2021年 熊本 第3回(2021.8.6)

この地球に生まれ、生かされていることへ感謝し、行動しなければならないと分かりました

福岡 製造業 26歳 男性 YM

自粛で気を塞いでしまっては免疫力が落ちる一方だと仰られる宇城先生の御陰様で学び、気付きを得られる機会があることを慶ばしく存じます。

地球は自転し、太陽の周りを公転している。太陽は銀河の中を回っていて、銀河もまた宇宙の中を回っている。この速度を体感することはありませんが、この宇宙の一員であるという事実を忘れてはならないと思いました。

この地球に生まれ、生かされていることへ感謝し、行動しなければならないと分かりました。台風で低気圧となれば、海が荒れ、地盤が浮き、地震に繋がるというお話はなんとも腑に落ちるご説明でした。

そして、エネルギーのない集団登校にトラックが誘引されるのと同じように、この日本、日本人にエネルギーがないために台風やゲリラ豪雨、土石流などが誘引されているのではないか、そして、日本、日本人が軽く浮ついているために地震まで発生しているのではないのかとすべてが繋がって見えました。

帯を引き合う検証では、見護る、思うだけで、受け手の細胞がそれを察知し、強くなったり弱くなったりすることを体感しました。恐縮ですが、これは見護る、思う側も見護っていれば強く、応援や卑下していれば弱くなっているのではないかと感じました。検証のように他人が弱くなる思いを自分から無くなるように他尊自信を胸に心を創る大切さに気付きました。

また、親は子を必要以上に心配したり、応援したりしないで、大切に思い見護ることが大事なのだと思いました。

また、女性と子どもは素直だから褒めても強くなることが分かりました。よく褒めて伸ばしたいと思います。

しかし、子が100点取って褒めたら、0点取ってきたら隠すという先生のお話にどうしたものかと考えましたが、そもそも点数が付いてしまう教育の根底がおかしいのであって子を褒めることは良いことではないかと思いました。

褒めるにしても結果だけを褒めるのではなく、過程や動機も統一体で褒めることが大事なのではないかと思いました。戻りますが、そのためにも見護るということに繋がっていると感じました。

「良い事、人に喜ばれる事をすれば良いんだよ」と仰って頂き、希望が見えました

福岡 アロマセラピスト 43歳 女性 MN

昨日も愛のある講義を本当にありがとうございました。

私はまだまだ勉強不足で世間知らずの為、理解出来ない部分もありました。
それでも心に残るお言葉は噛み締めていきたいと思っています。

「良い事、人に喜ばれる事をすれば良いんだよ」と仰って頂き、希望が見えました。

「悩みがあるのは欲があるから。」
人に対してイライラするのも、何で分かってくれないんだろうとか、相手の気持ちや考えが許せなかったりですが、そもそもが、『自分が思う通りに相手になって欲しい』という欲ですね。

ただ、相手を信じて見つめる事も一つだなぁと感じました。寄り添うってそういう事かもしれないと思いました。仲間と調和しないと、力は発揮出来ないですね。帯の綱引きを見て感じました。

上手くいかなくなった時は、宇宙への感謝の心と自然との調和を思い出して、人に喜ばれる事をやっていきたいです。

今回も宇城先生と、道塾の皆さまとお会いできて本当に楽しかったです。
ありがとうございました。

宇城先生との時間は私にとって1分が10年に値する貴重な時間

福岡 歯科衛生士 55歳 女性 NN

コロナ禍の前から先生に指導を頂いていますが、この時代になって益々、宇城先生のおっしゃっていること実践が重要である事を実感しています。

それは不安定で不安な時代であっても、信じるもの生き様を見せてくださる師匠がいることがどれだけの希望と力を生み出しているか実感しているからです。

コロナに対する無駄な恐れはなく身体も元気で風邪もひきません。むしろエネルギーが湧き上がってくる感じさえします。まさしく宇城先生との時間は私にとって1分が10年に値する貴重な時間です。

コロナは自然界からの警告であり、また人間も自然界の一員であることを思い知らされているようです。

人間も人間として心優しく正しく調和を大事に毎日を生きることが、免疫力も上げ、気を高める事につながるのだと、様々な検証で示してくださり、ありがとうございました。

今回の道塾でも宇宙からのエネルギーを宇城先生を通じて、私達一人一人の細胞に100万点の身体を持ってるんだぞと働きかけてもらい、不思議な力が湧き出ました。

未熟で追いつかないところもありますが、細胞はしっかり受け取っていると信じています。

コロナ禍の時代を経験した中で特に感じるのは、本来なら出会えるはずのない宇城先生と出逢えた奇跡と、さらに指導を受ける事の出来る幸せを噛みしめて毎日感謝を忘れずに大切に生きています。

今まで不安や怯えを避けてきた自分は、自分の心を変えようとしない私自身そのもの

山口 教員 35歳 男性 SA

冒頭の講義で先生が書かれた磁石のもつ磁力によって鉄が引きつけられる図がありました。鉄は磁力に反応して動くが、その中にプラスチックがあれば、そのプラスチックは反応も何もしない。頭と身体、そのレベルは比較にならないものであり、頭は100点、身体は100万点である。医師が病気の診断をできるのは、胃であれば胃カメラ、脳であればMRIという技術があればこそであり、それがあったとしても医師が診断できるのは良くて60%あるかないか、AIであれば95%診断ができるという事実。頭脳のみには限界があり、その頭脳に偏重してしまうことで、自分の見える世界はどんどん狭くなってしまい、そこに心は失われ、人の思いや気持ちを感じたり、至誠や真心という人間としてのあり方が崩壊してしまったりするのだと理解することができました。目に見えることや名誉やお金、他人との比較に心を病み、どんどん孤立し、苦しくなっていく。何のために生きているのか、現代で生きていくことは、このような負のスパイラルにどんどん巻き込まれていくリスクに満ちている。

帯を両側から互いに引っ張る検証では、相手をよく見たり、正座と体育座り、それぞれをすることで発揮できる力に明確な差が出たりしました。また、衝撃的だったのは検証を周りで見ている人たちが見守るだけで、見守られた人達に力を与えていたことです。ただ見守るだけで、力を与えている。自分の生活の中で、声を掛けてあげたり、何かしてあげたりした方がいいのではと思い、動こうとしましたが、何か違和感を感じたことがありました。とてもレベルの低い次元での話であることはわかっていますが、もしかしたら自分の身体が頭で動こうとした自分へ、ただ見守りなさいと教えていてくれていたのではと検証中に感じました。

見守る人達が負けろと思いながら、引っ張る人達を見るとその人達が弱くなる検証がありました。心という内面が目に見えて影響を与え、その存在と心のあり方がいかに大切であるかを明確に感じました。普段の生活を振り返っても、自分の心や意識はこの負けろと似たような思いや感情を持ちがちです。それが周りだけでなく、自分自身をも苦しめている。

先生は白板に「生まれる・生きている・生きる」と書かれた後、「生かされている」がこれら全てを包み込んでいると仰り、白板に示してくださいました。それはこの大宇宙が地球や太陽、そこに生きる私達を含めた全てを包み込み、エネルギーを与えているのだと仰られ、そのエネルギーを先生は私たちに気という技術でもって感じさせてくださり、その存在をはっきりと示してくださいました。気による事象や先生の一挙手一投足全てがこの大宇宙の真理といイコールであること、そしてそのエネルギーに満たされ、迷いや不安、怯えから私達は解放される。それは全て師という存在があってこそなのだということを身体全身で感じられ、本当に幸せでした。

先生が示された尾張新陰流の極意、「習・稽古・工夫」というあり方。師の教えを守り、徹底し、それを体得する。そして自由無碍の境地、居着かない身体となる。

先生が「苦しい時、辛いとき、感謝するといい。そうするとエネルギーが満たされる。」と仰いました。今この不安や怯えに満たされているのは、自分自身の心のあり方がその根源にある。私は普段の生活で何か怯えたり、ビビってしまったり、心が不安定になったとき、この先生の御言葉を思い出し、実践しようと決意致しました。

宇城空手や宇城式呼吸法、先生からの御教えを、己の心のあり方を少しずつ変化させることを同時進行で行うことが、先生に学ぶ弟子としてやらなければならないこと、この心を先生の御教えの下、磨き、変えていくことが私が今やらなければならないことだと感じました。今まで不安や怯えを避けてきた自分は、自分の心を変えようとしない私自身そのものでした。