2025年 大阪・A 第4回(2025.7.1)

これからの日本の未来を担う世代のためにも自分としっかり向き合い行動していきます

京都府 中学校教諭 40代 男性 TN 

一昨日は大阪道塾でのご指導ありがとうございました。5月からの約2か月はすごく長く、自分が進んでいるのか時に道を踏み外しそうになる時がありました。それだけに道塾での指導が始まる19時までの時間は、自分をリセットする、また自分の行動を振り返る時間となりました。いつも自分自身で整理する場や時間はつくるものの、やはり宇城先生がいらっしゃる場では全く違うものとなります。

今回ご指導いただいた中で、2人組でいがみあって肩を組み、1人が押す検証は何回も教えていただいてきたことです。いがみあえば当然弱く、仲良くすれば強くなる。しかし、今回は「間締め」という言葉と共に説明いただき、さらに深いレベルの指導をいただき、自分自身も受け止め方が変化しました。人間とは「間」のこと。やはり時空、空間が大切であり、そこに出るエネルギーの大きさを教えていただきました。自分の理解が少し上がったように感じましたが、これも宇城先生が階段を一段一段上がらせていただいているのだと。これが「本物の指導」だと。自分自身も生徒をこのようにレベルを上げるサポートをしてあげなくてはと思い、益々スイッチが入りました。

その一方で、国の仕組みや教育の仕組みは変わりません。先生がおっしゃったように「日本は夏休み1か月で宿題がたくさんであるのに、海外は休みも長く宿題はない。さらには将来的にその方が賢い。」学ぶことへの本質、真理を指導できていないことの裏返しであると思いました。当然いろいろな要因はあると思います。子どもが自立していない。クラブ活動の状況。家庭環境。親の仕事の休みの少なさ。経済状況。どんな要因があるにしても日本と海外の差は埋まるどころか開く一方に…。考えるとゾッとします。わかっていても「できない・やらない」それは恐れ、立場、何からすればいいのかわからないというレベルの低さ。今の自分には何ができるのだろう。やはりいつも出てくる答えは、先生の下で勉強して、勉強して、考えて、行動する。それしかありません。

塾でのご指導が終わり、懇親会の場で、塾生の方がすごく素直に心をひらき、ありのままを先生にお話しする場がありました。先生のオープンな姿勢と何を話しても受け止めてくださる安心感がそうさせたのでしょう。お話になられたことを私も聞かせていただき、すごく嬉しい気持ち、また自分自身も頑張らなくてはというエネルギーをいただきました。今回お話下さったことで塾生の内情を知れたこと、今後話す機会を作っていただき、自分自身も今度いい意味でもっと関われたらと強く思いました。これが「ファミリー」という空間はすごく和やかで素敵な時間となりました。

いつも振り返りながら先生の言葉「進歩成長とは、変化するということ。変化とは、深さを知ること。深さを知ることは、謙虚になること」が浮かんできます。教育に関わるものとしての自覚をもち、これからの日本の未来を担う世代のためにも自分としっかり向き合い行動していきます。引き続き、ご指導のほど何卒よろしくお願い致します。

エネルギーの大きさ、広さ、深さがあると身体を通して感じ取ることができました

大阪府 大学職員 60代 男性 TM 

冒頭の動画を拝見し、「子どもにできて大人にはできない」を改めて、大人は頭(意識)が邪魔をしているのに対して、子どもは捉われ、引っ掛かり、我欲、垣根がないのでスピードが速く、いとも簡単に大人を押し倒してしまう。動画からも「倒そう」という意識がまったくない。また15年前につくられたものだと聞き、まったく今と変わらずブレていないのが内容から感じ取れます。

まさに短期、中期、長期、、、特に目先だけではなく中期、長期を見据えた中で勉強し、日常を送ることが大事だと感じます。今回の中で「パワー」のお話がありました。「力」と「エネルギー」の二つに分かれる。「力は対立」であり、「エネルギーは調和」である。本当にそう感じます。現代のスポーツはすべて「力」になっているように感じますし、その弊害として昔に比べるとケガが増えている。ケガをしたら医者に診てもらうということではなく、ケガをしない身体を作るにはどうすればいいのかを考える必要があります。

ケガをしないため、強くなるために筋トレをする。そういった間違った知識自体が自分の体を部分体にしていっていることに気づいていない。部分体からはエネルギーは生まれませんが、統一体からはエネルギーが湧き上がりますし、身体を通しての繋がりが生まれます。それが今は頭、知識だけが独り歩きしているようになっていることに危険性を感じますし、SNS、YouTubeなどでの一時的な流行りがそのまま広がっているように感じます。

そんな中、力を付けるために筋トレが行われ、言葉では科学的と言いながらもその根本が分かっていない。本来あるべき、自分で考え、創り出すという力は、簡単な情報をすべて信じ、頼り切っているために確実に低下しています。それは即ち先生が言われるようにエネルギーが下がっているということでもあります。エネルギーの低下が、学校でのいじめ、不登校、人を平気で傷つける、自殺者の増加にも繋がっています。それは子どもだけの問題ではなく、教育機関を預かる教師、大人、親のエネルギーの低下と言っても過言ではないと思います。

力は数字に表れますが、エネルギーは数字には表せません。だからこそ大切であり、奥深いのだといえます。教えることができない目に見えないところを身体を通して感じ取り、未来への希望へと繋げていくことを宇城先生は常々お伝えいただいております。

今回の実証の中では、コマの付いたキャリーバッグを机の上に置き、二人で押さえる。当然動くはずはありません。ところが、先生が気を通されると簡単に動き出す(しかも自由自在に)。キャリーバッグを乗せた机は簡単に押して動かすことはできるはずですが、キャリーバッグが動き出すと机を動かすことができない。頭(意識)で「止めよう」とすればするほど、人数が増えれば増えるほど簡単だと宇城先生が仰るように、そのスピードが加速していくのが分かります。

どう説明していいのか分かりませんが、要するに説明の前に事実がそこに在る。誰も疑うことはできない。事実から真実へ…。まさに理屈で考えたり、説明したりする必要はない。子どもたちは、理屈ではなくこういったことを見せればそれだけに変化すると先生は仰ります。それだけ素直、速さ(瞬発)がある。それに比べると、大人はどこかで理屈で考え、理由を付けたがる。それ自体がエネルギーが低い、自分に自信がない、、、本当にそう思います。

3人組んでの検証では、内面が先生が言われるように動くのを感じました。腕が縮む、伸びる、回転する。触れていると理屈ではなく瞬時に感じ取ることができますし、そのエネルギーは途切れることなくどんどん伝播していく。ここにエネルギーの大きさ、広さ、深さがあると身体を通して感じ取ることができました。

「百閒は一見に如かず。百見は一触に如かず。百触は一悟に如かず」…言葉ではなく、その実践、経験、体験を通して身体を通して感じ取る「深さ」にこそ真理があると改めて感じることができました。引き続き、ご指導よろしくお願い申し上げます。

衝突の考え方を変えないと、この負の状況からいつまでも変えれない

兵庫県 整体師 40代 男性 YO 

いつも宇城師範、道塾の皆さんありがとうございます。今回も沢山の学びをありがとうございます。

産まれながらに完成形である私達が、どんどん教育、環境により人間としての力が発揮出来なくなってしまっている。本来は相手と調和、融合する力を持っているのに、いつの間にか対立、衝突の考えから離れられなくなってしまっている事が現実。そこから考え方を変えないと、この負の状況からいつまでも変えれない。

師範からエネルギー変換を体験させて戴きました。帯を持ち、4人対2人の綱引きの力比べは、おもいっきりの力を入れても足が滑り力が入らずに相手に引っ張られる。師範からエネルギー変換をしていただくと、足が地にめり込む程の感覚で、その事で相手に対立することなく引っ張る事が出来た。凄い経験をさせて戴きました。

そのような事実を体験させて戴きましたので、人間の未知なる力を信じ、今後も1人革命をしていきたいです。ありがとうございました。