2025年 東京・B 第5回(2025.10.7)

実は自他という時点で対立していたことに気がつきました

千葉 研究職 60代 男性 SH 

我見をなくし対立をなくして調和する力を

今回,入塾いたしました。宇城先生の気の力を体感できて,驚きと共に色々考えさせられる気づきをいただきました。

大勢の塾生で一人を押さえ込んだとき,宇城先生が気を送られた瞬間に押さえている自分の身体が溶けて脱力する感覚,さらに倒れた後に前後左右の塾生と一体になって身動きできなくなる感覚は初めてで,貴重な実体験でした。

手を挙げて10秒間ぶらぶらさせる実技では,他の塾生は手が動かなくなったのですが,私はいつまでもぶらぶらさせていたので「はて?」と思いました。手がとまった塾生は気が入って数人を引き倒すことができたのに対し,私に対しては宇城先生から「入力を拒否しているからだ。ぼうっとしているようではだめだ。」と声をかけられました。

それからというもの寝ても覚めてもそのときの情景,先生から向けられた厳しい目が思い出され,なぜだろうと考え続けております。

はじめの講義の際に,調和と対立という話を受けました。調和を意識しようとするあまりいつの間にか心が居着いていたことにまず思い至りました。我見をもって自他の調和を頭で考えていた結果,実は自他という時点で対立していたことに気がついて,自分の管見に冷や汗が出ました。

今回の反省をふまえて,尤もふまえたところですぐにできるようになるものではないですが,次回以降も実参実究してまいりたく,ご指導をいただければと存じます。ありがとうございました。

気づく事が遅かったと感じたら、それ以上に今を広げる事だと

東京 会社役員 60代 男性 TK 

宇城先生

道塾でのご指導、有り難うございました。

子供が出来て、大人ができないという事実は、子供が生まれ持った「調和力」を大人は教育や様々な経験の中で失ってしまい、対立や競争が身体と心に染みつき、本来人間の能力100%からすると、わずか5%しかない世界で生きている。大人が今の頭でどうする、こうすると考えたところで、所詮5%の世界では何も答えが出てこないと教わりました。

道塾で先生の大いなる気のエネルギーに触れ、不可能な事が一瞬で可能になる体験を何度も続ける事で、今までの自分では見えなかった世界を感じられる様になり、今までの自分がいかに小っぽけでつまらない自我やプライドに縛られていたかを知る事が出来ます。それは謙虚である事、素直になる事が大切であると教えて頂いています。

先生は、「今を広げていく」と仰いました。過去も未来も全て「今」という時間と空間にあり、それを広げていく事だと。「今を広げていく」とはどういう事なのか、過去の自分が犯した過ちや後悔の記憶は何度も自分に現れてきます。自分の将来などに対して言葉にならない不安な気持ちに苛まされる事もあります。先生は、気づく事が遅かったと感じたら、それ以上に今を広げる事だと仰いました。

自分はまだ今を広げるという事が理解できていませんが、まずは今という時間を空間に集中する、大切にする事だと感じています。先生が示して頂く気の世界は理屈抜きの世界であって、心の奥底から信じられる世界です。謙虚に、そして素直になって今を大切に生き、過去や未来の不安から解放され、今を広げるという事がどういう事かを実感出来るようになっていきたいです。

これからもご指導の程、どうか宜しくお願い致します。

先生の教えが確かに自分の中に息づいていると感じた瞬間でした

群馬 自営業 60代 男性 TY 

宇城先生、いつもご指導ありがとうございます。

今回の道塾でも、「なぜ人類は発展しながら自滅に向かってしまうのか」というお話を通して、人としての在り方を改めて深く見つめ直す機会となりました。

先生の「お前は子供に戻れるか?戻りたいだろう」という言葉にハッとしました。現在の日本の指導者や大人が「守る」力がないことで不安や怯えが出てきてしまい、童心に戻ることができないのが現状です。ただ、それと同時に宇城先生の前では、全員が、童心に返ることができ、夢中になれているということにも気付きました。自分もそういう空間を作れる大人になりたいと思います。

今回の道塾の翌日に行われた、協力業者との会議では、その学びを実践することができました。これまでなら意見の食い違いが生じていたような場面でも、相手を否定せず、調和を意識して向き合うことで、自然と場の空気が和らぎ、建設的な話し合いへとつながりました。先生の教えが確かに自分の中に息づいていると感じた瞬間でした。そのことが協力会社の人たちを、覚悟をもって守るという気持ちにつながっています。今後も会社にかかわるすべての人間が安全安心、信用信頼の中で仕事ができるように日々精進していきたいと思います。

先生はどんな時でも私たち一人ひとりを見てくださり、先生の甘やかしではない本当の愛に、いつも心が動かされます。これからも現場や日常生活の中で学びを実践し、人と調和しながら、自らの在り方を磨いていきます。

今後ともご指導よろしくお願いいたします。