2017年 東京初級(後期) 第3回 (2017.9.19)

人生の勇気と希望を毎回与えていただいている宇城先生に心から感謝
                                         東京 会社員 35歳 男性 KS

 ご指導ありがとうございました。
 統合体と統一体では60兆個の細胞のうち、使っている細胞の数が全く違うということをあらためて私どもにもわかりやすく示してくださいました。
 どこかに意識をもっていくと必ず死に体ができる。先日の実践であれば背中から押され前にこけまいとすると前ががら空きになるので細胞が消える感覚になる。日々の日常や仕事でもまさしくその通りだなと思いました。意識してするものはどこかに死に体を作るので何事も統一体で臨むということが望ましい。
 自分で真の統一体を作ることはできませんが先生にご指導いただきました姿勢を正したり、仙骨を入れたりなどして稽古を重ねて実践していきたいと思います。

 0対100でもいいと先生は幾度もおっしゃっられていました。世間の常識との対比だと思いましたが、今の常識では全くありえないことが次々と先生のご指導の中で事実として起こり身体で体験させていただいています。電車の柱に手をつけて先生に押さえられると全く動かなかったです。ましてやただ寄りかかっているだけでも全く動けなかったです。世間の常識の鍛え方は論外ですが今私の中にある鍛え方をしても一生到達しない域であるのは間違いのない事です。

 先生はできる人を師とし映すしかないともおっしゃっていただきました。私は有り難いことに先生に学び続けさせていただいています。我を捨て欲を捨てただひたすら先生の思いを直接指導いただいている私に留まらず次世代、さらに次の世代に残せるよう精進して参ります。

 脳卒中で動けなかった方を動かしたというお話がありました。今の医学では到底考えられないことです。しかしながら私は何度も先生が一瞬で治しているところに直面させていただいています。何年も動けなかった手や足を気を通して動くようにする。世間の常識では考えられないことでも実際に実在する。今の誰かに意図された常識の範囲内で生きる人生と、本来持っているはずの人間の素晴らしさ、とてつもない能力に向かう人生とでは広さも深さも全く変わっていくものなると確信しています。

 昨今の世界情勢で本来の日本のあるべき姿、世界が調和、平和の方へ向かっていく日本の役割を考えさせられます。実際はあまりにもひどすぎます。まずは自身でできることから。一人革命に邁進いたします。
 いつお会いしても人生の勇気と希望を毎回与えていただいている宇城先生に心から感謝いたします。ありがとうございました。

 

一瞬にして強くなる「気」と「統一体」の全方位の強さを改めて身体で感じた
                                         埼玉 会社員 41歳 男性 TM

 道塾東京初級(後期)3回目、今回もかけがえのない貴重なご指導いただき、誠にありがとうございました。
 最初に、意識せずゴミを拾う動作がすでに調和の力を生んでいて、踏ん張ったり頑張ったりする意識がかえって身体の力を弱くしていることを教えていただきました。

 目的・目標を強く意識して頑張ることが良いとされる「常識」とは、真逆の結果になることに驚きました。何で自分たちはそう思うようになり、自分の身体が弱くなっていることさえも気付かなくなってしまったのかと思いました。

 次に「礼」のご指導では、相手に感謝し、しっかり相手の目を見て礼をする事で、大人男性6~7名が連なった列を事も無げに押し通せる検証を確認させていただきました。正しい礼をする事で、相手との衝突しない力=調和力が生まれる。毎日の生活のなかで、いままでしっかりと礼を勿体なかったと思いました。日常でしっかり活かし実践ていきます。

 二人で一人の胸と背中を抑え、真ん中の一人が踏ん張る検証では、頑張って堪えようという「意識」が、かえって危険な状態になると気付かせていただきました。踏ん張っている逆方向に力を入れると、いとも簡単に体勢が崩れてしまいました。

 意識することでかえって弱くなる「意識」とは一体何なのかと思いました。
 そこで「気」を通してもらうと、抑えている二人を簡単に投げることができました。さらに投げられた人も気が通り強くなっている。勝ち負けが無くなる世界。不思議だけれどなぜか笑みがこぼれてしまいました。同時に、現在の常識の勝ち負けの意味の無さに気付かせていただきました。
 弱くなる「理」を教わったとともに、一瞬にして強くなる「気」と「統一体」の全方位の強さを改めて身体で感じることができました。

 なぜか今回の道塾、あっという間でした。ほとんど時間を気にせずにいたら一時間も経過してないのでは?という感覚のうちに、終了していました。不思議でした。
 今回の先生の気のご指導頂いた事を反芻し、日々行動していきます。ありがとうございました。

 

先生に学べることを改めて感謝しながら学んでいきたい   東京 会社員 31歳 男性 HF

 宇城先生、昨日は貴重なご指導ありがとうございました。
 今回の道塾では改めて自分はとんでもない先生に学んでいるということを肌で感じることができました。
 道塾の初めに流れたDVDで先生が仕事もバリバリしている時代の映像が流れました。その中で仕事でラスベガスの国際展示会に参加された僅か1週間後にAIKI EXPOに参加された様子がありました。スーツと空手着、かたや会社という組織の責任者として、かたや何人もが束になってかかっても相手にならない武術の達人としての姿、その2人が同一人物という事実を改めて映像として見ると衝撃的な映像でした。
 そのエネルギーと何事も徹底して生き方というのを改めて感じました。
 そこには真の文武両道とは何か、人間の本来持っている力とは何かを率先して、身を以て示していらっしゃる先生の姿がありました。そんな先生に学べることを改めて感謝しながら学んでいきたいと思います。
 今回も貴重なご指導ありがとうございました。今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。

 

自分をひたすら磨いていくことで、幸せになれると希望が見えた   東京 学生 19歳 男性 AN

 第3回、ありがとうございました。先生が何度も仰っていた、「結局は自分次第」という言葉が強く印象に残っています。自分が変わることで周囲にも良い影響を及ぼすことができると、身をもって理解しました。

 先生から気を通されることで、数人で固められた四つん這いの体勢でも前に進めたり、人を投げられたり、体に芯ができたり、普段では考えられない力が出ます。変化したのは自分であり、先生の力を借りて、できない自分からできる自分に変化したことで、すべてが可能になりました。 このことは私にとっての希望になりました。まさに不可能はなく、自分がもっとレベルを高めていくことで、あらゆることがもっとできるようになる事実を目の当たりにしました。

 また、改めて、先生の持つ厳しく、優しく、大らかな雰囲気に感動しました。
 先生からは何をされても、自然と感謝の気持ちが湧いてきます。

 今回も何度か、投げられたり、つねられたりとありましたが、次の瞬間には「ありがとうございます!」と言っている自分に驚きました。高校まで野球をやってきて、形だけの上下関係に疑問を抱いてきました。先生の言うように本当の上下関係とは、このような、自然と感謝の気持ちが生まれたり、尊敬したりというような先輩の姿勢がすべてなのだと確信しました。他人ではなく、自分。自分をひたすら磨いていくことで、幸せになれると希望が見えました。

 

「調和すると笑顔になる」   東京 リハビリ専門学校教員 36歳 MN

 第3回目の受講を終えて、AIKI EXPOのDVD鑑賞から塾の終わりまでに宇城先生が見せて下さった技や実践の数々が鮮やかに思い出され、合気道を修行する私としては、宇城先生のお人柄だけでなく技やその動作等一つ一つがとても魅力的に感じています。

 今回の受講では、初めてそれらに触れた時に「どうやっているのだろう」…等の愚かな考えを持ったのをふと思い出したと同時に、まだまだ表面的なものに捉われている、現代教育やこの世にはびこる常識等に洗脳された未熟な自分を改めて実感しました。また、気が通れば自ずとうまくいく体験を通して、自分が間違った努力や余計なことをしていることも改めて実感しました。

 宇城先生が仰った言葉の中で「先が見える」と「重さは生き様」と「直心」が私の中で強く残りました。道場での鍛練等やリハビリテーションの仕事を通して、体作りに関心を持つ私ですが、日々の行いや生き方を通して気を練ることが体の細胞を活かす道にもなり、それが心身を本当の意味で練ることなのではないかと思いました。そして、自然と調和した自分や生き方を追求する世界が道であり、それを次世代の命や他の命に結び付けていくことが修行だな…と感じ、改めて日々の生き方も省みたいと思いました。

 帰り際先生に示指の爪先を刺激して頂いた際に、痛いのに自分が笑顔になっているのに気付きました。AIKI EXPOのDVD内にもあった「調和すると笑顔になる」ということや、気の通った技や動作とは相手も気持ちよくなるものだと感じました。
 合気道の修行を通して自他ともに活かす道を追求中の身ですが、宇城先生の技を通してその体験が出来て幸せも感じました。

 今回の貴重な時間も命のやり取りやご縁から生じているということとその感謝を忘れずに、次回は表面的なものではなくもっと本質的なものに着目出来るよう心がけて塾に臨みたいと思っております。 次回もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。