2015年 大阪中上級・A 第2回 (2015.3.18)

先生の一言一言が全て、深く心に突き刺さりました   岡山 農業 男性 29歳 KT

 今回も宇城道塾に参加させて頂き、誠に在り難う御座います。様々なことを考えさせられる回でした。今の自分の課題を、先生から深く突きつけられた気がして、今まで、なんとなく見ないようにしていたことや、逃げていたことに、真正面から向き合わされたように感じました。 最初の音楽のお話とその実践から、今の自分がいかに心を閉ざし、自分から孤立していっているのかがよくわかりました。 他にも、いかに自分の集中力がないか、理屈っぽく屁理屈ばかり頭で考え過ぎ、どれほど頭脳優先になり過ぎているか、実践を通しても強くそう感じましたし、『甘い!』『努力が足りない!』といった先生の一言一言が全て、今の自分の問題点を指摘されているようで、深く深く心に突き刺さりました。日常生活や仕事の場面等々を振り返って見ても、まさに先生のおっしゃられていたことが全てに当てはまりました。

 今回の道塾では特に、宇城先生が普段よく見せてくださるような、気によって、相手にほとんど触れたり、押したりせずに、相手を動かしたりする演習、実践が多く、それを私たちにも体験させてくださいました。今までは、相手に触れていたり、腕や手を使ったりする実践が多かったと思います。なので、以前は、どこかでまだ、筋力に頼った力や、相手を倒そうとする意識等が働いていた気がしますが、今回のような演習、実践では、それらが一切ごまかしがきかなくなり、余計に、自分自身の内面と向き合わされました。そして、自分の課題と向き合わされ、今の自分がいかに心を閉ざしているか、自分で自分を孤立させ、結果としてそれが対立を生み、調和できていないか等々、様々な問題点に気づかされました。しかし、それが理解できても、また今度は、”心を開こう”、”心を開かなきゃ”等と考えてしまい、結局それも頭で考えており、そこにこだわって、全く問題点を解決できないどころか、余計に酷くなっている自分にも気づかされ、悲しくなりました。それでも、道塾の最後に、先生がおっしゃってくださった言葉に、先生の深い愛情を感じて、涙が出そうになるほど在り難く感じました。
 
 今の自分は、確かに、甘く、努力も全然足りず、そんな状態で、もっと良くなりたいとか、変わりたいとか、また、それができずにショックを受けたり、落ち込んだりしている場合ではなく、それこそ横着の極みのような人間ですが、まずは、先生が最後におっしゃって下さったように、もっと自分の心・気持ちや感情に素直になること、無理に我慢しなくても良いということ、何でも自分一人で抱え込んで、自分だけでやってしまったり、解決しようとしてしまったりするのではなく、もっと人に相談したり、周りの人たちと一緒に協力したりしていくことが、きっと心を開く、ということに繋がるのかなと感じました。そのように、これからは健全な自尊心を持てるよう、自分で自分を傷つけることなく、自分に素直になることを心掛けて参ります。

 先生もおっしゃっていたように、表と裏を知るだけではダメで、それによって余計に猜疑心が強くなったり、人を信じられなくなっていたりして、結局それが益々心を閉ざすことになっていたのが今までの自分のような気がします。そうではなく、やはり先生のおっしゃる、道を究めるということを、私の場合は、農業の道を究めるということを、一生かけて、死ぬまで修行し続けていきたいと思います。今回も、道塾に参加させて頂き、様々なことを気づかせて頂き、誠に在り難う御座いました。

 

今後もより学びを深めていきたい   兵庫 団体職員 男性 34歳 AH

 今回の道塾では、はじめに「音楽」が身体、心に与える影響について体感させていただきました。普段は歌の歌詞、メロディを頭で解釈して気持ちを高揚させていたりするのですが、宇城師範独特の「感じさせる」方法によって実感することができました。音楽も潜在的にそういった影響を与えているのだということがよくわかり、今後はそういったことを意識しながら音楽をきくことにしたいと思います。また、指揮者の動作一つをとっても呼吸をつなげたエネルギーを外にだす指揮があるというのがよくわかりました。 自分には呼吸というものがまだまだわかりませんが、師範を間近でみることができそういった深さがあるということが体感できました。
 音楽もそうですが、今回は「波動(エネルギー)」、「つながり」について話されていました。自分が内向きになることは波動をシャットアウトすることであり、孤立するということ。それはエネルギーを遮断することであり、周りにも影響しチーム全体の力を失うことになる。一般的な「気合」などについてもそうであると。やはり師範が普段からおっしゃられているとおり、心から始まる礼や、素直になり心を開くことがそういったつながりを強固にするためには大事なことであるということが 実感できました。
 今回出席させていただいたことで、宇城師範の深さをさらに実感することができ、今後もより学びを深めていきたいと思いました。本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

 

さまざまな発想で「一人革命」に邁進したい   大阪 教員 男性 44歳 KY

 道塾でのご指導ありがとうございました。今回も多くの学びに感謝し、自分を省みながら帰宅することができました。毎回のことですが、生きるエネルギーが湧き起ってくるのを感じながら電車で帰宅するのは、私にとって至福のひとときとなっています。
 今回、改めて実感したのが、いかに5%の常識で生きてきたかということです。道塾でお世話になり始めて、未知なる95%の存在を垣間見、1%でも2%でもその未知の世界を感じとろうと日常生活の中で努力してきました。しかし、道塾で様々な検証を重ね、宇城先生のお話を聞きながら、至らない自分を確認し、更に継続して自分を高める努力の必要性を感じました。
 特に今回は「今」という瞬間の捉え方について、考え直すことができました。過去から「今」を見ることに加え、それ以上に未来から「今」を見る。頭では理解しており、知識としては持っていたことですが、では実践・実行していたかというと自信が持てません。自信が持てないということは、結果が出ている出ていないにかかわらず、「今」を真剣に生きていない自分がいると自分自身が自覚しているのだと思います。では、どうすればいいのか。
 現在、私は高等学校で勤務していますが、一年サイクルの教育だけに視点を置かず、生徒の将来、学校の将来、日本の将来を考え、先取りした教育の実践に取り組まなければならないと思っています。そのためにまず「一人革命」における自分自身の成長。そして、その過程において未来を視野に入れながら教育に専念しなければならない。そのように今感じております。新年度を迎える今、さまざまな発想で「一人革命」に邁進しようと思います。

 

道塾での学びを生活の中で実践し続けていきたい   大阪 男性 会社員 27歳 TY

 ご指導ありがとうございました。宇城先生の技をかける時の迫力にとても驚きました。先生が対立の世界で技をかけようとする時と調和の世界で技をかける時の違いを実践して頂き、全く次元が違うというところも見せて頂きました。また、講義の冒頭で音楽にも対立の音楽と調和の音楽がありそれを聞くことによって体が強くなるのか弱くなるのかを体感させて頂きました。対立の音楽と調和の音楽の違いがわからなかったので本当に不思議でした。改めて今までの常識や自分の考えを変えていかなければいけないと痛感しました。 迫力のある緊張した雰囲気の中でもできるということを体感させて頂き、先生からの暖かいお言葉で今回も元気と勇気を頂きました。本当にありがとうございました。道塾に通い始めて、少しづつですが周りの環境や人間関係が良くなってきているのを感じています。道塾での学びを生活の中で実践し続けていきます。