2019年 東京初級(後期) 第3回 (2019.9.17)

様々な体験をさせていただき大変ありがとうございました 東京 TVプロデューサー 50歳 女性

 今回は呼吸を教えて頂きましたが「数人が縦につながって、一人が前から押す」形で試していたとき先生に従ってゆっくり柔らかく呼吸を行うと自分では意識していないのに、前にいる方を少し押しただけでずずずと動くほど力が伝わることが不思議でした。

 一方、事務局の方が前から同様に私たちの列を押したとき、私自身、一瞬身体が軽くなるような感じでした。それも、「体調がいいから身体が軽い」というのとは別次元で、意識がはがれて抜けたような感覚でそこに力が伝わってくる、ようなイメージです。

 そこでふと気付いたのが「気」は人との関わりの中で使う?存在する?と伝播してすごく大きな動きになるということでした。あまりに基本的なことですが社会の様々な「集団行動」にも深く関わっているかもしれないなどと考えました。

 また、私が前にいて呼吸をしていたとき「がさつ」と指摘を受けました。
 吐く時は柔らかくいくのですがぱっと手の平をひっくりかえす(吸う)動作が雑になると言われて、確かに、と気付きました。今は自分ひとりで行うとき、静かな水面をずっと動かさないようなイメージでそうっとやってみています。

 ところで、「がさつ」なのも私の癖ですが、もうひとつ自分自身の発見がございました。
 それは、前の人の肩に両腕を乗せる時に外部からの力に対抗しようという意識が瞬時に働き、腕を突っ張ったり、踏ん張ったりしてしまう癖。こうやって長年、生きてきたんだなあと思います。

 一定部分仕方なかったと自分を慰めていますが人生後半は、この「癖」からフリーになることが私の課題です・・・。