2021年 東京初級(後期)第2回 (2021.8.17)

月一回しかない道塾の学びをもっと大事にしなければ

神奈川 主婦 71歳 女性 RS

今回のご講義で心に残ったことは、「心法の下に技術あり」という教えです。
師の教えを徹底して守って型を習い、師の教えを守りながら稽古し、その後に工夫を、そしてまた習う。という円環があり、その円の中に「心」が常にあって、習うにしろ稽古にしろ工夫して自由に展開していくにしろ、心が伴わなければならないということでした。
先生は二つの例を挙げられました。
「胃が痛い」と言って来た患者に対し、Aは問診をした後、薬を処方。Bは胃カメラを撮った(技術)後、対応。
2例目は、「頭が痛い」と言って来た患者に対し、A,BどちらもMRIにかけ、Aは人が見る、BはAIが見る。病巣を見つけるのはAIの方が人よりも優れているけれど、では手術をするとなった時、手術は技術でA,Bとも人がする。その時、心法があるかどうかは大きな違いである。
心というのは、無意識のうちに体や行動に表れると思うので、普段が大事です。宇城先生が常々仰る“愛と調和で”を心に止めて行動していきたいです。

実技では、“自分の力を知る”ということで、意識している力が1だとすると、無意識レベルは1000000だということでした。出来ないことが、気を通されると出来てしまうのは、いつもながら嬉しかったです。
それから、男女の違いを教えて頂きました。

一つ。女性と子どもは男性より速い。だから、危険な時は、先に「待て」と声をかけ、右とか後ろとか指示を出さなければいけない。
二つ。女性と子どもはほめられると力を出す。その検証として、綱引きをしました。均衡する力の男女に分かれてした時、女性組を参観者が見つめて拍手をすると、強くなりました。しかし、男性組を同様にすると、弱くなってしまいました。これにはちょっとびっくりしました。

終わりに、二人が腹這いで腕相撲をしました。気を通されると、床に手の甲をつけられていた人が手を返すことができ、その上二人共先生が太ももに乗っても痛くないと言うのです。二人共気が通った体になるというのが素晴らしいと思います。自分はもちろん、相手も強くなるなんて、今までの人生でそうした考え方や実例にあったことがあったでしょうか。

宇城道塾に通わせていただくようになって、この光景を当たり前のように見ている自分にはっと気が付きました。道塾だからと特別扱いをして、自分自身の向上に目を向けなかったのではないか。
先生は「横着をしない」とも教えてくださいました。穏やかに優しく接してくださると、つい気が緩んで、師に対する敬意を忘れます。
申し訳ありませんでした。
月一回しかない道塾の学びをもっと大事にしなければと思いました。
ありがとうございました。
これからもどうぞよろしくご指導をお願い申し上げます。

気が通った人は、通る前より元気で生き生きしているように見えました

東京 会社員 49歳 女性 MM

緊張と、わくわくの中、塾長のお話から始まりました。
世界情勢(コロナ、災害、アフガニスタン等・・・)日々の生活の中で、長引くコロナの中、生きていかなければならないということ。
「気」を使って潜在能力を引き出していくこと。「心法」が大事だと言うこと。「師」の教えを守ること。「守破離」など。

○帯の、端を握って綱引きをしました。
男性2人女性4人で、綱引きをして、5分5分の力、その時女性4人を応援すると、女性は力を発揮する。
「子供と女性はストップを掛けないと止まらない」と、塾長がおっしゃったときには、「自分に思い当たることもあるなー」と思いました。

○野球ボールを握ってる、そのボールを塾長が人差し指と、中指で上から押さえると、ボールを握ってる方は引っ張っることができない。
私にはボールが止まっている様に見えました。「そこには、スピードが掛かっている」と塾長がおっしゃったときには、目から鱗でした。

○塾長が、気を通した人の身体は、その身体を掴んでいる人を倒すことができ、その倒した人を掴んでいる人をさらに、倒すことが出来る連鎖反応が起きる。
私は驚くばかりでした。「気の連鎖反応」を実際に目の当たりにして、気が通った人は、何故か通る前より元気で生き生きしているように見えました。
「気を出すときは優しく、相手と調和する」とおっしゃっていましたが、その気持ちを普段から持っておこうと思いました。

あっという間に2時間が経ちました。
とても、有意義な時間を過ごすことが出来ました。
ありがとうございました!
次回も、とても楽しみにしています。