2013年 岡山 第4回 (2013.11.26)

人間が持っている能力の神秘を体験体感出来ました   香川 フリーター 39歳 男性 KT

 第3回終了から4回目の塾で一番大きな出来事だったのは僕の両親が変化したことです。
 両親とはこれまでに何度か真剣にやり合うことがあったのですが、ここ何年かは何も言う気にならず距離をおいていました。ところがみっともない話なのですが、二ヶ月ぐらい前に真剣にやり合うことが起きてしまいました。僕自身どうしてもゆずれない部分や意見があり、精一杯がんばっている時に触れてはいけないその重要な部分を軽く扱われると真剣なやり取りになってしまうのです。
 両親と真剣なやり取りになる時には僕の価値感やルールをおしつけようとしたことは無いのですが、どうしても誤解釈されたままの部分を残したままでいると納得がゆかずとことこんやり合ってしまうのです。そして、今回も行き着く結果は同じだったのですが、ひと月ぐらい前に両親が明らかに変化しているのに気づきました。時間差的に気づきました。
 今までは、真剣にやり合ったあとにはやっぱり無理だという落胆した気持ちしか残らなかったのですが、どう見ても両親が変化しているのです。
 毎回、「自分たちはこれ以上理解する能力もないし変わる事はないから仕方がないんや」と言うばかりでその度に落胆していました。それが変わったのです。初めて真剣にやり合ったのならお互いの態度に何らかの変化があるのは当然なのですが、何十年もの間で複数のやり取りが あってどうしても変わらない結果が変わったのです。変化したので言動が以前と違うことは当たり前なのですが、疲れきった古さを感じる魂だったのが今は若さを感じるのです。その生まれ変わったような若さになっているのを感じ取った時、両親が変化したことに初めて気づいたのです。
 お互いにあまりにもかけ離れていて届かなかった部分に届き、僕自身も知らず知らずの内に変化していたのだと思います。真剣にやり合った結果として僕にとっても両親にとっても大きな学びとなった出来事でした。それでも自分が未熟だから毎回険しい方法でやり取りしていたんだと思います。でも、もうその険しい道を歩む必要はないと思っています。

 第4回を終えて1週間になりますが、3回目終了後とは違う変化を日増しに感じています。体内に気が充満しているような動じない心のような自分を感じています。今回の第4回目の塾では、納まりきらない感想があるのですが、特別印象に残っていることがいくつかあります。
 まず、入室の時に未だぎこちないながらも先生に「こんばんは」と言えたことが良かったです。また岡山道塾の先輩の方々に気をつかって頂いたのを感じました。ありがとうございました。
 次に、動画の中である一文が 聞こえた時、心が震えて止まらなくなりそうだったのを先生がさっとチャンネルを変えられて震えが止まりました。先生には僕の心の奥底が伝わっていたのを感じました。
 それから、先生が語りかける時に聞き取ろうとしてもどうしても聞き取れない、追いつかない時があったのですが、それは他の方のチャンネルだったのかなと思っています。
 そして、部屋を出る時に感じたのは、昔の子供たちがおしくらまんじゅうをして士気を高め合ったあとの暖かさのような雰囲気があり、その中に居る先生がとても若く見えました。失礼な表現かもしれませんがそこに子供が居るように感じました。
 初回から第4回終了までの期間で色々なことが起き、気の存在と内なる大切な場所と本来人間が持っている能力の神秘を体験体感することが出来ました。ありがとうございました。 

 

道塾で、モノの見方・考え方、そして人生が変わりました   滋賀 大学生 22歳 男性  KH

 現在、私は大学3回生でございます。12月には一斉に就職活動が始まり、厳しい社会の準備をしているところであります。
 現在、学校教育以外での教育に携わり、日本の教育に少しでも貢献できればと考え、教育機関に就職したいと考えております。と言いますのも、ここ数年、宇城先生をはじめ、大阪のボーイズリーグチームなどでも教育に関する問題、また、たくさんの教員、指導者の方々と教育に関して真剣に考え、学んできました。
 そのような環境に自分が進んで入っていくのは、やはり自分の果たすべき役割が教育の分野にあるからではないかと感じております。このつながりを生かしながら、自分が熱中できる職業に入り、日本の教育に貢献できるように努めてまいります。
 それに関しても、今回、「指導者は人よりも5倍、10倍勉強しないといけない」という言葉が最も印象に残っています。先進国でありながら、現在の日本の教育はガタガタと崩れ始めていると、最近のニュースや子どもたちを見ても感じます。これを打開するのは、最小単位では家庭が、そして、次の単位では学校やその他の教育機関がカギを握っていると感じます。
 しかし、子育てに苦労し、躾がなされていない子どもが増えているのも、現実だと思います。そして、上記でも述べたような学校教育の現状が、その次の問題です。これらの問題に対して、現段階で、自分が直接的にできることは、あまり考えられません。
 しかしながら、今、学生の期間にできることを徹底して行っていきたいと考えております。それは、「習慣をつけ、徳を積み重ねること」。これが学生の立場における自分の出来る精一杯な事だと考えます。習慣とは、日誌や毎日の素読、家事などを行うことです。徳を積むとは、読書をすることや、先生がおっしゃられた、ごみを拾うこと、席をぱっと譲ること、挨拶、礼をしっかりとすることなどです。人の見ていないところで、それらを徹底することが最も重要な事だと思います。今後、これらを継続し行う事で、いつもで教育の危機に立ち向かえる準備を学生の内からやっていきたいと思います。

 2013年、宇城先生や道塾方々と出会う事で、モノの見方、考え方、そして人生が変わりました。ここまで来れたのも、たくさんの方々の出会いがあったからです。
 就職活動という人生の岐路に立った今、積み重ねてきた自分の軸をブラさずに、信じて、今後もやっていきます。来年も何卒、よろしくお願い致します。以上です。よろしくお願いいたします。 

 

できる自分も居る!希望を胸に日々の生活を   岡山 インストラクター 34歳 男性 SS

 「もう選択の余地はない。」と感じました。
 「できる自分」と「できない自分」どちらを選択しますか?と聞かれても、悩む必要無ない。迷わずに「できる自分」を選択する。できる自分に進歩・成長していきたい! 部分体から統一体へ、左脳から右脳へ、心なしから心ありへ。その変化を思う時にいつも思い出すのが宇城先生のこの言葉だ。
「進歩成長とは変化することである。 
  変化するとは深さを知ることである。 
    深さを知ることは謙虚になることである。」
 謙虚とは、周りの人間に逆らわないということではなく生かされている自分に気づくことであり、感謝の気持ちであると思う。そして感謝の気持ちが「利他」の行動につながっていくと感じました。
 すべての行動に「心」を乗せるとそれが「礼」になり、「気」に近づくのではないだろうか。とりあえず今私にできることは、利他の行動であろう。今から利他の行動、一人革命を心掛けたい。しかし、行動の面で私はスピードが遅いとよく感じます。先生が天狗芸術論の話をされたが私は天狗芸術論を以前から読もうとしていました。がしかし古文の壁に読むことをあきらめていました。
 今日聞かせていただいた先生のなんの迷いもない行動の速さ。そして自分の遅さ、未熟さを痛感させられました。また、30代の先生の行動や船舶・無線の行動力。先生の話を聞かせていただくたびに私は「健常者の異常者」なのだと思い知らされました。しかし、私の中には「できる自分」も居る!その希望を胸に日々の生活を送っていきたい。
 宇城道塾はまさしく人生の授業。まずは、心ありの一人革命をし、家族に移していきたいと思います。
 一年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。