2014年 大阪中上級 第4回 (2014.7.9)

受講後は心身のこわばりは消え、自然な気持ちに  兵庫 会社員 37歳 女性 NS

  今回の受講で一番強く思ったのは、もっと真剣に信じていこう、ということでした。
ビニールひもをお互いに持って引くと、通常はひもが弱くなって切れてしまう。 先生は登山を例にして、ロープが切れてしまうのはロープを信じていないから、と仰られたのがすごく心に残りました。

私は、信じることは私にとっての命綱みたいなものだなあ、と思っていたのですが、 先生の話をお聞きして、より一層、真剣に信じていこうと思いました。 これからもっと嫌な事件や災害が起こるかもしれないけど、それでも信じていこうと強く思いました。 講義の前半に先生のお話を聞いているとき、こらえきれずに涙が溢れてしまいました。 意識的には、泣きたくなかったですし、泣くような話ではないと思うのですが、 心には強く響いていて、涙しているのだなあと思いました。

今回受講する前は、自己中心の想いで心身がとてもこわばっていたのですが、 受講後は心身のこわばりは消えスッキリとして、自然な気持ちでした。 少しの間でも心身の自由を取り戻していただいたことは、本当にありがたかったです。 まだどうしても自己中心の想いにとらわれてしまいますが、そんな自分の想い、考えは信じずに、 人の喜ぶことをする、守られているということを信じて、次回お会いできるまで頑張っていきます。 どうもありがとうございました。

 

人を喜ばせるような行動をしていきたい  京都 大学生 22歳 女性 NT

  今まで私は、自分の考えがふらふらとしていて、自信がないことを「悩み」としていました。
今回の道塾で、先生が「悩む」状態というのは、弱くて人にかまってほしい人のすることだとおっしゃるのを聞き、 自分がこんなことを「悩み」として自分の頭の中に引きこもり、 行動をしてこなかったことがどんなに愚かなことだったかと気づきました。 行動をせず、頭の中でああだこうだと考えている今の自分に自信を持てないのは当たり前で、 自信がないならないでさっさと認めて、今、一瞬一瞬を行動していかなくてはいけないと思いました。

私は初対面の人と関わること、距離を縮めることが苦手だという意識を持っていました。
そのため、人と会うとその意識が頭に湧きます。今まではその考えにとらわれていましたが、 それはただの私の頭にある考えにすぎないのだと気づきました。 苦手だ、うまく話せるだろうか、そんなことを考える前に人と話してしまえばいいのだ、と思いました。 そのための勇気と行動力が試されているのだと思いました。 そしてその機会はいつでもあり、自分から作りにいけるのです。 気を抜かず、意識して、変化をしていきたいと思います。

また、帰宅してから、先生のおっしゃっていたThriveという動画を見たり、 そのThriveについて批評している記事(ブログなどですが)を読みました。 今まで全く考えたこともなかった世界観を知り、何を信じるべきか分からなくなり、 ものすごい恐怖感と危機感を覚えました。 そして、そのようになってしまう自分の弱さや視野の狭さを痛いほど感じました。 先生がおっしゃる日本人や日本についての危機感を今まで私はちっとも分かっていなかったのだと思いました。

生き残るためには変わらなくてはいけないと思いました。 そのために、人と調和できる人になることが必要なのだと思いました。 調和とは、人を喜ばせることなのだと先生は今回おっしゃっていました。 人と調和し、人を幸せにできる人になっていくために、もっと積極的に人と関わること、 そして一瞬一瞬に気をつかって、人を喜ばせるような行動をしていきたいと思いました。

 

利他の心が人間としての強さ  滋賀 学生 23歳 男性 SM

  今回もご指導ありがとうございました。本当に宇城先生の優しさに救われる思いでした。
悩んで自分に閉じこもると、気を遣わせて周りに迷惑をかける。 もっと外に開き、調和に向かう生き方を目指さなくてはならない。 悩むのは、結局自分がかわいいからだ。 かまってほしいという弱さだ、というお言葉にはハッとしました。 地球の歴史40億年のうち、自分が生きるのは80年間しかないのに、 小さなことにとらわれてしまい、頭で考えこんでしまう。 そしてびびって行動が遅くなったり、行動に踏み出せないことがあります。 音もにおいも明日にはない。今を広げて生きてゆくことを宇城先生に示していただきました。 この感覚、心を持ち続けて、利他の行動につなげていきたいと思います。

先が見えないから刃物で人を刺してしまう。今の日本人には、先を読む力、 創造力がだんだんと失われていることに、悲しさと危機感を覚えます。 サッカーに夢中になっているうちに、日本をダメにする支配がどんどん進んでいる。 日本の危機ということにまだまだ無関心、平和ボケして甘んじていると感じました。 自分自身もスポーツや受験勉強にどっぷりと浸かってきたので、本当に危うい状況だと感じます。 もっとアンテナを張って、生き延びる力、共存する力を養っていかなくてはなりません。

私の祖父は、現在84歳で健在なので、過去の話などをもっと聞いてみようと思いました。 厳しい時代を生き抜き、平成生まれの自分には全く想像のつかない経験をき っとされてきたのだと思います。
今、自分ができることの手がかりがつかめれば良いなと思います。 検証では、自然体で先を取り、調和することのすごさを改めて感じました。 先をとりたいという欲があると衝突が起こり、もう入ることはできない。 宇城先生に列を押していただくときは、すべてつながっているような、 突き抜けるような不思議な感覚があります。そして、ほかの方向から押してもビクともしない。 調和して相手に気を通すことは、相手を守ることであると宇城先生がおっしゃって、 思いやりや利他の行動が大切だということとものすごくつながった気がしました。 自分中心の考え方や競争の中にいるときの身体の状態は、強そうに見えて本当はもろい。 本当の強さは、自分にとらわれずに相手を思いやる心の在り方、 目に見えないところにあると教えていただきました。この感覚を保って、日々を生きていきたいです。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。 ありがとうございました。