『Karate Kid』モデル、ドン・アンジェ柳流合気武芸宗家 インタビュー

どう出版の前身である合気ニュースの社長であったスタンレー・プラニンは、合気道に関する研究に区切りをつけて1997年にアメリカに戻り、そこで新たに合気道ジャーナルを立ち上げて、引き続き、合気道に関する情報を発信しておりましたが、その一環としておこなったのが、合気道の最大イベント、AIKI EXPOでした。

プラニンの信念は、国境、文化の壁を越え、全ての武道家にコミュニケーションの場を提供するというものでした。

このイベントは、2002年、2003年、2005年と、ラスベガスとロサンゼルスで開催され、合気道の師範はもちろん、様々な武道のトップレベルの人を招待して、互いの学びと交流を目指しました。

以下は、2002年に開催された第1回 AIKI EXPOで招待された武道家のひとり、
柳流合気武芸師範であるドン・アンジェ氏のインタビュー記事です。

アンジェ氏は、武田惣角の弟子吉田幸太郎の子息である吉田憲治氏の唯一の弟子で、映画『Karate Kid』 のモデルとなった人です。

吉田幸太郎といえば、大正4年北海道北見で武田惣角に入門し、その後に惣角を合気道開祖・植芝盛平に引き合わせたことで知られています。

その吉田の子息である吉田憲治氏が、戦前アメリカに移住し、吉田家に伝わる柳流合気武芸の継承をたくしたのが、ドン・アンジェ氏でした。

憲治氏の求道的とも言える武術への姿勢は、アンジェ氏に大きな影響を与え、その姿勢は、現代の日本の武術家以上に武術家らしい姿をほうふつさせています。
さらに、1950年代に渡米した親和体道の井上方軒氏の講習会の模様など、貴重な歴史の生き証人でもあります。

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noteで読む『合気ニュース』 ドン・アンジェ氏インタビュー
※本記事は季刊『合気ニュース124号』に掲載したもので、所属や肩書きは、当時のものです。

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ドン・アンジェ氏収録 『Aiki Expo 2002 ハイライト版』

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