2021年 名古屋 第2回(2021.4.8)

身体を通して理解する。それしかない、身体で考えることが必要だと思いました

岐阜 教員 41歳 男性 KK

今回は前回の道塾の日に体調を崩してしまったこともあり、久しぶりの道塾への参加でした。道塾当日に体調を崩すこともそうですが、現在のコロナ禍のなかで、知らず知らずのうちに内向きとなり、周囲や自分自身と対立、孤立していた自分に喝を入れていただきました。
4年ほど前になりますが、宇城先生から「今のままでは必ず君は不幸になる」と言われたことがありました。そのことばがここ最近の私にとって少しずつ現実となっているように感じています。当時の私には分かりませんでしたが、その不幸の原因が私自身にあるということが、今では少し分かるようになってきました。

現状への不平や不満、自己中心的な要求、浅い思考と横着な身体。
宇城先生のご指導によって自分自身、人間が持つ大きな力に毎回気づかせていただいているにも関わらず、私自身は悪化の一途を辿っていました。思考が働かず、身体が動かない。何事に対しても肚をくくれず、逃げたりやりすごしたりするばかり。そしてそんな自分に対する嫌悪。私はいったい今まで何をしてきたのだろう、何を宇城先生に学んできたのだろう。そんな思いでした。毎日考えれば考えるほど、ネガティブな方へと向かってしまう思考を止めることもできませんでした。考えれば考えるほど悪くなっていく…。そんな状態でした。

ところが今回の道塾に参加させていただいて感じたのは、「今の自分の状態では考えるだけ無駄だ」ということです。それは今の私が、何についても「心なし」の状態で、すべて頭で理解し考えようようとしていたと感じたからです。そして何よりも日常の私の身体が死んでしまっていたことを強く感じたからです。

宇城先生の気によって起こる私自身の身体の変化、そのときに身体の奥底からうわっと出てくる、なんとも言いようのない熱い渦のように感じられるエネルギー。自然と笑みがこぼれ、心に希望の光が差す。周囲と調和し、時間と体験を共有できる幸福。改めてこれらは理屈ではないし、私の頭で考えたところで理解できるものではないと思いました。身体を通して理解する。それしかない、身体で考えることが必要だと思いました。そしてそのためには、依存心を捨てて、自分自身の足で立ち、自分自身の足で歩き、自分自身で勝負していく毎日の小さな小さな修行が必要だと思いました。

日々の修行、実践、実戦。それほど大きなことでなくとも、挨拶、呼吸、立ち方、座り方から、人への接し方や自分の周りの人々への感謝の心まで、現状の私は本当に横着だと痛感しています。今私の身の回りで起こっている「不幸」は私自身が引き起こした当然の報いだと思います。
現状がすぐに改善されるかどうかは分かりません。ですが、なんであろうと自分の身の回りに起こることを受け止め、謙虚に自分自身で引き受けて、横着を捨てていかなくてはいけないと思います。今さら手遅れなのかもしれません。それでも諦めず…。

こうした状況にあって、もし私が宇城先生の教えを受けていなかったらと思うとゾッとします。人生の上り坂であっても、下り坂であっても、そして「まさか」であっても、希望をもって歩んで参りたいと思います。

いつもご指導本当にありがとうございます。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。  

「宇城先生のお教えを通して、先生お心を学ばせて頂いている」と実感している

愛知 教員 48歳 男性 TU

宇城先生のお教えを学ばせて頂き、これで2年4か月(3年目)となります。
毎回、気づきの連続で確実に体の細胞が記憶しております。

そして、私のなかで、確かに変わったことの1つに、「宇城先生のお教えを通して、先生お心を学ばせて頂いている」と実感していることであります。

それは、先生が講義中におっしゃる一言に、体で感じ、目頭が熱くなり涙が出そうなときがあるからです。

今回は、映像によるブラックホールの仕組みを学び、先生から「人間もその渦の中心を持つことにより、潜在意識のなかですごい力を発揮できる」と数々の実証で、勉強させて頂きました。

その中で、先生は、「いずれぶれない自分を持つようになる。自信がつく。しかし、自信だけではだめ。他尊が必要である。そうなると、やがて、会社では、〇〇君の一言があったからこそ今の会社が成り立っている、ありがとう、と数年後に会社から感謝されるようになる」

この度は、このお言葉が胸にささり、うるっときました。

昨今の日本経済(企業)を見渡すと、お金、利権、自分さえ良ければ・・・・・が横行し、会社の社員は疑心暗鬼のなかで働いている方は決して少なくありません。

このような社会ゆえ、先生のお心(真心だと思います)からの言葉に、現代日本人が忘れてきている愛と優しさを感じた次第です。

他を思いやる、そして、ぶれない自分作りのために、これからも道塾で学ばせて頂きたいと思います。よろしくお願い致します。

宇城先生、有難うございました。

実際に先生のご指導を体験できて非常に満足

愛知 会社員 24歳 男性 MI

私は今回で道塾に初参加であり、実際に先生のご指導を体験できて非常に満足しております。

今回印象に残ったことは、「人」と「間」で「人間」と書くように「人」というものには「間」の存在が大事であるということです。
ご指導では実際の体験を通してこの意味を教えていただけました。例えば1人で列に並んだ3人を押すときに、ただ押すだけではこの3人はなかなか動きません。これを列の一番後ろの人の顔を見ながら行うと、何と押せるようになります。前にいる自分と一番後ろにいる人との空「間」が出来上がれば、その「間」にいる2人は問題ではなくなってしまうというのです。

これは本当に不思議で、これだけはっきり空間というものを認識できる形で「人」と「間」を体現できることに驚きました。その他にも人と並んで気持ちを共有することや寄り添うことの大切さを実際に体験でき、単純で誰でも知っていることがどれほど奥深いものか実感しました。

これら空間を共有することは日々に活かせることなので、ぜひとも心がけていきたいと思います。

また、今回大事な気付きを得ることができました。最後に4人1組で指導の復習をすることになりました。自分が3人に対して実践する際に何をするか迷っていたところ、組んだ人から、先頭の人と並んで気持ちを共有してから3人を引く実践をやってほしいと頼まれました。私は不意に決めてその復習をしました。そこで、先生から腕だけで引いてしまっており、「こちらへどうぞ」という気持ちで身体を使って引いてあげないと力が発揮されないことを指摘されました。これは「気」持ちがこもっていないことを先生に見透かされていたのだと思います。ただ動作をするだけではなく、ちゃんと気持ちを込めないといけないということを身にしみて感じました。

次回の道塾でもまた新たな学びと気づきを得られると思うと、今から参加が楽しみです。ご指導のほどよろしくお願いいたします。