2021年 仙台 第1回(2021.3.7)

勇気・希望を与えてくださるのが先生の「気の世界・気のエネルギー」

宮城 医師 73歳 男性 TU

東日本大震災から10年余り、マスコミでもイロイロ報道されています。
この10年の復興には目を見張るものがありますが、いまだに大きな傷跡が残され、故郷に帰還できない人達もたくさん居ます。本当に辛く悲しいことです。
この間にも、地震や洪水、強風、大雪などの自然災害がますますひどくなっているように思えます。
ヒトはこの地球という自然を離れては生きていけない。
ヒトはこの地球という自然の中に生かされている存在。
それなのに、この地球の自然環境を破壊したり汚染させたりした結果、地球が危機的状況に陥っているようです。

コロナによるパンデミックは人間が作りだしてきた社会の矛盾を一気に噴出させています。
先生がお話くださった2025年と2030年の未来の予測は、デジタル社会の希望に満ち溢れた明るい側面より食料や水、エネルギー、環境など負の側面も大きいようです。
こうした現状に立ち向かうエネルギーと勇気・希望を与えてくださるのが先生の「気の世界・気のエネルギー」です。

現状を変えていく私達の導きの糸です。
今日の実証体験でも、一人一人が無関心になったり、組織の中に埋没してしまったり、バラバラで個々に孤立したりすると力が弱くなること、反対に、調和して、人と人の繋がりがあって絆が強くなれば数人の列を簡単に押せるような大きなエネルギーが出ることなどを身体を通して教えていただきました。
 百聞は一見に如かず
 百見は一触に如かず
 百触は一悟に如かず

人への思いやりであったり、感謝の念であったり、人に喜んでもらえるような「調和する」心のありようがこれから先の未来をかえていくベースになるのだと実感できました。

コロナで延期された仙台道塾の第1回、久しぶりに先生やスタッフの方々、仲間の道塾生達にお会いして熱気にあふれた充実した時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。

出来ない対立から、できる調和へのプロセスは心

福島 会社員 59歳 男性 MO

今回の実践検証での5人の列を前に立った一人が押し動かす、また引っ張り動かす検証において、最初に列の前に立った人は押し動かす事も、引っ張り動かすこともできませんが、宇城先生に気を通されて出来ます。

そして次からは最初に出来た人が列の隣に寄り添っただけで、次の人も出来てしまう。また、最後尾に出来た人が立つと、列の間の空気が変わったように感じて動かされてしまいます。

列の横に寄り添うは絆。列の間、人と人の間、人と間、人間は調和。出来ない対立から、できる調和へのプロセスは心であると思います。また、時間を止めない事。

実践検証にて行った、落とし物を拾う動作において、ただ拾った状態では曲げた背中を上から押さえられると動けませんが、「落としましたよ。」と声をかけて拾うと背中を上から押さえられても動ける事。時間がつながっているからと宇城先生に教えられました。時間を止めず心で行動する。

今回のコロナ禍での自粛騒動、国会でのごたごたや、官僚の不祥事、政治不信全て時間が止まっていて、全て心なしの政治だと思います。そのような政治家を選出している自分たち庶民も悪い。

このような時世を何とかしたいと思っても、どうにもならないが、宇城先生の仰る一人革命、実践検証でやった一人ができると、できる人が側にいて寄り添うと周りの人もできるように変化する。

いつも道塾で宇城先生にお会いし、講義を聞くと厳しい言葉であっても何か暖かさを感じます。この暖かさを人に与えられるような心の在り方が、そしてその心から来る行動が、できると言う事に繋がり、一人革命につながる一歩であると思います。

自分もまだまだ開けてない心を開き、心の呼吸を止めないように、そして心を暖かく持てるよう精進します。ありがとうございました。

「人にものを教える立場に立つ者は、一に勉強、二に勉強、三四が無くて、五に勉強、六に勉強…」

山形 教員 59歳 男性 MI

宇城先生、先日のご指導、ありがとうございました。懇親会も含めて、実に楽しくあっという間に時間が過ぎました。先生から学んでいる時間はいつも速く過ぎてしまいます。

今回は特に、いつも先生が言われている、「人にものを教える立場に立つ者は、一に勉強、二に勉強、三四が無くて、五に勉強、六に勉強…」という言葉が、強く迫ってきました。自分は全く勉強が足りていません。宇城先生という「師」を前にしていつもそう思います。「師のレベル」ははかり知れないほど高く、自分は決して思い上がったり傲慢になったりできません。本当にありがたいことです。

今回の指導の中で特に印象的で、今もさまざまに考えが豊かになっていく場面は、「5人、縦の列になって立っている状態で、前の人を手を引っ張って、他の4人も含めて5人を引き寄せる」という技の場面でした。初めに向き合って、手を引っ張ったんでは、びくともしないのに、一度、その列の先頭の人の横に並んで立って、同じ方向を見て、それから、優しく導く感じで手を添えると、何の力もいらずに、引き寄せることができました。以前にもこの技は体感しておりましたが、この場面で改めて大きな衝撃を受けました。

というのも、「一度、最初に並んで立って、同じ方向を向いてから…」これは、実は今の学校教育に関わる教員にとって、ホントに不可欠な在り方だと思ったからです。教員も一度生徒の側に立って、自分の授業や指導がどれほどつまらないものか、中身の足らないものかを体感してから、生徒に向かえば、生徒も動きやすくなるのではないかと思います。

現場では、この逆です。教員は、教師になった瞬間に、生徒の前に立った瞬間に、いつも生徒を指導すること、つまり、自分の言うことを聞かせることを考えます。特に中学・高校では、教員と言ったって、人間のレベルは大して生徒たちと変わらないのに、指導はいつも一方的です。自分のいうことを素直に受け入れようとする生徒は良い生徒、そうでない生徒はダメなヤツ、というふうに色分けします。
「この先生のように生きたいな、なりたいな。」「この先生が見ている景色を自分も見たいな」って思わせることなど考えもせずに、いつも一面的だし、底が浅いのです。実に偉そうです。特に、部活の指導者たちは…。生徒が動かないのは、自分の勉強が足りないせいだとは全く思えないのです。残念なことです。

しかし、そういう教員のあり方とは全く逆に、宇城先生は(生きている次元が全く私たちとは違うのにもかかわらず)私たちのレベルではどんなことが感じられているのか、どんな風景の中に生活しているのかがよくわかった上で、塾生の様々なレベルに合わせて同じようにご指導いただいています。

道塾の皆が「宇城先生のようになりたい」と切望しながら、先生の後について行っています。宇城先生のご指導には広さがあり、深さがあり、大きさがあり、そして、とても真剣です。しかし、そこには笑いがあります。いつも、「気」を使っていただいています。

「気」について言えば、リモートで治療を行っていることをお聴きし、驚愕しております。宇城先生にとっては、「自明の理」ではあったとしても、驚きです。時空を超える「気」のすごさ、病いを瞬時に癒す「気」、ますます自分の体で体感させていただきたいと強く思いました。

最近は、「意識」がホントに邪魔してるなって思います。可能な限り、宇城先生の「時間と空間」をご一緒させてください。

「まずは自分の出来る範囲で実践・行動し自分のエネルギーを高め、周囲を巻き込んで行ける様にしよう」

新潟 自営業 61歳 男性 KK

今回の受講で一番最初に、「日本復活が間に合わない、手遅れである。」
と言うお話を聞いて「やっぱりそうなのか…。」と感じた事です。
全身の力が抜けていく様な脱力感がありました。
何故かと言うと、政治を始め官庁の堕落振り。経済人の公というより私腹が基準の経営。
交通安全を無視しているかの様な運転しかり、SNSによる誹謗中傷しかり、 職場では何を考えて仕事をしているのだろうか・・と思う事であったり、 町内ではゴミ出しルールが守れなかったり、何の疑問も感じないのだろうか…。と思う出し方であったり、身近な所から離れたところまで色々なところでの無神経振り、堕落振りを見て「こんなことで大丈夫なのか日本は….。」と感じていたからです。

宇城先生から「まだ今なら間に合う。」という言葉を期待していたからかもしれません。
しかし、宇城先生のお話を聞き、実証体験を進めるに従いエネルギーが高まってきたのでしょうか、身体が前向きに捉えて行くように感じられ「エネルギーが高ければ、周りを巻き込んで行ける。」これまで幾度となく耳にしたはずなのに改めて胸に刺さりました。

「まずは自分の出来る範囲で実践・行動し自分のエネルギーを高め、周囲を巻き込んで行ける様にしよう」と決意しました。

ともすれば自分自身が堕落していないかと振り返る事があります。常に宇城先生を軸に置き、ぶれない様にして行きたいと思っています。

あと、今回の検証で相手の脇に立ち目線を合わせてから数人を引く。また、相手の胸を擦って引く。というのがありました。以前の講義で、エレベーターを降りる際に「お先にどうぞ。」と動作することで自分のエネルギーが高まる事を検証していました。そのエレベーターの応用として介護業務に関わっているのですが、利用者様を誘導する時に相手の脇に立って背中を擦りながら声がけを行なっていました。誘導が難しい方でも高い確率で誘導が出来ていました。まさに今回の動きを仕事上で行っていました。

まだまだ周囲を巻き込んで事を成すには力不足ですが、少しでもその境地に近づける様に努力して行きます。今年もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。