躍してきた宇城憲治氏は、現在徹底した文武両道の生き様と、武術を通して得た「気」によって、人間の潜在能力の開発とその指導に専念。

現在、氏は目に見えないものを目に見える形にするために、「普遍性、再現性、客観性」の実践検証をもって「目に見えないもの」の存在を解き明かす研究を先行させている。

◆編集部コラム 『心の奥の取材ノート』

「映画俳優 菅原文太さんのこと」

交わした言葉、ちょっとした仕草、振る舞い ――
今もありありと思い出す、取材で出会った人たちの思い出を綴ります。

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