2022年 大阪・B 第1回(2022.2.16)

先生にこのお気遣いをいただいて、足の裏はもとより、私の胸の辺りはぽっと温かくなりました

大阪 会社員 49歳 男性 ES

講義が始まるのを待っている間、床に素足では冷えるからと、先生は、われわれの立っている場所にシートを敷いてくださいました。

先生にこのお気遣いをいただいて、足の裏はもとより、私の胸の辺りはぽっと温かくなりました。

そうしてこれこそが「気」なのだと感じました。

「気」というとわれわれは、念力を集中するだの体温が上昇するだのと考えがちですが、もっとさりげなくて自然なことなのかも知れません。

それは、後天的で特別な力ではなく、人間にもともと備わる力であり、われわれの文化や伝統や日常生活に至るまで、まさに「気遣い」のある場面でわれわれが感じている力なのでしょう。

ありがとうございます。

自らの日々の行動・姿勢をしっかりと見直すことが大事

大阪 会社員 39歳 男性 TK

様々な実践がありましたが、綱引きで勝ち負けの結果が一瞬で変わるのが印象に 残りました。

片側が相手の全体を見る、周囲の人が片側の方を注目する、先生に気を通される、様々な原因があっても、結果は先生の言った通りになる。

スポーツではありえない事です。経験、実力以上のものは出せなく、大抵は体が大きい人、体力がある人には太刀打ちができなくなります。
勝敗が変わるものだったとしても、「勝負はその時の運に依る」で片付けられます。

仕事では勝つ事が前提となります。負けても死ぬと言うところまではいかないようでいて、やはり仕事で失敗をすると大変なことになりますので、日々負けずに勝ち続けなければなりません。そのために、活力があり、駆動力がある人間になりたいと思い続けています。

道塾では(誰もが)活力があふれた人間に変わります。
しかし日常に戻ると、先生とお会いするまでの期間が長くなればなるほど、活力が減り、慌てふためき、失敗をする。つまり、時の運で勝ったり、負けたりを繰り返しています。原因は、今まで受けてきた教育、その結果出てきた自分の思い込みが強すぎるからだと思います。

どうしたら活力が出てくるのだろうかのハウツーを考えがちですが、綱引きで一瞬で結果が変わったように、自らの日々の行動・姿勢をしっかりと見直すことが大事だと思います。
過去の過ちを認めて「思考や姿勢の癖を取ること」に徹するものだと思います。
そして学びをやめずに継続していくことに尽きると改めて考えました。

先生の深淵なるお教えを、いくら聞こうが、何回体験しようが、先生のお教えを日常で実践しなければ、意味がないことに気付かされました

和歌山 警備会社役員 49歳 男性 KM

良いものは良いと思える素直さを大切にいたします。
知っていると思う横着をやめます。
知識は何の意味も無いと肝に銘じます。
知識をピンポン玉のまま詰め込むのをやめます。
行動することで、実践することで知恵へと変えます。
行動・実践でピンポン玉から水へと変えます。
先生のお教えを枕にして、常に自らで思考して参ります。
先生のお教えを実行することで、身体の学びを実践いたします。
身体で学ぶことで、思考の深さを身につけていきます。
水がこぼれるかもしれない不安、コロナウイルスに対する恐れ、仕事、家族などに対する心配、心の不安定が身体の不安定につながる。
師の存在や気の世界による絶対的な安心感が、心身の不安定を取り去る。
この安心感の中に入るための具体的なお教え、人間の持つ本来の力を引き出す他者への慮り、寄り添う心での助ける行動を、日常で実践して参ります。
先生の深淵なるお教えを、いくら聞こうが、何回体験しようが、先生のお教えを日常で実践しなければ、意味がないことに気付かされました。
宇城先生のお教えを知っているから、宇城先生のお教えを実践しているに、進歩成長いたします。
ここで言ったことが本当のことと成るように、宇城先生のお教えが常に身近にあるよう、調和を全ての礎として生きていきます。

このような日常の大切なことを身につけて、いかに子供に伝えていくか、それを意識して学んでいかなければならない

兵庫 理学療法士 44歳 男性 YF

今回、先生の講義はいつもながら圧倒される内容でしたが、その中で時折先生が私たちにご指摘される事が、いかに日常の些細な行動が大切であり、またそれらを忘れている事により日本人としての心を失っていってるかを感じる事ができました。

検証で塾生の方が不安定な形でしゃがまれた時に、その不安定さで力が出ない事におかしいと思わない事や、ポケットに手を入れたり、首を傾げて話を聞く事により力が抜ける事など、いかに姿勢と気が関係しているか、また、人の手を除ける時も片手で平気でしてしまう事、両手文化の日本の形、心がなくなっている事にハッとしました。
また、バタバタ行動するのは全体が見えていないからだとのご指摘も、私も何かの時にバタバタと行動してしまいます。先生のご指摘は誰にご指摘されても私自身におっしゃられているように感じ、自分自身の行動を反省して、日々修行ということを学ばさせてもらえます。

実際、道塾終了時、先生の道具のお片付けの手伝いをさせていただいた時、小刀を持つ時がありました。その時、思わず両手でそっと大切に持ち、渡す時に柄の方を相手が待ちやすい様に渡す自分がいました。その前に本も持っていましたが、自分自身の身体の感覚が全く違い、そうしなければならない、と身体が教えてくれているようでした。

先生がお話しされるように身体はわかっている。それを強く感じる瞬間でした。
このような日常の大切なことを身につけて、いかに子供に伝えていくか、それを意識して学んでいかなければならないと思いました。
今回も大変心のこもった講義をしていただきありがとうございました。

実践検証を通して自分の奥に眠る広大な領域の存在に気づかせていただきました

滋賀 講師業 31歳 男性 NI

たくさんの検証を受けさせていただき、心身が洗われた気分で過ごして居ります。ご指導をいただき誠にありがとうございます。

「気によって不可能が可能になる」ということは、今までも道塾にて宇城先生のご講義と実践とを通して身に染みていたつもりでしたが、今回の検証は全くの未知の体験でした。

「結果を先取りする」ということを、気を通していただいた状態で心で決めることで、普段の力づくや根性論ではなく、別次元の力とも呼べないような力が働くことを体験させていただきました。

従来の自分自身の力では不可能だと分かりきっていたため、いわば「お手上げ状態」でした。ただ宇城先生が「そうそう」とお導きくださるままに、「心」と呼ぶほかに言葉が見つからない部分を働かせるような感覚でした。

次いで、困っている人に「大丈夫ですか」と声をかけた後では不安が消え、反対に素通りすると不安が生じるという検証を体験しました。身体とリンクしてハッキリと違いが出ることに驚きました。

日常での細かな気配りを伴った行動を積み重ねることで、心という掴み所のない領域も少しずつわかってくるのではないかと思いました。それと同時に、宇城先生の気の世界が途轍もなく広くて深いものであり、それを可能にしたのは宇城先生の生き様なのだと思うと、想像を絶するような驚きがあります。

ますます混迷を深め変化のスピードが上がる世界にあって、「地球における二酸化炭素のように、ほんの少しでも全体に大きく影響する存在」「希望を与える存在」
にならなければいけないと教えていただきました。そのためには「気の国・日本」でありながら今や殆どの人が忘れてしまった「気」の存在に心身を開き、頭ではなく身体を土台にして考え、まっすぐに行動することだと思います。また、自分中心で独りよがりで力づくで行動してきたことを常々反省することが欠かせないと感じました。

実践検証を通して自分の奥に眠る広大な領域の存在に気づかせていただきました。これからもこの領域としっかり繋がるべく、日々学ばせていただきます。宜しくお願い申し上げます。

先生は和解させることのできるリーダーの在り方を目の前で見せてくださいました

奈良 教員 58歳 男性 YO

今の日本のコロナ対策がいかに後手後手で、欧米諸国の政策のスピード感とかけ離れているのかを実例とデータを挙げて教えてくださいました。その原因はリーダーに覚悟がないこと、自分が責任を取りたくないこと、その責任を上から下に擦り付けていることなどです。

さらにウクライナ情勢のことでもロシアとアメリカの政治的な思惑からの対立関係を誰も和解させることができないということも教えてくださいました。そのことの説明は世間の評論家も宇城先生ほどの物事の真相までは到達していなくてもコメントはしています。

でも、先生は和解させることのできるリーダーの在り方を目の前で見せてくださいました。まず2人が両肩を押しあい、その後ろを5人ずつがストッパーとして腰をつかみます。そして、1人が双方の対立を収めようとしますが、我々ではびくとも動きませんでした。

しかし、先生は「やめ!」の一言で、双方が左右に分かれていきました。先生は2人に触りもしませんでした。我々は「対立」を力で引き離そうとしましたが、そんなものではびくともしませんでした。先生はその「対立」を「気」で解消して、さらに双方に「笑顔」をもたらせました。そこで先生は「こういう力のある人がリーダーならば対立は収まる」とおっしゃいました。そこには全く異論をはさむ余地などありませんでした。まさに「わかりましたか?」ではなく目の前で実際に見たことですから、「文句あるか?」の世界です。

私は先生のご指導のおかげで本物のリーダーとはどういうものかを体感させていただいております。おかげさまで、このコロナ大流行の中、600人規模の中学校で2年間で陽性の判定を受けた生徒は3人だけです。その3人もすべて家庭内感染でした。3人とも無症状、もしくは発熱のみです。クラスターも発生していません。

2年前から教育委員会はあらゆる感染対策を通達してきましたが、先生の教えの通り、「給食中の黙食」「放課後の消毒」「部活中のマスク着用」はほとんどしていません。それは指導することに手を抜いたのではなくて、宇城先生が道塾でおっしゃった「コロナと共存するには自己免疫力を高めるしかない」ということを信じて、学校全体に広めたからです。
幸いにも学校長が理科の教師だったので、宇城先生のおっしゃった「ウイルスを完全にはシャットアウトすることはできない」ということは理解できたのです。さすがにどのようにして自己免疫力を高めるのかは具体的に指示はできませんでしたが、先生の教えの通り、現場の教師と生徒が「心のこもったあいさつ」「明るく笑顔で」「思いやりのある行動」を心がけました。その結果が2年間でたった3人の陽性者で済んでいるということです。このコロナのことで多くの学校と生徒が元気をなくしています。

いずれ教育界や社会ではこの「コロナ世代」の生徒の問題が大きくなってくるでしょう。目に見えないウイルスに怯えて、本来育てなければならないことを怠ったつけは必ずきます。せめて、自分の関わった生徒だけは宇城先生の教えを支えに守っていきたいと思っております。今年もご指導よろしくお願いします。

道塾に参加することで自分の向かう方向を示していただき心強い限り

兵庫 介護業 57歳 男性 TK

今年最初の道塾でした。
コロナもこの先どうなるか全くわからない中、右往左往してしまうところを、道塾に参加することで自分の向かう方向を示していただき心強い限りです。

道塾に参加させていただく事で自信がついていっている一方でつい調子に乗ってしまっている自分に気づかされるのも道塾であります。

今回の実践で4人でテーブルの端を持って、その反対の端に水の入ったコップを置き持ち上げる時の変化の検証に参加させていただきました。
そのうちの一人がそばでうずくまっている人に寄り添い「大丈夫ですか?」と声をかけその人が戻りテーブルを持ち上げると軽くなる。
この検証の時、一人の方がそばのうずくまった人に声をかけようと離れたときに
私はテーブルから手を離してしまい、先生に「スイッチを切っている」と指摘を受けてしまいました。

その後、指摘が日常の私の行動につながっている事に気づかせていただけました。調子に乗ってふと気が抜けて(スイッチが切れて)しまうときに失敗がよく起こります。常に気を満たしてスイッチを切らない身体になる様、今後も精進していかなければと思っております。方向へ進んで行くと思います。
私も道塾の元どんどん変化していきたいと思っております。
今年もよろしくお導きくださいますようお願いいたします。