2019年 岡山 第2回 (2019.5.14)

自分が品格を持てるように修行していきたい   鳥取 教員 57歳 男性 HM

宇城先生の
「魚は水に、鳥は空に溶け込んで地球からのメッセージを受け取っている」
「人間は『気』の中に溶け込んで生きるのが本来の姿」
と言う言葉がとても心に響きます。

「『気』の中に溶け込んで生きる」ということのひとつが、居つきをなくすこと。身体はもちろん考え方においても、偏った心持ちでなく「調和」の心持ちを普段から心がけたいと思います。身体と心は繋がっているので、「調和の心=愛の心」を心がけ、身体も無駄な力を入れず、素直な統一体を心がけたいと思います。

もう一つ、私は「品格」のある人になりたいと思っています。
宇城道塾の手引き書基本編『宇城憲治に学ぶ「気」とは』の中に、
「大事なのは品格をつくろうと思うならば、まず指導者が品格を持たなければならないということです。品格の中に気品、気位は生まれてくる。それは言い換えれば自分に自信を持つことです。そしてその自信は、スポーツで優勝したなどといったレベルの自信ではなく、かつての剣豪と同じで生死をかけたなかで生き延びるという本当の実力を持ち、修行によって絶対的な信念を持った人の自信です。そういう学びのあり方が、人を生かすということにつながっていくのです」とあります。

まずは、自分が品格を持てるように修行していきたいと思います。

 

同じ大きさでも、磨いて磨いて軸や芯をつくることが大事   岡山 教員 40歳 男性 TY

宇城先生にお会いして17年が経とうとしていますが、お会いする度に新しい発見や感動があり、絶対的で圧倒的な強さをいつも感じます。

宇城先生に接していると、野球での勝ち負けが本当に小さく感じます。勝ち負けは相対的なものであり、どちらかが勝ってどちらかが負けます。その勝ち負けで一喜一憂していることが成長を止めると考えます。

宇城先生が以前おっしゃっていたお言葉に、『負けて悩む必要はない、努力が足りないだけ。勝っておごる必要はない、次の段階があるのだから』があります。果てしなく続き、ゴールのない目標に向かってつき進む気概の重要性を感じます。

今回の道塾でも検証を行い、私たちの潜在能力を見せていただきました。その際に感じことは、私の考えはどうしても大きくなりたいとか、鍛えたいという発想になっているということです。
しかし、そうではなく、同じ大きさでも、磨いて磨いて軸や芯をつくることが大事なのだと思います。

全ての子どもが学校を通過して、社会にでていきます。別の言い方をすれば、教師との出会いは大きく子どもたちの未来を左右します。私たち教員が良い背中を見せて導いて行けるように勉強し続けなければなりません。