2013年 東京初級(後期) 第3回 (2013.11.12)

気というものの神秘を感じ続けた1年   山梨 看護師 24歳 男性 YW

 東京初級を前期・後期と1年間通じて受講させていただきました。この1年間、宇城先生のお話を聞き、気を通してもらいましたが、受講が終わった帰り道で妻に連絡をすると、決まって「声が違う。明るい声になっている。」と言われました。1回の受講時間は2時間と短いですが、どんなに疲れているときでも、その2時間で私の身体は何かが変わっていました。疲れなど全く関係なく、身体を一気に元気にさせる気というものの神秘を感じ続けた1年でした。
 また、受講後は、先生のおっしゃった逃げない生き方を、実践しよう実践しようと思い生活をしています。しかし、その次の受講で、先生のお話を聴くと、私はこの2ヶ月でこんなにずれてしまった、実践しようとしたことがほとんど出来ていない、と恥ずかしくなります。自分では、しっかりやれている、と思っていても、真に正しい姿を直にすると全然なっていないことが良くわかります。自惚れがちな自分との戦い、そんな1年でした。
 しかし、自分の目指すところが分かった、かつ、自分が間違えているときに道を示してくれる方と出会えた、という希望に満ちた1年でもありました。
 来年も中級を受講しますので、より良い1年になると思っています。

 

気は確かに存在している、別次元の力   山梨 看護師 24歳 男性 YW

 道塾初級前期後期に参加し、体験として「気」に触れることができた。目に見えないものだが、確かに存在している。筋力による力ではない、別次元の力だった。私は弓道に携わり、武道に興味をもち宇城先生の教えに出会うことができた。弓の世界にも筋力ではなく、骨法・気合 によって強弓をひきこなす弓道家がいた。その先生の教えと宇城先生の教えには共通する部分があると感じた。
 弓はもちろん、日常生活においても自分の未熟さを痛感する機会が多く他尊自信の精神でさらにステップアップしていきたい。自分の今までの生き方を振り返ると本当に甘かった。自分の甘さに気づける機会にもなったため、道塾に参加できて本当に良かった。
 中級にも参加予定なので、引き続きよろしくお願いします。 今年一年間ありがとうございました。
 また来年もよろしくお願いします。

 

自分自身が常に向上できるように   埼玉 高校教諭  27歳 男性 TK

 後期3回目、前期と合わせて6回受講させていただき、一年間で自分自身の行動が変わったのが一番感じられたことです。正直なところ最初の頃は、学校の目上の方から理不尽なことがあったりすると、頭ではわかっていても、むっとしたり、目を見て話を聞けなかったり、心を込めてあいさつができなかったりしていました。
 それから宇城先生のお話を聞いたり、実践を受けてから、教室の掃除や、廊下の落ちているゴミを拾うことや、すれ違う人には先にあいさつをすることなど進んでするようになりました。進んでするようになると不思議なことに、理不尽なことがあっても自分で受け止め、前向きにやってみようと思ったり、何か言われた後に必ず「ありがとうございました」と言える余裕がでてきました。
 その頃からか、先生の実践をしていただく時に気を通す時のふっと雰囲気というか、空気感がかわるのが、なんとなくわかるようになって、実践の方も前向きに前向きにに受講させていただくことができました。
 そして受講生の方々の受講される意識の高さにいつも刺激を受け、普段の生活からしっかりやらなくてはいけないと思わせていただいています。
 先生のお話されていたエントロピー増大の法則のようにもともとあったものが落ちてしまい、もう戻れない状況にならないよう、何かあったらまずやってみるようにして、自分自身が常に向上できるよう、頑張りたいと思いました。
 今年一年間ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。

 

実行に移そうとする心を身体全体で理解したい   神奈川 市役所職員 49歳 男性 SN

 初級講座が終了して、1か月が経過しました。その感想は、格好の良い言葉や文章では言い尽くせません。そのため、どう表現すればよいかを悩みました。しかし、感動と感謝を伝えたいと思いましたので、遅くなりましたが、感想文を送らせていただきます。

 初級講座で、先生に近くで接し、触れさせていただき、あるいは技をかけていただき、確かに「気」を感じました。ただ、それは、貫かれたような感じ、熱い感じ、充実した感じなど様々な感覚で、ひとつにまとめて表現できないものでした。
 あえて視覚的に表現するならば、「山々の向こう、さらにその上にそびえ立つ白い峰」と「青く深く透きとおる暗い海の底」を同時に見ているような感じです。この同時多次元的なことを分析的に理解することは不可能です。
 そこで、同時多次元的なことを頭で理解するのではなく、正しいことをはっきりと認識して誠実に実行に移そうとする心を出発点に身体全体で理解したいと思います。そのため、中級講座も受講させていただき、宇城先生に学びたいと思います。初級講座を受講させていただき、ありがとうございました。また、中級講座もよろしくお願いします。

 追伸 DVDを拝見してサンチンの真似事を毎朝やってます。ここ数年間、風邪をひくと喘息を併発して病院に通っていたのですが、サンチン(真似事)をしてからは風邪をひいても喘息まで悪化せず自然に治癒するようになりました。これも宇城塾のおかげさまです。ありがとうございます。

 

粉砕骨折 医者が驚くほどの回復スピード   東京 学生 20歳 男性 YT

 今回、初級に振り替えさせていただいたのは、9月末、フェンスに引っかかっていた鳥を助けた際に落下し、両足首を粉砕骨折したのが原因でした。10月の上級クラスを入院中につき諦めなければならず、とても残念な思いをしましたが、この振り替え受講にはと、努力しました。その甲斐あって予定より2週間早く退院することができ、お医者さんにも「驚異の回復力だね」と言われました。宇城先生に学ぶ道が希望であるからこそ、頑張れました。ありがとうございました。

 道塾の前日まで、正座をしようとすると激痛が走りました。正しい姿勢で気を通して座れば大丈夫なはずなのに、痛いということはまだまだ出来ていない証拠だと思いました。
 「明日、宇城先生にお会いするのに、あぐらをかいてお話を聞くなど出来るものか」と、その一心で何とか挑戦しましたが、やはりどうにもならない激痛があったので、その日は結局、出来ませんでした。
 道塾当日の朝も痛かったのですが、心は決めていました。「今日はどんなに痛くても、正座してお話を聞く」道塾の会場に入り、椅子に座って宇城先生のお話を聞いている中で、空手実践塾生の方が重大な病気にかかり、医者には「良くて車椅子か松葉杖」と告げられた身体を、先生の気で、自ら歩ける様に治されたお話がとても衝撃でした。比べれば僕の怪我など軽傷ですが、今まで宇城先生に学んだことを基盤に、必死になって完治させようとした数ヶ月が「完成形をゴールにする」「希望を持つと変わる」「リハビリに行くとダメな方に戻る」などとても繋がっていたと感じました。

 宇城先生の道で生きる決意をしたからこそ、骨折の中で一つ修行が出来たのだと思いました。先生に学ばせていただかなければ、色々な所で、逃げていたと思います。お医者さんが驚くほどのスピードで回復が出来たのは宇城先生のお陰です。ありがとうございます。
 椅子を後ろに片付け、実践をして学ぶ時には、自然に、正座をすることが出来ました。無理もなく、恐怖もなく、自然な感覚でした。身体に裏打ちされた自信とは、こういうことなんだなと思いました。

 「三倍働くとはスピードの問題だ」宇城先生のお話にハッとしました。時間を三倍多くやっただけの次元で生きていた自分に気づかされました。
 すぐ翌日の仕事で、今まで三時間を掛けていた固定業務を、何とか一時間でやるぞと実践しました。始めは慌ただしく動いていたのですが、少し経った時、これでは絶対に間に合わないと思いました。すぐに、次の方法が浮かびました。四手先、五手先ぐらいまで見て仕事する。それは、慌ただしく動いていたさっきよりも、動作はゆっくりに見えるかもしれませんが、非常に速いスピードを持っていました。
 今まで三時間でやる仕事を一時間で終わらせたので、プラスαでどんどん次の仕事が出来ました。その三時間の経過はあっという間でしたし、終わっても疲れていない、周囲の評価もグンと上がる。最高の修行だなと思いました。また、そのスピードは家に帰ってからも同じで、部屋もきれいになり、家族を感動させ、変化させ、いい事が沢山ありました。一人革命のエネルギーを肌に染みて感じました。「あなたにとっての10年が、他の人にとっての1年になる」
「あなたにとっての未来が、他の人にとっての過去になる」
 この二つの教えで、今まで漠然としている時間があったなと、反省しました。気を抜くと自分の意見を持たず、行動をしていない、馬鹿になっている時間がありました。
 常にこの教えを意識して、先、先の行動を徹底し、現状を変えていこうと思います。
 今回の道塾で、人生が大きく変わりました。ありがとうございます。また、ご指導、お願いします。

 

人生をより創造的に気に満ちた生き方ができる   東京 インストラクター 27歳 女性 EE

 全3回受講させていただき、今までの認識が180度変わり、改めて人生において大切な事を気づかせていただきました。 
 毎回、宇城先生にご教授いただく度に基本に立ち返る感じで、いつも受講している最中から視界がクリアになり、観える世界が広がる感じがしていました。そんな感じを宇城先生は読まれたかのように、「気が通ると視力が上がる」とおっしゃられ、いかに普段眠った状態で過ごしているかという事を、体感を通じて思い知らされました。
 統一体の生き方とは、何も特別な事をするのではなく、ひとつひとつ心ありの行動の積み重ねにより成る。公の心で生きる。という事なのですね。大変おこがましくも、頭で分かっていたつもりで全く分かっておらず、行動が伴っておらず、人のせいでも、環境のせいでもなく、自分で自分を弱くしていたんだという事を痛感致しました。
 まずは、自分が心ある行動と生き方をする事。そうした積み重ねから、統一体、調和の状態が作られ、人生をより創造的に気に満ちた生き方ができる。そして、気は伝わる。影響する。日々の鍛錬を怠らず、気の通った状態で生きる事が、社会への貢献に繋がっていくと思っております。
 本当に、この講座を通して自分自身と向き合わせていただきました。素直な気持ちで、責任を持って日々を過ごしていきたいと思います。本当にありがとうございました!!