2019年 熊本 第4回 (2019.11.29)

内容の濃い時間を過ごさせて頂いたのを実感   佐賀 教員 43歳 男性 HK

   私が今回強く感じたことは、まず先生の講義が始まると、あっという間に時間が過ぎていった感覚があったことです。まさしくクロノスとカイロスの時間の違いで、今回も内容の濃い時間を過ごさせて頂いたのを実感しました。更には時間がたつにつれ、この場、空間がだんだんあつくなる感覚がありました。この熱こそまさしく宇城先生が作られる空間であろうと思います。その空間の中での学びが、とても貴重な時間になっています。

 私は今回色々と検証を体験させてもらい、実際に身体の変化を体感しました。 その中でも体育座りや気合い入れや、高校野球などでよく見られる優勝した時に人差し指を上に掲げるなどをすると、綱引きで負けてしまう(力が入らない)という検証は、いつもながら考えさせられます。

 これらの動きは、我々にとって不自然な動きであるということであり、今まで何も考えずに盛り上がるから程度の認識でさせていたな、と反省させられます。 逆に意識を下に持っていきながら、お祭りのわっしょい、わっしょいと言った後に綱引きをすると強くなりました。お祭りなどの動きやかけ声は、実は日本の風土の中で代々脈々と受け継いでいる動きやリズムで、それも気が通る所作であることと思いました。

 これらの検証で我々の細胞の1つ1つは大切なものを分かっているが、我々の頭は理解できていないということをつくづく痛感しました。

 更には、困った人を見かけたら声をかけることで、かけた方も、かけられた方も強くなるという検証をみました。その時に感じたのは、我々は無関心にならずに、思いやりの心をもって接することも、脈々と受け継がれている自然体の行動であるということです。

 私は教育の仕事に関わる中で、競争や勝ち負けに特化した価値観は人間本来のものではない、と宇城先生から学ばせてもらっている中で本当に実感しています。しかし教育現場はその価値観がどうしても出てしまいます。競争をあおることで、子ども達を伸ばそうとする教育の仕方がまだまだ一般的であるという状況、これを自分の立ち位置から、自分自身を変革しながら伝えることができるようになっていきたいと思いました。本当にありがとうございました。

 

心有りと無しの検証の日々   福岡 介護ヘルパー 54歳 女性 YS

 翌日が東京での講習会というハードなスケジュールの中、熊本での熱い御指導誠にありがとうございました。

 自分も翌朝より仕事でしたが溢れる程のエネルギーを頂き夕方まで笑顔で頑張れました。高齢者の介護の時は、時間の制約があるので急ぎ過ぎて作業にならないように心がける様になりました。掃除の時には、綺麗にするだけからこの床で転んだりされませんように、お風呂場は、滑ったりされませんようにと、思いを込めて磨けるようになりました。

 重たく不安定な身体の方を抱える時は胸のライトで照らしながらその身体を大切に護りたいと思うと、手が滑ることもなく楽に動けます。まさに今回の検証での四つん這いの人がそのお腹の下にいる赤ちゃんを護りたいと思うだけで重くなるがさらにその二人共に護りたいと思えば軽く動かす事が出来るのと同じと思いました。

 以前、『道』で特集された山元加津子さんがされていたようにお話が出来ない子供達にもずっと笑顔で話し掛けながらお世話をするのが当たり前になりました。楽しいと少しだけ手を動かしてくれたりします。視力が弱く言葉が出ない子は、聴覚が敏感で歌を歌うと舌打ちや鼻を鳴らしてリズムをとってくれます。

 作り笑いは、直ぐに悟られて知らんぷりされます。高齢者の方からは「ニヤニヤしないで!」と叱られます。心無しは、直ぐに見破られてしまうのです。
 心有りと無しの検証の日々です。

 8人の人に手足を掴まれて身動き取れない人が先生から気を通されて動けるようになり別の人がまた手足を掴まれて全く動けないのに出来た人を見るだけで同じ事が出来たのには、とても驚きました。

 こんなに凄い先生を見つめているのに何も感じ取れて無くて何も出来ないと思い込んでいた自分が悔しいです。 目に見えない大切なものを沢山心で感じ取れる様になりたいです。

 

宇宙の中の一員として大切な事を、
宇城先生の塾では教えて下さっています
   福岡 アロマセラピスト 40歳 女性 MN

 今年も熊本道塾に参加させて頂き、本当にありがとうございました。
 今回も宇城先生の有難いお言葉と、貴重な体験をいただき深く感謝しております。

 実生活の中でも、宇城先生のお言葉や検証を思い出す事がありますし、その事に繋がることを探してしまいます。

「愛は言葉ではなく行動である」 自分は愛のある心のある行動が出来ているのか?私が今発した「ありがとう」には心が伴っているのか?振り返る様になりました。
 愛のある様な言葉をいくら発しても、心が無ければ虚しいですし、伝わらないです。 先ずは心のある行動をサッとできるようにしたいです。

バタバタとお料理を作る時、コーヒーを入れる時も、心なしでやってると感じたら、一呼吸置いて心を込める様にしています。 そうすると味が違う気がします。

 宇宙の中の一員として大切な事を、宇城先生の塾では教えて下さっていますし、見失わない様にして下さってる気がします。

 検証の途中で、宇城先生は「昔に還るのがいい」と仰いました。 昔の方々が大事にしてきたこと、現代の人々はそれとは逆に行こうとしています。 私もその1人です。 大事なことを見失わないようにしたいです。

 宇城先生にお会いした後は必ず元気がいっぱいになります。本当にありがたいです。 帰ってからは、周りにいい気が伝わっている感じがします。