千葉 研究職 60代 男性 SH
我見をなくし対立をなくして調和する力を
今回,入塾いたしました。宇城先生の気の力を体感できて,驚きと共に色々考えさせられる気づきをいただきました。
大勢の塾生で一人を押さえ込んだとき,宇城先生が気を送られた瞬間に押さえている自分の身体が溶けて脱力する感覚,さらに倒れた後に前後左右の塾生と一体になって身動きできなくなる感覚は初めてで,貴重な実体験でした。
手を挙げて10秒間ぶらぶらさせる実技では,他の塾生は手が動かなくなったのですが,私はいつまでもぶらぶらさせていたので「はて?」と思いました。手がとまった塾生は気が入って数人を引き倒すことができたのに対し,私に対しては宇城先生から「入力を拒否しているからだ。ぼうっとしているようではだめだ。」と声をかけられました。
それからというもの寝ても覚めてもそのときの情景,先生から向けられた厳しい目が思い出され,なぜだろうと考え続けております。
はじめの講義の際に,調和と対立という話を受けました。調和を意識しようとするあまりいつの間にか心が居着いていたことにまず思い至りました。我見をもって自他の調和を頭で考えていた結果,実は自他という時点で対立していたことに気がついて,自分の管見に冷や汗が出ました。
今回の反省をふまえて,尤もふまえたところですぐにできるようになるものではないですが,次回以降も実参実究してまいりたく,ご指導をいただければと存じます。ありがとうございました。