東京・大阪・仙台・熊本・岡山 特別合同合宿  (2015.3.28-29)

勇気と自身を与えてくれ、生きる指針が出来た   福岡 建設業 男性 62歳 TS

 今回の合宿で、大勢いても一人がきちんと礼をすれば、全体に影響を与えられることを学びました。一人革命は可能だと実際に知ることが出来ました。このことは、これからの生活していく中で、わたしに勇気と自身を与えてくれました。生きる指針が出来ました。また、70名以上の気を学んでいる人が集まると、すごいエネルギーが発生することを肌で感じました。
 合宿の前から花粉症で、鼻水が出て、目がかゆくてたまらなかったのですが、講義の終了時に大きな黄色い痰が初日に3個、二日目に2個出て花粉症がかなり改善されました。気が通りことにより、体の細胞が元気になって免疫機能が盛んになったためです。
 さらに二次会の凄さ、あれだけの凄い酒や肴が集まるのも驚きですが、二時間後にはそのほとんどが空になっていたのには更に驚きでした。気が体に通ると、アルコールも進むんだと学びました。初めでしたが、たくさんの方と話が出来て貴重な話も伺うことが出来、為になりました。ありがとうございました。

 

自分革命を胸に、これからも努力精進   埼玉 会社員 男性 48歳 TY

 合宿は秋以来の半年ぶりでしたが、昨春より一年ぶりお会いする方もあり、塾生の方々が徐々に召集されるにつれて嬉しい思いが湧いてくるスタートでした。
 初日の実践で、11 人のグループを作りスクラムを組んだ集団を押す試技は、とても興味深いものでした。肩を組んで“ヨッシャ”と気合を入れると一見、強くなると思うのですが、とても弱くなり、1 人が礼をするだけで集団が強くなる。この実践は社会人にとっては貴重なものです。職場に於いて不満は付きものですが、独りの正しい意識だけでも全体の雰囲気を変えることが可能で、職場に影響を与える事が出来るのだと言うことが証明された事になります。職場や学校生活等集団で活動する者にとって、とても希望の持てる実践となりました。
 また、帯を使っての綱引きにも驚きました。双方、同人数で行う綱引きでは、力が均衡して動きませんが、引き合う中心に立ち帯を握った人の意識でどちらかが強くなり引っ張る事が出来る。更に双方の人数が違っていても中心で帯を握った人の意識より少人数の方が強くなる。最後にはこの不均衡な綱引きに帯が堪え切れず、真っ二つに切れてしまいビックリです! この試技は対立している状態は非常に弱く、当事者とは別のチカラの作用に左右されてしまう事の様に思いました。
 集合体個々の意識やそれを導くリーダーによりエネルギーの均衡や不均衡が生じ、行き過ぎると不均衡により破壊が生じてしまう可能性もある事が分かりました。自分にとっては、戒めとなる体験でした。また、対立や不均衡な意識にある集団に於いて正しい導きの出来る者の存在が重要だと言う事も教えて頂きました。そして、その様な人間に近付きたいとも思いました。
 その後の親睦会では昨年来の再開や新たな出会いでリラックスした楽しい時間を過ごす事が出来ました。宇城塾に参加しなければ決して出逢うことのない方々との貴重な時間でした。お酒の紹介では毎回笑わせて頂き、終始和やかな雰囲気にとても癒されました。

 二日目はサンチンで始まりました。サンチンは奥が深く、私は型をやっても軽く持ち上げられてしまう状態です。一連の連続した動作が所々切れてしまい重さが感じられず、未だその姿が観えません。努力精進です。 実践でのご指導では正しい姿勢で身体が強くなり、それが連鎖する事を実感させて頂きました。その事は、裏返すと嘘偽りを持つと負のエネルギーが連鎖する事でもあり、怖さを感じた次第です。
 正座からの礼では、心身の正しい姿勢は美しく、エネルギーを発する事を教えて頂いております。私は頚椎のヘルニアの持病があり、肩や腰の不調を堪えず気にしながらの生活を送っておりました。しかしながら、宇城塾の教えより、日々の姿勢を意識するようにし床座の際には正座をする様になってからは首の不調を殆ど気にすることがなくなりました。いまでは胡坐をかくと腰が痛くなるので楽な姿勢となった正座が普段のスタイルとなっております。
 呼吸の意識するところの大切さも今回学ばせて頂きました。呼吸を落とすと身体が重く強くなる。これは、仰向けの姿勢で首を抑えられていても呼吸の意識の位置で簡単に相手を払い除ける事が出来る試技で確認出来たと思います。ここでの意識は抵抗でなく吸収し意識を落とす事で発揮されるのかな?と不思議な感覚を得た気がします。
 毎回思うのですが、指導の間の先生のお話は大変面白く、また興味深いものが沢山あります。今回も“点で話しにならない”や“でたらメ”など、中年社会人には堪らない話題を提供頂き感謝しております。 それに増して興味深かったのは、吉宗と村正の刀の斬れ味を川で試した逸話でした。物にも魂が宿るとはこう言うことなのだな思い刀職人について興味を抱いた次第です。

 合宿の二日間は、今回もアッと言う間に過ぎて行きました。次回は秋かと思います。半年後、自分がどれだけ成長しているのかは分かりませんが、宇城塾での先生やスタッフ、塾生の方々との交流のお力添えで少しずつですが自身が変わって来たと実感しております。 生き難い世の中に在って何が大切なのかを知り、自信と強さ、優しさを頂いたと実感します。大河に一杯の水、ハチドリの一滴、自分革命を胸に、これからも努力精進して参ります。
 今回も実り多き合宿の主催、準備をして頂いた先生をはじめスタッフの皆様、塾生の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。引き続きの宇城塾では合宿での経験を活かし深さの探求に努めたいと思います。ありがとうございました。

 

言葉にならない濃密な時間だった  東京 会社員 29歳 YT

 初めて合宿に参加させていただいたのですが、言葉にならない濃密な時間で、本当に参加させていただいてよかったです。 塾生の皆様との交流の時間も学びが多く、24時間が修行という意味を身体で学ばせていただいたように思います。
 これまでの自分は、型をやる、呼吸をやる、道塾に通わせていただくと、それぞれが切れてバラバラになっていてしまいました。しかし、そうではなく、切れずに、日常としての実践がないと意味がありませんでした。
 特に二日目にご指導いただいた呼吸からのサンチンの実践においては、気を通していただいたときと自分でやったときの差を通じて、「気持ちが切れたとき」と 統一体での違いを顕著に感じられました。 頭で考えてしまったり、動作と心がつながっていないと、眼がぶれ、視界が歪みます。すると身体も浮き、軽くなってしまっていました。しかしスッと型をやっていくと身体に重みが備わっていました。
 また、一人が礼をすることで周りも変わるというのはとても印象的で、勇気をいただける真実でした。 「無くて七癖」とのことですが、何事も頭で考えてしまうこと、周りと自分を比較し対立してしまうところが自分の悪い癖だと感じました。「自分一人がやったところで」などと考えず、まずは自分がどうあるか、そこに意識を集中させて、素直に実践していきたいと思います。 今後ともよろしくお願い致します。

 

自らが変われば何かが変わると信じ調和して行動して行きたい  東京 会社員 男性 41歳 TT

 宇城先生、2日間ご指導の程ありがとうございました。様々な検証が行われましたが、仕事をしていく上でも、とても為になる事ばかりでした。
 特に集団の中の1人が礼をしっかりとすると集団がしっかりとすることは、とても励みになるものでした。大きな組織の中におりますと、どうしても一人だけ頑張ってもしょうがないと諦めてしまいがちですが、そんな事はないと勇気づけられるものでした。
マザーテレサの詩の一節で
「あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたといわれるでしょう
気にすることなく、善を行いなさい
目的を達しようとするとき、邪魔だてする人に出会うでしょう
気にすることなく、やりとげなさい
善い行いをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう
気にすることなく、し続けなさい」
とあります。

 宇城先生が複数の相手を倒す(相手と調和する)時も、相手をどうしようというのではなく、自分が変わっているだけと仰っておられますが、自らが変われば何かが変わると信じて、周りがどうであれ、気にすることなく、調和して行動をして行きたいと思います。
 また、虎口で手を出す時に気持ちは手を引いていくということがとてもヒントになりました。今まで空手を経験してきたこともあり、宇城先生の検証をどうしても技として見てしまいがちでしたが、宇城先生に教えて頂く検証は見えない気を見える形に表現しているのだと思うようになりました。ついつい技として出来るかどうかに視点がいってしまいますが、調和できるかできないかに意識を持っていかなければなりません。
 今回の合宿で自分なりのサンチンの課題が幾つか見つかりました。その課題を元にサンチンを行うと今回の合宿に参加するまでのサンチンとは比べものにならないくらい難しいものになっていました。つくづくサンチンの奥深さを感じました。毎日怠ることなくサンチンを続けて行きたいと思います。
 そして、忘れてならないのは合宿ならではの懇親会です。初めての方とも楽しくお話でき、何度もお会いしている方とはより一層親しくなり、参加する回を重ねるごとに時間の濃さと何とも言えない一体感が包んでくれる優しさが増しているように思いました。とても楽しく、心地の良いひと時でした。 仕事柄、年度末の最終土日でとても忙しく、参加するか迷いましたが、参加して本当に良かったと思う合宿でした。 宇城先生、今後も引き続き、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。