2016年 東京初級(前期) 第2回 (2016.2.16)

 “読む聞く見る”と“自分の身体での実体験”とでは全く違う  埼玉 会社経営 65歳 男性 NN

 受講させて頂き、ありがとうございました。1回目は実際に体験して驚きの連続でした。“読む聞く見る”と“自分の身体での実体験”とでは全く違いました。今回2回目、影絵の動画を見せて頂いた後、宇城先生から「皆さんは影絵を事実と思っているんですよ、影絵でない世界はこうですよ」と実技で示されると、自分が今見ている現実は影絵かと唸ってしましました。影絵を見ていると全く思ってなくて何十年も生きているわけですから、まずは気付くことが第一歩です。影絵でない世界に何度も触れさせて頂き、気付きを深める事で自己変革を図ります。ありがとうございました。

 

 自分でも何か変えることができるかも知れない   神奈川 会社役員 48歳 男性 YO

 実技に入る前の先生のお話、非常に興味深く聞かせていただきました。
 自分を含めて世の中の多くの人々が、いかに狭い視野の中に閉じこもっているのか、その事に改めて気づかせていただきました。お話の中には恐らく普通の日常生活で触れるようなことは、ほとんど無いと思われるようなものもありました。もしこんなことがテレビで流れたら、それこそ番組に政治的圧力がかかりそうな事も。しかし人間として知るべき事は知り、感じるべき事は感じなければならない。そして人間として正すべき事は正す。社会人として、会社員として暮らすうちにいつしか失ってしまったものを今こそ取り戻したい、そんな事も感じました。この経験がまた、道塾で実技を学ぶことのモチベーションアップにもつながっていきそうです。
 今回は私たちが普段使っている力はごく僅かで、本当はその何十倍もの力が発揮できる、ということを体験させていただきました。「自分が動いたって何も変わらない」いつもそう思っていた私が、「自分でも何か変えることができるかも知れない」そう思わせていただきました。これを糧にこれから頑張っていきたいと思っています。

 

 一回一回の経験の積み重ねを大事に精進ていきます   千葉 講師 51歳 男性 MO 
 戦争のつくりかた、洞窟の比喩の動画からスタートした第二回目の道塾、「一人ひとりが勉強しないと大変な事になる。」そんな危機感がひしひしと伝わってきました。 洞窟の比喩は、ちょうど映画の「マトリックス」を彷彿させましたが、主人公の救世主ではなくとも、気づいた者から行動していくことで世界を変えていく。「自分は何をする事で変えていけるのか」と、考えています。 四つん這いで足を抑えられて動けなかった人が、気が入る事によって20人をも動かす。普段は20分の1の力しか出していない。小柄な女性が列になった男性たちを押し負かす。道塾で繰り返しそんな経験をする事で、人間の真実の可能性を体感していく道程を歩んでいる。そんな実感があります。 「まだ初級だから、すぐに切り替えちゃう」という先生の言葉がありました。 子どもはすぐに変わっていけるとの事でしたが、やはり私達大人は頭では理解しても、心から信じられるところまでは時間がかかるのでしょう。 一回一回の経験の積み重ねを大事に精進していきます。今月も有難うございます!

 

日常生活でも相手に敬意を表して生活していきたい   埼玉 学生 21歳 男性 SA

 今回は2回目の道塾で世の中では中和する人が生き残れると教えいただきました。
 実践の中で宇城師範が真ん中にいて全員が師範の袖などを掴んで動かないようにしてるのに掴んでいる人全員倒されてしまいました。私は師範の肩に触っていたのですが固まっていた身体が一気に柔らかくなり投げ飛ばされてしまいました。気を通され投げ飛ばされる直前は自分の腕に全く力が入りませんでした。私の場合は息はしているけど身体が呼吸をしていないため気が通らない。でも師範の場合はブレない心があり、相手に敬意を表す事ができるから身体が固まらなくなり身体で呼吸することができて気を通すことができることに繋がるのかなと思いました。
 最後に3人組でやった仲良くすると空間ができ仲が悪いと空間ができないということをやり、相手に敬意を表すといい方向に行くことが実践の中で分かりました。
 まだ2回しか参加していませんが野球というスポーツを野球道としてとらえ日常生活でも相手に敬意を表して生活していきます。これからも道塾にお世話になりますのでご指導の方よろしくお願いいたします。

 

統一体、身をもって体感することが出来ました   千葉 学生 19歳 男性 TO

 今回初めてどう塾に参加させて頂きました。ありがとうございました。過去に体験型講習会に2回ほど参加させて頂きましたが、今回が今までで一番気が通ったと実感することが出来ました。

 四つん這いで複数人の方に両手足と体を固定してもらい、自分はその状態で前に進むという実技をやらせて頂いた際、 自分の力だけではビクともしませんでしたが、字城先生に気を通して頂いたところ簡単に前に進むことが出来ました。
 そして不思議なことに回数を重ねるごとに人数が増えても自分の中で「前に進むことができる!」という自信が湧いてきました。 また気を通して頂いた後自分の身体がいつもより重く地面が近く感じました。おそらくこの時私の体は統一体になっていたのだと思います。
 今までで半信半疑だった統一体であればビビらない、力を発揮できるということを身をもって体感することが出来ました。

 また今回特に印象に残った話が字城先生に見せて頂いたプラトンの洞窟の比喩です。”洞窟の中で影を見ている人はそれを真実だと思い込んでいる”。この話を聞き、今の自分を表していると感じドキッとしました。過去2回の体験型講習会で受け入れられなかった真実を今回参加したことで今まで真実だと思い込んでいたものが影であると気がつけた気がします。そこから洞窟を抜け出し外の世界を見ることが出来るかどうかはこれからの自分次第だと思います。今後ともご指導のほど宜しくお願い致します。ありがとうございました。

 

かつての“常識”である『心優しくても筋力のない子=弱虫』の呪縛から解放され、『今』を生きる   千葉 団体職員 48歳 男性 TS

 『おまえはひとりで よみちをいしゃさまよびにいけるほど  
  ゆうきのあるこどもだったんだからな。
   じぶんでじぶんを よわむしだなんておもうな。  
  にんげん、やさしささえあれば、やらなきゃならねぇことは、  
  きっとやるもんだ。……』   
  ――斎藤隆介・作『モチモチの木』より引用――  

 私は現在48歳ですが“常識”的には、ちょっと恥ずかしいですが、子供の絵本が好きなのです。多くの人が子供の頃に絵本くらいは読んでいると思いま すが、本からどんなに深く感動を受けても、大人になる頃には忘れてしまうか、現実的ではないなどと大人の“常識”で内容を否定してしまう人が大半で はないでしょうか。心の教育として活用されているはずの絵本や児童書、せっかくの優れた本も「心」と「体」を別々に育んでいるような現在の教育では 、真意を汲み取れないのではないでしょうか。  
 しかし今回の道塾初級では、そんな教育の間違いを簡単に見ることのできる、私の大好きな実証が行なわれて歓声が上がりました。それは向かい合って 立っている2人が、いがみ合う気持ちになると2人とも弱くなり、仲良くする気持ちを持つと強くなるというものです。さらに、仲良くする気持ちを持っ た側が、敵対心を持つ相手側に礼をすると、その相手も強くなる!   
 これは絵本の中の話ではありません。しかし、絵本の中と同様に、人間の優しさによる強さが、現実に目の前で起きるのです。
 
 さらに、私見ではありますが、男性側の反応以上に女性側からの反響が大きかったのも印象的でした。初級の2回目とあってか、まだ男性には現象の方 に対する驚きが強かったのではないかと思います。対して女性側は「やさしさ」の強さに感動されていたようでした。宇城先生が“常識”的には男性より 弱いとされている女性に対して、また弱いと思い込まされてきた私のような者に対して、どれ程の「やさしさ」で接していらっしゃるのかを思う度、感動 を受けます。  

 今回も何回か直接に検証を受けさせていただきましたが、その時に私の目の前でおっしゃった事が忘れられません。それは、先生が過去の多くの人達を 育ててきたり、実践を積み重ねてきた事は事実だが過去である。大したことではない。もっと大切なのは今なのだ。というようなお話しでした。  

 先生ほどの方が積み上げてきたものを過去として前進を続けられている!  それは「今」という瞬間を真剣に積み重ねてこられているからこそ、「過去」が「今」として活きているということではないでしょうか。
 
 冒頭に引用した「モチモチの木」の主人公、豆太は臆病な男の子でしたが、じいさまのため真っ暗な夜道を医者を呼びに行き、帰り際に勇気のある子供 だけが見ることができるというモチモチの木の光を見ます。彼がその後どうなったか分かりませんが、現在、齢50近くになろうとしている現実の豆太は「 気」の力で、かつての“常識”である「心優しくても筋力のない子=弱虫」などという呪縛から解放されて「今」を生きようとしています。  

 現在、世の中で心優しき子供達には、ぜひ道塾生の親御さんの指導や親子塾で、真の「強い」人間に成長してもらいたいと切に願います。  宇城先生、事務局の皆さん、塾生の皆さん、これからもよろしくお願いします。

 

統一体、身をもって体感することが出来ました   千葉 学生 19歳 男性 TO

 今回初めてどう塾に参加させて頂きました。ありがとうございました。過去に体験型講習会に2回ほど参加させて頂きましたが、今回が今までで一番気が通ったと実感することが出来ました。

 四つん這いで複数人の方に両手足と体を固定してもらい、自分はその状態で前に進むという実技をやらせて頂いた際、 自分の力だけではビクともしませんでしたが、字城先生に気を通して頂いたところ簡単に前に進むことが出来ました。
 そして不思議なことに回数を重ねるごとに人数が増えても自分の中で「前に進むことができる!」という自信が湧いてきました。 また気を通して頂いた後自分の身体がいつもより重く地面が近く感じました。おそらくこの時私の体は統一体になっていたのだと思います。
 今までで半信半疑だった統一体であればビビらない、力を発揮できるということを身をもって体感することが出来ました。

 また今回特に印象に残った話が字城先生に見せて頂いたプラトンの洞窟の比喩です。”洞窟の中で影を見ている人はそれを真実だと思い込んでいる”。この話を聞き、今の自分を表していると感じドキッとしました。過去2回の体験型講習会で受け入れられなかった真実を今回参加したことで今まで真実だと思い込んでいたものが影であると気がつけた気がします。そこから洞窟を抜け出し外の世界を見ることが出来るかどうかはこれからの自分次第だと思います。今後ともご指導のほど宜しくお願い致します。ありがとうございました。