身体で気づかせていただき、柔らかい、思い込みの枠を外したかのような、柔和な笑顔に
大分 教員 50代 女性 TM
第3回熊本道塾での御指導をいただき、誠にありがとうございました。
今回の御指導では、「子どもは発展しながらも、大人になるにつれ自滅の方向に向かう」それはなぜかについて、様々な検証とご講義をいただきました。日本人の特性である人間性・気のエネルギーが、GHQによる占領政策によって、日本文化の破壊、骨抜きにする教育(武士道で育まれた倫理観、品格の喪失、日教組の活用、既存の科学信奉や受験学力偏重による身体知の軽視等)により喪失の方向に向けられてきたことをご教示いただき、文化や人間性が、学校教育や世代間教育による負の連鎖により確実に破壊されてきたことに気づかされました。
危機に瀕している日本経済、日本の食、食文化も、中国における文化大革命のような手法ではなく、日本人の人間性、気概、気骨を弱められ、胆力ある交渉力、政治力が損なわれていることとつながっているのだと感じました。戦前の教育を受けた世代、その世代に教育を受けた世代が、戦後の日本の興隆を牽引し人間性を引き継ぎ、その後の団塊の世代や我々の世代以降は破壊の影響を受けていることに気づき、学びがいかに足りていないかを思い知りました。
検証においては、宇城先生の気のエネルギーに比して、力、筋力によるエネルギーのなんと小さいことかを、AI時代にあって人間の知識量は小さいのに、われわれは眼に見える理論やこれまでの「常識」になんと囚われてしまいがちなのかを、そしてその小さな小さな「常識」の枠で思考すれば、ただ感じ、宇城先生から届くエネルギーを受け入れることすらできなくなってしまうことに、気づかされました。
目の前の事実に目をふさぎ、「ヤラセ?」「どうすれば?」と心を閉じ、頭を働かせてしまっていたかつての自分も、宇城先生の愛情ある検証により、繰り返し身体で気づかせていただき、自分の視野の狭さ、我の強さ、力に頼り衝突する自分の浅さ等を思い知っております(今も、日々気づかせていただいています)。
今回は、塾生の甥っ子さんが、宇城先生の愛情あふれる御指導により、身体で気づかせていただき、何より表情が激変し、柔らかい、思い込みの枠を外したかのような、柔和な笑顔になっていきました。宇城先生の圧倒的な愛情エネルギーは、思い込みに囚われている塾生にも気づかせ、彼本来の柔らかさを引き出し、変え切ってしまわれました。御指導の凄さ、愛情の深さにただただ感動致しました。
手をさする、「大丈夫ですか?」と相手を思いやり、寄り添うことで引き出される人間力、宇城式呼吸法、空手の型で引き出されるエネルギーを、日々の生活の中でONOFF ONOFFと切らすことなく身体に身につけ、宇城先生の歩まれている道の上を、これからも歩ませていただきたいと存じます。
今回、道塾、大分実践塾の合宿と連続で学ばせていただく中で、自分自身の人間性を高めることが急務であると気づかせていただきました。宇城先生に学ばせていただけること、希望をもって歩むことができることを心より感謝申し上げます。
短期、目の前のことだけではなく、中期、長期的なことも考えて気づきと変化を促していく
佐賀 教員 40代 男性 DK
本日も多くの学びをありがとうございます。特に本日は甥を連れてきましたが、甥に対し色々な検証を体験させていただき、その中で、彼も大きな気づきを身体で得ることができたようです。
彼自身も学校の中でのこざこざとした出来事(過去)やこれからの受験勉強など(未来)について、今を大切にできず、グダグダと悩んでしまいがちでした。しかし、先生の粘り強くも温かいご指導のおかげで、帰るときにはすっきりとした姿になっていたのが印象的でした。
最初は先生の気が身体に入っていかない状況の中、甥もグダグダと考え込んでいたと思います。しかし、右手を押してもらい、気が入っていない状態と気が入っている状態の違いを検証した時、先生が甥に気付かせるため色々となされ、その中で左手を意識させた瞬間に、彼の右手の状態が変わりました(先生の気が甥の身体に入った瞬間だと思います)。その時に初めて身体での気づきを得ることができたようで、本人も「この時に『えっ!!』と驚き、けどこの瞬間何かを感じた」と言っていました。
その後も一列になった集団を押す検証も、「普通の時はびくともしなかったけど、先生に気を入れてもらった瞬間にちょんと押すだけで列が後ろに動いていった」など、これまでの常識である力、筋力以外の「力。エネルギー」があることを気づけたようです。
私自身も彼の変化を間近で見ることができ、とてもよかったですし、「人が変わる瞬間」を見ることができ、これが本当の教育なんだな、とも思いました。
私自身、高校から中学校の現場に入り、6年ほどになります。私の年齢的にもその半分以上は担任ではなく、生徒指導や学年主任などの仕事をしていますが、先生方を取りまとめる難しさ、不安定な思春期真っただ中での中学生の教育の難しさ、時には厳しい言葉を頂く保護者さんへの対応など、非常に苦慮している場面もありました。
しかし、宇城先生の姿を見させていただく中で、「まだまだ『生徒が変わる』ための教育をとれていない、もっと工夫できること、やるべきことがあるのでは」と思いました。先生は「高い所」から見ることの大切さをおっしゃいました。それは短期、目の前のことだけではなく、中期、長期的なことも考えて目の前の生徒の気づきと変化を促していくためにも重要なことだと感じました。私はついついこのような視点を忘れてしまいがちですので、心に留めていきたいと思います。
宇城先生からいただいた学びをしっかりと自分のものにしていきたいと思います。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。
我欲を捨て人間性を高めていけるよう精進を重ねていきたい
福岡 会社員 40代 男性 YY
先日の熊本道塾に参加させていただきました。
私たちは発展をしながら自滅に向かっているということについて、子どもにできて大人にできないこと、経済技術の発展に伴い格差や競争が生まれ、AIによって人間の思考力が奪われていっているという事例を交え、お話をしていただきました。
人は歳を重ねるとともに知識や経験が増え、科学技術の発展によって私たちの子どもの頃と比べても生活は豊かに、便利になってきたと感じる反面、戦争や紛争、教育崩壊、闇バイトや凄惨な事件や事故も増え、得た物以上に、弱者や高齢者を労わる気持ちや和を尊ぶといった日本人として大切なこと等、失った物も多かったことに気付かされました。
この様な時代だからこそ、今を生きる子どもたちのために、大人として、親として何をすべきか、何ができるのか、道塾や「道」で勉強をさせていただいていることを、今一度見直してまいりたいと思います。
子どもにできて大人になるとできなくなる。その原因の一つに、言葉での理解や頭の意識、相手を負かしてやろう、自分さえ良ければという欲があることを、実証により体験をさせていただきました。
掛け声だけで気合いを入れたり、押された方の腕ばかりを意識しすぎたり、相手の力に対抗しようと欲を出してしまうと逆に簡単に倒されてしまうが、押された方とは反対側の腕に気を配ると身体は強くなる。苦しんでいる人をしっかりと気遣うと、自分だけではなく気遣われた相手の方も強くなるという体験を通じ、普段の生活で自分がまさしく自滅に向かう行動しかできていないかということを反省させられました。
また、落ちている千円札と一万円札を拾う実証では、千円では身体が起せるのに一万円になると身体が起せなくなるように、身体に染み付いた欲やほんの少しの我儘な考えにも身体は敏感に反応しているということを体感させていただきました。
子どもの教育についても、親が行動で示せてないことを言葉や理屈だけで分からせようとしても子どもは見抜いている。先ずはやってみせる。暑い鍋は火傷をするから触ったらいけないのと同じように、人を傷つけたり悪いことをしてはいけないといった身体に根差した教え方等、大人として、親として自覚しておかないといけない点、変わらなければいけない点もたくさんご示唆や気付きをいただきました。
宇城先生から一触を通じ、エネルギーを通じ体感させていただいたこと、教えていただいたことを、しっかりと肝に銘じ、日々に活かし、我欲を捨て人間性を高めていけるよう精進を重ねていきたいと思います。
いつも数多くのご指導、ご示唆をいただき、本当にありがとうございます。
