2014年 東京上級 第3回 (2014.6.25-6.26)

調和を大事にして、自分を変えていくこと  東京 公務員 45歳 男性 KS  
 今回も素晴らしい講義をありがとうございました。 今でも講義の前には、とても緊張します。
講義が始まると、いつの間にか緊張は忘れ去られ、 お話に引き込まれている事に気付きます。
そして、徐々に体が熱くなっていくことを感じます。

それは、後日、講義について思い出している場合にも同様に起こります。 その状態を、講義が終わってからも、できる限り持続していけるよう 精進することが、 今の目標です。 講義の最中は、身体が特別な状態になっていることを感じます。

講義を塾生は正座して拝聴しておりますが、 以前良く先生は塾生を気遣って「膝を崩しなさい。」とおっしゃっていました。 今回は、「正座、できるようになったね。」とおっしゃいました。 普段なら足が耐えられないような時間でも、 講義中の空間ならば、耐えられる。 そのような神聖な空気があり、それはとても心地よいものでした。 講義の内容は、自分の愚かさをまざまざと見せつけられたように感じました。

世の中の人たちは、気付かぬうちにコントロールされているということに 気付かされました。 集団的自衛権、他国に加えられた攻撃に反撃することは、 どう考えても自衛ではありません。 冷静な状態でちょっと考えたら誰にでもわかることです。 しかし、自分たちで選んだはずのリーダーが、 それは自衛だと言っているようだ。 漠然とした不安を抱きながらも、その不安の正体が何なのか、 良くわからないまま流され、決まった後でも、何となく自分たちで 決めたことのように思っている状態に気づきました。

そのような状態に陥らないためには、 調和を大事にして、一人一人が自分を変えていくこと。
以前から先生がおっしゃっていることには、 まだ、今までこうだろうと想像していた範囲を超える意味が あるのだと改めて感じました。 安易な解釈で安心せず、お言葉の意味を慎重に考えながら 日々努力していきたいと思います。 今後ともよろしくお願いいたします。

 

調和は正のエネルギー  埼玉 不動産 47歳 男性 KS  
 道塾上級第3回目の講義、ありがとうございました。 今回は、他の皆様も感じていらっしゃる様に、大変怖いお話をいただきました。 冒頭のビデオから始まり、先生の話された内容は愕然とする物でした。

世の中は表と裏がありますが、裏の力がこれ程強く、長い年月、 人々をここ迄コントロールしているとは思いませんでした。 一部の人間の欲望の為に無数の人々が苦しみ、血を流し、命を落とし、しかも、 それが誰かに仕組まれた物であるかも解らずに、我々は手の平の上で踊らされていたという事。

今、日本は集団的自衛権など、危険な方向へ向かっていますが、 それも世界的なコントロール下の動きの一端を担う物の様に思えて来ました。 この事実に対し、最下層で喘いでいる自分に物悲しさを感じ、同時に怒り、悔しさや、 絶望感の様なものまで、複雑な感情が入り乱れました。
「こんな相手では敵わない」正直そう思いました。

しかし、更に講義が進む中で頂いた、先生のお話や検証、そして間近でみた空手の術と言える技に、 「調和を見くびるな」というメッセージを受け取った気がしました。 今の世界が負のエネルギーで動かされているとするならば、 調和は正のエネルギーと言えるのではないかと思います。

欲望と憎しみの連鎖で動く国々、半永久的に汚染物質を残す原子力等。
これらは、世界に深く根差し、もうどうしょうも無い物として捉えられますが、もしかしたら、 調和はその根よりも、もっと深い所に迄届き、恐ろしく巨大な相手であっても、 人間の作った浅はかな仕組みなど、根底からひっくり返す事が出来るのではと思える様になりました。

この小さな会議室でいただいた、先生のお話と気の妙技に、世界の闇を大きく柔らかく包み、 消し去ってしまう様な光を感じました。 そして、及ばずながら知る事に対する責任の様な物も感じました。
貴重な時間をいただき有り難うございました。

 

人間が潜在的に憧れを抱く姿であると確信  東京 生活支援員 31歳 女性 ES 
 宇城先生、この度もありがとうございました。 世界中の隅々にまで渡っている支配の構造にぞっとし、人間が持つ我欲の恐ろしさを感じ固まりました。 そしてその大きな支配下においては、既にもう無力である事を知り愕然と致しまた。 今も尚その衝撃が心に重く深く突き刺さっております。
言いようのない情けなさや悔しさが募り、 そして今更になってようやく日本の危機を感じ取りました。

この遅さがまた情けなく悔しいのですが、今までの様に落ち込んだりしている暇はないと、 その時間の無さも同時に感じさせて頂きました。 また、世界中に弟子を持つ偉大な武術空手家である宇城先生が、 何を以って道塾や講演会等で私のような一般人にも指導して下さるのかを、 示して頂けたように感じております。そしてその道のりが、如何に地道な作業であり、 またどれ程の『忍』の上に成り立っている事なのかが、底辺の身でありながらも漠然と想像する事ができました。

そしてその道を歩まれる宇城先生のお姿というのは、ただただ謙虚な姿である事にも同時に気づかせて頂き、 その人間として真に美しいお姿に私の心は貫かれ、自然と涙がこぼれました。
そして気づけば、私の心からはあらゆる迷いが消えており、そして覚悟にも似た強い想いが漂い始めております。 今回の道塾では、この世の中の光と闇について学ばせて頂きました。

闇の恐ろしさを教えて頂いたからこそ、光に気づく事ができた様に感じておりますが、 世界に渡る支配の恐ろしさより、一人の師が示して下さった人間として真に美しい姿こそ、 人間の心をある意味で支配する事を学びました。

何故なら、その姿こそが人間が潜在的に憧れを抱く姿であると確信したからです。
今、この国の日常に流れるテレビのくだらなさ、綺麗事がようやくはっきりと感じられるようになりました。 しかしそれは私自身でもあるのだという悔しさを忘れないようにしなければなりません。
その悔しさを胸に、私の中で生じ始めた強い想いを『身』にすべく修行に励みます。

そして、仁義ある戦いの、悲しい程にその極わずかな一端に加わらせて頂くつもりで、これからの人生を生きていきます。 いつの間にか止っていた私の時間が、また動き始めました。本当にありがとうございます。 しかし実践がまだまだ伴わないでいます。 今後とも、厳しいご指導の程、何卒宜しくお願い申し上げます。ありがとうございました。

 

緊迫した状況でも国民は気づかない  埼玉 飲食店 40歳 男性 KK  
 今回の道塾の講義はとても緊迫したものでした。
先生はサッカーW杯の日本国民の浮足たった事を例にして分かりやすく説明して頂きました。
世界的に見て、SNSなどでサッカーの話題をしてる人間は1位の日本が38%、2位のイングランドで11%、開催国ブラジルで9%でした。 国民の関心をサッカーや野球の様なスポーツ、芸能人のスキャンダルに向けさせ、 その裏で国民の人生に関わる大事なことは報じない。

その裏で国民の関心をスポーツに向けさせ、着々と集団的自衛権を成立させようとしている、 というより成立すると思います。こんな緊迫した状況でも国民は気づかないでスポーツに熱中しています。
先生はこの状況は世界大戦直前の状況にとても酷似していると仰いました。

集団的自衛権は名を変えた戦争参加だと私は思います。戦争に正義はありません。
単なる一部の欲深い人間のエゴだと私は思います。 国民を守ると言っておりますが守るの意味が違う事を先生は実技で教えて頂けました。 連なった塾生を引っ張ると対立となり、端の人を竹刀で叩くと痛い。 しかし先生が気を流し調和させると竹刀で叩かれても痛くないし、ビビらない。
そう考えると自分は対立ばかりしているからすぐビビるのではないかと思いました。

講義の前に見た映像で人間は完成している、我々は使い方を間違っているという事を言っていましたが、 先生は何年も前から仰っているお言葉です。 間違えた方向に行かない為には調和の心、先生の教えがとても大切だということが、とても心に響きました。 ただ、自分が感じただけでなく行動に移す!そして周りの人々を1人でも変えてく事が大切だと思います。 宇城先生、いつも貴重な気づきを与えて頂きありがとうございます。 これからも御指導よろしくお願いいたします。

 

先生の気の凄さ・深さ・無限さを感じました  神奈川 販売 36歳 男性 OO  
 今回も沢山のご指導ありがとうございます。 今回の講義で私は、対立する事で弱くなる事、調和する事で強くなるという事を学ばせて頂きました。
私は仕事の残業があり約20分位遅刻して参加したのですが、その時にちょうど流れていた動画が サーカスにいたライオンと女性が数年ぶりに再会する映像でした。

ライオンは鉄の檻越しで、まるで自分の母親に会ったかのように深い抱擁をしており、その映像にとても釘付けになりました。 人間とライオン、言葉は通じなくても、お互いに相手を想いやる気持ちがあれば、 人間と動物の枠を越えた強い信頼関係・絆・調和力が生まれて来るのだと感じました。
とても感動する動画、ありがとうございます。

また実技の方でも、ラグビーのようにスクラムを組み、ぶつかり合った状態で横から押されると、簡単に崩れてしまう。 逆に、お互いにハグするような感じでスクラムを組むと、どこから押されても崩れず強くなる。 つまり相手に勝とう、倒そうとする気持ちから、対立・衝突が生まれ身体を弱くし、 相手を想いやるという気持ちから調和力が生まれ強くなるという事を学ばせて頂きました。

また講義中に先生が発した言葉が、自分の身体に浸透した言葉がありました。
「自分の中心を持つ」「強い信頼から、強い調和力が生まれる」 「人は人の為に生きる事で、人を幸せにする事で強くなる」 「人は楽な道を進むよりも、辛い道を進む事で強くなる」 「人間の筋力的な力は限度があるが、地球や自然と調和すると、地球の重力を利用する事が出来て強くなる。
だから人は最終的には、地球と調和しなければならない」 自然と自分の身体に、この言葉が浸透したという事は、今の自分にとってとても必要な言葉だと思います。
この言葉をしっかりと身体に刻み込み、日々の日常生活に活かしていきたいと思います。

あと私は講義中、正座した状態で、気の通った状態と気の通ってない状態で、 先生に竹刀で両腕を叩かれたのですが、先生は「気の通った状態で叩いた方はアザは残らないけど、 気の通ってない状態で叩いた方はアザが残るよ」と言われました。

「先生が言っているから本当なんだろうな!」と思っていたのですが、 「でも自分の目で確認してみないと確信に変わらないな!」と思っている、もう一人の自分がいました。

そして道塾終了後、自宅に帰り、お風呂に入ろうと服を脱いで脱衣所の鏡を見た時、 両腕に一本づつくっきりとアザが残っていました。 明らかに気の通ってない状態で叩かれた方でした。
気の通った状態であれだけ強く叩かれた方は全くアザがないのに、逆に気の通ってない状態で軽く叩かれた方は、 しっかりとアザが残っているとは、本当に先生の気の凄さ・深さ・無限さを感じました。

その姿を見た時は、「うわっ、本当に先生の言った通りだ」と少し興奮しました。
偉大なる宇城先生に沢山、色々な事を学ぶ事が出来て本当に幸せです。
毎回道塾では、沢山生きていくヒントを得る事が出来ます。

先生のように強い気を発することは一生かけても難しいかもしれませんが、 非力ながらでも少しづつ気を発する事が出来るよう、相手と調和する事が出来るよう、 日々の生活を武道の心・素直な心・調和の心で真剣に生きていきたいと思います。

 

立ち向かい、受けとめ、自らを変革していきたい  東京 会社員 28歳 男性 OM  
 講義の衝撃が強く、自分を貫いており、いま、いろいろな問いかけが自分に浮かんできています。
これまでも色々なことを感じてきましたが、その中でもとびきりのものです。
集団的自衛権の問題もあり、先生の怒りと愛も、より濃縮されていたのだと感じています。
以下、感想文です。

宇城憲治先生、昨日は『道』塾上級でのご指導大変ありがとうございました。
集団的自衛権の問題。まさに今、日本の未来が決定されようとしております。
そのような背景もあり、講義は冒頭から緊張感と強いメッセージ性に溢れ、衝撃的な経験でした。

講義の冒頭で見せて頂いた動画は、私たちの意識と行動の変革を求めるものでしたが、 その内容は受けとめがたいほどの衝撃があり、いまも胸に強く残っています。

先生のご指導が我々に何を気づかせようとされているのか。
何と戦い、何を実現するための講義なのか。
私は視野が狭く、そういうことが全く見えていませんでした。

しかしその動画の中での解説ですら、先生の御著書に随分前から記されている内容であったり、 その解釈に、先生のご指導の水準から考えると、課題があるのだと思います。

それほどまでに最先端のご指導を頂きながら、その価値が理解できず、 自分という非常に小さな存在が、見たり聞いたり考えたりできる範囲でしか受けとめられない。
まさに師を持たず、未知を恐れ、常識の延長に生きる我々の姿です。

それなら一生自分を師として生きていけばよいというご指摘は真実をついております。
我々は師を通して自らを変革することを望むのですから、自分の考えや色眼鏡をはずさねばなりません。 宇城先生は全てを把握されたうえで、我々がこの構造から抜け出し、変革し、あるべき人間、 この星の姿を実現するために、最高といえる教育・指導プログラムを考案、実践されていらっしゃるのだと感じました。 その価値に気づかず、素通りする私はまさに豚に真珠。
これほどまでに最高のメッセージとご指導をいただきながら、本当に不甲斐ないと思います。

講義、また先生にお会いしたことで非常にエネルギーを頂きました。
しかし一方で今回は、とても大きな課題、宿題、問いかけも頂き、その衝撃が続いています。
自分がこれまで信じてきたことや考えてきたこと、世界の理解の仕方、そういったもののすべてが根底から揺り動かされ、 それにひどくおびえ、うろたえている自分がいることを感じます。
先生が我々のレベルに合わせて話題やご指導内容を厳密に選定されていることが理解できました。

知らないことにも恐怖があるが、知ることにも恐怖がある。
正直、今の自分には受けとめがたいほどの衝撃と重さで、時間が経つごとにその重みが増し、 そのことの問いかけが心身を貫いています。 これに対し自分がどう答えを出すのか。逃げずに立ち向かっていきたいと思います。 先生が講義で示される様々な法則や事例に対する見方が変わりました。

それはこの世の真理、法則であり、人々を支配コントロールする為の方法の縮図であると同時に、 それを脱却し正しい方向に導くための法則も同時に示して下さいます。 その意味の重さ、意義、価値を、受けとめられる自分になりたいです。 広大な世界と課題に触れ、自分が普段ゴチャゴチャ悩んでいることがいかにくだらなく、 またそれこそ思うつぼなのだということが分かりました。

しかし衝突をやめることができない自分。調和の次元に入り、変わっていきたいです。
いま自分が揺れています。でも逃げたくない。立ち向かい、受けとめ、自らを変革していきたいです。
頂いた課題を胸にとめ、次の講義までの時間を、やっていきたいと思います。
ご指導ありがとうございました。