大阪府 歯科衛生士 60代 女性 H.N
道塾での貴重なご指導を、ありがとうございました。
子どもは先生の実証を見ただけですぐにできるのに、大人は一度頭を通してしか理解できない。いや、頭を通すことによってさらにできなくなる。毎回、その事実に向き合わされます。
今回、腕相撲をさせていただきました。通常の状態では、男性との腕相撲では一瞬にして身体ごと持って行かれてしまいました。しかし、先生に気を通していただくと、もう何もしなくとも、お互いにどちらが優勢かが身体で分かっています。あとは、確認のためにやってみるだけでした。
調和した身体(統一体)では、大人も子どもも、男性も女性も関係なく、力ではない絶対の世界があります。今回の体験からも分かるように、身体で感知する能力を、私たち大人も持っているにもかかわらず、余計な知識でその身体脳を封じ込めていることを再認識しました。
知識や情報は、真実もありますが、作られたものも多くあります。真実は自然界に存在し、生命が生きていく法則に則っているはずです。
しかし、地球温暖化現象を二酸化炭素の排出量に結び付けて、電気自動車やソーラーパネルを市場に売り込み、誰かがもうかる仕組みは、自然の法則に反しています。二酸化炭素は植物の命の源であることに加え、実際には大気中の1%の中の、さらに0.035%であるとご教示いただき、私たちは情報操作され、真実を見抜く力を失い、「二酸化炭素は悪だ!」と刷り込まれていることに気づかねばなりません。
宇城先生の下で学ばせていただき、身体が調和する方向に歩んでいくことが、未来への希望となります。自らの中にエネルギーを充満させ、明るい方向へ進んでいきたいと強く思いました。
そのエネルギーの源が「寄り添う心」であることを学ばせていただいております。実際には、対立構造の世の中で無関心の人が増えているのが現実ですが、自分がエネルギーを放つことができるようにならねば、「戦争反対。戦争は絶対してはいけない。」と口先だけの人間になります。
『カンタ!ティモール』の映画では、捕虜として捕まえたインドネシア人に対して、たとえ目の前で自分の両親を殺した人、自分の娘をレイプした人であっても、拷問するのではなく、自分たちの思いを語り、理解してもらうという場面がありました。とても強烈な思いに駆られました。
肉親を惨殺されても、対立を繰り返すのではなく、未来のために今を生きる姿に、「人は力ではなく、感動(心)で動く」ということを、改めて考えさせられました。
道塾・実践塾で学ばせていただき、変化できないのは、心の成長がないことだと思います。「気」は細胞に働きかけ、「細胞」は心と脳に働きかけるという教えを、自分自身に落とし込んでいきます。そのためには師を映すしかありません。
素直な心で学び、日常の中で実践し、自分と向き合っていきます。貴重なご指導を賜り、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。