2018年 熊本 第2回 (2018.5.25)

一番心に刺さった『義を見てせざるは勇なきなり』   福岡 会社員 47歳 女性 YY

 今回は困ったり悩んでる人を気にせず通りすぎる行動と気にかけて『どうしましたか』と声をかける行動。『私からあなたへ』 と心に思ったときと『俺からあなたへ』と心に思ったとき。正座したときと体育座りしたときなどたくさんの検証において御教示くださいました。

 それぞれの検証において自分の身体やその場の空気がどのように変化するのか改めて認識させていただくことができました。人に気を配り思いやる心の深さ、そして日常で普通に使われている言霊によって、その場の空気が一瞬にして良くも悪くも変えて しまう。しかもそれが自分の行動や掛ける言葉によるものが全てであり、何も気づくこともなく当たり前になっていることが、 まだまだたくさんあることに気づくことができました。

 そして一番心に刺さったのは『義を見てせざるは勇なきなり』のお言葉でした。
 人として義しいとわかっていながら実行しないのは勇気がないからである。
 その時、人との関わりを振り返り、まさに自分の事だと思っておりました。間違っていると判っているにも関わらず、行動できず失敗し気づくのをじっと待っている自分がいたからです。先生はそれでは手遅れと仰いました。そこで義しい事を指導するも のは厳しさも必要。ただし厳しさだけではただの暴力に過ぎず、そこには厳しく思う大きさと同じ大きさの相手を思う愛情があることが大切であることも教えてくださいました。

 きっと行動できたとしても愛情の深さが足りず言葉の暴力となっていたことと思います。偽りが加速していく世の中に巻き込まれないためにも、自分に克つよう先生から学ばせていただいていることを実践し変化し続 けていきたいと思っております。