この行動は人間性がある人でないとできないと思いました
佐賀 高校生 17歳 女性 AS
宇城先生、道塾に参加させてくださりありがとうございました。今回はいかに人間性が大事か、そしてそれを消さないように生きていくことについて学びました。
道塾が始まる前に荷物を置いていた所で声を掛けられました。その時の話し方が他の人とは違う話し方でした。後から聞くと、末期癌で余命宣告をされていたことを聞きました。余命宣告を受けた人とは思えないくらい元気でした。
癌のステージが上がるにつれて大体の人が抗がん剤を打つと思います。ましてや癌ではなくとも、風邪などで薬をもらう人がほとんどだと思います。そんな中、Sさんは入院しているときに医者に抗がん剤を何回も勧められたけど、おかしいと思って断ったと聞きました。この行動は人間性がある人でないとできないと思いました。
最初の方の検証で、机と机をぶつけてその中に人が入ったり、机と机をくっつけたまま片方の机の人が自分たちの意志で回すけど回らないという検証がありました。それはまさに今の日本の状態だと思いました。机と机の間に人が入るのは政府に仕組まれ指示通りに動く国民、自分たちの意志では動かないのは対立で、自然に対しても人間がそのようにしていると思いました。
その後先生が気をかけると、机と机の間に入っている人の不安は消え、机もくっついたまま回り始めました。「自立」ということを学んだ検証でした。
机を離して腕相撲をする検証では、片方の机に座らせていただきました。自分だけでは上げることができなかったし、最初から負けていました。でも先生からエネルギーを入れてもらうと自分に自信が芽生え、押さえられていた手が私の手を押さえられなくなっていたのが分かりました。すると倒すことができました。
Kさんが寝てその上からみんなで押さえるという検証では、最初はKさんが動いても押さえる側には何もなかったのが、Kさんが先生を見ると押さえる側も押すことができなくなり、先生が仰った「溶ける」状態を感じることができました。
一番印象に残っているのが熊本でのミサイル計画のお話です。調べると緊急一時避難施設は熊本県内に千箇所以上ありますが、地下施設は11箇所のみだということが分かりました。しかし、一時避難所が千箇所以上あっても、デパートのような地下施設があっても、ミサイルが爆破したら無意味だと思いました。海外はシェルターがあり、細かい規定や食べ物の備蓄など先を見据えていますが、日本の場合は病院が近くにあるにも関わらず、ミサイルを設置するなど、海外と比べると考えが甘いと思います。
今回の道塾では「溶ける」ということを学ばさせていただきました。宇城先生、道塾に参加させていただきありがとうございました。また、たくさんの学びをありがとうございました。
本質を見抜く感覚が、今こそ必要だと思います
佐賀 農業 50代 男性 HK
宇城先生がおっしゃることは、とても共感いたします。特に政治については、今の世の中の有権者や消費者が、真実に目を向けないことが要因になっていると、常々私は思っています。
私は、無農薬栽培の野菜農家ですが、形が悪いものや見た目が綺麗でないものは、敬遠されがちです。綺麗な野菜は一見「良い」ように見えますが、実はそうではない。見た目だけを整えるには、農薬を使ったり、化学肥料を使って大きく見せかけたり、野菜の本来あるべき姿ではありません。
野菜にしても、本質を見抜く感覚が、我々多くの消費者には、今こそ必要だと思います。宇城先生の教えは、その真実を見抜く感覚を養う貴重なものだと感じています。これからも、道塾には通わせていただき、自分自身の心眼を鍛えて行きたいと思っています。どうも、ありがとうございます。
このエネルギーは私達全員が既に持っている
山口 教員 30代 男性 SA
自分の内面(心の状態)が、自分に起きる事象を決定づけている、もしくは導いていることを、今回実証をとおして御指導いただきました。
まず1人目が身体の前に手を前にならえのように伸ばしました。そして、その両腕を別の方がそれぞれ外側から腕をもって固定をし、動かないよう先生がご指示をされました。さらに、前にならえをした人の前に、もう1人が立ち、礼をするよう先生がご指示され、変化を体験しました。礼をした時に(ちょうど頭を下げて止まった所)前ならえのような形で伸ばした両手の間にその方の頭が(両手と頭の間には少し隙間がある状態で)入るような形になりました。ただ形だけの礼をした場合は、何も変化は起こりませんでした。
しかし、先生が「まず、しっかり心を込めて、誠意を込めてやってみなさい」と仰られ、実践されると、礼をされた方から、その周りの空気から膨らむように何かが出てきて、手と手の間がどんどん開いていきました。さらに驚いたことは、先生が「このやろうと思って、やってみて」と仰られると、頭が手と手の間に入った瞬間、頭と手との隙間が萎んでいくように、またそのような心持ちでいた報いが与えられたかのように両手は頭を挟むように近づいていき、最終的には頭を手が挟んだ形となり、その後もより内側に挟んでいく勢いがありました。
同じ礼をしても、心と動作が一体にならないと統一体とはならず、連なった列を押せないなどの検証はこれまで何度も体験させていただいておりましたが、この度の検証はさらに深く捉え直すきっかけ、気づきとなりました。「全ては自分」という先生のお言葉が実感をもって響きました。
頭脳(知識)は、1〜5%、身体(細胞)は95%と先生はホワイトボードに記入されました。私達大人は1%にも満たない意識やその世界観が全てであると錯覚している。実証をとおして認識できるエネルギーの存在とその作用が、自分自身に目を覚ませと訴えかけてくださっているように感じます。
スポーツや勉強のあり方、個人の生き方、組織のあり方だけでなく、今この日本そのものがおかしくなっている現状に、もしかしたら頭脳中心になっている人はほとんど気づけなくなっているのではないかと、先生のお話を伺いながら感じました。自分中心となり、自分の欲や見栄を守るために都合の良いように振る舞い続けるうちに、それが当たり前となってしまう。それは自分自身にも十分当てはまることです。だから、危機感を強烈に感じて行動することができなくなっているのではないか。
ポーランドセミナーにおいて、現地の大人や子ども達が先生の御指導に心から感動された様子が先生のお話を伺いながら感じられました。また、この度新しく参加された女性が先生をすぐ映されているご様子も拝見し、素直さや覚悟など、自分自身には足りないものばかりだと感じた次第です。
先生が示してくださるエネルギーは本当に希望であり、多くの方々に届いてほしいと心から願うばかりです。御指導のたび、「このエネルギーは私達全員が既に持っている」と先生は繰り返し仰ってくださいます。その御言葉を賜り、私自身にできること、それは心ありとなる努力を日々怠らないことです。
日常に戻ると自分の我が色んな場面で出てきます。それにしっかりと向き合い、変化、成長できるよう、一日一日を積み重ねて参ります。
今年一年間も熊本道塾において、たくさんの貴重な御指導を賜り、誠にありがとうございました。宇城先生の下で、塾生皆様と共に学べることに心より感謝申し上げます。宇城先生、この度も本当にありがとうございました。これからも何卒御指導、御鞭撻の程を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
細胞レベルでの無意識領域が大事であるかをて改めて認識することが出来ました
宮﨑 市議会議員 30代 男性 TO
今回も塾長から多くの事を学ばせて頂きました。ありがとうございました。
講義では、脳ではなく身体での無意識領域が95%を占めるというお話があり、いかに細胞レベルでの無意識領域が大事であるかを検証も交えて改めて認識することが出来ました。
家畜のお話がありましたが、とある有名な実業家は「これからの時代は、仕事は全てロボットに任せ、我々人間は遊んで暮らすのが良い」と仰っていましたが、これが正に人間の「家畜化」であると思っています。釈迦も「戦争が起きる原因は貪りであり、戦争を無くすには仕事に邁進するしかない」と仰っていたという話を聞いたことがあります。文明社会を生きる我々にとって、仕事に励むことがどれだけ重要であるか、改めて考えさせられました。
最後に、政治家として4年後の選挙はすでに始まっています。塾長が仰られたように、少しでも市民の方との信頼を積み重ねることが出来るよう、塾長から学んでいることを胸に刻み、精一杯職務に邁進致します。
1年間本当にありがとうございました。来年も宜しくお願い致します。
